新築の外観がダサい!その主な特徴と5つの解決策とは?

新築の外観がダサい!その主な特徴と5つの解決策とは?

 

新築の外観がダサい!その主な特徴と5つの解決策とは?

2020/05/08  更新:

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
この家づくりもリフォームは、外観は極めて重要です。

 

今回は、新築で、外観が安っぽくダサイ家とならないよう、注意すべき5つのポイント、解決策を解説します。


 

あなたも経験があると思いますが、何だか外観がダサい、安っぽい家ってありますよね。

 

新築で、まだ出来たばかりの新品の家にもかかわらず、外観が貧弱で安っぽくダサい、残念な家があります。

 

私は、街歩きで建物を見てまわるのが好きなのですが、実は、こういった安っぽくダサイ家は、結構あります。

 

多額のお金と時間を使って、せっかく建てるのですから、絶対に、ダサイ、かっこ悪いなんて言われる家は建てたくないですよね。

 

本記事では、まず、外観がダサく安っぽいと思われる家に共通する特徴を解説します。

 

その上で、そうならないために、どうしたらいいのか、5つの解決策を、できるだけ具体的にお話したいと思います。

 

センスが良く、おしゃれな家を建てたい方は、ぜひ、お読みいただければと思います。

 

 

 

 

家づくりの外観は、施工を依頼する住宅会社によって全く異なります。

 

できる限り複数の住宅会社から提案を受ける必要があります。

 

外観、間取り、内装、さらには費用・・あらゆる点で、納得できるところに依頼をすべきです。

 

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家づくりは、間取りや内装と同じくらい外観も、とても重要です。

 

こちらは、平屋の家づくり、外観をおしゃれにするには、どうしたらいいのかをまとめました。

 

 

参考になるので、ぜひお読みください。


 

 

 

この3ステップは家づくりを成功させる流れ。

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外観がダサい家に共通する7つの特徴とは?

 

 

 

 

 

まずは、外観がダサい家、安っぽい家に共通する6つの特徴について解説します。


 

 

新築にもかかわらず、外観がダサい、安っぽい残念な家の特徴は、次の通りです。

 

家の形状がシンプル過ぎる。
家の窓が単純過ぎる。
屋根のデザインが古臭い。
外壁の色・素材の選定に問題がある。
玄関ドアが他と調和していない。
外構(エクステリア)が貧弱で見劣りする。

 

 

それでは、それぞれについて解説します。

 

本来であれば、かっこ悪いダサイ家の外観の写真をご紹介したいところですが。

 

一般の方の家を、悪い事例として公表(もちろん個人を特定できないように)するのは、あまりにも申し訳ないので、やめました。

 

できる限り具体的に、言葉で解説したいと思いますので、ご了承ください。

 

 

家の形状がシンプル過ぎる。

家の形状が、シンプルで簡単過ぎると、外観はダサく安っぽい感じになります。

 

例えば、家に凹凸がなく、ただ、のっぺり平面的だと、何の特徴も感じられない家とか。

 

また、家の形が、サイコロのような、四角家も、個性がなさ過ぎて、ダサい外観となります。

 

1階の床面積と、2階の床面積が全く同じ、いわゆる総2階建ての家は注意が必要です。

 

こういった、あまりにも普通で、シンプル過ぎる家は、何の個性も感じられません。

 

ただ住むだけの箱のような家、家の形状に、デザイン性とか、美的なセンスが全く感じられない家は、ダサく安っぽい外観の特徴です。

 

 

家の窓が単純過ぎる。

実は、家の外観では、窓もとても重要です。

 

どのような窓を、どう配置するかによって、家の外観の印象は大きく変わります。

 

このことに気づかれていない方が多いので、注意が必要です。

 

容易にイメージできると思いますが、同じサイズ、同じ形の窓が、外壁に並ぶと、おしゃれでないでし、何かかっこ悪いですよね。

 

この窓だけでも、かなり安っぽいダサイ外観になります。

 

特に、片面ずつ開けるスライド式の引違い窓だと、本当に外観がダサくなるので、注意が必要です。

 

 

屋根のデザインが古臭い。

家の外観では、この屋根も、とても重要なポイントです。

 

