階段の途中に設けるスキップフロアの魅力とは?施工例で解説!

階段の途中に設けるスキップフロアの魅力とは?施工例で解説!

 

階段の途中に設けるスキップフロアの魅力とは?施工例で解説!

2021/06/13

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験が多数あります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームも何度も行ったことがあります。
その家づくりの経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、階段の途中に設けるスキップフロアについて取り上げます。

 

実際に、階段途中に設けたスキップフロアの施工例と間取りをご紹介し、その上で、スキップフロアの魅力、メリットについて解説したいと思います。


 

 

 

スキップフロアには、様々なメリット、魅力があり、家づくりをお考えの方には、かなり人気があります。

 

今回は、2階建てのお宅で、2階への階段の途中に設けたスキップフロアの施工例、間取りをご紹介した上で、スキップフロアに、どのようなメリット、魅力があるのかを、具体的に解説したいと思います。

 

ちなみに、このスキップフロアは、平屋を建てる方にも注目のアイテムです。

 

なぜ、平屋にスキップフロアの導入を検討される方が多いのかは、次の記事をお読み頂ければ、おわかりいただけると思います。

 

ぜひ、こちらの記事もあわせてお読みください。

 

 

これから家づくりをお考えの方は、本記事は、おおいに参考になる内容です。

 

ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。

 

 

 

 

 

スキップフロアは、光の入り方、空気の流れ、音の響き方のコントロール、プライバシーの確保など、一般的な戸建ての家以上に注意すべき点が多いです。

 

1つでもうまくいかないと、スキップフロアをつくってみたが、実際使ってみたら、問題があり、使い勝手が悪くなってしまいます。

 

せっかくスキップフロアを導入したのに、とても残念なことです。

 

このような失敗をしないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、スキップフロアの導入実績が豊富にあり、ノウハウもあり、スキルの高い信頼できる業者に相談することが重要です。

 

きっと、あなたの家に最適な、使い勝手のスキップフロアの間取りプランの提案してくれるはずです。

 

 

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階段途中のスキップフロアの施工例をご紹介!

 

 

 

まずは、階段の途中に設けたスキップフロアの施工例を、4つご紹介します。

 

どのスキップフロアも快適に使え、素敵なものばかりで、あなたの家づくりに参考になると思います。


 

 

 

書斎・ワークスペース・スタディコーナーをスキップフロアに設けた施工例

 

 

 

1つ目の施工例をご紹介します。

 

こちらは、リビングから2階に上がる階段の途中にスキップフロアの書斎・ワークスペースを設け施工例です。

 

大きな造り付けの机があり、収納もあるため、ここで効率よく、気持ちよく仕事ができそうです。

 

階段を4段上がるスキップフロアなので、リビングとの距離も近く、常に家族の気配を感じることができます。

 

また、書斎・ワークスペースに居ながら、家族と会話もすることもできます。

 

一方で、リビングとは近いのですが、程よい高低差、段差があり、机の前にも仕切りがあるので、リビングからゆるく仕切られた独立した空間になっています。

 

完全な個室ではありませんが、隠れ家的な、個室感ある空間なので、ここでの作業にも集中できそうです。

 

リビングから、よく見えるため、ここを、子供たちのスタディーコーナーに使うのにもいいです。

 

家事をしながら、子供たちの勉強の様子をチェックできるのは、とても便利です。

 

 

 

 

 

 

2つ目の施工例をご紹介します。

 

こちらも、1つ目の施工例と同様、書斎・ワークスペースをスキップフロアに設けています。

 

仕事をしたり、読書をしたり、子供たちが勉強をしたり、いろいろな目的で使えそうです。

 

キッチンからも、このスキップフロアの空間は見えるので、小さな子供を、ここで勉強されるのに最適です。

 

子供の勉強の様子を見ながら、キッチンで料理などの家事を行うことができ、効率よく家事を行えそうです。

 

こちらのスキップフロアは、机の前に仕切りがなく、さらに広いため、1つ目の施工例と比べると、多少、開放的な空間になっています。

 

しかし、リビングダイニングとは、高低差、段差があることで、ゆるく仕切られており、パーソナルな空間なので、ここで仕事に集中することもできます。

 

 

 

 

家族共有のくつろぎ空間をスキップフロアに設け、下を収納にした施工例

 

 

 

3つ目の施工例をご紹介します。

 

こちらは、キッチン・ダイニングのすぐ近くにあるスキップフロアで、家族がくつろげるセカンドリビング的な空間になっています。

 

2階に上がる階段を、6段上がるとスキップフロアになっており、そこから階段で、さらに2階に上がることができます。

 

高低差、段差があるスキップフロアによって、空間に多様性が生じ、豊かになります。

 

