村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、今増えている玄関に設ける手洗い場について取り上げます。
あなたは、今、玄関に手洗い場を設ける方が、増えていることをご存知でしょうか?
外から帰ったら、まず手洗いというのは、もともと清潔感の高い日本人には、なじみのある習慣です。
それが、この新型コロナによって、手洗いに対する意識が、今、さらに強くなっています。
感染予防のためにも、外から帰ったら、できる限り早いタイミングで、手洗いやうがいを行いたい。
そのために、玄関に手洗い場を設けたいという方が、今、すごく増えています。
新築だけでなく、リフォームでも、既存の玄関に手洗い場を後付けするケースが増えています。
リフォームに関しては、こちらの「狭くてもOK!玄関に手洗いを設けるリフォームとは?」をお読みください。
玄関に設ける手洗い場は、新型コロナの感染予防だけでなく、次のパートで解説しますが、他にもメリットがあります。
本記事では・・
■玄関に手洗い場を設ける理由(メリット)
■玄関に手洗い場を設けるデメリット
■さらには、玄関に設けたおしゃれな手洗い場の事例もご紹介します。
新築をお考えの方であれば、本記事は参考になると思います。
ぜひ、本記事を最後までお読みいただき、玄関に手洗い場を検討されてはいかがでしょうか。
玄関に手洗い場を設けることを検討される方の多くは・・
予算(水回りを設置することによる費用アップ)の都合や間取り(玄関が狭く手洗い場のスペースがとれない)の都合で、あきらめるケースが多々あります。
ただ・・ここであきらめるは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、玄関の手洗い場を設ける実績ノウハウが多くあるところもあります。
家づくりでは、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
今、玄関に手洗い場を設けたいという方が増えています。
まずは、その理由(メリット)について解説したいと思います。
玄関に手洗い場を設ける理由(メリット)は、5つあります。
現在、感染が拡大している新型コロナ以外にも、季節性のインフルエンザもあります。
感染予防のためにも、家の中にウィルスや雑菌を、できる限り持ち込みたくないのは当然のことです。
また、多くの方が悩まれている花粉症もありますが、花粉は室内に持ち込みたくないですよね。
帰宅して、玄関に手洗い場があれば、家の中に入ってすぐに、手を洗うことができ、雑菌、ウィルス、花粉を除去できます。
これが洗面所まで行って、手洗いをするとなると、洗面まで行くのに、室内のドアの開け閉め、部屋のスイッチを付けたり、おそらく様々なものに触れると思います。
玄関の手洗い場で、家の中への雑菌、ウィルス、花粉の持ち込みを、少しでも減らすことができます。
玄関に手洗い場があれば、お客様に、気軽に、手を洗っていただくことができます。
バスルームと併設されている洗面所の場合、わざわざそこに案内するのは手間ですし大変です。
それに、洗面所は、プライベート空間なので、あまり見せたくないと思います。
玄関の手洗い場は、来客用にも使え、便利です。
玄関に手洗い場を設置すると、帰宅時にすぐに手を洗うことができます。
小さな子供がいる家庭であれば、帰宅後に、一緒に、手洗いやうがいを行うことができ、子供に対し習慣化させるのに役立ちます。
小さなお子さんに対する教育の面でも、玄関の手洗い場はいいです。
家族が多いと、よくあると思うのですが、朝、通勤、通学の準備で、メインの洗面所が混むことです。
そういった場合、玄関の手洗い場をセカンド洗面として使え、そこで顔を洗ったり、歯磨きができます。
メインの洗面の混雑緩和のために、玄関の手洗い場をセカンド洗面として使えます。
普段の暮らしにおいて手を洗う場面は、結構、多いです。
ペットにエサをあげたり、排泄物を処理したり、ペットの世話、生ゴミ、カンや瓶等のゴミ出し・・。
そんな場合、わざわざ洗面所に行かなくても、玄関の手洗い場で、手軽に手洗いができます。
メインの洗面所、玄関の手洗い場、家に2つあることで、家の中を無駄に歩く必要がなくなり、家の中での手洗いの動線がよくなります。
ちなみに、私の自宅では、バスルームが2階にあるため、洗面所も2階にあります。
手を洗うたびに、2階の洗面所に行くのは、時間もかかり、手間で、動線が悪いです。
1階の玄関に手洗い場を設けることで、一気に動線を改善することができます。
以上が、玄関に手洗い場を設ける5つの理由、メリットです。
逆に、デメリットについては、次のパートで解説したいと思いますので、引き続きお読みいただければと思います。
今度は、逆に玄関に手洗い場を設けるデメリットについて解説したいと思います。
玄関に手洗い場を設ける理由(メリット)は、2つあります。
当然ですが、手洗い場を設ければ、その分、費用が高くなります。
手洗い器の費用、給排水の配管工事の費用がかかります。
見栄えのいい、おしゃれな手洗い場にするのであれば、部材にもこだわることになるので、その分、費用も高くなります。
