村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、20畳のリビング(LDK)のレイアウトについて解説します。
20畳ともなると、かなり広いリビング(LDK)になりますので、どのような家具を置くのか・・かなり自由にレイアウトできます。
広い空間であるがゆえに、皆さん、結構、家具や装飾のレイアウトで悩まれているようです。
次の記事でデメリットとして解説していますが、20畳のリビング(LDK)のレイアウトは、かなり難しいです。
広い空間であるため、家具や装飾が少ないと、殺風景で寂しい印象に なるとか、家具のレイアウト等、部屋全体のコーディネートが難しいようです。
そこで、本記事では、20畳のリビング(LDK)を、広さを活かした快適なレイアウトにするには、どういった点に注意すべきかを解説します。
あなたの家づくりの参考になると思いますでので、ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
本記事の内容:
誰もが、広いリビングに憧れます。
私も自宅の家づくりで、リビングをできる限り広くするよう重視しました。
しかし、予算の都合や間取りの都合で、要望通り行かない場合もあります。
ただ・・ここであきらめるのは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、リビングを広く見せるノウハウがあるところもあります。
家づくりで、リビングを広くしたければ、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
まず、家具選びとレイアウトで注意すべきポイントについて解説します。
20畳のリビング(LDK)の広い空間に、家具・装飾品等をバランスよく配置し、広さを活かした快適なレイアウトにするために事前に確認すべき点を解説します。
それは、リビング(LDK)で、どのような家族が、どのように暮らすのか、何をしたいのか・・できる限り具体的かつ詳細に確認することです。
これは、あくまでも例ですが、ご自分のケースに合わせて、細かに確認していきます。
例えば、幼い小さな子供がいるのであれば、家事をしながら見守れる場所に、大きめのラグを敷いてそこを遊び場にするとか。
仕事や勉強をしたいのであれば、リビングの一角に机を置き、コーナーを設けるとか。
来客が多いのであれば、ソファを大きめのものにするとか、ソファに座るよりも床で寛ぐ方が好きであれば、家具類の選び方も大きく変わってきます。
そして、事前確認した内容に応じて、食事エリア、家族のくつろぎエリア、子供の遊ぶエリア、仕事や勉強をするエリア・・エリア毎に、どういった家具類をどのようにレイアウトしていくかを考えていきます。
20畳のリビング(LDK)にレイアウトする家具類、装飾はいろいろ考えられますが、一番重要なのはソファです。
ソファのデザインは、ロースタイルにするのか、背もたれが高いハイバックスタイルにするのか、コンパクトタイプ、それともスタンダードタイプのものにするのか?
また、ソファの形は、上の画像のようにコーナータイプにするのか?
それとも上の画像のようなシンプルにストレートタイプにするのか?
または、上の画像のように脚を前に伸ばしてのんびりと寛げるカウチソファにるのか?
まずは、どのようなデザイン、形のソファにするかを決め、その後に、ソファの向き、配置を決めます。
ソファの配置が決まると、テレビの位置も決まり、その他の家具類(センターテーブル、収納棚、ダイニングテーブル等)も、スムーズに決めることが可能です。
メインのソファを決め、続いてテレビ、センターテーブル、収納棚、ダイニングテーブルと決めますよね。
ただ家具類を、リビング(LDK)にレイアウトをしても、20畳と空間が広いので、何か物足りなく味気ないような、殺風景な感じになりがちです。
そこで重要になってくるのが、装飾品のレイアウトです。
例えば、上の3つの画像のように、アクセントになるような観葉植物、絵画、照明を、家具と家具の空間に置くだけで、部屋の雰囲気が、おしゃれに変わります。
次に、20畳のリビング(LDK)全体の全体のコーディネートで注意すべきポイントについて解説します。
ここは、とても重要なので、しっかり理解するようお願いします。
LDKのカラーコディネートで、ぜひ注意して頂きたいのが、リビングとダイニングのカラーです。
2つの空間が、それぞれ全く用途が異なり、さらに間が離れているという理由で、別々に全く違うカラーでコディネートされる方がいます。
この場合、何かちぐはぐした、まとまりのない、ダサい雰囲気になる可能性があるので、ここは注意が必要です。
おすすめなのは、同じLDKの1つの空間ということで、リビングとダイニングは、同一カラーでコディネートするといいです。
そうすることで、LDK全体が、統一感があって、とてもおしゃれで、落ち着く空間になります。
LDKのカラーは、色数を3色程度に絞ることも重要です。
