駐車場の正しい寸法と幅は?私は自宅の駐車スペースの設計をこうした!

駐車場の正しい寸法と幅は?私は自宅の駐車スペースの設計をこうした!

 

駐車場の正しい寸法と幅は?私は自宅の駐車スペースの設計をこうした!

2019/12/26

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

家づくりにおける駐車場の設計を、結構、軽く考えている方が多いです。


 

確かに、きっちり車に合った寸法、大きさで、駐車場を設計をすれば、車を駐車できるので、基本的には問題ないはずです。

 

しかし、実際に駐車場を使ってみると、後から不満が続出することが結構多いです。

 

何か車が停めづらいとか、見栄えが良くないとか・・後から不平不満が。

 

この駐車場がうまくないと、結構、日々の暮らしでもストレスにもなるので、注意が必要です。

 

駐車場の設計は、家の間取りと同様、じっくりよく検討することが重要です。

 

そこで、今回の記事では、駐車場の正しい寸法、大きさをどうすればいいのかについて解説していきます。

 

家づくりにとって、駐車場の設計は、結構、重要です。

 

ぜひ、最後までお読みいただき、理想の住まいを建ててください。

 

 

 

 

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私が建てた自宅の駐車スペースの設計はどうなのか?

 

 

実は・・
私は自宅を建てる際に、駐車場の設計で、かなり悩ました。

 

自宅を建てる際に、2台分の車を、両方、道路に対し直角に駐車する直角駐車を希望。

 

駐車場の寸法と大きさを工夫して、2台分の直角駐車の可能性を、あれこれ模索しました。

 

2台を並べて駐車できなくても、離れていてもいいので、いずれにしても直角駐車が希望でした。

 

直角駐車に慣れていたのと、あとは見栄えがいいというのが、希望の理由です。

 

しかし、敷地の広さと建物の間取りの関係で、2台分の直角駐車できる駐車スペースの確保は無理と、ハウスメーカーの住友不動産から指摘を受けました。

 

ただ、もう一つの希望の中庭を実現するとなると、どうしてもスペース的に無理というのが、住友不動産の説明でした。

 

どうしても、2台分の直角駐車にするのが、あきらめることができずに、自分でも、駐車場の寸法、幅等大きさについて、随分と研究しました。

 

結局、ハウスメーカーを三井ホームに変更し、2台分の直角駐車も中庭も、両方実現することができました。

 

その時の様子は、次の記事で解説しています。

 

 

自宅を建てる際に、自分でも駐車場の寸法、巾等の大きさについて、ずいぶん勉強しました。

 

なんとか、直角駐車にできないか、三井ホームとも話をしました。

 

当時、駐車場の寸法、幅等の大きさについて調べた結果を、今回は、記事にしたいと思います。

駐車場の寸法、幅等の大きさをどうすればいいのか?

 

それでは、駐車場の寸法、幅等の大きさについて解説していきます。

 

直角駐車の場合

 

私の自宅を建てる際の強い希望でもあった直角駐車の駐車場の寸法と幅について解説します。

 

こちらの画像は、左が普通自動車で、右が軽自動車の駐車場です。

 

この駐車場の寸法は、平均的な基本ケースです。

 

 

 

 

普通自動車の駐車に必要な広さは、3m×5.5mが基本となります。

 

そして、軽自動車の場合は、2.5m×4.5mが基本となります。

 

軽自自動車の場合は、当然ですが、普通自動車に比べ駐車スペースは小さくなります。

 

こちらの駐車場の寸法は、あくまでも平均(基本)ですが、土地の広さの関係でもっと狭くも、もっと余裕のある駐車場も可能です。

 

平均(基本)の駐車場の寸法の±30㎝程度で、駐車場の寸法を考えれば問題ないです。

 

 

一般的には、必要な駐車場の広さは、車の全長+1m、車の全幅+1.3mが基本になります。

 

駐車するときの内輪差・外輪差、さらにドアの開け閉めを考慮すると、これくらいが必要だということです。

 

 

ここは、あなたの乗られる車の全長、車の全幅をよく確認した上で、駐車場の寸法、大きさを決めるようにしてください。

 

