LDK16畳のキッチンレイアウトは、リビングの広さで変わる!

LDK16畳のキッチンレイアウトは、リビングの広さで変わる!

 

LDK16畳のキッチンレイアウトは、リビングの広さで変わる!

2020/01/23    更新:

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、LDKの16畳について取り上げます。

 

16畳のLDKは、リビングの広さによって、キッチンのレイアウトが大きく変わります。


 

実は、私は自宅を建てる際に、キッチンのレイアウトを、対面式のペニンシュラ型にすることを、強く希望しました。

 

ここは、かなりこだわりました。

 

以前、北側の完全独立型のキッチンだったこともあり、対面式のキッチンに、かなリ強いあこがれみたいなものがありました。

 

そこで、少し狭さを感じるかもしれませんが、16畳のLDKで、この対面式のキッチンが可能かどうかを、検証してみました。

 

あわせて、壁付のI型キッチン、アイランドキッチンも確認してみました。

 

本来であれば、もっと広いLDKにしたいところですが、敷地の広さ、建物の広さなどから、16畳のLDKを建てる方には、本記事は、参考になると思います。

 

ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

 

 

本記事の内容:

  • 16畳のLDKでも、リビングの広さを工夫することで、対面式のペニンシュラキッチンが可能です。
  • 具体的な間取りもご紹介します。

 

 

 

誰もが、広いリビングに憧れます。
私も自宅の家づくりで、リビングをできる限り広くするよう重視しました。
しかし、予算の都合や間取りの都合で、要望通り行かない場合もあります。
ただ・・ここであきらめるのは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、リビングを広く見せるノウハウがあるところもあります。

 

 

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こちらもお読みください!
■ システムキッチンに必要な広さに関する記事です。
憧れのキッチン!必要な広さは何畳ですか?


リビングの広さとキッチンレイアウトの関係は?

 

 

 

 

 

それでは、リビングの広さに応じて、キッチンのレイアウトが変わる関係性について解説します。


 

 

こちらの記事で、快適なLDKにするには、LDKの広さをどうすればいいのかを解説しました。

 

その記事を読まれた方もいるかもしれませんが、LDKにおける、リビング、ダイニング、キッチンの広さについて解説しています。

 

 

まず、キッチンのレイアウトに応じて、必要なダイニングキッチンの広さが違います。

 

 

キッチンのレイアウト 必要なダイニングキッチンの広さ
壁付けI型のキッチン 8畳
対面式ペニンシュラ型のキッチン 10畳
対面式アイランド型のキッチン 12畳

 

 

以上が、必要なダイニングキッチンの広さなので、残りがリビングの広さになります。

 

つまり、LDK16畳であれば、以下の通り、リビングの広さが決まります。

 

逆の言い方をすれば、リビングの広さをどうするかによって、キッチンのレイアウトが決まるということです。

 

わかりますか?

 

 

キッチンのレイアウト リビングの広さ
壁付けI型のキッチン 8畳
対面式ペニンシュラ型のキッチン 6畳
対面式アイランド型のキッチン 4畳

 

 

以上が、キッチン、ダイニング、リビングの広さと、キッチンのレイアウトについての解説です。

 

ここが、よくわからないという方は、先ほどご紹介した記事を、お読みいただければと思います。

 

それでは、次に、それぞれのキッチンのレイアウトについて、LDK16畳の場合でどうなるのかを、解説していきます。

対面式のペニンシュラキッチンにする16畳のLDKとは?

 

(1)の間取り

 

(2)の間取り

 

以上2間取りの出典元は、ミサワホームです。

 

こちらの(1)(2)の間取りですが、厳密には、LDKの広さは16畳ではありませんが、ほぼほぼ16畳ということで、ご紹介しました。

 

 

 

 

両方とも、キッチンのレイアウトは、上の画像のような対面式のペニンシュラ型です。

 

(1)の間取りは、LDKがL型で、(2)の間取りは、LDKが縦型のI型になっています。

 

どちらも、間取りをご覧いただければわかる通り、快適なLDKに仕上がっています。

 

基本的な家具は全く問題なく置け、さらに通路幅も余裕があるので、快適に過ごせると思います。

 

ただし、1点注意すべき点がございます。

 

LDKに設置している家具です。

 

まず、リビングのソファです。

 

ここは、横幅180㎝の2人掛けを想定していますが、ここを3人掛けの、大きなソファにすると、スペース的に結構、厳しくなってきます。

 

ソファは、横幅が200㎝を超えるので、仮に、設置するとなると、多少の余裕を考え、さらにリビングを2畳ほど広くする必要があります。

 

