2021/09/24
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「村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
実は、今回のテーマであるアウトドアリビングを、私は自宅の中庭に設けました。
最初の画像は、自宅の屋上から中庭のアウトドアリビングを撮ったものです。
これまで17年間住み続け、毎日、アウトドアリビングを使ってきました。
その経験に基づき、本音ベースで、アウトドアリビングについて解説したいと思います。
まず、アウトドアリビングの魅力やメリット、逆に後悔した点、デメリットについて。
さらに、後悔しないためには、どういった点に注意をすればいいのかをお話します。
ぜひ、あなたの家づくりの参考にして頂ければと思います。」
屋外にありながらリビングのように使える快適な空間がアウトドアリビングです。
青空の下にあるリビングなんて、考えるだけで、ワクワクしますよね。
実は、私、自宅を新築する際に、まさに、このアウトドアリビングの導入が、一番の希望だったんです。
家づくりも、中庭のアウトドアリビングを中心に、家全体の間取りプランを行いました。
アウトドアリビングは、家に居ながら、気軽にアウトドア気分が味わえるので、本当に素敵です。
昨今のキャンプブームからか、その人気がますます高まっており、アウトドアリビングを設ける方が増えています。
私は、このアウトドアリビングを設けて、本当に良かったと感じてます。
次のパートで、私の実際の体験をベースに、アウトドアリビングをどう使っているのか、魅力やメリットをご紹介します。
しかし、中には、後悔されている方も相当数いらっしゃいます。
本記事では、皆さんが、どんな点で後悔しているのかもお話したいと思います。
さらには、どういった点に注意すれば、アウトドアリビングで後悔することを防げるのか、後悔しないための対策も解説していきます。
自宅のアウトドアリビングを17年間使い続けて感じた事を、本音でお話していきます。
ぜひ、あなたの家づくりの参考にして頂ければと思います。
アウトドアリビングを設けたいという方は多く、キャンプブームの影響もあってか本当に人気です。
しかし、せっかくアウトドアリビングを設けたのに、使い勝手が悪いとか、快適でないとか・・結局、使わなくなり、後悔されるケースも多いです。
このような失敗で後悔しないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、アウトドアリビングの導入実績があり、ノウハウもあり信頼できる業者に相談することが重要です。
きっと、あなたの家に最適なアウトドアリビングの間取りプランの提案してくれるはずです。
あなたに合った、使い勝手のいいアウトドアリビングを導入したければ、できるだけ多くの間取りプランを集め、比較検討することが重要です。
まずは、私が自宅のアウトドアリビングを、長年使ってきて感じた、魅力やメリットについてご紹介します。
実際に、私が撮った写真も交えて、具体的にお話したいと思います。
ぜひ、参考にして頂ければと思います。
アウトドアリビングのメリットでもある魅力についてお話します。
大きく6つの魅力、メリットがあり、順々に説明していきます。
まず1つ目の、アウトドアリビングの魅力、メリットです。
それは、アウトドアリビングを設けることで、リビングがより広く感じられる点です。
上の画像は、私の自宅のリビングから、中庭のアウトドアリビングの方を撮影したものです。
リビングとアウトドアリビングは、掃き出し窓の大開口部でつながっており、リビングとウッドデッキの床面も同じ高さになっています。
外と内の境界が曖昧となり、ほぼ一体化した感じで、アウトドアリビングが、リビングの一部のようになっています。
そうすることで、リビングの先に、さらにリビングがあるように見えます。
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リビングに奥行きが生まれるので視線の抜けがよく、居室から外を見た場合、視覚効果でけ広く見えます。
2つ目の、アウトドアリビングの魅力、メリットです。
こちらの画像は、自宅の屋上から、中庭のアウトドアリビングを撮ったものです。
中庭のアウトドアリビングは、それを取り囲むように、リビング・ダイニングがあり、南面の道路側には、完全に外からの視線を遮るように高い塀の壁を設けてあります。
本来、単なる外の庭であった場所が、アウトドアリビングを設けることで、そこを居室のよう使うことができる空間になっています。
外部を居室の一部に取り込み、そうすることで、限られた土地を有効活用できます。
