旅行業務取扱管理者試験の受験者の多くが知らない合格に役立つ制度とは?

旅行業務取扱管理者試験の受験者の多くが知らない合格に役立つ制度とは?

 

旅行業務取扱管理者試験の受験者の多くが知らない合格に役立つ2つの制度とは?

2019/12/29

 

 

 

村上悠です。
以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得しました。

 

急な社命で、この資格をとることになり、そのため、4~5ヶ月と短期間で準備をしました。
さらに、費用もできるだけ安くしたいという状況で、この資格にチャレンジしました。

 

この経験をもとに、国内旅行業務取扱管理者に、確実に合格するためには、具体的にどうしたらいいのかをメインテーマに、記事を書きたいと思います。


 

 

旅行業務取扱管理者の試験を何度も受験されている方でも、実は、知らない制度があります。

 

それは「科目合格」と「科目免除」の制度です。

 

あなたは、ご存知でしたでしょうか?

 

「国内旅行業務取扱管理者」や「総合旅行業務取扱管理者」の試験に1回で合格するのは、ちょっと無理・・自信がないって方は結構多いです。

 

一度に合格するのが無理な方でも、この制度を利用することで、確実に合格することが可能です。

 

この制度を知っていて受験するのとしないとでは、全く違う結果だと言っても過言ではないです。

 

仮に、「国内」の試験を受けていて、今回の合格は無理かな・・と思ったとします。

 

その場合でも、せめて「国内旅行実務」だけでも科目合格しようと気合がはいるはず。

 

それに、科目合格を視野にいれて、受験勉強もするはずです。

 

こんなに素晴らしい制度にもかかわらず・・
驚くことに、多くの方が、この合格をサポートしてくれる2つの制度を知りません。

 

この2つの制度は、合格をサポートしてくれる強い味方です。

 

本記事を最後までお読みいただき、ぜひ、2つの制度を理解してください。

 

そして、合格に向けて頑張ってください。

 

受験者の多くが意外と知らない「科目合格」の制度とは?

 

 

 

 

それでは、旅行業務取扱管理者試験の「科目合格」について解説します。

 

「科目合格」が認められているのは、「国内旅行実務」と「海外旅行実務」の2科目です。

 

この2科目に限っては、合格基準に達していれば、仮に試験に不合であったとしても、翌日に限り、その科目を受験する必要がありません。

 

例えば、国内旅行業務取扱管理者の試験の場合、翌年は、「国内旅行実務」が免除されます。

 

ご存知だと思いますが、国内旅行実務は出題範囲が広く、その受験準備は大変です。

 

その科目が免除されるわけですから、受験生には、かなり助かる制度です。

 

また、総合旅行業務取扱管理者も同様で、仮に2科目に科目合格をしておけば、翌年の受験準備は、かなり楽になるはずです。

 

この制度は、平成18年度から、既にスタートしていますが・・

 

今でも多くの受験生が、この「科目合格」をよく知らないのは、本当にびっくりです。

 

 

合格をサポートしてくれる制度の詳細はこちら

「科目免除」の制度とは?

 

 

 

 

次に、「科目免除」について解説します。

 

既に、以下の記事で取り上げていますが、さらに深く解説したいと思います。

 

総合旅行業務取扱管理者に合格する近道!試験科目の一部免除とは?
総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するための、誰もが行い成功している、最短の近道を解説します。

 

「科目合格」以外に、一定の要件を満たすことで、「科目免除」の適用も受けることができます。

 

「科目合格」し、さらに「科目免除」の適用も受けられるということです。

 

これで、「総合旅行業務取扱管理者」の試験に確実に合格する方法を、次のパートで解説したいと思います。

 

なお、この「科目免除」の制度には、他にもいくつかあります。

 

■旅行業界で実務に従事される方向けの制度もあります。

 

■「地域限定旅行業務取扱管理者」試験に合格した場合には、「旅行業法」が免除されます。

 

本記事では、詳細の説明は行いません。

 

 

合格をサポートしてくれる制度の詳細はこちら

総合旅行業務取扱管理者の合格に、どう利用するのか?

 

 

 

 

それでは、「科目合格」「科目免除」の制度を活用し、確実に「総合旅行業務取扱管理者」の試験に合格する方法を解説します。

 

まずは、1年目で、「国内旅行業務取扱管理者」の試験に合格します。

 

それにより、「旅行業法」「国内旅行実務」の科目が、永久に免除されます。(科目合格の場合は翌年限りですが)

 

翌年、「約款」と「海外旅行実務」の2科目を受験し、「総合旅行業務取扱管理者」に合格できます。

 

総合旅行業務取扱管理者に合格する近道!試験科目の一部免除とは?
総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するための、誰もが行い成功している、最短の近道を解説します。

 

仮に、この年、残念ながら不合格だったとしても、「海外旅行実務」に科目合格していれば、翌年、「約款」のみで受験し、「総合」に合格することもできます。

 

このように、「科目合格」「科目免除」があることで、確実に、合格に向けて、進むことができるわけです。

 

私は、幸いなことに、「国内旅行業務取扱管理者」に一発合格できましたが・・

 

最悪、不合格だっととしても、せめて「国内旅行実務」だけでも、確実に「科目合格」しようと決めてました。

 

この2つの制度を良く理解し、ぜひ、うまく活用して欲しいです。

 

 

 

 

 

さらに、「科目合格」「科目免除」の合格に向けての活用について解説を続けます。

 

例えば、国内旅行業務取扱管理者試験を受験するとします。

 

合格するには、「旅行業法及び、これに基づく命令」、「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」、「国内旅行実務」の3科目の全てで、合格基準の60%をクリアする必要があります。

 

1科目でも、その基準点に満たなければ、不合格になります。

 

よくあるのは、1科目で失敗した場合、そこであきらめてしまう方です。

 

あっさり途中退出をしてしまう方も結構もったいないです。

 

そういうったケースでも、せめて「国内旅行実務」だけでも「科目合格」するぞと、頑張って欲しいです。

 

せっかく受験するのですから、あきらめず、貪欲に「科目合格」を目指して欲しいです。

 

 

合格をサポートしてくれる制度の詳細はこちら

まとめ

 

 

 

 

今回は、旅行業務取扱管理者試験の「科目合格」「科目免除」について解説しました。

 

多くの方が、この制度をご存知ないのには、本当にびっくりです。

 

せっかくの合格をサポートしてくれる制度なので、ぜひ、この制度を活用すべきです。

 

そして、合格に向けて貪欲に進むべきです。

 

あなたの旅行業務取扱管理者の合格を、お祈りしております。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

総合旅行業務取扱管理者に合格する近道!試験科目の一部免除とは?
総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するための、誰もが行い成功している、最短の近道を解説します。

 

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

経営する賃貸物件について、何年も前から、大家自ら直接で入居者を募集しております。
基本的には、不動産管理会社に任せているのですが・・
なかなか、満室にならない物件に関しては、以前から自ら直接募集をしています。
満室経営が難しい高級バイクガレージ、個性の強いコンセプト賃貸のガレージハウスも、これで何度も入居を決めています。
このネットを使う入居者募集のノウハウは、いわゆるネットマーケティングなので、入居者募集以外にも応用ができ、汎用性があります。
そういった経験に基づき、記事を書きたいと思います。

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

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