村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、コンテナハウスの間取りについて、具体的な間取り図も紹介し解説していきます。
コンテナハウスの外観・内装については、次の記事で解説をしました。
これら記事では施工例も紹介しましたので、よくおわかり頂けたと思いますが、コンテナハウスは、通常の建築物では実現不可能なレベルの斬新なデザインも可能だということです。
アイディア次第で、何倍もおしゃれな外観にできますし、内装も素敵なものにすることができます。
実は、コンテナハウスは間取りについても、同様の事が言えます。
例えば、通常の建築では不可能なレベルで、大開口を設けたり、建物内部に大空間を設けたりする間取りが可能です。
本記事では、コンテナハウスの間取りについて、具体的な間取り図も紹介し解説したいと思います。
間取りにおいても、通常建築では不可能なレベルのものでも可能です。
コンテナハウスの家づくりをお考えの方には、おおいに参考になる内容です。
ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
もし、あなたが、コンテナハウスを検討されていて、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
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まず最初に、コンテナのサイズについて解説しておきます。
コンテナハウスを構成する1つ1つのコンテナのサイズは、全体の間取りを考える上で、ぜひ理解しておくべきことだからです。
コンテナハウスの建築には、建築用に開発された専用のコンテナモジュールを使います。
1つ1つのコンテナモジュールを組み合わせ設置することで、コンテナハウスを建築します。
つまり、コンテナハウスの全体の間取りを考える場合、1つ1つのコンテナモジュールのサイズを知っておく必要があるということです。
モジュールの建築専用コンテナは、主に20フィートと 40フィートの2種類あって、その通常の規格コンテナのサイズ、面積は、以下の通りです。
建築用コンテナ | サイズ( 長さ×幅×高さ) | 面積 |
---|---|---|
20フィートコンテナ | 6.058×2.348×2.591(m) | 14.2㎡ |
40フィートコンテナ | 12.192×2.348×2.591(m) | 29.7㎡ |
なお、高さについては、さらに30㎝ほど高いハイキューブコンテナを選択することも可能です。(長さ・幅は同じ)
コンテナの高さは、一般住宅の天井高に比べると少し低く、その点をデメリットを思われる方もいると思います。
その場合には、少しコストは高くなりますが、ハイキューブのコンテナを使用されるといいです。
次の記事で解説しておりますので、参考になさってください。
それでは、コンテナハウスの間取りにについて解説しましす。
コンテナハウスでは、どういった間取りが可能なのか、施工例も紹介しながらお話します。
コンテナハウスは、個々のコンテナをモジュールを組み合わ配置することで全体を建築するものです。
用途によってはコンテナ1つでも十分な広さを確保した快適な間取りが可能です。
こちらは、ホームオフィス・書斎専用のコンテナハウスです。
仕事や勉強するのには、広く使い勝手のいい間取りになっています。
後ほど、具体的な間取り図をご紹介しますが、20フィートのコンテナたった1つでも、そこで寝泊りする居住用の間取りも可能です。
20フィートのコンテナ1つとなると、面積はかなり狭いですが、驚くようなアイディアで、居住用のコンテナハウスを実現しています。
ここからも、コンテナハウスの間取りの無限の可能性を感じます。
こちらは、コンテナハウスの美容院BROOKLYN HAIRです。
複数のコンテナを横に並べ接続させることで、広い店内の間取りになっています。
こちらは、複数のコンテナをL字型に横に並べたコンテナハウスです。
ウッドデッキを中心とした、開放的で快適な間取りが可能です。
ウッドデッキに向けて、大開口が設けられていますが、コンテナであれば壁に開口部を設けても耐久性が損なわれないため、ここまで開放的にできます。
