ランドリールームの間取り図を決める際の2つのポイントとは?

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、ランドリールームの間取り図について解説します。
ランドリールームは、注文住宅の導入したい設備として、常に人気です。
人気のランドリールームですが、意外と皆さん、あまりよく理解されていません。
ほとんどの方は、ランドリールームの導入に向け、具体的に何をどう考えればいいのか、わかりません。
そこで本記事では、ランドリールームの間取り図について、クリアすべき2つのポイントについて解説します。
この2つのポイントをクリアすることで、洗濯がよく乾く、そして、便利で快適なランドリールームをつくることが可能です。
ランドリールームの導入を検討されている方に、ぜひ、お読み頂きたいです。
本記事をお読みいただくことで、ランドリールームの間取りプランについて、具体的にどう検討すればいいのかがわかります。
ランドリールームをどこに配置すべきか、2つのポイントをクリアすれば、その間取りプランは、いろいろ考えられます。
このランドリールームをどこに配置するか、それにより家の快適性は大きく変わりますので、慎重に検討する必要があります。
ハウスメーカーや工務店の中には、ランドリールームの実績、ノウハウ(家事効率、暮らしの快適性アップ)が豊富にあるところもあります。
納得のいくランドリールームを導入したければ、できるだけ多くの間取りプランを見比べることが重要です。
→ できる限り多くの間取りプランをもらう!
ランドリールームの間取りを決める2つのポイントとは?

ランドリールームの間取り図を考えるに際に、注意すべきポイントが2つあります。
どちらもとても重要で、この2つのポイントをクリアするように間取りを考えれば、まず間違いなく、満足できるランドリールームをつくることが可能です。
まずは、この間取り図の2つのポイントについて解説します。
ランドリールームの間取り図における2つのポイントは、以下の通りです。
風通しをよくする
1つ目のポイントは、風通しをよくするように、間取り図を考えることです。
この風通しに関しては、こちらの記事でも詳細に解説をしました。
まだお読みになられていなければ、ぜひお読みください。
この記事でも詳細に解説しましたが、洗濯物が良く乾く条件で一番重要なのは、風通しです。
風通しがよければ、結果、湿気も下がり、そういった場所であれば、洗濯物はよく乾くというわけです。
間取りを考える上で、まずは、風通しがよくなりように間取りを考えます。
日当たりは関係ないので、方角は、日当たりが悪い北側や西側でも問題ありません。
風通しを良くする意味で、できれば窓があるといいです。
大きな窓があれば、室内の湿気を一気に外に出すことができます。
ただし、窓がなくても、ランドリールームは可能です。
窓はランドリールームの絶対条件ではありません。
換気扇、さらに除湿器や、風を生じさせる設備(サーキュレーターや室内ファン)を活用することで、洗濯物を乾かすことは可能だからです。
室内の湿気を外に出す換気をし、湿気を下げ、さらに風を洗濯物にあてるので、よく乾きます。
以上、1つ目の間取りのポイントは、風通しをよくすることです。
家事動線をよくする
2つ目のポイントは、家事動線をよくする間取り図を考えることです。
ランドリールームは、洗濯の一連の作業である、「洗う→干す→取り込む→たたむ→しまう」を行うことができます。
この洗濯作業を全て、同じ場所で行うことができるとういのは、かなり家事動線がいいです。
家事の中でも重労働な洗濯作業を、短時間で効率よく行えます。
しかし、ランドリールームの間取りを工夫することで、さらに家事効率良くすることができます。
1つ目の工夫は・・
洗濯をするには、脱いだ衣服を、洗濯機のあるランドリールームまで運ぶ必要があります。
その家事動線を良くするために、ランドリールームを洗面脱衣所と近くするといいです。
ランドリールームを、洗面所の一部に設けたり、隣接させる場合には、この家事動線は問題ないです。
2つ目の工夫は・・
料理をしている時に、洗濯も行いたいという方の場合です。
この場合は、料理をするキッチンの近くに、ランドリールームを配置するといいです。
3つ目の工夫は・・
干した洗濯物が乾いたら、それを取り込み、たたみ、しまうわけです。
この流れは、わかりますよね。
ランドリールーム内の収納棚等にしまう洗濯物(例えば、バスタオルやタオル類とか)であればいいのですが、各部屋に、洗濯物を収納する必要がある場合です。
寝室、子供部屋、ウォークインクローゼットとか、各部屋に洗濯物を持っていき、収納するので、当然、ランドリールームから各部屋に移動する必要があります。
この家事動線をよくするには、ランドリールームを各部屋の近くに配置する必要がありますが、正直、その間取りプランは、かなり難しいです。
そこで、おすすめなのが、家族の間でルールを決めることです。
各自、自分の洗濯物をランドリールームに取りに行き、自分で各自の部屋に収納するというルールです。
ランドリールームに洗濯物を取りに来て、自分で収納するだけなので、簡単です。
たたんだ洗濯物を各部屋に持っていき、収納するのは、かなり家事動線が悪いです。
ぜひ、家族間で、ルール作りをしてみてください。
ランドリールームの間取り図の事例をご紹介