屋根のデザインが、古臭く安っぽい家は、これもダサイ外観の主な特徴です。

 

例えば、軒が短かかったり、屋根の傾斜が緩やかな、何となく安っぽい印象の家です。

 

屋根に、何の特徴もなく平凡過ぎる、古臭いデザインも、ダサイ外観の特徴です。

 

 

外壁の色・素材の選定に問題がある。

家の外観では、この外壁の色・素材の選定は、とても重要なポイントです。

 

まず、外壁の色ですが、この外壁の色の選定は、結構、難しく、専門業者によく相談しても、失敗するケースが多いです。

 

外壁の色で失敗してしまうと、家の外観の印象が極端に悪く、安っぽくダサいと評価をされるので、注意が必要です。

 

例えば・・

 

外壁の色が、原色で、妙にツヤツヤした家です。

 

こういった何だかテカテカした、落ち着きのない家は、外観の見栄えが悪いです。

 

また、外壁に何色か使う場合の、その色の組み合わせが微妙なケースも、外観がダサくなります。

 

さらに、外壁の色を、妙に派手な原色を採用したために、周囲の家並みから浮いてしまった家も、かっこ悪くダサいです。

 

このような外壁の色の選定に問題があるのも、安っぽくダサイ外観の特徴の一つです。

 

次に、外壁の素材ですが、この素材も色と同じく家の雰囲気を大きく変える要素の一つです。

 

高級感や重厚感が全く感じられない安っぽい外壁の素材を選んでしまうと、家がダサく安っぽいイメージになります。

 

 

玄関ドアが他と調和していない。

玄関ドアは、次の外構(エクステリア)と同様、家の外観、全体的な雰囲気とのバランス、調和が重要です。

 

例えば、家の外観、家の全体の雰囲気がシンプルなのに、玄関ドアが妙に重厚感があって浮いてしまっていると、それだけで、家の外観は安っぽくダサくなります。

 

玄関ドアが家全体の雰囲気と調和していないのも、安っぽくダサい外観の特徴です。

 

 

外構(エクステリア)が貧弱で見劣りする。

実は、家の外観の印象は、外構(エクステリア)によって決まります。

 

通常、家を訪問する方は、最初に、まず外構(エクステリア)を見ることになり、その印象が、そのまま家の外観の印象になるということです。

 

外構(エクステリア)が、貧弱で見劣りすると、ほとんどの方の、家の外観が安っぽくダサいと評価します。

 

ここも、ダサい外観の家の特徴です。

ダサい外観の家にしないための5つの解決策とは?

 

 

 

 

 

次に、安っぽくダサイ外観の家にしないための5つの解決策を説明します。

 

ここ、とても重要なので、よく理解するようにお願いします。


 

 

新築を、かっこ悪い、ダサい外観の家にしないようにするための解決策は、次の7つです。

 

 

間取りと外観はセットに考える。
コストを重視し過ぎない。
家の外観ポイントに変化をつける。
外壁の色・素材を適切に選定する。
外構(エクステリア)を充実させる。

 

 

それぞれについて解説します。

 

 

間取りと外観をセットに考える。

ここは、とても重要なので、よ~く理解するようにしてください。

 

安っぽくダサい外観にしない解決策で、一番重要なのは、間取りと外観をセットで考えることです。

 

多くのケースは、間取りをまず確定させようとします。

 

そして、間取りが確定した後に、外観を決めようとしますが、そのタイミングでは遅すぎます。

 

間取りが確定しているので、外観も、それを前提に考えざるを得ないということになります。

 

間取りの制限内で、外観を考えるため、どうしても、外観に対する妥協が生じます。

 

本来であれば、外観をこうしたいが、まあ仕方がないと、あきらめることになります。

 

その結果、家の外観が何だか安っぽい、ダサい家になってしまうことが多いので注意が必要です。

 

家づくりは、間取りと外観をセットで考え、同時に検討スタートするようにしてください。

 

 

コストを重視し過ぎない。

前のパートで、ダサい外観に共通する特徴について解説しました。

 

家の形状がシンプル過ぎるとか、家の窓が単純過ぎるとか、屋根のデザインが古臭いとか。

 

実は、これらに共通するのは、コストが安いという点です。

 