 

いろいろ調べていただければわかると思いますが・・
こうすべきだという駐車場の寸法や大きさは、本当にバラバラです。

 

平均的な寸法、大きさであったり、最小のもの、最大の余裕のあるもの・・いろいろです。

 

ここは、実際に乗られる車のサイズをもとに、設計士の方によく相談されるのがいいです。

 

 

2台並列駐車の場合

 

 

上の画像は普通自動車2台を並列駐車した場合の駐車場です。

 

駐車場の平均(基本)寸法は、5.5m×5.5mになります。

 

この場合も、±50㎝で、駐車スペースを大きくも小さくもできます。

 

土地の広さに応じて検討していただければいいと思います。

 

ちなみに、普通自動車と軽自動車の並列駐車の場合の駐車場の寸法は、5.2m×5.5mです。

 

もう1台が軽自動車なので、その分、駐車スペースが少し小さくなっています。

 

 

縦列駐車の場合

 

 

こちらは縦列駐車の場合ですが、駐車場の寸法は、7m×3mが平均(基本)です。

 

縦列駐車の場合、駐車スペースはかなりの広さが要求されます。

 

私は自宅を建てる際に、最初、住友不動産より、縦列駐車をすすめられました。

 

しかし、そもそも、私は縦列駐車が得意でないこと。

 

あと、2台分の縦列駐車となると、かなりのスペースが駐車場にとられること、さらには見栄えも良くないと、この縦列駐車は強く反対しました。

 

結局は、直角駐車にすることができましたが。

 

 

 

以上、駐車場の寸法を3つのパターンで解説しました。

 

これらを参考に、あなたの家の駐車場の設計を考えてみてください。

駐車場の設計で注意すべき3点とは?

 

 

 

次に、駐車場の寸法や幅を決める際に、注意すべき3点を解説します。

 

将来、乗る車のサイズも考慮する
駐車する際の車の動きをイメージする
ドアやバックドアの開閉も考慮する

 

それぞれについて説明します。

 

将来、乗る車のサイズも考慮する

駐車場の寸法や幅等の大きさを検討する際に、現在、乗っている車のサイズだけでなく、将来的に乗りそうな車(車種)を考慮するようにしてください。

 

仮に、現在、軽自動車に乗っていたとして、そのサイズで駐車場を設計してしまうと、それ以上大きなサイズの車に乗り換えることができなくなります。

 

将来、乗ってみたい希望の車の事も考慮して、ぜひ、駐車場の寸法、幅を決めるようにしましょう。

 

駐車する際の車の動きをイメージする

実際、どのようにその場所に駐車をするのか、切り返しをどうすればいいのかも含め、具体的にイメージをして駐車場の寸法を決めてください。

 

ただ寸法だけで決めてしまうと、後で、駐車するのに何度も切り返しが必要なんて最悪なケースもあり得ます。

 

毎回、駐車するたびに、かなりのストレスになるので、注意が必要です。

 

ドアやバックドアの開閉も考慮する

さすがにドアを全開できるようにする必要はありませんが、普通に乗り降りに支障がない程度にドアを開閉できるようにはしておきます。

 

さらに、バックドアが開くかどうかも要チェックです。

 

車の後のスペースが足りないと、バックドアを開閉する際jに、いちいち、車を少し前に出す必要があり、かなり面倒です。

 

駐車場の後方に十分なスペースがあるか否かも、駐車場の設計の際に、確認するようにしてください。

まとめ

 

 

 

 

駐車場の設計も、家づくりにとって、とても重要です。

 

家の間取りを決めるのと同様に、慎重に、駐車場の寸法、大きさを決めることが重要です。

 

今回、以下の3パターンの駐車場の正しい寸法、幅について解説しました。

 

直角駐車の場合
2台並列駐車の場合
縦列駐車の場合

 

これらを参考に、駐車スペースを検討されてみてはいかがでしょうか。

 

その際には、以下の3点についても注意しましょう。

 

将来、乗る車のサイズも考慮する
駐車する際の車の動きをイメージする
ドアやバックドアの開閉も考慮する

 

ぜひ、あなたの家づくりを成功させてください。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報