駐車場2台分のコンクリート費用の相場はいくら?コストを安く抑えるポイントも解説!

駐車場2台分のコンクリート費用の相場はいくら?コストを安く抑えるポイントも解説!

 

駐車場2台分のコンクリート費用の相場はいくら?コストを安く抑えるポイントも解説!

2023/10/31

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、家づくり経験があります。
どちらも、外構(エクステリア)には、かなり、こだわり作り込みました。

 

本記事では、私のこれまでの経験をベースに、2台分の駐車場のコンクリート施工費用について解説します。

 

 

自宅に設ける駐車場は、2台分確保を希望される方が本当に多いです。

 

しかし、驚くことに、駐車場2台分の施工費用の相場について知っている方はほとんどいません。

 

多くの方は、適切な駐車場の施工費用を把握するのが難しい状況です。

 

そこで、本記事では、駐車場2台分の施工費用について、できる限りわかりやすく解説していきます。

 

まず、施工費用に大きく影響する駐車場の面積について詳しく説明し、さらに、費用を安く抑えるポイントについても解説します。

 

ぜひ、本記事を参考に、あなたの理想のコンクリートの駐車場をつくって頂ければと思います。

 

 

 

 

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駐車場2台分の施工面積は?

 

 

 

 

 

まず最初に、駐車場2台分に必要な面積について解説します。

 

 

駐車場2台分の施工面積は、30㎡程度が一般的です。

 

例えば、その家庭で車2台を保有しており、1台は軽自動車といったケースでは、多少面積は狭くしても問題ありません。

 

しかし、友達や親族等、来客のある場合や、将来、車のサイズを大きなものに変える可能性を考慮すると、現在の状況だけで駐車場の面積を決めるのは、正直おすすめできません。

 

車の大きさに対する必要面積については、この後、詳しく解説しますので、ぜひ参考になさってください。

駐車場2台分の費用相場は?

 

 

 

 

次に、駐車場2台分の費用相場がいくらかを、その内訳も含め解説します。

 

 

駐車場をコンクリート施工する場合、1㎡あたり8,000円~13,000円程度が相場となります。

 

2台分の駐車場30㎡だと、240,000円~390,000円が費用相場となってきます。

 

その内訳について、あるケースですが、コンクリート施工内容毎に説明しますので、参考になさってください。

 

コンクリート施工 金額(税別)
鋤取り 15,000円
残土処理 80,000円
コンクリート作業 210,000円
目地・車止め 20,000円
人件費・諸経費 50,000円

 

鋤取り
コンクリート施工する面を平らにするため、砂利や土を取り除く作業です。

 

残土処理
鋤取りをすると、土が出ますので、その土を処分する費用です。
この土を敷地内で使用できるのであれば、その分費用を削減できます。

 

コンクリート作業
コンクリート舗装する費用で、ここには、コンクリートを流す費用だけでなく、枠の設置や補強のためのワイヤーメッシュの費用も含みます。

 

目地・車止め等
コンクリートのひび割れ防止を目的に、一定間隔で目地をいれたり、車止めの費用となります。

 

人件費・諸経費
この人件費は、駐車場の施工だけ行う場合と、外構全般を行った場合で大きく異なります。
当然、駐車場の施工だけを行う場合の方が、より費用が高くなります。

 

この見積書の場合、合計金額は375,000円(税別)となります。

車の1台分の種類別に必要な駐車スペースは?

 

 

 

 

それでは、車の1台分の種類別に必要な駐車スペースについて解説します。

 

それでは、車1台分の必要な駐車スペースについて、車の種類別に解説します。

 

車の種類 必要な広さ
軽自動車 7.4㎡
小型自動車 10.6㎡
中型車・ワンボックス車 11.3㎡
大型車 13㎡

 

さらに詳しく解説しますので、ぜひ、参考になさってください。

 

軽自動車
軽自動車は、車幅1.48m・全長が3.4m以内という寸法で、そこにドアの開閉や必要な広さを考慮すると、幅2m・長さ3.7mが一般的な基準となります。
軽自動車であれば、最低限の必要面積は7.4㎡となります。

 

小型自動車
小型自動車は、車幅1.68m・全長が4.5mが平均的な寸法で、そこにドアの開閉などゆとりを加えると、幅2.2m・長さ4.8mが基準となります。
小型自動車のスペースは、10.6㎡を基準となります。

 

中型車・ワンボックス
中型車・ワンボックスカーの場合、車幅1.7m・全長4.8mが一般的で、ここにドアの開閉などのゆとりを加えると、幅2.2m・長さ5.1mが一般的となります。
中型車・ワンボックスカーの面積は、11.3㎡が基準となります。

 

大型車
大型車の場合、車幅1.9m・全長5.2mが一般的で、ここにドアの開閉などのゆとりを加えると、幅2.4m・長さ5.5mが一般的となります。
大型車1台の駐車スペースは、13㎡程度が基準となります。

駐車場をコンクリートにする3つのメリットは?

 

 

 

 

 

それでは、駐車場をコンクリートにする3つのメリットについて解説します。

 

土間コンクリートは、砂利や土に比べて駐車場としてのメリットが多く人気です。

 

コンクリート駐車場の3つのメリットを紹介します。

 

車がきれいに保たれる

雨の日や悪天候時に、水たまりや泥によって車や道路が汚れる心配がありません。

 

また、晴れた日には乾燥した土、砂埃で、車のボディが汚れることもありません。

 

メンテナンスが簡単

雑草が生えず、雑草駆除の手間がかからず、ここは大きなメリットです。

 

また、落ち葉やゴミは容易に掃除でき、水で洗い流すだけで表面を綺麗に保つことができます。

 

耐久性が高い

通常の使用に耐え、重い物を載せたり、大きな地震に晒されない限り、コンクリート駐車場は通常50年以上持続します。

 

長期的な視点で見れば、コスト効率の高い選択肢となります。

駐車場をコンクリートにする3つのデメリットは?

