リビングの畳コーナーの3畳は狭過ぎ!失敗しない5つのコツとは?

リビングの畳コーナーの3畳は狭過ぎ!失敗しない5つのコツとは?

 

リビングの畳コーナーの3畳は狭過ぎ!失敗しない5つのコツとは?

2020/02/19     更新:

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、リビングに設ける3畳の畳コーナーについて取り上げます。


 

 

新築でよくあるのが、リビングの一角に設ける畳コーナーで失敗されるケースです。

 

代表的な事例が、よくある3畳の畳コーナーです。

 

あまりにも狭く、使い勝手が悪いと、せっかく畳コーナーを作ったのに、ほとんど使われないケースです。

 

広さ以外にも、場所、間取りが悪いとか、様々な原因で、畳コーナーで失敗される方が、本当に多いです。

 

あなたは、理想の畳コーナーをつくるためのポイントを知りたいのでは?

 

そこで、本記事では、まず、リビングに畳コーナーを設けるメリット・デメリットについて説明し、さらに畳コーナーで失敗しないための5つのコツを解説します。

 

実際に、私は自宅のリビングの隣に、4畳半の小上がりの和室コーナーを設けたのですが、現在、とても満足しております。

 

来客の際の客間として、また、使わない時には、私の昼寝スペースとして、また読書をしたり・・様々な目的で、畳コーナーをフルに使っています。

 

この畳コーナーをつくった時の経験をベースに、理想の畳コーナーを設けるための、5つのポイントをお話したいと思います。

 

これで、きっと満足度の高い畳コーナーをつくることができるはずです。

 

あなたの家づくりを成功させるためにも、ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

 

 

本記事の内容:

  • 私が自宅につくった小上がりの畳コーナーについて
  • リビングに設ける畳コーナーで失敗しないための5つのコツについて

※本記事を読むことで、理想の畳コーナーを設けるために注意すべきポイントがわかります。

 

 

 

 

 

この3ステップは家づくりを成功させる流れ。

そのために、私もフル活用したサービス⇒ 詳細はこちら

自宅のリビングの一角に設けた小上がりの畳コーナーを紹介

 

 

 

 

 

それでは、私が自宅のリビングの隣につくった小上がりの畳コーナーをご紹介します。

 

上の画像は、その畳コーナーですが、とても使いが手が良く、おしゃれで、とても満足しています。

 

きっと、あなたの家づくりに参考になると思います。


 

自宅のリビングにある畳コーナーですが、詳細にご紹介します。

 

 

 

畳コーナーの広さについて

 

まず畳コーナーの広さですが、4畳半あり、さらに1畳弱の押入れもあります。

 

押入れには、来客用の布団を収納しており、この畳コーナーを客間としても使う際に、簡単に布団を敷くことができ、とても便利です。

 

ちなみに、広さは4畳半ありますので、大人2~3人であれば、ここで寝ることができます。

 

 

 

畳コーナーのおしゃれな雰囲気について

 

畳は琉球畳で、見た感じ、おしゃれで、とても気にっています。

 

その他にも、この畳コーナーには、こだわりのおしゃれポイントが、いくつかあります。

 

エアコンは、畳の色に合わせて、少し茶系のものを、照明も和風のものを、さらには、壁の色、質感もこだわっています。

 

また、畳コーナーには、窓も2か所あって、1つは開閉できるのですが、もう一つは横長の窓で、わざと足元の位置にあって、開閉はできません。

 

横長の窓からは、外の植栽のみを見ることができるようになっていて(窓の位置が低いため、人を見ることはできません)、なかなか風情があります。

 

この畳コーナーは、リビングに隣接しているのですが、微妙な個室感があって、すごく、こもるような感じで、落ち着く空間に仕上がっています。

 

おしゃれな畳コーナーは、リラックスできるので、よく、ここで昼寝をしたり、ゴロンと横になって、本や雑誌を読んだりします。

 

 

 

小上がりの畳コーナーについて

 

写真を見ていただければ、わかると思いますが、リビングの床面より30㎝高くなっており、いわゆる小上がりになっています。

 

よく椅子代わりに、ここに腰掛け、二階にいる者と話をすることがあるのですが、この小上がりは、私は気にっています。

 

確かに、小上がりにはデメリットもありますが、それ以上にメリットが大きいと思います。

 

詳細は、次のパートで解説します。

 

 

 

畳コーナー間取りについて

 

 

こちら、間取り図ですが、リビング(9.7畳)に隣接しており、リビング内にある二階へ上がる吹き抜けの階段の上り口のところにあります。

 

小上がりになっていて、さらに、簡単な仕切り、ロールスクリーンもあるので、畳コーナーを、完全な個室としても使うことができます。

 

実家の両親など、ここで、一晩ぐっすり眠れ、すごくリラックスできたと好評です。

リビングの畳コーナーのメリット・デメリットとは?