こちらの記事で解説していますが、玄関をある程度広くすることは重要です。
「新築に最適な玄関の広さは?」
玄関が狭過ぎると、使い勝手が悪くなり、印象が悪くなるので注意が必要です。本記事では、最適な玄関の広さについて解説してます。
玄関は、靴の収納だけでなく、それ以外のモノを収納するために、シューズクロークを設けたり、使い勝手のいい玄関にするために、それなりの広さを確保する必要があります。
にもかかわらず、一般的に、玄関は、あまり重視されない傾向があり、どうしても狭くなりがちです。
そんな狭い玄関に手洗い場を設けると、その分、玄関がさらに狭くなり、結果、使い勝手が悪く、見栄え、印象が悪くなるデメリットがあります。
狭い玄関に手洗い場を設ける場合には、いろいろ工夫が必要です。
以上が、玄関に手洗い場を設けるデメリットですが、こういったデメリット、問題を、間取りを工夫することで、見事に解決した事例を次のパートでご紹介します。
どれもおしゃれな事例で参考になると思います。
それでは、玄関に設けた手洗い場のおしゃれ事例を、4件ご紹介します。
どの事例も、狭い玄関でも、問題なく、手洗い場を設けることが可能なことが、おわかりいただけると思います。
どれも、本当におしゃれであり、使い勝手がいいので、あなたの家づくりに参考になるはずです。
こちらのおしゃれ事例は、下駄箱との一体感をもたせた手洗い場です。
下駄箱と色合い、材質さらには高さを統一することで、まるで下駄箱の一部のように、見事に、おしゃれにまとめた手洗い場です。
下駄箱の横に設けるので、これであれば、手洗い場のスペースも必要ありません。
玄関から入ってきて、直接見られることがない、壁際に設けた手洗い場です。
手洗い器や台の色合いを、壁や床に合わせることで、統一感があります。
こちらの事例も、実におしゃれにまとめっています。
玄関と階段の間のちょっとした隙間を利用して設けた手洗い場です。
手洗い場は、コンパクトですが、鏡もあり使い勝手は良さそうです。
玄関が狭く、手洗い場にスペースを割くことができない場合におすすめです。
壁と壁のコーナーに、三角のカウンターを設け、小さな手洗い器を設けた事例です。
とてもコンパクトですが、小物を置く棚もあったり、とてもおしゃれな空間に仕上がっています。
実際に、私の自宅の玄関に設けた手洗い場をご紹介します。
ぜひ、あなたの家づくりに参考にして頂けると幸いです。
上の画像は、自宅の玄関ホールの端に設けた手洗い場です。
現在、新型コロナ禍の影響で、玄関に手洗いを後付けするのが人気ですが、私の自宅では、もう随分前になりますが、新築当初から、この通り手洗い場はあります。
この手洗い場は、1階のトイレの入口付近にあり、トイレの手洗いも兼用しています。
上の間取り図は、自宅の手洗い場付近のものです。
ご覧頂くとおわかりの通り、手洗い場は、玄関ホールにあり、またシューズクロークのすぐ近くにあります。
詳しくは、次の記事で解説がありますので、参考にしてください。
このように玄関ホールに手洗いがあることで、外から帰って、玄関で、すぐに手洗いができるのは、本当にありがたいです。
また、シューズクロークには、コート類をかける収納もあり、また、外で使うようなモノも全て収納できます。
外出から帰ると、まず、ここで、外で着たコートを脱ぎ、外で使ったモノを収納し、さらに手洗いもできるのは、とても衛生的です。
現在のコロナ禍では、そのありがたみを、ヒシヒシと実感しております。
玄関に設ける手洗い場は、このコロナ禍に関係なく、あると本当にいいです。
本記事でも、メリットについて解説しましたが、ぜひ、あなたの家づくりにも、この玄関に設ける手洗い場は、おすすめです。
以上が、玄関に設ける手洗い場についての解説です。
本記事で解説した通り、手洗い場を玄関に設ける5つのメリットは大きく、この手洗い場によって、暮らしが楽に、そして豊かになると思います。
確かに、費用や広さの面でデメリットはあります。
しかし、前のパートでご紹介した事例の通り、間取りを工夫することで、問題は、解決できます。
ぜひ、本記事を参考に、玄関への手洗い場の設置を検討してみてください。
あなたの家づくりの成功をお祈りしております。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
玄関に手洗い場を設けることを検討される方の多くは・・
予算(水回りを設置することによる費用アップ)の都合や間取り(玄関が狭く手洗い場のスペースがとれない)の都合で、あきらめるケースが多々あります。
ただ・・ここであきらめるは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、玄関の手洗い場を設ける実績ノウハウが多くあるところもあります。
家づくりでは、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■自宅の玄関に設けた手洗い場について、写真と間取りも紹介し、解説する記事を追加しました。玄関の手洗い場のメリットについてもお話します。(2021/6/8)