村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、新築を建てる際の駐車場の床面について解説します。
砂利、アスファルト、コンクリートのどれがいいのか、詳細に比較しますので、参考になると思います。
駐車場の床面をどうするかは、とても重要な問題です。
駐車場の床面には、車の出入り、駐車している際、常に負荷がかかります。
当然、車の重量の負荷なので、かなり大きいものです。
床面をしっかり仕上げないと、すぐに手直しが必要となり、費用もかかるので、注意が必要です。
そんな駐車場の床面について、あなたは、砂利、アスファルト、コンクリートのどれを選んだらいいのか、迷われていると思います。
しかし、本記事をお読みいただければ、駐車場の床面に何を選択すべきなのか、そのポイントがわかり、あなたの迷いは、全てクリアになるはずです。
本記事では、駐車場に砂利、アスファルト、コンクリートを使う場合の、それぞれの費用、メリット、デメリットを詳細に解説しています。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
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早速ですが、新築の駐車場の床面に、砂利、アスファルト、コンクリートを使う場合の費用を解説します。
ここでは、それぞれの費用を明確に比較できるように、駐車場1台分(15㎡)を前提に、おおよそいくらくらい費用がかかるのかは、以下の通りです。
ここから明らかなように、費用は、砂利が一番安く、次に、アスファルト、一番高いのがコンクリートになります。
砂利 | アスファルト | コンクリート | |
---|---|---|---|
駐車場1台分(15㎡) | 39,000円~52,000円 | 66,000円~90,000円 | 120,000円~150,000円 |
アスファルトについては、こちらの記事が参考にあります。
→ 「駐車場をアスファルト舗装する単価、価格、デメリットは?コンクリートとの違いは?」
コンクリートについては、こちらの記事が参考になります。
→ 「駐車場をコンクリート敷きにする費用を台数別に徹底解説します。」
駐車場を砂利にするメリット、デメリットを解説します。
前のパートの比較表の通り、砂利は、アスファルト、コンクリートより、かなり安いです。
何と言っても、費用が安いのが、砂利の最大のメリットです。
ただし、砂利の値段は、種類に応じて異なります。
駐車場には、値段も安い砕石砂利を使ったり、国内産の天然石を砕いた、自然素材の敷砂利で、車のタイヤにやさしいものです。
ちなみに、砕石砂利は、18キロで300円と安いですが、後者の砂利は、2倍を超える価格です。
砂利の上を歩くと、ジャリジャリと大きな音がします。
侵入者がいる場合、その歩行の際に発生する音で、気づくことができます。
特に、早朝や深夜の場合は、その音は、かなり響きますので、防犯対策上、大きなメリットがあります。
雨が降っても、砂利の表面に水たまりができません。
すぐに、砂利と砂利の隙間を、水は流れていきますので、水はけはいいです。
コンクリートと異なり、照り返しが少ないです。
特に暑い夏は、照り返しが少ないのは、ありがたいです。
砂利は固定されているわけではないので、車を駐車した際に、砂利に片よりのムラが生じます。
常に、砂利の表面が平らになるよう、メンテが必要になります。
さらに、、砂利は、駐車場が外に飛ばされたり・・徐々に減るものです。
少なくなった分を補充するメンテも必要です。
どうしても、砂利の隙間から、雑草が生えてきます。
その都度、雑草対策が必要になり面倒です。
雑草が生えないようにするには、費用はかかりますが、砂利の下に、除草シートを敷く方法もあります。
砂利の上にある落ち葉の掃除が、簡単に箒で掃除できないので、多少面倒です。
雪が降った際の、雪かきも、砂利の場合、かなり大変です。
次に、駐車場をアスファルトにするメリット、デメリットについて解説します。
コンクリートに比べると、費用が安いというメリットがあります。
アスファルトは、駐車場の面積が広くなればなるほど、単価が安くなるメリットもあります。
アスファルトは、一度施工してしまった後は、ほぼ手入れは要りません。
アスファルトは、冷えればすぐ使えますので、施工時間が短いというメリットがあります。
コンクリートの駐車場と比較すると、どうしても、デザイン性、見た目で劣るというデメリットがあります。
アスファルトは、耐久性が低いです。
表面に、ひび割れや凹み等が、できやすいため、その都度、補修のメンテが必要になります。
直射日光により、アスファルトの表面が、かなり高温になります。
特に真夏の昼間などは、表面を触れないほどに熱くなるというデメリットがあります。
次に、駐車場をコンクリートにするメリット、デメリットについて解説します。
コンクリートは、デザインもいろいろあり、とにかくおしゃれです。
駐車場は、人目に付く場所で、その家の第一印象が決まる重要な場所です。
そのため、見た目がおしゃれなコンクリートを選ぶケースが、圧倒的に多いです。
コンクリートは、固くて丈夫です。
車の重量分の大きな負荷が、常にかかっても、コンクリートは問題ないです。
耐久性に極めて優れているので、ほぼ補修などのメンテは要りません。
アスファルトと比べると、コンクリートの表面の温度上昇を、かなり抑えることができます。
コンクリートの駐車場は、他と比べると費用は高いです。
やはり、コンクリートの施工手順が複雑であり、その分、費用がかかってしまいます。
コンクリートの施工手順については、こちらの記事に詳細な解説があります。
→ 「駐車場をコンクリート敷きにする費用を台数別に徹底解説します。」
特に真夏の照り返しが強く、表面の温度も高くなるデメリットがあります。
コンクリート施工には、様々な工程があります。
重機による掘削作業の鋤取りで施工する面を平らにすることからスタートし、残土処分、砕石敷き、転圧作業、枠組み、伸縮目地・ワイヤーメッシュの設置。
そして、コンクリートミキサー車やトラックで運搬したコンクリートを、枠組みの中に流し込む、コンクリートの打設、コンクリート仕上げを行います。
このような施工には、かなりの時間を要します。
以上、砂利、アスファルト、コンクリートについて、それぞれの費用、そして、メリット・デメリットを解説しました。
あなたが建てる新築の駐車場は、どうされますか?
まだ、迷われていますか?
そこで、最後に、結局どれがいいのかを、まとめとして、お話しておきます。
おそらく、大きく3つのポイントにわかれると思います。
(1)費用を重視するのか?
(2)つくった後のお手入れやメンテを重視するのか?
(3)それとも、おしゃれや見た目を重視するのか?
私は、ぜひ、(3)の外観の見栄え、おしゃれを重視すべきだと考えます。
やはり、駐車場は、外から見て、とても目立つものです。
この駐車場が貧弱だと、外構もイマイチ、さらには家そのものの印象も悪くなります。
ここは、費用は一番高いですが、ぜひ、コンクリートの採用を、強くおすすめします。
ぜひ、ご検討ください。
できる限り安い費用で
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安く、外構(駐車場)工事を確実に成功させたい方には、ぜひご検討頂ければと思います。私も複数回利用しましたが、外構工事は成功し大満足です。
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信頼できる業者を、それも複数探すのは、普通は無理です。
ぜひ、こちらのサービスを活用されるといいと思います。
新築で駐車場を設置される方は、ぜひ、住宅メーカーの紹介する外構業者以外の、他の複数(最低でも3社)の外構業者から相見積もりを取るといいです。
その方が確実に安く、駐車場を設置することが可能です。
(住宅メーカーの受け取る紹介料の手数料分は、確実に安くなります。)
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。