 

 

 

 

 

それでは、駐車場をコンクリートにする3つのデメリットについて解説します。

 

先程、メリットについて解説しましたが、ここでデメリットについても説明しておきます。

 

後で、こんなはずではなかったと後悔することがないよう、ここはしっかり理解することが重要です。

 

駐車場を土間コンクリートにするデメリットは3つあります。

 

クラック(ひび割れ)の可能性

湿度や環境の変化により、土間コンクリートにひび割れが生じることがあります。

 

小さなひび割れであれば外見上の問題はありますが、使用する上での心配はありません。

 

現在の技術ではひび割れを完全に防ぐことは難しいです。

 

初期費用が高額

コンクリート材料が高く、多くの工程が必要なことから、どうしても初期費用が高額になります。

 

ただし、業者によって工事費用に違いがあるため、数万円から数十万円の差が出ることがあるので、駐車場の工事だけでも、複数の業者の見積もりを比較することを強くお勧めします。

 

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ぜひ、参考になさってください。

 

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リフォーム時の費用が高額

コンクリートで舗装した部分を、将来、リフォームする場合、コンクリートを撤去する費用がかかります。

 

さらに、解体した材料の運搬と、産業廃棄物として処理する必要もあります。

 

広い駐車スペース等、大規模な工事を検討する際には、より慎重に検討する必要があります。

駐車場のコンクリート施工の費用を安くする3つのポイントは?

 

 

 

 

次に、駐車場のコンクリート施工の費用を安くする3つのポイントについて解説します。

 

駐車場のコンクリート施工の費用を、少しでも安く抑えるポイントを3つご紹介します。

 

少しでも費用を安く抑えたい方には、ぜひ、参考になると思います。

 

 

直接専門業者に発注する

新築の場合ですが、住宅メーカーではなく、実際に外構工事を行う専門業者に直接依頼するといいです。

 

住宅メーカーの手数料分の費用を抑えることができます。

 

外構専門業者の方は現場の状況を的確に把握し、適切なアドバイスを提供してくれるはずです。

 

複数の業者から見積もりを取得する

費用は土地の状態や広さによって変わってきますし、施工する業者によっても金額は大きく違います。

 

ぜひ、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討するようにしてください。

 

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必要な部分のみコンクリート施工する

駐車スペースでタイヤが接触する部分だけをコンクリートで施工し、他の部分には安価な砂利や芝を使用することが考えられます。

 

ただし、砂利を使う場合は、飛散する可能性があるので注意が必要です。

 

また芝を使用する際は、水はけの問題にも注意が必要です。

駐車場のコンクリート施工で注意すべき3つの点とは?

 

 

 

 

 

それでは、駐車場のコンクリート施工で注意すべき3つの点について解説します。

 

駐車場をコンクリート施工する際の注意点を3点解説しておきます。

 

工事にかかる日数

2台分の駐車場をコンクリート施工する場合、工事には、かなりの時間がかかります。

 

当然、工事中は車を駐車できませんので、代替の駐車場を確保する必要があるのでご注意ください。

 

通常、駐車場のコンクリート施工は以下のようなスケジュールになるので、参考になさって下さい。

 

整地や残土処理に1〜2日
コンクリート工事の準備に1日
コンクリート工事に1〜2日
養生に1日
工事の着工から完了までに約1週間の期間が必要です。

 

定期的メンテナンスが必要

コンクリートで駐車場をつくると、雑草が生える心配はありませんので、雑草対策は一切不要です。

 

しかし、コンクリートの表面が、タイヤの痕や黒ずみで汚れますので、これらが目立ってきた場合には、ブラシで掃除することが必要です。

 

高圧洗浄機を使用すると、より効果的に清掃できますので、広い駐車場の場合は、検討されるといいです。

 

DIYは作業が大変で失敗するリスクも高い

DIYでの施工は失敗のリスクが高く、手間がかかるので、正直おすすめしません。

 

セメントを練って打設する作業を、一人で行うとなると、乾燥差や配合差が発生し、ムラになるリスクが高いです。

 

2台分の駐車場となると、施工範囲も広く、クラックを軽減するため目地を入れる必要もあります。

 

コンクリートの仕上げは時間との勝負なので、2台分の駐車場を、一人でDIYするのは、かなり難しいです。

 

部分的な施工を何度か繰り返す方法もありますが、その場合、継ぎ目部分が弱くなり、ひび割れしやすくなります。

 

また、鋤取りで出た残土の処分にも、費用がかかるので、ご注意ください。

まとめ

 

 

 

 

 

今回は、駐車場2台分のコンクリート施工にかかる費用について解説しましたが、参考になりましたでしょうか。

 

ぜひ、本記事を参考に、あなたのご自宅に、素敵なコンクリートの駐車場をつくって頂ければ嬉しいです。

 

それでは、最後にまとめです。

 

 

駐車場をコンクリート施工したい方が理解すべきこと

 

本記事では、駐車場2台分のコンクリート施工にかかる費用について詳しく解説しました。

 

2台分を駐車するのに必要な広さ、費用を少しでも安くするポイント、さらには駐車場をコンクリートにするメリット・デメリット、注意すべきポイントについてもお話しました。

 

本記事で解説したことは、どれも、重要なことです。

 

駐車場をコンクリート施工したい方であれば、最低限、理解すべき内容です。

 

ぜひ、しっかり理解できるまで、何度も、本記事をお読み頂ければと思います。

 

 

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それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画する外構工事に、最適な地元優良の外構業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。

 

 

今回も、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

ぜひ、本記事を参考に、あなたの理想の駐車場をつくってください。

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報