3つ目の、アウトドアリビングの魅力、メリットは、自宅にいながら気軽にアウトドア気分を味わえる点です。
おそらく、ここが、アウトドアリビングの最大の魅力であり、メリットだと思います。
ここでいくつか、自宅のアウトドアリビングでの過ごし方を、ご紹介します。
どれもアウトドア気分を満喫しているのが、おわかり頂けると思います。
こちらは、冬の寒い時期のもので、アラジン石油ストーブを持ち出し、暖を取りながらワインを飲み食事をした時のものです。
このように、よく、このアウトドアリビングで、外の風に吹かれながら、食事をしたり、お酒やお茶を飲んだりします。
中庭には、屋外専用のテーブルや椅子が常設されているので、いつでも気軽に、アウトドア気分を満喫できます。
何気ない日常を、外で行うだけでも、気分転換できますし、アウトドア気分を満喫できます。
自宅のアウトドアリビングには、お湯のでる水場のコーナーも設けました。
外で使う食器を部屋に持ち込まず洗えますので、キャンプ料理も楽しめます。
この日は、焚火台で火を燃やし、ダッチオーブン料理を楽しみました。
アウトドアリビングは、その気になれば、まるでキャンプのようなアウトドアを楽しむこともできます。
こちらは、薪割りを行った時の様子を撮ったものです。
薪割りは、運動にもなるし、気分転換もでき、アウトドア気分を満喫できます。
こちらは、夜、焚火を楽しんだ時のものです。
普通、焚火は、キャンプ場に行って楽しむものだと思います。
しかし、アウトドアリビングであれば、家から一歩も出ることなく、焚火までも楽しむことができます。
思い立った時に、自宅で気軽に焚火ができるというのは、本当に素敵です。
ここまで本格的なアウトドアでなくても、外の光や風を感じながら、お茶を飲むだけでも、充分、アウトドア気分を楽しめます。
自宅に居ながら、気軽にアウトドア気分を味わえるのは、大きな魅力であり、メリットです。
4つ目の、アウトドアリビングの魅力、メリットは、自宅にいながら非日常を味わえる点です。
こちらの画像も、自宅の中庭アウトドアリビングですが、外構の塀によって、完全に外からの視線が遮断されています。
完全なアウトドアでありながら、まるで居室にいるかのように、くつろげる完全プライベート空間になっています。
そこには、椅子やテーブルといった屋外専用の家具も常設されており、いつでも食事やお茶を楽しめます。
最近は、テレワークで、ここで仕事をすることもあります。
人は、不思議なもので、屋外というだけで、華やかな気分、心地よくなります。
食事をしたり、お茶を飲んだり、読書をしたり・・日常を、アウトドア気分で過ごすだけで、まるでカフェにでもいるかのような非日常を感じることができます。
アウトドアリビングは、自宅にいながらにして、気軽にちょっとした非日常を味わえる、特別な空間です。
現在のコロナ禍において、自宅の中で過ごす時間が、極端に増えましたが・・
多くの方は、自宅から出られれないと、かなりストレスを感じた方が多かったと思います。
しかし、このアウトドアリビングがあったおかげで、家に居ながら、非日常を味わい、気分転換でき、気持ちの切り替えやゆとりが持てました。
日常の生活から少しだけ距離を置くことができる場所が、アウトドアリビングで、そこも大きな魅力です。
5つ目の、アウトドアリビングの魅力、メリットは、自然をより身近に感じ楽しむことができる点です。
こちらは、自宅のアウトドアリビングにあるパーゴラで、我が家のシンボルツリーでもある大きなみかんの木です。
おそらく、単なる庭木としてみかんの木があっても、その木を見て感じることは、あまりなかったと思います。
居室内と外を行き来する際に、たまにその木を見る程度であったと思います。
しかし、アウトドアリビングがあることで、その木との距離感が、ぐっと近くなったような気がします。
アウトドアリビングで食事をしたり、お茶を飲んだり・・過ごす際には、常に、自分の近くにみかんの木があり、その木を見て感じます。
また、外の風や、太陽の光、さらには、鳥の鳴き声・・自然を身近に感じることもあります。
アウトドアリビングがあることで、自然との距離が近くなり、自然をより楽しむことができるようになりました。
ここも大きな魅力であり、メリットだと思います。
6つ目の、アウトドアリビングの魅力、メリットは、子供やペットの安全な遊び場として活用できる点です。
アウトドアリビングは、外部からの視線を遮り、外部からの侵入を防ぐよう間取りプランを工夫することで、その場所で小さな子供やペットを、安全に遊ばせることができます。
実際、私の自宅でも、子供が小さい頃は、そこにビニールプールを出して、よく遊ばせていました。