そしてダイニングテーブルです。

 

ダイニングテーブルは、どちらの間取りも、4人掛けを想定しています。

 

おそらく、150㎝ほどだと思いますが、このテーブルを6人掛けの大きなサイズ(180㎝~200㎝)にかえると、もっと広いスペースが必要になります。

 

 

 

結論として、これら間取りからわかることは・・


 

16畳のLDKで、対面式ペニンシュラのキッチンにするのは、全く問題はありません。

 

ただし、設置する家具などのサイズ、特にソファ、ダイニングテーブルについては、ご注意ください。

 

家具のサイズを大きくしたがために、LDKの空間が、狭く感じ、快適な空間でなくなる可能性があります。

 

 

 

 

 

ご紹介した2つの間取りは、(1)LDKがL型、(2)LDKが縦型のI字型ですが、最近、この2つの間取りについて、キッチンに関わる家事動線でどう違うのか、よく問い合わせを受けます。

 

同じ16畳のLDKですが、少し違いがありますので、それぞれ実例(画像)も紹介しながら、簡単に解説しておきます。

 

 

 

こちらが、キッチン、ダイニング、リビングが、L字のように並んでいるのがL字型のLDKです。

 

キッチンの前にリビングを配置されており、(1)の間取りとほぼ同じです。

 

L字型のLDKは、キッチンとダイニングが横並び配置になるパターンが多く、家事動線がとても良いのが特徴です。

 

料理を、キッチンのすぐ横のテーブルに出せるし、片づけるのも簡単なので、動線を優先させたい方にはおすすめです。

 

 

 

こちらは、キッチン、ダイニング、リビングが、直線上に配置されたI字型で、(2)の間取りとほぼ同じです。

 

キッチンから正面を見た際に、目の前のダイニングから、リビングまで全体を広く見渡すことができます。

 

小さなお子様がいる場合は、キッチンで作業しながら、常にLDK全体をチェックできるので便利です。

壁付のI型のキッチンにする16畳のLDKとは?

 

 

 

壁付け型のI型キッチンの場合は、対面式ペニンシュラのキッチンより、さらに狭くてもレイアウトは可能です。

 

ただし、LDK内に設置する家具、特にソファとダイニングテーブルのサイズには、ご注意ください。

アイランドキッチンは、16畳のLDKでは無理なのか?

 

 

 

 

アイランド型のキッチンですが、16畳のLDKには、かなり難しいです。

 

先程、アイランド型のキッチンには、ダイニングキッチンの広さが12畳必要と言いましたが・・

 

これは最低ラインの話で、ある程度の快適性を求めるためであれば、14畳は必要になります。

 

いずれにしても、リビングの広さが、2畳~4畳になってしまうので、アイランドキッチンは無理だと思います

 

 

 

 

 

ただし・・

 

少し、裏技的な方法ですが、あるにはあります。

 

ダイニングにはダイニングテーブル、リビングにはソファを設置するという考えをやめます。

 

両方を設置するとなると、それなりの広さが必要になるわけで、片方で兼用すればいいのです。

 

例えば、ご存知の方もいると思いますが、よくカフェでみかける、ソファダイニングです。

 

LDKに、ダイニングテーブルとソファの2つを設置するのではなく、ソファダイニング1つを設置します。

 

ソファダイニングで食事をし、さらに、そこに座りながらテレビもみます。

 

ソファでくつろぐように、ソファダイニングに使うということです。

 

ダイニングのダイニングテーブルとリビングのソファを、1つにまとめることで、食事のスペースとくつろぎのスペースを一つにします。

 

こういった家具を活用すれば、スペースにも余裕がうまれますので、アイランドキッチンも可能かもしれませんね。

まとめ

 

 

 

 

 

以上が、16畳のLDKにおける、リビング・ダイニング・キッチンの広さとキッチンレイアウトの関係です。


 

最後にまとめますと、次の通りになります。

 

  1. 16畳のLDKの場合、対面式ペニンシュラのキッチン、壁付のI型キッチン、どちらのレイアウトも可能です。
  2. ただし、設置するソファ、ダイニングテーブルのサイズに注する必要があります。
  3. アイランドキチンは、広さが足りませんので、16畳のLDKでは無理です。

 

ぜひ、あなたの家づくりを成功させてください。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために、対面式のペニンシュラキッチンにする16畳のLDKの実例の画像を追加しました。
さらに、16畳LDKのL型とI型の間取りで、キッチンに関する動線がどう違うのか、解説を追加しました。(2022/9/10)