このように、コンテナの特性を上手に活用することで、通常の建築では無理な程、開放的な間取りも可能です。
こちらは、20フィートのコンテナ2つを、横に並べた居住用のコンテナハウスです。
20フィートのコンテナを横に連結させることで、開放感あるリビングの間取りになっています。
こちらは、2階建てのコンテナハウスのガレージハウスです。
7つものコンテナを、1階に3つ、2階に4つ使っております。
コンテナハウスは、複数のコンテナを横に並べるだけではなく、縦方向に並べることで、二階建や三階建も可能です。
建築専用コンテナは、建築基準法上の高い強度を持つため、縦に積み重ねることもできます。
ちなみに、こちらのガレージハウスですが、ガレージのシャッターの開口部が、かなり大きいです。
ここまでの開放的にできるのは、コンテナであれば壁に開口部を設けても耐久性が損なわれないためです。
こちらは、「レアチーズケーキ」で、全国的にも有名な押川春月堂さんの高鍋店のコンテナハウスです。
複数のコンテナが横に、縦に組み合わせ配置されており、外観だけでなく、間取りも素敵です。
間取りは、広い店内も素敵ですが、屋上もあったりして、とても開放的で素敵です。
こちらは、2つの20フィートのコンテナを両端に配置し、その中央部に広いウッドデッキの屋根のある間取りのコンテナハウスです。
2つのコンテナを接するように組み合わせ配置するのではなく、コンテナとコンテナの間を大梁で繋ぎ、その間に大きな空間を設けています。
この方法であれば、少ないコンテナでより広い空間を作り出す間取りも可能です。
アイディア次第では、さらに広い空間の間取りも可能です。
例えば、2 段に重ねたコンテナを四方に囲むように配置することにより、中心部に広大な空間を確保する間取りにできます。
このようにコンテナを斜め置きに配置することで、斬新で独創的なデザインの形状も建物にすることが可能です。
この場合、天井をかなり高くした開放的な間取りも可能です。
こちらは、ぱいぬ島リゾート 石垣島 | コテージタイプのグランピングリゾートホテルです。
右側の建物はカフェですが、コンテナを斜め置きにすることで、かなりインパクトある外観です。
かなり天井高のある開放的で明るい店内の間取りにできます。
コンテナハウスは、コンテナを斜め置きに配置することもでき、より自由なデザイン・間取りが可能です。
次に、コンテナハウスの具体的な間取りプランを、いくつかご紹介します。内装が2パターンある話をします。
ぜひ、参考にして頂ければと思います。
出典元:ニセコ・倶知安のコンテナハウス販売施工/ノースファイン・プランニング
こちらは、たった20フィートのコンテナ1つからなる、居住用のコンテナハウスの間取りです。
こちらの間取りを見て行きます。
まず、玄関入ってホール右側に、トイレ洗面も付いたユニットバスが配置され、水回りがここに集約されています。
そして、ホールの奥に、約6帖の洋室があります。
この限られた空間の洋室に、キッチン、ダイニング、リビングの機能を集約しており、ここがLDKです。
さらに、洋室にロフトを設け、そこにベッドを置き、寝室の機能も、この洋室にはあります。
たった1個の20フィートのコンテナを使ったコンテナハウスですが、ここまでの間取りが可能というのは、正直驚きです。
コンテナハウスは、アイディア次第で、いろいろな間取りが可能であることが、よくおわかり頂けたと思います。
こちらは、20フィートのコンテナを2つ使ったコンテナハウスのフラワーショップの間取りです。
店内には、奥にトイレがあって、他は全てショップで、かなり広いです。
店の前に広い屋根付きのデッキがあって、そこに商品のお花も陳列でき、本当に素敵です。
さらに室内とデッキを出入りできる大開口もあって、とても明るく開放的な雰囲気のショップです。
間取りは、とてもシンプルですが、外観も含め、とても素敵なショップに仕上がっています。
出典元:GUESTROOM ゲストルーム|藤乃煌 富士御殿場 FUJINOKIRAMEKI
こちらは、20フィートのコンテナが3つ使われたコンテナハウスの間取りです。
富士山の裾野にあるグランピング施設で、大型キャビンです。
間取りは向かって左が、コンテナ1つ分で、ダイニングとトイレ、洗面の水回りがあって、そして右側が、コンテナ2つ分の寝室となっています。
