村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、家づくりの基礎知識として、ぜひ理解していただきたい「1坪」について取り上げます。
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まず、家づくりにご興味のある、あなたであれば、1坪について、おおよそのことは、ご存知だとは思います。
1坪は約3.3㎡(平米)あり、畳2畳分の広さであること。
この程度のことは、ご存知ではないでしょうか?
知らなかった方は、ここで理解しましょう。
1坪が約何畳あり、約何平米あるのか換算がわからないと、具体的な広さがイメージできません。
それでは、家づくりは進みません。
1坪=約3.3㎡(平米)=約2畳
ここは、まず、しっかり理解しましょう。
本記事では、1坪が何㎡で、何坪であり、その計算方法についても解説していきます。
あなたは、家づくりの際に、不動産物件を探したりしますよね。
物件探しの際に、不動産広告を見ると思いますが・・
1坪が何㎡であり、坪数でどれくらいなのか、全くわからないと、こういった不動産広告を見ても、具体的な広さをがイメージできません。
これでは、物件探しはできません。
ここは、基礎をしっかり勉強するようにしてください。
後ほど詳しくお話しますが、ここで注意すべき点があります。
あなたは、この「坪」を、不動産取引における正式な単位と思われていませんか?
例えば、土地の広告で「敷地面積●㎡(△坪)」とか、戸建ての広告で「土地●㎡(△坪)・建物〇㎡(✖坪)」とか。
様々なところで、この「坪」を見ると思いますが、実は、この「坪」は正式な単位ではありません。
これから家づくりをされるのであれば、ここは重要です。
本記事を読まれることで、以下のことを理解できます。
■まず、1坪が何畳あり、何平米あるかは、参考程度に知る必要があること。
■不動産取引における土地や建物の面積は、あくまでも㎡(平米)で確認する。
■なぜ「坪」、さらに「畳」は参考程度の単位として考えるのか、その理由を理解する。
■さらに、平米を坪に、坪を平米に換算する計算方法についても理解する。
家づくりを進める上で絶対に知っておくべき、基本中の基本なので、最後までお読みいただき、今後の家づくりに役立ててください。
それでは、スタートします。
まず、1坪は何畳で、何平米あるのかを解説します。
それでは、早速ですが、1坪が何畳あり、何平米あるのかを解説します。
1坪は、約3.305785㎡(平米)あり、それを、「1坪=約3.3㎡(平米)」としています。
そして、1畳というのは畳1枚分の広さで、1坪は約畳2枚分の広さになります。
1坪=約3.3㎡(平米)=約2畳
この程度のことが、わかっていれば、家づくりは、まず問題ありません。
安心されましたでしょうか?
ただし、坪単価は、あくまでも参考程度とお考え下さい。
1坪が約何畳あり、約何平米あるのか換算がわからないと、具体的な広さがイメージできません。
おおよその広さを知る上で、1坪が約2畳あり、約3.3㎡(平米)であることは、よく理解してください。
これから解説ことが、今後の家づくりで、極めて重要です!