外からは守られた、完全なプライベート空間なので、安心して、子供を遊ばせることができました。
現在は、勝手に、外に出ることができないよう柵を設けることで、トイプードルのペットを遊ばせる場所に活用しています。
ちなみに、子供もペットも、外で遊ぶのは気持ちがいいのが、そこで過ごす際は、とても楽しそうです。
ある意味、人間と同じですね。
次に、アウトドアリビングで後悔することが多い点、デメリットについて解説します。
こちらも、私の経験に基づき、本音でお話したいと思います。
アウトドアリビングで後悔することが多い点、デメリットは、次の通り主に4つあると思います。
それでは、順々に解説していきます。
1つ目のアウトドアリビングで後悔することが多い点・デメリットは、意外と気になる虫の存在です。
特に夏の季節の蚊が、頭を悩ませます。
アウトドアリビングは、完全に外の空間なので、自然が身近であり、虫がいるのも当然です。
食事をしたり、お茶を飲んだりする際に、虫が飛んでくるもの仕方がありません。
しかし、この虫、夏場の蚊は、正直、アウトドアリビングで過ごす際に、一番気になります。
私は、虫よけスプレーや蚊取り線香等を使って、虫対策をしていますが・・
虫が飛ぶのも、自然なので当然と、考えるのが一番かと思います。
ただし、極端な虫嫌いの方であれば、アウトドアリビングを設けても、後悔するだけかもしれません。
ご注意ください。
2つ目のアウトドアリビングで後悔することが多い点・デメリットは、コストと手間がかかる点です。
アウトドアリビングを設けるには、単なる庭のままの状態ではダメです。
外の視線を遮るよう、外構の塀をより高くするとか、より多くの植栽を植えるとか、何らかの工夫が必要です。
また、私の自宅のように、快適なアウトドアリビングにするために、ウッドデッキを設けるケースも多いです。
いずれにしても、外構コストが高くなりますので、初期費用を多めに考えておく必要があります。
さらに、上の画像をご覧頂きたいのですが、こちらは、自宅のウッドデッキをメンテナンスを行っている時のものです。
ウッドデッキは、オイルステインを定期的に塗装する必要があり、業者に依頼をすると、費用が高くなるので、毎年、自分で行っています。
直射日光や雨風に直接さらされるので、何もやらずに放置をすれば、どんどん汚れ、劣化が進みますので、定期的なメンテナンスが、どうしても必要になります。
当然、メンテナンスには、費用がかかりますし、手間です。
快適なアウトドアリビングとしての状態を維持するには、それなりの費用も発生しますし、手間もかかります。
3つ目のアウトドアリビングで後悔することが多い点・デメリットは、想像していたよりもくつろげない点です。
私も自宅のアウトドアリビングを、長年使っていて、この点が一番気になりますので、よく理解するようにしてください。
アウトドアリビングは、リビングと言っても、完全な外の空間、屋外です。
当然、一切、外の事を気にせず過ごせる居室内とは違います。
アウトドアリビングでの会話や音が、外に漏れる可能性もあります。
会話の内容が、近所の方に丸聞こえなんて、かなりのストレスだし、絶対に避けたいですよね。
会話の内容に気をつける必要がありますし、音量にも配慮する必要があります。
また、アウトドアリビングでBBQや焚火を行えば、煙が外に流れたり、匂いが外にもれたりしないか、気になりますよね。
周りの家で洗濯物が干されていたら、煙やBBQの匂いがついてしまうのではないかと心配になります。
匂いについても、ご近所に迷惑がかからないよう、ある程度は配慮が必要があります。
さらに、アウトドアリビングで過ごす様子が、外から見られてしまうこともあり得ます。
塀や植栽等で、視線を遮るよう工夫はしますが、それでも見られることがないのか気にする必要はあります。
アウトドアリビングは、完全なプライベート空間ではないこと、居室のようにくつろぐ場所ではないことを、よく理解し、行動する必要があります。
そうでないと、せっかくアウトドアリビングを設けても、後悔することになるので、注意が必要です。
4つ目のアウトドアリビングで後悔することが多い点・デメリットは、使用できる期間が短すぎる点です。
アウトドアリビングは、完全に外なので自然の影響を直接受ける空間であり、夏は暑く、冬は寒いです。
当然、屋外なので冷暖房もありませんので、夏は蒸し暑く、冬は寒すぎて、快適に過ごせず、使えないというケースもあり得ます。
ただ・・
暑い夏は、日中は無理でも、涼しくなる朝や夕方に使うとか、冬場は、日差しのある暖かい日中に使うとか、使用時間を調整することで、快適に使えたりします。
アウトドアリビングは、あくまでも屋外なので、冷暖房のある居室とは違います。