それでは、ランドリールームの間取り図をご紹介します。
あなたの家づくりに参考になると思いますよ。
まずは、こちらの間取り図をご覧ください。
ハウスメーカーの富士住建の住宅商品の「スマートランドリー」です。
このランドリールームの間取り図は、完璧です。
まず、適度に広さがあって、洗濯の一連の作業をスムーズに行える間取りになっています。
風通しの面でも問題なく、換気扇とサーキュレーターがあり、洗濯物は良く乾きます。
さらに、いくつか家事動線を良くする工夫が施されています。
洗面脱衣所にランドリールームが隣接しているので、脱いだ衣類をランドリールームにある洗濯機に持ち運ぶのに、移動距離はほぼゼロで、一瞬です。
また、下着をタオル類を収納する棚も、ランドリールームの隣なので、たたんだ洗濯物をしまう家事動線もいいです。
さらには、料理をするキッチンのすぐ横がランドリールームなので、料理をしながら、洗濯もでき、その点でも家事動線がいいです。
この富士住建の「スマートランドリー」は、かなり参考になると思います。
出典:三井ホーム
今度は、ハウスメーカーの三井ホームの間取り図をご紹介します。
このランドリールームも、先程ご紹介したものと同じで、洗面所とキッチンに隣接しています。
脱いだ衣類を洗濯機に運ぶの家事動線はいいですい、料理をしながら洗濯を行う家事動線も、かなりいいです。
たたんだ洗濯物をしまう動線は、ランドリールーム内に収納棚がないので、少し動線が悪いかもしれません。
ただ、家族間のルールとして、たたんだ洗濯物を、ランドリールームに取りに来て、自分で収納することに決めておけば、その点も全く問題ないです。
こちらの三井ホームの間取り図も、参考になります。
なお、上の2つの間取り図は、ランドリールームが、キッチンに隣接しており、料理をしながら洗濯もでき、家事動線がいいです。
しかし、我が家では、料理中ではなく、夜に洗濯をするのですが、料理をしながら洗濯をしない方もいると思います。
そういう場合は、ランドリールームをキッチンに隣接させる必要はありません。
あと、ここは私の考えですが・・
洗濯機は、洗濯物を入れ、洗剤などをセットし、洗濯のボタンを押すと、その後は、脱水まで自動運転です。
何かトラブルがない限り、何もする必要がありません。
そういう意味でも、何が何でもランドリールームをキッチンに隣接させる必要はないかもしれません。
ただ、ここは、その人のライフスタイルや考え方によるので、一概には言えません。
それぞれのライフスタイルに合わせて、間取りを考えるようにしてください。
まとめ

以上、ランドリールームの間取り図について解説しました。
参考になりましたでしょうか?
繰り返しになりますが、ランドリールームは、以下の2つのポイントに注意をしながら、間取り図を検討します。
さらに、家事動線を良くするために、洗面脱衣所、キッチン、収納場所とランドリールームの位置関係を検討するといいです。
ランドリールームをどこに配置すべきか、2つのポイントをクリアすれば、その間取りプランは、いろいろ考えられます。
このランドリールームをどこに配置するか、それにより家の快適性は大きく変わりますので、慎重に検討する必要があります。
ハウスメーカーや工務店の中には、ランドリールームの実績、ノウハウ(家事効率、暮らしの快適性アップ)が豊富にあるところもあります。
納得のいくランドリールームを導入したければ、できるだけ多くの間取りプランを見比べることが重要です。
→ できる限り多くの間取りプランをもらう!
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ、あなたの家づくりを成功させてください。

もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
- 家づくりを何からスタートしていいのか、よくわからない。
- 住宅展示場に行きたいが、その後の営業が面倒で、まだ行けてない。
- そもそも、どこの住宅展示場に行けばいいのか、よくわからない。
- 住宅展示場に行ってみたが、特に役に立ちそうな情報は得られなかった。
- 今は、わざわざ住宅展示場に行かなくても、家づくりに必要な情報を集めることができます。
- 当然ですが、住宅展示場に行けば、住宅メーカーから強烈な営業を受けることになります。
- どこの住宅メーカーに依頼するか何も決まっていない、単なる情報収集の段階で、営業を受けるのは、かなり面倒です。

そこで、あなたにご紹介したいサービスがあります。
面倒な営業を受けることなく、家づくりに役立つ情報を、短時間に効率良く、集めることができる「タウンライフ家づくり」です。
「タウンライフ家づくり」の一括依頼サービス:
- あなたが希望する複数の住宅メーカー(ハウスメーカー・工務店)から、あなたに合ったオリジナルの「間取りプラン・見積り」を無料で送ってもらうことができます。
- 様々な大手ハウスメーカーのカタログも、無料で送ってもらうことができます。(住宅展示場に行く必要がありません。)
- 約3分で、全て無料でネットで一括申請できます。
↓ ↓

住宅展示場に行かず、まずは「タウンライフ家づくり」のサービスで情報収集するのが賢い選択です。
- あなたは、ご自分の要望を取り入れたオリジナルの間取りプランを無料で入手できます。
- 住宅メーカー各社の間取りプラン、見積もりを比較できるので、結果、あなたは、大幅に安く家を建てることが可能です。
- あなたが希望するのであれば、エリアの優良土地を提案してもらえます。
- あなたは、今すぐに、家づくりをスタートできます。
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。