それを超えて色を使うと、まとまりのない雑然とした、やぼったい空間になる危険性が高いです。
3色のカラーは、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3つに分けて考えるのが一般的です。
ぜひ、この点も参考にして、リビング(LDK)のカラーコーディネートを考えてみてください。
20畳と空間が広いと、物を置いたままでも、動線の邪魔にならないということで、どうしても物を出しっぱなし、置きっぱなしにする事が多いです。
特に小さな子供がいる場合には、おもちゃ、お出かけグッズ、幼稚園や小学校の関係の物等、何かと物が多いです。
こういった物をそのまま放置しておくと、せっかく広い空間であっても、開放感、快適性は大きく損なわれます。
20畳のリビング(LDK)を広さを活かした快適な空間にするためにも、ぜひ、そういった物を収納できるよう収納棚を設ける等、スペースを確保しておくことが重要です。
20畳と広い空間であったとしても、背の高い家具を配置してしまうと、視界が遮られ、どうしても圧迫感が生じます。
広さを活かした開放感ある空間にするには、ぜひ、設置する家具類は、背の低めのもにし、視線の抜けをつくるといいです。
リビング(LDK)の空間の中に、自然と視線が集中する場所、フォーカルポイントを設けます。
例えばアクセントになる絵画を、部屋の奥の壁に配置し、そこをフォーカルポイントとします。
そこに視線を集めることで、部屋の奥で高い方向に視線を向かせ、その結果、空間に奥行きをもたせ、広く感じさせてくれます。
空間を、より広く開放的な雰囲気にするのに、フォーカルポイントは効果的なテクニックです。
20畳のリビング(LDK)となると、通常、大きな窓が確保されているはずです。
大きな窓は、外光をふんだんに取り込み、さらに、視線が抜けるため、視覚的にも開放感を与えてくれます。
窓近辺に、大きな家具を置いてしまうと、視界が遮られ、どうしても圧迫感が生じてしまうので、ぜひ、レイアウトで注意してください。
20畳のリビング(LDK)のレイアウトの際に、高低差や立体感が生じるよう意識することで、より広がりを感じる空間にすることができます。
高低差・立体感を演出できる方法をいくつかご紹介しますので、ぜひ、参考になさってください。
こちらの2つのLDKのように、背の高い大きめの観葉植物を置くことで、空間に高低差は立体感を生じさせることができます。
レイアウトの際に、この点を上手に取り入れることで、より快適な20畳のリビング(LDK)の空間にすることが可能です。
こちらは、和の優しい感じのペンダントライトの照明を使うことで、空間に立体感が感じられます。
こちらは、モダンで個性的なフロアライトの照明を使うことで、空間に立体感が感じられます。
とてもおしゃれで素敵な間接照明です。
こちらは、テーブルランプの間接照明を取り入れた事例です。
照明は2つあって、これにより空間に高低差を生じさせ、立体的が感じられます。
ご紹介したような大型の観葉植物、間接照明を活用することで、20畳のリビング(LDK)をより広く快適なものにすることができます。
ぜひ、あなたの家づくりにも活用されるといいです。
最後に、20畳のリビング(LDK)のレイアウト!広い快適空間にするポイントについてまとめます。
本記事では、20畳のリビング(LDK)を、広さを活かした快適なレイアウトにするには、どういった点に注意すべきかを解説しました。
まず、家具選びとレイアウトで注意すべき3つのポイントについてお話しました。
次に、20畳のリビング(LDK)全体の全体のコーディネートで注意すべき6つのポイントについて解説しました。
確かに、20畳と広い空間の家具のレイアウトは難しく、皆さん、結構、苦戦されています。
ぜひ、本記事を参考に、素敵な20畳のリビング(LDK)をつくってください。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
誰もが、広いリビングに憧れます。
私も自宅の家づくりで、リビングをできる限り広くするよう重視しました。
しかし、予算の都合や間取りの都合で、要望通り行かない場合もあります。
ただ・・ここであきらめるのは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、リビングを広く見せるノウハウがあるところもあります。
家づくりで、リビングを広くしたければ、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
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もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■「20畳の広いLDKのメリット・デメリットとは?」の記事を、よりわかりやすくするために追加しました。(2022/10/2)