こちらの施工例でも、キッチン・ダイニングの空間が、とても魅力的で、おしゃれな空間になっているのが、おわかり頂けると思います。

 

また、スキップフロアの上の大きな窓から、光も差し込み、スキップフロアの空間だけでなく、キッチン・ダイニングも明るく快適な空間になっています。

 

視線の抜けもいいので、空間がより広く感じられます。

 

スキップフロアの下が収納になっており、扉もついているので、何でも、ここに収納できそうです。

 

 

 

 

 

 

4つ目の施工例をご紹介します。

 

こちらのスキップフロアも、3つ目と同様、家族皆でくつろぐ、セカンドリビング的な空間になっています。

 

階段を6段上がるとスキップフロアになっていて、この高低差、段差があることで、1階の空間の表情がより豊かになり、おしゃれになっています。

 

吹き抜けのスキップフロアによって、縦方向に視線の見切りが良くなっており、より空間が広く感じます。

 

こちらの1階の空間とゆるく仕切られている、スキップフロアは、いろいろな目的で使えそうです。

 

家族皆でくつろぐにもいいですし、一人で、作業をするのにも良さそうです。

 

階段途中のスキップフロアの間取りをご紹介!

 

 

 

 

 

それでは次に、階段の途中に設けたスキップフロアの間取りを、2つご紹介します。

 

どの階段途中のスキップフロアも、よく考えられた素晴らしい間取りです。

 

ぜひ、あなたの家づくりに参考にして頂ければと思います。


 

 

 

スタディコーナーをスキップフロアにし、下を収納を設けた施工例

 

 

出典:ネクストハウスグループ 【アクティエ】

 

間取り 5K以上
延床面積 188.91m2(57.1坪)
敷地面積 751.47m2(227.3坪)

 

 

こちらは、ダイニングから2階に上がる階段の途中にスキップフロアのワークスペースがある間取りです。

 

スキップフロアの上は吹き抜けになっており、大きな窓もあります。

 

窓から日が差し込み、部屋全体が隅々まで明るく、日中は全く照明がいらないです。

 

この吹き抜けのスキップフロアがあることで、視線の抜けが良くなり、LDK全体の空間が、より広く感じられます。

 

キッチンからもスキップフロアを見ることができるので、子供の勉強の様子を見ながら、料理もでき家事動線がいいです。

 

スキップフロアの下が、半地下のマルチスペースになっています。

 

広さは、2畳程あるので、様々なモノが収納できそうです。

 

 

 

 

家族共有のセカンドリビングを設けた施工例

 

 

出典:トモノ建築設計事務所の建築実例詳細

 

間取り 4LDK以上
延床面積 99.98m2(30.2坪)
敷地面積 263.85m2(79.8坪)

 

 

こちらは、1階リビングから2階へ上がる階段の途中に、スキップフロアのセカンドリビングを設けた間取りです。

 

これまでの施工例、間取りのスキップフロアと異なり、こちらの間取りでは、かなり広いスキップフロアです。

 

子供が小さい時は、子供の遊び場として使い、将来的には、家族のセカンドリビングとして活用するそうです。

 

間取りでは、キッチンの真正面方向に、スキップフロアがあります。

 

ここで、子供を遊ばせれば、子供の様子を見ながら、料理等の家事を行うことができ、効率よく家事の行える間取りです。

 

スキップフロアの魅力、メリットとは?

 

 

 

 

 

以上、階段の途中に設けたスキップフロアの施工例を4件、間取りを2件ご紹介しました。

 

スキップフロアが、いかに魅力的で、メリットがあるか、おわかり頂けたと思います。

 

ここで、スキップフロアのメリット、魅力について、まとめたいと思います。

 

ぜひ、あなたの家づくりに参考にして頂ければと思います。


 

 

スキップフロアの魅力、メリットは、大きく4つあると思います。

 

順々に解説していきますので、参考にしてください。

 

 

 

家族の気配を感じることができる

 

スキップフロアの魅力、メリットの1つ目は、家族の気配を感じることができる点です。

 

スキップフロアは、完全な仕切りを設けるのではなく、高低差、段差を設けることで、1つの空間をゆるく仕切ります。

 

個室感覚の空間ではあっても、常に、家族の気配を感じることができます。

 

先程、施工例や間取りでもご紹介しましたが、スキップフロアのワークスペースは、家族と会話もできる距離感にあって、常に家族の気配を感じながら、集中して仕事や作業ができます。

 

以上が、スキップフロアの1つ目の魅力、メリットです。

 

 

 

 

遊び心あふれる空間をつくることができる

 

スキップフロアの魅力、メリットの2つ目は、遊び心あふれる空間をつくることができる点です。

 