 

 

 

 

 

それでは、リビングに設ける畳コーナーのメリットとデメリットについて解説します。

 

畳コーナーを設けるメリットだけでなく、デメリットについても、よく理解しましょう。

 

そこがいい加減だと、せっかくつくった畳コーナーを撤去したいと、後悔することになるので注意が必要です。


 

 

畳コーナーの4つのメリット

 

小さい子供の遊び場、昼寝の場所

リビングの硬く冷たいフローリングと違って、畳は表面が柔らかく温かみもあり、赤ちゃんや小さな子供にとって安全な場所です。

 

柔らかい畳の上であれば、少しくらい転んでも怪我の心配もないので、安心して遊ばせることができます。

 

畳コーナーで遊ばせれば、子供のおもちゃで、リビングが散らかるなんてことも避けられますし、フローリングほど音が響かないので、子どもの遊び場としては最適です。

 

また、畳コーナーを昼寝スペースとしても使え、親が添い寝をして、寝かしつけることもできたりします。

 

さらに、赤ちゃんのおむつを替えたり、着替えさせたりするのにも、畳の上であれば安心して行え、とても便利です。

 

このように、赤ちゃんや小さい子供がいる家庭では、畳コーナーは、様々な用途に使え、そのメリットは大きいです。

 

 

大人がくつろげる場所

リビングのフローリングは硬く冷たいので、その上で、昼寝をする方は、まずいないと思います。

 

しかし、畳の上であれば、心地よく昼寝をすることができます。

 

気軽にゴロンと横になれる畳コーナーは、大人のくつろぎの場としては最高です。

 

私も自宅の畳コーナーで昼寝をしますが、寝心地が良く、とても気持ちがいいです。

 

 

来客の宿泊場所

めったにない来客のために、客間をつくるのは、費用もかかるし無駄です。

 

畳コーナーがあれば、来客の際、そこを宿泊スペースとして使えます。

 

私の自宅では、ロールスクリーンで、畳コーナーをリビングと仕切ることができ、来客にも、気持ちよく寝れたと好評です。

 

 

家事をする場所

畳コーナーは、洗濯物を畳んだりアイロンがけを座って行え、家事スペースとして使えます。

 

リビングの畳コーナーであれば、キッチンからも近いので家事動線は、かなりいいです。

 

料理をしながら、効率よく洗濯の家事も行えるので、そこはメリットです。

 

 

畳コーナーの2つのデメリット

 

子供が成長し使い道がなくなる

子供が小さいうちは子供の遊び場、昼寝の場所として、よく使っていた畳コーナーが、子供の成長とともに、使う機会がめっきり減り、単なる物置になってしまう事があります。

 

畳コーナーの使い道に困ってしまい、最初からつくらなければよかったと後悔される方もいたりし、ここは、大きなデメリットです。

 

 

掃除がしにくい

畳は、フローリングと比べると、よりデリケートであり、どうしても掃除がしにくいです。

 

例えば、ジュース等液体をこぼした場合、フローリングであればサッと拭き取るだけですが、畳の場合は、あっという間に吸収してしまい、汚れをとる掃除が大変です。

リビングの畳コーナーで失敗しない5つのコツとは?

 

 

 

 

 

それでは、いよいよ本題です。

 

リビングに設ける畳コーナーで失敗しないための5つのコツを解説します。


 

 

先程、リビングの畳コーナーのメリット・デメリットについて解説をしました。

 

畳コーナーで失敗しないコツは、このメリットを大きくし、デメリットをできる限り小さくすることです。

 

子供のためだけでなく、他の用途でも快適にいつまでも使い続けることができる畳コーナーを目指すことが重要です。

 

そのような畳コーナーをつくるには、以下の5つのポイントが重要です。

 

それでは順々に解説していきます。

 

 

 

簡単な仕切りで、いつでもリビングと一体化できる
リビングと一体化できる間取り
フラットより小上がりがおすすめ
おしゃれな空間を意識する
適度な広さ

 

 

それぞれについて、解説していきます。

 

 

簡単な仕切りで、いつでもリビングと一体化できる

次の画像は、畳コーナーに設けた、リビングとの間を簡単に仕切れる、ロールスクリーンの仕切りです。

 

 

客間として使う際には、仕切りのロールスクリーンを下げて、リビングとの間を、完全に仕切ることができます。

 

完全な扉ではなく、簡単な仕切りですが、思った以上に、畳コーナーは、完全な個室のような空間になります。

 

客間として使わない時には、基本的にロールスクリーンを上げた状態にし、リビングと、大開口部でつなぐことができます。

 

ロールスクリーンを上げ下げすることで、簡単にリビングと一体化させたり、個室にすることができます。

 

畳コーナーを、個室にも、またリビングの一部のように一体化させることも、簡単にできるのは、畳コーナーをフルに使えるようにする意味でも、とても重要です。

 

仮に、畳コーナーに扉・壁を設け、完全な個室にした場合ですと、客間として使わない時に、使わなくなるケースが多いと思います。

 

なぜなら、わざわざ、完全個室の畳コーナーに行って、何かをすることは、まずないと思うからです。

 

やはり、リビングの一部のようであれば、リビングでくつろぐ感覚で、そのまま、畳コーナーも使うことができるからです。

 

ロールスクリーン等の簡単な仕切りで、いつでも、リビングと一体化させることができることは、重要なポイントです。

 

