オール電化の電気代は高い?後悔しないための4つの注意点!

オール電化の電気代は高い?後悔しないための4つの注意点!

 

オール電化の電気代は高い?後悔しないための4つの注意点!

2020/01/11

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

家づくりの際には、調理や給湯、冷暖房などに使われるエネルギーを全て電気でまかなうオール電化にするか、それともガスも併用するかを決める必要があります。

 

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オール電化は、火を使わないので、火災のリスクもなく安全でクリーンな住宅として、2000年代から広まりました。

 

実は、このオール電化を導入した方で、後悔する方が、結構います。

 

あなたは、オール電化にすると、必ず電気代が安くなると思っていませんか?

 

実は、オール電化にしても、かえって電気代が高くなることがあります。

 

電気代が高くなり、オール電化にしなければよかったと後悔される方が、本当に多いです。

 

「オール電化なのに、なぜ、電気代が高くなるのか?」

 

「どうしたらオール電化で電気代を安くできるのか?」

 

「わざわざ高い費用でオール電化にしたのに、なぜ、電気代が高いのか?」

 

オール電化を導入された多くの皆さん、いろいろ不平不満、疑問があるようです。

 

本記事では、オール電化で後悔しないよう、電気代を安くする4つの注意点について解説します。

 

私が自宅を建てる際の実体験も踏まえ、わかりやすく解説していこうと思います。

 

この記事をお読みになれば、オール電化で後悔することはないと思います。

 

 

念のため、誤解のないように申し上げておきます。

 

全てのケースでオール電化の電気代が高くなるわけでは、決してありません。

 

あくまでも電気の使い方を誤ったり、あなたの生活タイルに合ったオール電化プランに入らなかったりした場合に限ってのことです。

 

 

実は、私も自宅を建てる際に、オール電化住宅にするか否か、ずいぶんと検討しました。

 

結果的には、オール電化を採用しませんでした。

 

まずは、私の経験を、次のパートでご紹介しますので、参考になさってみてください。

 

それでは、はじめます。

 

 

 

 

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私が自宅にオール電化を採用しなかった理由とは?

 

 

 

 

まず、私が三井ホームで建てた自宅について解説します。


 

自宅を建てる際に、三井ホームの担当と、オール電化でいくか、一部都市ガスもいれるか、ずいぶんと協議しました。

 

結果、調理用のコンロを、IHクッキングヒーターにし、各部屋の暖房を暖房エアコンにしたのですが、以下の理由で、オール電化を導入しませんでした。

 

それは、LDKに、ガス温水式床暖房を取り入れたかったからです。

 

電気温水式床暖房を使用し、オール電化にすることも選択肢としてはあるのですが、そうしませんでした。

 

ここでガスを採用することになり、結果、オール電化にはなりませんので、当然、エコキュートも導入しませんでした。

 

もしかしたら、床暖房の件が、なければ、我が家も、オール電化になっていたかもしれません。

 

ちなみに、電気温水式床暖房ではなく、ガス温水式床暖房を採用した理由は、以下3つです。

 

(1)ガスの方が、パワーも強く、立ち上がりも早く、比較的短時間で部屋を暖めることができるから。

 

(2)ガスの方が、温水の最高温度が高く、輻射熱で部屋全体を、しっかり暖かくすることができるから。

 

(3)ガスは、使用する時間帯を気にしなくていいから。

 

なお、床暖房については、いろいろお知らせしたいことがあるので、別の記事で詳細を解説したいと思います。

 

以上の経緯から、私の自宅は、次の通りです。

 

調理(コンロ) IHクッキングヒーター(電気)
床暖房 ガス温水式床暖房(ガス)
暖房 暖房エアコン(電気)
給湯(ボイラー) ガス式給湯器エコジョーズ(ガス)

 

IHクッキングヒーターは、様々なメリットがありますが、私が重視したのは、安全性です。
火を使わないので、火災の心配がなく安全だからです。

 

以上が、私の自宅の話です。

 

それでは、次のパートで、オール電化住宅で、電気代を安くするために、注意すべき4つの注意点について解説していきます。

オール電化の電気代を安くする4つの注意点とは?