スキップフロアは、1つの空間を、高低差、段差を設けることで仕切り、間取りを工夫することで、隠れ家的な個室感のある空間、遊び心があふれる素敵な空間をつくることができます。

 

小さな子供も、大人も、この空間には、ワクワクすると思います。

 

施工例や間取りでもご紹介した、スキップフロアの書斎やワークスペース、子供のスタディーコーナー、セカンドリビングですが・・

 

ぜひ、そこに行ってみたくなるような、どれも、遊び心あふれる素敵な空間です。

 

以上が、スキップフロアの2つ目の魅力、メリットです。

 

 

 

 

空間全体をおしゃれにすることができる

 

スキップフロアの魅力、メリットの3つ目は、空間全体をおしゃれにすることができる点です。

 

同じ空間を高低差、段差を設けることで、仕切るスキップフロアは、空間に多様性が生じさせ、表情を豊かにします。

 

施工例や間取りでも紹介しましたが、スキップフロアのあるリビングやダイニングの空間が、とてもおしゃれな空間になっています。

 

また、縦方向に空間を設けるスキップフロアは、視線の抜けが良く、広がりを感じさせる効果があり、空間全体が、実際の床面積よりも広く感じられます。

 

施工例や間取りでも紹介しましたが、スキップフロアの上を吹き抜けにし、窓を設けると、空間がより広く、明るく快適になります。

 

家に誰を呼んでも、自慢したくなるようなおしゃれで、快適な空間を、スキップフロアを設けることで、つくることができます。

 

以上が、スキップフロアの3つ目の魅力、メリットです。

 

 

 

 

空間を有効活用できる

 

スキップフロアの魅力、メリットの4つ目は、空間を有効活用できる点です。

 

スキップフロアは、横方向ではなく、縦方向に空間をゆるく仕切るので、空間をより有効活用できます。

 

狭い土地に建つ狭小住宅では、横方向に広げる間取りは難しいですが、スキップフロアであれば、空間をつくることが可能です。

 

平屋も、居住空間が1階だけなので、狭小住宅と同様、横方向の間取りには、限界があります。

 

しかし、スキップフロアであれば、縦方向に空間をつくるので、平屋に導入すれば、より空間を有効活用できます。

 

スキップフロアは、廊下を設ける必要がないので、その点でも、より空間を有効活用できます。

 

また、施工例や間取りでもご紹介しましたが、スキップフロアの下に、収納スペースを設けることもできます。

 

収納スペースには、1階から出入りできるので、重たいモノでも、楽に収納できます。

 

狭小住宅や平屋では、収納スペースを確保するのが難しいので、その点でも、スキップフロアは、大きなメリットがあります。

 

以上が、スキップフロアの4つ目の魅力、メリットです。

 

まとめ

 

 

 

 

 

以上、階段の途中に設けるスキップフロアの魅力、メリットについて解説をしました。

 

最後に1つ注意点をお話します。


 

 

 

階段の途中に設けるスキップフロアの施工例、間取りをご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?

 

スキップフロアが、いかに魅力的で、メリットが多いか、おわかり頂けたと思います。

 

あなたも、これから始める家づくりで、ぜひ、スキップフロアを導入してみたい。

 

ぜひ、検討してみようかと思われたのではないでしょうか?

 

ここで、とても重要な点を、注意点をお話しておきます。

 

それは、スキップフロアの設計・施工には経験が必要だということです。

 

スキップフロアをどこに設けるのがいいのか、外光の入り方、空気の流れ、音の響き方、臭いの影響、さらには、プライバシーの確保・・・・など、様々な点を検討する必要があります。

 

1つでも問題があると、まず間違いなく、理想の満足できるスキップフロアをつくることは難しく、全ての点を確実にクリアする必要があります。

 

また、このスキップフロアの出来上がりを、平面図だけでイメージするのは難しく、できれば、立体画像や模型をつくってもらうのがいいです。

 

そういった点に全て対応できる施工業者は、正直、かなり限定されてきます。

 

ただ、ここは妥協しないで、ぜひ、設計はもちろんのこと、施工に慣れている業者を選定するようにしてください。

 

本記事を参考に、ぜひ、あなたに最適な、使い勝手のいい、素敵なスキップフロアをつくってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキップフロアは、光の入り方、空気の流れ、音の響き方のコントロール、プライバシーの確保など、一般的な戸建ての家以上に注意すべき点が多いです。

 

1つでもうまくいかないと、スキップフロアをつくってみたが、実際使ってみたら、問題があり、使い勝手が悪くなってしまいます。

 

せっかくスキップフロアを導入したのに、とても残念なことです。

 

このような失敗をしないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、スキップフロアの導入実績が豊富にあり、ノウハウもあり、スキルの高い信頼できる業者に相談することが重要です。

 

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もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。


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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報