村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
この家づくりもリフォームは、色彩の選定がポイントです。
今回は、新築を建てる際の色選びについて取り上げます。
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新築を建てる際に、外壁の色で失敗してしまった場合ですが・・
あなたが、どう思われようとも、その家づくりは失敗です。
どんなに、間取りが素晴らしくても、家の内部が素晴らしくても・・
見た目の外壁で失敗したら、その家は終わりです。
家は、見た目の外観で、まず評価され、そこで、評価が悪ければ、その家はダメです。
あなたは、絶対に、その家に満足できませんし、納得できないはずです。
多額の費用をかけて、外壁を他の色で塗り直し、修正しない限り、あなたの家づくりは、終わりません。
日々、家の外観を目にするたびに、落ち込むのです。
こんなはずではなかった・・
なぜ、失敗したのだろう・・
費用をかけてでも、修正すべきかと、日々、悩み続けます。
今回は、このような外壁の色選びで、失敗しないための、方策を解説します。
家づくりを成功させるためにも、ぜひお読みいただければと思います。
本記事の内容:
それでは・・
新築の壁の色で失敗しないための方策を解説します。
その方策は、以下の通りです。
新築の外壁の色で失敗しないためには、ぜひ、この方策で進めてください。
そうでないと、あなたの家づくりは、失敗します。
具体的にどのような事項を、家づくり業者に対し、事前確認をするのか、次のパートで解説します。
それでは、業者に確認すべき事項について、解説します。
施工業者に事前確認すべき事項は、次の7つです。
それぞれについて解説していきます。
施工業者に、外壁の色選びで失敗しないための方法を、具体的に教えて欲しいと確認します。
それに対し、具体的な方法の呈示がなく、ただ、大丈夫ですとか、お任せくださいとか。
ろくな根拠もなく、ただ気合で頑張ります的な回答をしてきた施工業者は、危ないです。
私なら、その業者に、大事な家づくりを任せませんね。
外壁の色選びで、的確なアドバイスをしてもらえるのか、施工業者の会社内に、カラーコーディネーターがいるのか?
仮に、カラーコーディネーターがいないにしても、カラーに強いインテリアコーディネータはいるのかとか、デザイナーはいるのかとか。
外壁の色選びは、色の知識、デザインの美的センスがない方には、まず無理です。
そういった色の選定で、的確なアドバイス、コンサルを受けることが可能か否かを、確認します。
ここも、業者の回答に納得できなければ、もっと体制のしっかりした施工業者に依頼すべきです。
色見本について、小さいものではなく、大きな色見本(最低でもA4版)で確認をしたいが、それは準備可能か?
小さな色の見本では、家全体のイメージをつかむことは、まず無理です。
さらに、面積効果と言って、全く同じ色でも色の面積によって、より薄く明るくなったり(明度)、より鮮やかになったり(彩度)、色合いが濃くなったり(色味)します。
小さな見本のみで色を選ぶと、自分のイメージと大きく異なることは、よくあるので注意が必要です。
そのために、最低でもA4版の色見本で確認したいと、業者に依頼をします。
この確認に対し、そのような色見本は準備でないと断ってきたなら、その業者は、120%やめておく方がいいです。
そもそも色を確認する手段がないわけで、話になりません。
A4版の色見本は、室内で確認するのは間違いです。
同じ色見本でも、室内で見るのと、屋外で見るのとでは全く違います。
外壁は屋外なので、必ず、屋外で、色見本を確認しましょう。
その際には、色見本を、実際に、建築中の建物の外壁にあてながら確認します。
それも、朝昼晩、さらには、晴れの日、曇りの日、雨の日、それぞれで確認するといいです。
時間帯を変え、天気を変え、できる限り多くのケースで、実際に屋外で確認するといいです。
カラーシュミレーションで色を確認できるかを、施工業者に確認をしてみます。
このカラーシュミレーションを、強烈にアピールしてくるような施工業者は危険です。
なぜなら、今の技術では、実際の外壁の色を、パソコンの画面上に再現することはできないからです。
おおまかに、雰囲気をつかむ程度の確認しか、このカラーシュミレーションは使えません。
ましてや、パソコンの画面ではなく、印刷したものを確認するのは、もっと意味がありません。
プリンターの状況に応じて、全く異なる色で印刷されるので。
そのようなカラーシュミレーションでの確認を、前面押ししてくる施工業者は、かなり危険です。
自分の希望する色の外壁で、施工された家の現物を見ることは可能かを確認します。
実際に、その色を塗装した家をみせてもらうことは、外壁の色の確認で有効な手段です。
自分の希望する色が、実際に塗装されると、どういう見え方をするのか、どんなイメージになるのか、わかります。
ぜひ、施工業者に確認してみてください。
現場を見せたくないような、非協力的な業者は信用できないかもしれません。
施工業者に試し塗りの確認の可否を確認します。
実際に家の壁に候補の塗料を塗り、それを確認する作業です。
ここまで対応してもらえる施工業者は、かなり少ないです。
逆に、ここまで対応してくれるのであれば、かなり期待できると思います。
通常、外壁は下塗りの後に上塗り塗料を二回塗ります。
その一回目の後に、外壁全体(家の一部でもOK)を確認させてもらえるかの確認です。
外壁の確認には、外壁を覆っているシートを外す必要があるので、業者にてっとても手間です。
逆に、ここまで対応してくれるのであれば、かなり期待できそうです。
私の家づくり体験から4点アドバイス!
私は2回家づくり体験があり、どちらも外壁の色の選定では、慎重に進め、悩みました。
その時の経験で、外壁の色選びに役立ちそうなポイントを4点お話しておきます。
外壁の色選びでは、あなたの好きな色を優先して選ぶのは、やめるということです。
まず優先すべきことは、周辺の家並みとのバランスです。
目立ち過ぎて、街の雰囲気を壊すようなことは避けるべきです。
周りの景観にも配慮し、家並みと調和した家は、それだけで、おしゃれな家と印象がいいです。
色の選定は、まずは、落ち着いた感じの、よくある標準色をベースに検討してみるといいです。
周辺の家並みとのバランスも考慮し、ベージュ系、グレー系といった落ち着いた感じの色を検討してみてください。
これであれば、失敗は、まずあり得ません。
ベージュやグレーのように汚れが目立ちにくい色を選ぶといいです。
外壁の経年劣化は避けられず、どうしても汚れは目立ってきます。
少しでも、汚れが目立たない色がいいですよ。
既存の玄関ドアやサッシの枠の色を考慮し、外壁の色を選ぶといいです。
サッシの色を、目立たないようにするのか、それともアクセントにするのかを決める必要があります。
さらには、玄関ドアの色についても、どうするか、検討する必要があります。
うまくやると、全体がバランスよくなり、おしゃれでセンスのいい家になります。
今回は、新築の家づくりを成功させるための重要なポイントを解説しました。
最後にまとめです。
外壁の色で失敗すると、あなたの家づくり、そのものが失敗します。
新築で外壁の色選びで間違えることだけは、絶対に避けましょう。
本記事で解説した、以下の事項について、ぜひ、家づくりを任せる施工業者に確認してみてください。
以上です。
本記事を参考に、あなたの家づくりを、ぜひ成功させてください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。