 

 

 

せっかく、高いコストで、IHクッキングヒーターとエコキュートを導入し、オール電化住宅にしたわけですから、安い電気代で、お得に暮らしたいですよね。

 

オール電化で後悔しないために、ここでは、電気代を、いかにして安くするのか、4つの注意点を解説します。

 

その注意点とは、以下の4つです。

 

 

まず、あなたに合った適切なオール電化向け電気料金プランにはいる。
次に、使う時間帯によって電気料金が変わることを理解する。
そして、時間帯によって、電気を使い分ける。
さらに、設備(IHクッキングヒーター・エコキュート)の節約方法を知り実行する。

 

各注意点について解説していきます。

 

 

まず、あなたに合った適切なオール電化向け電気料金プランにはいる。

オール電化向け電気料金プランは、基本的に、夜間の電気の単価が安く設定され、逆に、昼間の時間は、通常より割高に設定されています。

 

その電気料金の安い時間帯に、電気給湯器でお湯を沸かしたり、蓄熱暖房機に熱をためる等して、電気代を抑えるのが、オール電化です。

 

ここまでは、すごくシンプルなんですが・・

 

厄介なのは、この電気料金プランが、各電力会社によって異なるということです。

 

大手電力会社10社、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の全てで、オール電化向けの電気料金プランを提供していますが、内容は異なります。

 

また、2016年4月の電力自由化以降の新電力事業者の中には、数は少ないですが、やはり、オール電化向けの電気料金プランを提供してる会社があります。

 

こちらも、内容は、各社で異なります。

 

夜間だけが安かったり、土日祝日も安かったり、季節料金があったり、割安になる料金の体系が異なります。

 

さらに、安くなる時間帯も異なります。

 

しっかり、プランの内容を吟味して、あなたのライフスタイルにあった電気料金プランを選ぶことが重要です。

 

 

 

例えば、私も使っている東京電力をみてみます。

 

東京電力には、「スマートライフプラン」があり、午前1時から6時の時間帯が、電気料金が安くなります。

 

 

以前あったこちらの「電化上手」は、2016年3月31日をもって新規ご加入の受付は終わっています。

 

当然、電気代を安くするには、この安い時間帯に、電気を使う必要があります。

 

しかし、中には、その時間帯に、あまり電気を使わないなんて方もいたりするわけです。

 

そもそも電気料金が安い時間帯に、電気を使わないということは、通常より電気料金の高い時間帯に電気を使うことになるので、電気代が高くなるのは当然です。

 

あなたがお住いのエリアに、どういった電力会社が、どういう内容のプランを提供しているのかを、あなたのライフスタイルを基準に検討する必要があります。

 

 

 

次に、使う時間帯によって電気料金が変わることを理解する。

先程、オール電化向け電気料金プランの話をしました。

 

あなたが契約したプランの内容を、よく確認し、時間帯によって電気料金が異なることを、把握します。

 

例えば、東京電力の「スマートプラン」では、安い時間帯(午前1時から6時)は、17.78円ですが、それ以外の時間帯は、25.80円と8.02円高い電気料金になっています。

 

また、「電化上手」では、一番安い時間帯の電気料金と一番高い時間帯の電気料金を比べると、3倍以上も金額が違ったりします。

 

 

 

そして、時間帯によって、電気を使い分ける。

電気料金の安い時間帯に、電気を使い、それ以外の高い時間帯は、なるべく電気を使わないようにするのが、電気代を安くするコツです。

 

特に、IHクッキングヒーターのように消費電力の大きい家電は、安い時間帯に使うようにするといいです。

 

ただし、先ほどご紹介した東京電力の「スマートプラン」では、安い時間帯が、午前1時から6時なので、その時間帯に、料理をするというには、かなり無理があるように思いますが。

 

ぜひ、おすすめしたいのが、あなたが契約したプラン内容で、できる限り電気代金が安くするには、どの時間帯に、どの家電を使うのか、一度、シミュレーションをしてみるといいです。

 

当然ですが、あなたの生活スタイルに合わせて、無理のないように、シミュレーションするといいです。

 

そこに無理があると、結局、長続きせず、意味がないので。

 