不動産取引で、土地や建物の面積、広さを確認するのは、必ず、㎡(平米)単価で確認します。
「坪」や「畳」ではなく、あなたが、これから行う家づくりもそうですが、全て、㎡(平米)で確認するようにしてください。
「坪」、「畳」は、あくまでも参考であり、最終的には、「㎡(平米)」で確認します。
これから、その理由をお話します。
まず、「坪」ですが、1坪は、約3.305785㎡(平米)あります。
1坪を㎡(平米)に換算すると、数値が割り切れず、とても曖昧です。
この「坪」は、不動産における正式な広さの単位ではありません。
計量法という法律でも、建物の取引・証明において、この「坪」の使用は禁止されています。
正式には、「㎡(平米)」の単位を使わなければいけません。
しかし、あちこちで「坪」を見られるのには、昔から、面積を表す単位として、この「坪」が使われていたからです。
昔の計量法にあたる尺貫法(しゃっかんほう)において、面積の単位の一つに「坪」があり、今でも、使われ続けているということです。
実は、畳の面積は、地域によって異なります。
一番大きいサイズが、西日本エリア(関西、中国、四国、九州)の京間で、畳1枚の面積は、191.0cm× 横 95.5cm=1.82㎡(平米)あります。
東海エリア(主に愛知・岐阜・三重)の中京間は、畳1枚が、縦 182.0cm× 横 91.0cm=1.65㎡(平米)あります。
ちなみに、東日本エリアの江戸間では、畳1枚176.0cm× 横 87.8cm=1.54㎡(平米)になります。
そして一番小さいのが、団地間で、縦 170.0cm× 横 85.0cm=1.44㎡(平米)です。
まとめると、以下の通りです。
エリア | 畳1枚の面積 |
---|---|
西日本エリアの京間 | 1.82㎡(平米) |
東海エリアの中京間 | 1.65㎡(平米) |
東日本エリアの江戸間 | 1.54㎡(平米) |
団地間(全てのエリア) | 1.44㎡(平米) |
このように畳の面積は、地域によって異なります。
現在は、エリアに関係なく、施工会社の方針によって異なる場合もあります。
このように、畳の面積は、バラバラ異なり、畳が不動産取引の単位になり得ないことを、よくご理解いただけたと思います。
この畳の面積については、取引の安全性確保のために、「不動産の表示に関する公正競争規約」で、居室等の広さを畳数で表示する場合は、畳1枚当たりの広さは、1.62㎡以上と定めています。
ご参考までに、この「1畳=1.62㎡」に基づき、「1畳、1㎡(平米)、1坪」を早見表にしてみます。
「1畳・1㎡(平米)・1坪」の早見表は、次の通りです。
前提は、先ほど解説した、不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)による、「1畳=1.62m2」です。
畳 | ㎡(平米) | 坪 |
---|---|---|
6畳 | 9.72㎡(平米) | 約3坪 |
8畳 | 12.96㎡(平米) | 約4坪 |
10畳 | 16.20㎡(平米) | 約5坪 |
12畳 | 19.44㎡(平米) | 約6坪 |
※㎡(平米)は、畳数×1.62で算出しています。
それでは、㎡(平米)と坪単価の換算方法について解説していきたいと思います。
㎡(平米)と坪単価の換算方法、計算方法について解説します。
まず、大前提として、次の事を理解してください。
最初にお話していますが、「1坪=約3.305785㎡(平米)」であること。
そして、「1㎡=0.3025坪」であること。
なぜ「0.3025坪」になるかわかりますか?
それは・・「1÷3.305785=0.3025」だからです。
簡単な計算なので、わかりますよね。
以上を前提に、ご自分で面積を計算してみてください。
例えば・・100㎡が何坪になるかを考えてみましょう。
簡単ですね。
「1㎡=0.3025坪」ですから、100㎡は、「100×0.3025=30.25坪」になります。
今度は、100坪が何㎡になるかを考えてみます。
これも簡単ですね。
「1㎡=0.3025坪」ですから、「100÷0.3025=330.57㎡」になります。
まとめると・・
ちなみに、この計算式ですが、なぜそうするのか理屈が理解できれば、具体的な数値を憶える必要は全くありません。
以上、1坪が何畳で何平米あるかについて解説しました。
かなり詳細にお話しましたので、よく理解できたいと思います。
それでは、最後にまとめです。
何度も申し上げますが、本記事で解説した、1坪が何畳で何平米あるかは、家づくりにとって必須項目です。
必ず、よ~く理解するようにお願いします。
まとめると、以下の4つのポイントになります。
「1坪=約3.3㎡(平米)=約2畳」であることは、具体的な広さをイメージするために、よく理解します。
本記事で解説したことは、どれもとても重要です。
ぜひ、今後の家づくりに役立て、成功させてください。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■新たに「㎡(平米)と坪単価の換算方法について」を追加し、その他についても、より理解しやすいように大幅に修正しました。(2021/7/23)