当然、家づくりにおいて、予算の範囲内でコストを抑えることは重要です。

 

一般的に、コスト削減となると、間取りや内装より、外観の費用を下げようとするケースが多いです。

 

あまりにコストを重視し過ぎると、外観のデザイン、材質のレベルを下げ、その結果、安っぽくダサい外観の家になります。

 

コストを極端に重視し過ぎないようにご注意ください。

 

 

家の外観ポイントに変化をつける。

以下の事例で解説します。

 

 

こちらは、総2階建てで、四角いサイコロに近い形をした家です。

 

単純なシンプル過ぎる家であれば、前パートでお話した通り、家の外観はダサく安っぽい感じになりますよね。

 

しかし、この事例は、とてもおしゃれで、センスのある家です。

 

窓の大きさは、配置に変化を加え、デザイン性あるもにし、その窓がアクセントになり、とてもおしゃれな家に仕上がっています。

 

また、玄関へと続く無機質な階段がアクセントになり、家の形状に変化を加えています。

 

 

もう一つ事例をご紹介します。

 

 

 

こちらも、実にシンプルな形状の平屋ですが、とてもセンスがあり、おしゃれな家です。

 

窓の大きさ、配置に工夫があって、センスがいいです。

 

また、玄関部分を奥にすることで、家の形状を凹凸にし、変化を加えてます。

 

さらに、玄関ドアの色と外壁の色の配色も絶妙です。

 

 

外観のポイントに、変化を加え、デザイン性をもたせることが、ダサい安っぽい外観の家にしないために重要です。

 

家の形状、窓の形や配置、屋根の形等が、家の外観の印象に大きく影響するポイントに変化を加えることがポイントです。

 

 

外壁の色・素材を適切に選定する。

外壁の色・素材の選定を適切に行うことは極めて重要です。

 

外壁の色・素材のどちらも、その選定を誤ると、他でいくら頑張っても、まず間違いなく家の外観はダサく安っぽい感じになってしまうので、本当に注意が必要です。

 

特に外壁の色については、その家の雰囲気に合っているのか、家のある街並みと調和をしているか、慎重に検討してください。

 

この外壁の色の選定はとても難しいです。

 

色の選定で誤らないために、以下の記事が参考になると思います。

 

→「新築の外壁の色で失敗しない!業者に事前確認すべき7つの事項とは?

 

ぜひ、お読みいただければと思います。

 

 

外構(エクステリア)を充実させる。

一般的に、外構(エクステリア)は、間取りや内装と比べると、軽視されがちです。

 

その結果、外構(エクステリアが、貧弱になり、家の外観の印象が悪く安っぽい感じになるので、ご注意ください。

 

家の外観にとって、外構(エクステリア)は、とても重要なポイントであることを、よく理解することが重要です。

 

家の間取りや内装と一緒に、外構(エクステリア)についても、よくプランを練るようにしましょう。

 

外構(エクステリア)を充実させるために、具体的にどういう点に注意をするべきは、以下の記事にまとめてあります。

 

→ 「新築の外構で失敗しないための6つの注意点とは?

 

ぜひ、お読みください。

まとめ

 

 

 

 

 

以上、新築で外観がダサい家とは、どんな家なのか、その特徴について、そして、そうならないための解決策について解説しました。

 

最後にまとめです。


 

 

せっかく新築を建てるのですから、絶対に、外観が安っぽくダサい家は、建てたくないですよね。

 

一生に一度の高額買物です。

 

そんな外観がダサいかっこ悪い家を建てたら、最悪です。

 

そうならないために、本記事を参考に、ぜひ、素晴らしい外観の家、納得のできる、100%満足できる家を建ててください。

 

特に、以下の5つの解決策は重要なので、ご注意ください。

 

間取りを外観はセットに考える。
コストを重視し過ぎない。
家の外観ポイントに変化をつける。
外壁の色・素材を適切に選定する。
外構(エクステリア)を充実させる。

 

 

ここからは、具体的にどう進めればいいのかを簡単に解説しておきます。

 

家づくりの外観は、施工を依頼する住宅会社によって全く異なります。

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために、外観がダサい家に共通する特徴に「玄関ドアが他と調和していない。」の記事を加え、さらに他にも修正を加えました。(2022/12/4)