村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
家づくりをお考えの多くの方は、リビングの吹き抜けにかなり興味があるようです。
しかし、そのほとんどは、なぜ、吹き抜けを設けるのか、その理由は曖昧で、さらに、実際どのような間取りで吹き抜けを設けたいのかとなると、全くわかりません。
おそらく、あなたも、同じではないでしょうか?
リビングの吹き抜けは、なんとなく、かっこいいが、実際のところ、良いのか、悪いのか。
実際、どのような間取りで吹き抜けを設ければいいのか。
いろいろ不明な点が。
上の画像は、私が建てた自宅のリビングの吹き抜けです。
本記事は、私が自宅のリビングに設けた吹き抜けについて、設置した最大の理由、その間取りをご紹介します。
さらに実際つくってみて吹き抜けは、どうなのか・・良かったこと、悪かったことをお話します。
リビングに、どのような間取りで、吹き抜けを設置すべきか、私の実体験をベースに解説します。
リビングの吹き抜けを、どのように設けるべきかは、家全体の間取りに大きく影響する重要なことです。
あなたの家づくりを成功させるためにも、ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
ほとんどの方は、吹き抜けが何かを、おわかりだと思いますが、念のため解説しておきます。
吹き抜けとは、建物の1階から2階(2階に限りませんが)に渡って天井がなく上下がつながっている、開放的な空間のことです。
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こちらの画像は、自宅のリビングに設けた吹き抜けで、毎年、ここにクリスマスツリーを飾ります。
このツリーが、一般家庭用のものではなく、業務用のもので、高さがかなりあります。
自宅の天井は、かなり高いはずなのですが、それでもダメで、このリビングの吹き抜けに、毎年、クリスマスツリーを飾っています。
そんな我が家のリビングの吹き抜けですが、まず間取りをご紹介します。
こちらが、自宅を三井ホームで建てる際に、参考にした間取りです。
私が一目見て、気に入った三井ホームの「レセゾン」の間取りですが、特にリビングの吹き抜けを気に入っています。
リビング・ダイニングの上が、大きな吹き抜けになっていて、その吹き抜けの両端に、子供部屋の小窓がついています。
1階に居ながらにして、子供達の様子がわかり、よりコミュニケーションがとりやすいと、私も自宅の吹き抜けに、この小窓を取り入れました。
一番上の画像は、1階から吹き抜けを見上げた際のものですが、子供部屋にの小窓があるのが、わかると思います。
私の自宅の吹き抜けは、こちらの間取りとは少し違っていて、リビングから2階にあがる階段の横に設けました。
このリビングの吹き抜けに階段を設けたことで、より部屋を広く見せることができ、おしゃれな空間になりました。
この吹き抜けは、すごく気にっています。
では、なぜ、リビングに吹き抜けを設けたのか、次のパートでお話します。
私が、吹き抜けをリビングに設けた最大の理由は、ズバリ!1階と2階の雰囲気、気配をつなぎ、家族のコミュニケーションをとりやすくするためです。
吹き抜けがあることで、話し声、ペットの鳴き声、テレビの音、料理の音、訪問者の音、様々な生活音が、上下階に伝わります。
また、1階のキッチンで食事の準備をすれば、そのいい匂いも、上下階に伝わります。
特に私が意識したのは、2階にある2つの子供部屋です。
2階に上がる階段がリビングの中にあるため、昇り降りの際には、自然と、家族の、子供とのコミュニケーションが取りやすい間取りではあります。
しかし、普通は、1階からは、2階の子供の様子であるとか、気配は、一切わかりません。
そこで、吹き抜けを設けることで、それも、その吹き抜けに面するところに、子供部屋の小窓を設けました。
子供が大きくなると、この小窓が開けっ放しということは、少なくなりましたが、それでも、雰囲気、気配は、何となくわかります。
食事の時間になると、家内が、部屋にいる子供達を呼んだり。
お腹をすかせた子供たちが、母親のつくる料理の匂いに反応して、食事の催促をしてきたり。
