村上悠です。
以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得しました。
急な社命で、この資格をとることになり、そのため、4~5ヶ月と短期間で準備をしました。
さらに、費用もできるだけ安くしたいという状況で、この資格にチャレンジしました。
この経験をもとに、国内旅行業務取扱管理者に、確実に合格するためには、具体的にどうしたらいいのかをメインテーマに、記事を書きたいと思います。
旅行業務取扱管理者の試験を何度も受験されている方でも、実は、知らない制度があります。
それは「科目合格」と「科目免除」の制度です。
あなたは、ご存知でしたでしょうか?
「国内旅行業務取扱管理者」や「総合旅行業務取扱管理者」の試験に1回で合格するのは、ちょっと無理・・自信がないって方は結構多いです。
一度に合格するのが無理な方でも、この制度を利用することで、確実に合格することが可能です。
この制度を知っていて受験するのとしないとでは、全く違う結果だと言っても過言ではないです。
仮に、「国内」の試験を受けていて、今回の合格は無理かな・・と思ったとします。
その場合でも、せめて「国内旅行実務」だけでも科目合格しようと気合がはいるはず。
それに、科目合格を視野にいれて、受験勉強もするはずです。
こんなに素晴らしい制度にもかかわらず・・
驚くことに、多くの方が、この合格をサポートしてくれる2つの制度を知りません。
この2つの制度は、合格をサポートしてくれる強い味方です。
本記事を最後までお読みいただき、ぜひ、2つの制度を理解してください。
そして、合格に向けて頑張ってください。
それでは、旅行業務取扱管理者試験の「科目合格」について解説します。
「科目合格」が認められているのは、「国内旅行実務」と「海外旅行実務」の2科目です。
この2科目に限っては、合格基準に達していれば、仮に試験に不合であったとしても、翌日に限り、その科目を受験する必要がありません。
例えば、国内旅行業務取扱管理者の試験の場合、翌年は、「国内旅行実務」が免除されます。
ご存知だと思いますが、国内旅行実務は出題範囲が広く、その受験準備は大変です。
その科目が免除されるわけですから、受験生には、かなり助かる制度です。
また、総合旅行業務取扱管理者も同様で、仮に2科目に科目合格をしておけば、翌年の受験準備は、かなり楽になるはずです。
この制度は、平成18年度から、既にスタートしていますが・・
今でも多くの受験生が、この「科目合格」をよく知らないのは、本当にびっくりです。
次に、「科目免除」について解説します。
既に、以下の記事で取り上げていますが、さらに深く解説したいと思います。
総合旅行業務取扱管理者に合格する近道!試験科目の一部免除とは?
総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するための、誰もが行い成功している、最短の近道を解説します。
「科目合格」以外に、一定の要件を満たすことで、「科目免除」の適用も受けることができます。
「科目合格」し、さらに「科目免除」の適用も受けられるということです。
これで、「総合旅行業務取扱管理者」の試験に確実に合格する方法を、次のパートで解説したいと思います。
なお、この「科目免除」の制度には、他にもいくつかあります。
■旅行業界で実務に従事される方向けの制度もあります。
■「地域限定旅行業務取扱管理者」試験に合格した場合には、「旅行業法」が免除されます。
本記事では、詳細の説明は行いません。
それでは、「科目合格」「科目免除」の制度を活用し、確実に「総合旅行業務取扱管理者」の試験に合格する方法を解説します。
まずは、1年目で、「国内旅行業務取扱管理者」の試験に合格します。
それにより、「旅行業法」「国内旅行実務」の科目が、永久に免除されます。(科目合格の場合は翌年限りですが)
翌年、「約款」と「海外旅行実務」の2科目を受験し、「総合旅行業務取扱管理者」に合格できます。
総合旅行業務取扱管理者に合格する近道!試験科目の一部免除とは?
総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するための、誰もが行い成功している、最短の近道を解説します。
仮に、この年、残念ながら不合格だったとしても、「海外旅行実務」に科目合格していれば、翌年、「約款」のみで受験し、「総合」に合格することもできます。
このように、「科目合格」「科目免除」があることで、確実に、合格に向けて、進むことができるわけです。
私は、幸いなことに、「国内旅行業務取扱管理者」に一発合格できましたが・・
最悪、不合格だっととしても、せめて「国内旅行実務」だけでも、確実に「科目合格」しようと決めてました。
この2つの制度を良く理解し、ぜひ、うまく活用して欲しいです。
さらに、「科目合格」「科目免除」の合格に向けての活用について解説を続けます。
例えば、国内旅行業務取扱管理者試験を受験するとします。
合格するには、「旅行業法及び、これに基づく命令」、「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」、「国内旅行実務」の3科目の全てで、合格基準の60%をクリアする必要があります。
1科目でも、その基準点に満たなければ、不合格になります。
よくあるのは、1科目で失敗した場合、そこであきらめてしまう方です。
あっさり途中退出をしてしまう方も結構もったいないです。
そういうったケースでも、せめて「国内旅行実務」だけでも「科目合格」するぞと、頑張って欲しいです。
せっかく受験するのですから、あきらめず、貪欲に「科目合格」を目指して欲しいです。
今回は、旅行業務取扱管理者試験の「科目合格」「科目免除」について解説しました。
多くの方が、この制度をご存知ないのには、本当にびっくりです。
せっかくの合格をサポートしてくれる制度なので、ぜひ、この制度を活用すべきです。
そして、合格に向けて貪欲に進むべきです。
あなたの旅行業務取扱管理者の合格を、お祈りしております。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
総合旅行業務取扱管理者に合格する近道!試験科目の一部免除とは?
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この試験は手段範囲が広いので、まんべんなく勉強しても、まず合格できません。出題される範囲に絞って、そこを重点的に勉強するのが合格のポイントです。記事で詳細に解説しています。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営する賃貸物件について、何年も前から、大家自ら直接で入居者を募集しております。
基本的には、不動産管理会社に任せているのですが・・
なかなか、満室にならない物件に関しては、以前から自ら直接募集をしています。
満室経営が難しい高級バイクガレージ、個性の強いコンセプト賃貸のガレージハウスも、これで何度も入居を決めています。
このネットを使う入居者募集のノウハウは、いわゆるネットマーケティングなので、入居者募集以外にも応用ができ、汎用性があります。
そういった経験に基づき、記事を書きたいと思います。
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。