かなり広く、実に贅沢な寝室ですが、快適に眠れ、非日常感を楽しめると思います。
そして、コンテナとコンテナの間は、コンテナ2つ分ほどはある広いウッドデッキで、そこにはジャグジーバスがあります。
そこは、普段は屋根もなく、フルオープンなので、本当に気持ちのいい空間です。
ちなみに雨が降った場合には、布製の屋根をかけることができるので、全天候で快適に過ごせる間取りになっています。
既にお話した通り、コンテナハウスは、2つのコンテナを離して配置し、コンテナとコンテナの間を大梁で繋ぎ、その間に大きな空間を設ける間取りが可能です。
こちらの間取りは、コンテナハウスならではのメリットが最大限活かされた間取りであり、とても参考になると思います。
さらに、コンテナハウスの前面には、居室以上の広いウッドデッキがあって、開放的で本当に気持ちのいいコンテナハウスです。
藤乃煌 富士御殿場 FUJINOKIRAMEKIが、かなり人気あるというのが、こういった間取りからもよくわかります。
出典元: コンテナハウス・トレーラーハウスなら【クレイドルキャビン】
こちらは、20フィートコンテナを6個使用した家で、1階に3つのコンテナ、2階にも3つ使用したコンテナハウスの間取りです。
間取りは、1階に、広いLDKがあり、北側に、風呂洗面がある間取りです。
そして、1階のLDKを通って階段を上ると2階で、2階は、WICのある広い主寝室、もう1部屋洋室があって、広いファミリークローゼットもあります。
ファミリークローゼットは子供部屋にも使えるので、夫婦+子供2人の4人家族でも快適に暮らせる間取りです。
このように、こちらのコンテナハウスは、通常の家と全く同じような間取りです。
コンテナハウスは、通常の住宅と大きく異なる点もありますが、通常の住宅と同じような間取りも可能です。
モジュールのコンテナを組み合わせ配置するのがコンテナハウスですが、そのコンテナに、うまくはまれば、どんな間取りでも可能だということです。
以上、コンテナハウスの間取りについて、具体的な間取り図も紹介し解説しました。
参考になりましたでしょうか?
コンテナハウスは、建築用に開発された専用のコンテナモジュールを使い、1つ1つのコンテナモジュールを組み合わせ設置することで建築します。
コンテナの組み合わせ配置の仕方によって、本当に様々な間取りにすることが可能です。
むしろ、通常の住宅より、可能性は高いとも言えます。
例えば、コンテナは壁に大きな開口部を設けても耐久性が損なわれない構造になっています。
そのため、壁一面を開口部にすることもでき、通常の住宅では実現できない程、明るく開放的な間取りにもできます。
アイディア次第で、コンテナハウスの間取りは、いくらでも快適で素敵なものにすることが可能です。
コンテナハウスは、とても自由度が高いので、依頼する施工者によって、全く異なる家になります。
もし、あなたが、コンテナハウスで家づくりをされるなら、ぜひ、できる限り、多くの間取りプランを集められるといいです。
複数の業者から、多くの間取りブランの提案を受け、そして比較検討することで、あなたの理想に近い、より良い間取りの家に仕上げることができるからです。
繰り返し申し上げます!
コンテナハウスの家づくりを成功させるには、まずは、できる限り多くのプランを集めることが、とても重要です。
多くのプランを比較検討することで、より満足度の高い家にすることができます。
そのために、私も家づくりで利用したことがありますが、以下でご紹介するサービスを利用されるのも、一つの方法です。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ぜひ、あなたの家づくりを成功させてください。
もし、あなたが、コンテナハウスを検討されていて、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
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家づくりに役立つ情報を、短時間に効率良く、確実に集めることができる「タウンライフ家づくり」です。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。