この吹き抜けがあることで、上下階の雰囲気や気配がつながり、家族のコミュニケーションが、とりやすくなっています。
吹き抜けにより、天井が高くなり、部屋の雰囲気が開放的で、より快適な空間になりますが、それも大きな吹き抜けのいい点です。
しかし、私がリビングに吹き抜けを設けた最大の理由は、1階と2階の雰囲気、気配をつなぎ、家族のコミュニケーションをとりやすくするためです。
それでは、次のパート以降で、実際に吹き抜けを設け、暮らしてみてどうだったのか、私が感じるメリット、デメリットをお話します。
私が、自宅のリビングに吹き抜けを設けてみて実感したメリットは3つあります。
それぞれ解説します。
家の上下階のどこにいても、吹き抜けにより、家族の気配を感じることができ、コミュニケーションがとりやすくなります。
ここは、先ほど、詳細に解説した通りです。
吹き抜けにより、天井を高くすることができます。
1階から上を見上げると2階の天井まで見渡せ、視線の抜けが良くなることで、部屋全体が実際より広く感じ、開放的に感じます。
より広く、開放的な部屋は、実におしゃれな空間になります。
吹き抜けの2階の壁に窓を設け、そこから外の光を取り入れることで、部屋全体が、より明るくなります。
部屋が、より明るくなり、より快適な空間になります。
私が実際にリビングに吹き抜けを設けてみて、実感するデメリットをお話します。
吹き抜けを設けることで、2階のスペースが狭くなるとか、吹き抜けの壁や窓の掃除が大変だとか、吹き抜けに設けた照明の交換が大変だとか・・いろいろあります。
しかし、どのデメリットも、吹き抜けを設けたことによるメリットに比べると、大したデメリットではないというのが、私の実感です。
ただ、1つだけデメリットとして気になるのは、冬場に暖かい空気が2階に逃げるので、1階が少し寒く感じるという点です。
1階の部屋を、より暖かく、より快適にするために、多少冷暖房や床暖房を強めに設定します。
その結果、余計に暖房費がかかり、光熱費が高くなります。
この1階が少し寒くなるというのが、毎年、冬に実感する唯一の吹き抜けを設けたことによるデメリットです。
ちなみに、1階の薪ストーブを使うと、家全体が、ホカホカに暖かくなり、どこにいても快適です。
薪を燃やし過ぎると、家族ら暑すぎるとクレームになる程です。
出典:創建
リビングの上が大きな吹き抜けになっている間取りです。
2階の子供部屋の吹き抜けに面する部分に、開け閉めのできる窓が設けてあります。
この小窓を介して、家族の、子供とのコミュニケーションが活発に行われると思います。
吹き抜けの2階の壁に窓もありますので、ここから外の光を取り入れることができ、より、リビングを明るく快適にできます。
出典:納得スタイルホーム
ダイニングの上に吹き抜けを設けた間取りです。
2階の廊下が、吹き抜けに面しているため、ここを通る、家族と、コミュニケーションがとれます。
また、この吹き抜けにより、ダイニングだけでなく、2階の廊下も、より明るく、開放的で、快適な空間になっています。
キッチンの真上が吹き抜けになっている間取りは、極端に少なかったです。
LDKに設ける吹き抜けは、リビング又はダイニングに設けるケースがほとんどです。
ちなみに、上の画像は、キッチンの上に大きな吹き抜けを設けたものです。
吹き抜けにより、キッチンが開放的で明るい空間になっています。
以上、リビングに設ける吹き抜けについて、取り上げました。
私は、1階と2階の雰囲気、気配をつなぎ、家族のコミュニケーションをとりやすくするために、自宅のリビングに、吹き抜けを設けました。
実際に、この吹き抜けにより、家全体の雰囲気もよくなり、家族のコミュニケーションもとりやすくなりました。
確かに、この吹き抜けによるデメリットはありますが、しかし、本当に吹き抜けを設けてみて、よかったと実感しております。
本記事では、吹き抜けのメリットだけでなく、デメリットについてもお話しました。
メリット、デメリットをよくお考えの上、吹き抜けの導入をご検討いただければと思います。
ぜひ、あなたの家づくりを成功させてください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。