 

 

リビングと一体化できる間取り

先程もお話しましたが、畳コーナーを、リビングと一体化できることが重要で、そのために、畳コーナーをどこに配置するのか、間取りがポイントになります。

 

畳コーナーは、リビングと隣接する配置、間取りにする必要があります。

 

リビングから少しでも離れた場所に、例えば、リビングのドアを出た廊下の先に設けた場合ですと、その畳コーナーは、もはやリビングの一部ではなくなり、完全独立の和室になってしまいます。

 

まず、そういった和室は、客間として使われる以外に、気軽に使うことはなく、徐々に、使われることがなくなります。

 

客間としても、その他の目的でも、気軽に使われるようにするためにも、畳コーナーの間取りは重要です。

 

 

 

フラットより小上がりがおすすめ

畳コーナーは、リビングの床面と同じフラットより少し高くする小上がりがおすすめです。

 

こちらの画像は、リビングの床面より、少し高い小上がりの畳コーナーの事例です。

 

 

 

畳コーナーを小上がりにすることのメリットは、以下の通りです。

 

  • 小上がりだと、床面の高さの違いがアクセントになり、リビングの空間に変化を与えることができ、豊かな感じになります。
    床面の高さを変えるだけで、部屋の印象が、グッと引き締まった感じになります。
  • 小上がりすることで、リビングの一部ではあるのですが、より個室感覚が増します。
  • リビングのゴミやほこりが、床がフラットだと、そのまま畳コーナーにもはいり汚れますが、小上がりだと、ゴミやほこりの侵入を防ぐことができます。
    リビングは、家族が集まる場所なので、当然、ゴミやほこりも、他の部屋よりも多く、汚れやすいです。
    小上がりにすることで、畳コーナーは、リビングの一部ではありますが、常に清潔に保つことができます。
  • 小上がりの床面に、まるでベンチのように腰をかけることもできます。
  • 小上がりの床下に収納を設けることもでき、上の画像の事例のように、かなりの量を収納することが可能です。

 

 

ちなみに、小上がりにすることで、余分な施工費がかかるとか、バリアフリーに向かないとか、畳部分に床暖房を施工できないとか、お掃除ロボットで掃除できないとか、小さなお子さんに危ないとか。
確かに、こういったデメリットもあり、フラットにすべきとの意見もあります。

 

しかし、私は、これらデメリット以上に、メリットの方が大きいと判断し、小上がりの畳コーナーにしました。

 

個々の事情に合わせて、どちらにすべきか、よく検討することが重要です。

 

 

 

おしゃれな空間を意識する

以下の2つの画像は、色合いは違いますが、両方とも琉球畳の事例です。

 

 

 

どちらも、通常の畳のものより、おしゃれだと思います。

 

畳コーナーは、リビング空間のアクセントになるので、ぜひ、よりおしゃれな空間を意識し、工夫することが重要です。

 

畳を琉球畳にしたり、エアコンの色を変えたり、壁の色、材質にこだわったり、窓の位置を工夫し、植栽の見え方を工夫したり。

 

ちなみに、ここでお話したことは、全て私の自宅の畳コーナーで実践したおしゃれポイントで、どれもおしゃれ空間にするには、おすすめです。

 

 

 

適度な広さ

まず、よくある3畳の畳コーナーですが、この広さですと、客間としては、少し狭過ぎです。

 

大人1名なら十分な広さですが、2~3名となると、かなリ窮屈で狭く、まず3名は無理です。

 

客間としても使うのであれば、ぜひ、4畳半は欲しいところです。

 

4畳半だと、1つの部屋としての広さでもあり、客間として充分使えます。

 

ちなみに、6畳の畳コーナーですが、広さが6畳となると、もはやリビングの一部、コーナーではありません。

 

1つの部屋として考え、間取りを考える必要があると思います。

 

普段は、リビングの一部で、リビングでくつろぐ感覚で使い、来客がある際には、客間としても使う畳コーナーを考えた場合、やはり、広さは4畳半がベストと考えます。

まとめ

 

 

 

 

 

以上、リビングに設ける畳コーナーについて解説しました。


 

 

リビングの畳コーナーで失敗しないためのコツ

中途半端な畳コーナーを設け、失敗されるケースが本当に多いです。

 

あなたは、ぜひ、本記事で解説した、次の5つのコツに注意しながら、家づくりを進めていただければと思います。

 

きっと、満足できる理想のリビングの畳コーナーを、つくることができると思います。

 

簡単な仕切りで、いつでもリビングと一体化できる
リビングと一体化できる間取り
フラットより小上がりがおすすめ
おしゃれな空間を意識する
適度な広さ

 

 

 

成功させるための具体的な進め方

リビングの一角に設ける畳コーナーは、使い勝手が良く、またリビングの空間アクセントにもなり、おすすめです。

 

そのことは、よくご理解頂けたと思います。

 

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ぜひ、本記事を参考に、素敵な畳コーナーをつくって頂ければと思います。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために「まとめ」の記事を中心に修正を加えました。(2023/8/8)