ちなみに、電子レンジ・オーブン、電気ケトル、炊飯器、ドライヤー、アイロン、ドラム式洗濯乾燥機(乾燥)、食器洗浄機、掃除機は、全て商品電力が1000W以上です。

 

こういった家電を、うまく工夫することで、できる限り、電気料金の安い時間帯に使うように工夫するのが、電気代を安くする方法です。

 

 

 

さらに、設備(IHクッキングヒーター・エコキュート)の節約方法を知り実行する。

オール電化の電気代を安くする4つ目の注意点です。

 

各設備を、できる限り電気代を安くする使い方、節約方法を知り、それを実行することです。

 

ここでは、IHクッキングヒーターとエコキュートについて解説します。

 

 

まず、IHクキングヒーターの節約方法です。

 

IHクッキングヒーターの電気代の節約方法は、ズバリ!調理時間の短縮の工夫です。

 

タイマー機能を使う。

例えば、時間のかかる煮物などで、よくありますが、忘れて、余分に加熱し過ぎたとか。

 

切り忘れや加熱しすぎを防ぐために、セットした時間で自動で加熱が止まる、タイマー機能を使います。

 

調理方法を工夫する。

電子レンジも使い、下ごしらえをするのも、IHの使用時間を短縮できます。

 

自動湯沸かし機能を使う。

この機能を使えば、お湯の沸かし過ぎを防ぐことができます。

 

沸騰したら知らせてくれるし、 火力が弱くなり、自動的に保温になります。

 

優れものの機能なので、ぜひ、これを活用すべきです。

 

 

次に、エコキュートの節約方法です。

 

まずは、メーカーが推奨する「省エネモード」を使う。

焚き上げ設定を、省エネモード(各メーカーによって呼び名は違いますが)にします。

 

長期間、留守にするときは、エコキュートの運転を止める。

旅行などで不在の期間、エコキュートを止め、帰宅する前日に稼働するよう「不在設定」をします。

 

家にいないのに、エコキュートを稼働させるのは、本当に、電気代がもったいないです。

 

追い炊きはしない。

追い炊きではなく、あらためてお湯をはるようにします。

 

お水がもったいないと、追い炊きをする方がいますが、追い炊きすると、電気の消費量が多くなる場合があるので注意が必要です。

 

保温機能は使わない。

できる限り、「自動保温」の機能は使わない方がいいです。

 

お湯がさめてしまった場合には、「高温足し湯」でお湯を暖めるのが経済的です。

 

「高温足し湯」は、「自動保温」や「追い炊き」より、消費電力が少なく経済的です。

 

その他の節約方法

 

あと、家族の生活スタイルにも関係しますが、できるだけ、時間をあけずに、お風呂に入るといいです。

 

そうすることで、お湯を暖める必要がなくなり、その分の消費電力を節約できます。

 

あと、さらに細かい話しですが、お風呂は常にふたをするといいです。

 

ふたをすることで、お湯が冷めにくくなります。

 

以上、IHクッキングヒーター、エコキュートについて、経済的な使い方を解説しました。

 

かなり細かい話をしましたが、こういった点に注意することで、明らかに電気代を安くできます。

 

ぜひ、こういった事を、家族全員で習慣化するといいです。

 

ちなみに、その他の家庭で使う機器、設備についても、当然、省エネな使い方はあります。

 

例えば、使わない時は、スイッチを切るとか、その設備、機器の効率性を高めるために、しっかり掃除メンテするとか・・いろいろあります。

 

ぜひ、節約方法を確認し、家族全員で実践してみてください。

まとめ

 

 

 

 

オール電化で電気代が高くなり、後悔することがないよう、以下の4つの注意点について解説しました。


 

まず、あなたに合った適切なオール電化向け電気料金プランにはいる。
次に、使う時間帯によって電気料金が変わることを理解する。
そして、時間帯によって、電気を使い分ける。
さらに、設備(IHクッキングヒーター・エコキュート)の節約方法を知り実行する。

 

ぜひ、オール電化を導入される方は、この4つの点に注意するようにしてください。

 

そして、オール電化住宅の家づくりを成功させてください。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。


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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報