季節によっては、快適に使えない場合もあることを、理解しておきましょう。
ここも、過度に期待をすると、使用できる期間が短すぎると、後悔することになるので、注意が必要です。
確かに、前のパートでお話した通り、アウトドアリビングには、後悔するポイント、デメリットがいくつかあります。
しかし、アウトドアリビングには、大きな魅力がありメリットもあります。
ここで、どこに注意をすれば、イメージ通りの素敵なアウトドアリビングにできるのかについて解説したいと思います。
アウトドアリビングで後悔したくない方は、これから説明することを、しっかり理解するようにしてください。
ここからは、長年、自宅のアウトドアリビングを使ってきて感じたことをベースにお話します。
快適に過ごせる、イメージ通りのアウトドアリビングの条件は、ズバリ、3つあると思います。
それぞれについて簡単に解説しておきます。
当然ですが、屋根がなく青空の下の、開放的なアウトドア空間であることが大前提です。
さらに、風通しがよく、日差しもあるのが望ましいです。
北側の暗く、ジメジメ湿気のある場所では、快適なアウトドアリビングは無理です。
私の自宅のアウトドアリビングは、南側にあり、日当たりも良く、明るく風通しが良く、本当に快適に過ごせます。
アウトドアリビングは、いつでも思い立った時に、気軽に利用できる必要があります。
私の自宅のケースもそうですが、リビングと隣接しているのがベストです。
リビングに隣接していれば、リビングでくつろぐように、気軽にアウトドアリビングを使えますよね。
リビングから離れた場所にあり、移動するのに手間だと、結局、その場所は使わなくなるケースが多いです。
アウトドアリビングは、家族が、最も長く過ごすであろうリビングに、できるだけ近い場所に設けるのがおすすめです。
3つ目のポイントは、プライバシーの確保です。
特に、外からの視線は遮ることは重要です。
他人から見られていると思うと、そこでくつろぐ事は、絶対に無理ですよね。
アウトドアリビングでの会話や音が外に漏れたり、匂いが外部に流れるのは、多少の配慮で、何とかなりますよね。
しかし、他人の視線を遮るのは、簡単ではありません。
家の間取りを工夫するとか、外構の塀や植栽を工夫するとか、専門の業者に相談し、しっかり対策する必要があります。
ちなみに、私の自宅のアウトドアリビングは、南面の通り側には、外壁と同じような材質の塀があります。
かなりしっかりした塀であり、視線だけでなく、ある程度、音漏れも防げます。
以上、17年間住み続けた自宅のアウトドアリビングの経験をベースに本音で解説をしました。
アウトドアリビングについて、参考になりましたでしょうか。
それでは、最後にまとめまです。
まず、アウトドアリビングは、魅力がいっぱいあり、それがあるだけで、暮らしが豊かになります。
本記事では、6つの魅力、メリットについてお話しました。
しかし、一方で、アウトドアリビングで後悔される方、ある意味デメリットもあります。
アウトドアリビングは、あくまでも屋外であって、居室ではありません。
あまり過度に期待をすると、後悔することになると、お話しました。
本記事では、次の4つについて解説をしました。
そして、最後に、快適なアウトドアリビングの条件についてお話しました。
私も自宅にアウトドアリビングを導入する際には、最も注意した点です。
本記事では、次の3つのポイントについて解説しました。
何度も申し上げ恐縮ですが、アウトドアリビングは、本当に快適な空間です。
アウトドアリビングがあるだけで、その家での暮らしが、何倍も快適に、楽しくなります。
アウトドアリビングを、単なる憧れで終わらせるのではなく、これを機会に、ぜひ、あなたの家づくりで検討してみてください。
その際には、私も利用しましたが、以下のサービスが役立つと思います。
アウトドアリビングを設けたいという方は多く、キャンプブームの影響もあってか本当に人気です。
しかし、せっかくアウトドアリビングを設けたのに、使い勝手が悪いとか、快適でないとか・・結局、使わなくなり、後悔されるケースも多いです。
このような失敗で後悔しないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、アウトドアリビングの導入実績があり、ノウハウもあり信頼できる業者に相談することが重要です。
きっと、あなたの家に最適なアウトドアリビングの間取りプランの提案してくれるはずです。
あなたに合った、使い勝手のいいアウトドアリビングを導入したければ、できるだけ多くの間取りプランを集め、比較検討することが重要です。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。