20坪の平屋をローコストで建てたい方へ!最も注意すべき点とは?

村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
もともと平屋は好きで、自分でも、いかに快適で見栄えの良い平屋にするか、かなり研究しました。
この平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回は、20坪の平屋をローコストで建てる際の最も注意すべき点について解説します。
この記事を読まれている、あなたは、20坪の平屋を、できる限り安く、ローコストで建てたいとお考えだと思います。
まずは、こちらの平屋20坪の間取りに関する記事を、お読みください。
20坪の平屋をいかに快適にするか、間取りの事例で詳細に解説しています。ぜひ、本記事を参考に、快適な20坪の平屋を建ててください。→「20坪の平屋を快適に!間取りで注意すべき5つのポイントとは?」
記事に解説がある通り、20坪の平屋は、広さとしては、かなり狭いです。
家族皆がくつろぐ空間のLDK、個室、水回り、玄関、収納・・・のスペースを考慮すると、20坪は、かなり限られた狭いスペースです。
しかし、シニア夫婦をはじめとして幅広い世代で、なぜか、とても人気があります。
特にシニア夫婦、若夫婦に多いのですが、家を小さくし、できる限り建築費用を安く抑え、ローコストで平屋を建てたいと希望です。
夫婦二人だけなので、広い家は必要なく、むしろ住みやすい小さな平屋に住みたく、
さらには、今後の暮らしのために、できるだけ資金を残しておきたいとい理由で、小さな20坪程度の平屋を希望されるようです。
確かに、夫婦二人の暮らしやすさを考えると、20坪のコンパクトな平屋はおすすです。
しかし、ローコストで建てることに関しては、1つだけ注意すべき点があります。
後程、詳細を解説しますが、ローコスト住宅ならではの特徴があり、あなたが、この先ずっと住み続けるのに、家に満足できるかということです。
本記事では、まず、そもそも20坪の平屋をローコストで建てる事は可能なのか、そして、いくらかかるのか、間取りも実例で紹介しながら解説します。
さらに、ローコスト住宅の特徴を解説し、その上で、建てる上で、最も注意すべき点を解説します。
せっかく家を新築するのですから、絶対に、後悔はしたくないですよね。
ぜひ、最後までお読みいただき、あなたの平屋の家づくりを成功させてください。
それでは、スタートです。
■見積もり依頼と間取りの作成を、ハウスメーカー、工務店に一括依頼できます。
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そもそもローコストの平屋とはいくら?(実例も紹介)

まずは、そもそもローコストというが、いくら程で平屋を建てることができるのか、
具体的な間取りも実例で紹介しながら、解説したいと思います。
あなたは、平屋をローコストで建てると言った場合、いくらくらいの金額をイメージされますか?
人によって少し違いますが、当サイトでは、ローコスト住宅は、坪単価30〜50万円で建てることが可能な家だと考えます。
それでは、20坪の平屋を、いくらで建てることができるのか、間取りも紹介しながら、実例をいくつかご紹介します。
500万円のローコスト平屋(約20坪・2LDK)の実例
こちらの実例は、延べ床面積約20坪・2LDKの間取りの平屋で、価格が驚きの500万円です。
広いLDK以外に、洋室と和室の2部屋があり、夫婦であれば、かなり快適に暮らせそうです。
500万円の価格には、照明器具、電気工事、給排水工事の料金も含まれています。
ただし、給排水工事は、建物から1m以内に限らる工事であるため、それを超える部分については、プラスで費用が発生します。
500万円で、ほぼ全てが込みで、平屋20坪を建てることができるというのは、正直、驚きです。
1000万円のローコスト平屋(20坪・2LDK)の実例
こちらの実例は、延床面積が20坪、間取りが2LDKの平屋で、価格が1108万円、約1000万円でです。
価格の内訳は、建物価格が860万円で、付帯工事が248万円です。
キッチンが5畳、リビングダイニングが12.5畳と、かなり広いLDKになっています。
さらに、広いウォークインクローゼットが付いた6畳の寝室、さらに4.5畳の和室もあります。
和室は、客間や趣味の部屋にも使え、こちらも夫婦で快適に暮らせそうです。
価格約1,000万円には、付帯工事の費用も含まれているので、この価格で、平屋20坪を完全に建てられるということです。
1000万円のローコスト平屋(20坪・2LDK)の実例
こちらの実例は、延床面積19.28坪、約20坪の間取りが2LDKの平屋で、価格が961万円、約1,000万円です。
この価格1000万円には、付帯工事も含めた価格で、こちらも完全なローコスト住宅の平屋です。
建物の中央部に16畳のLDKがあり、それを挟むように、6畳の洋室と4畳半の和室があります。
どこにいても、家族の気配を感じることができる快適な間取りです。
夫婦で過ごすには、余裕もあり、快適に暮らせそうです。
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建物の価格を見る上で、注意すべき点があります。
まず、家づくりの総費用ですが、「建物本体工事費」以外に、「付帯工事費」と「諸費用」がかかります。
通常、付帯工事費には、水道管やガス管を道路から引き込むための工事、屋外の電気工事、空調設置工事やカーテン設置、照明器具設置等の内装にかかる費用等が含まれます。
各住宅メーカーの提示する価格に、何が含まれているのかを、チェックする必要があります。
そもそも付帯工事費用は含まれているのか、付帯工事もどの範囲まで含めれているのか・・精査することが重要です。
ちなみに、上でご紹介した3つの事例では・・
- 価格には、「建物本体工事費」と「付帯工事費」の一部が含まれています。
- ただし、どこまでの範囲の付帯工事なのかは、各社で微妙に異なります。
- あと、ローンの手数料や登記費用などの諸費用、さらに外構費(例えば、カーポートとか)は含まれていません。
- 通常、坪単価とは建物の床面積1坪当たりの建物本体工事費が坪単価です。上の3つの事例の価格には、「付帯工事費」の一部が含まれているので、いわゆる坪単価は、かなり安いことになります。
ローコストな平屋の特徴とは?

次に、ローコストな平屋の特徴を解説します。
ここは、次のパートで解説する最も注意すべき点にも関係してきますので、とても重要です。
前のパートでご紹介した実例のように、ローコスト住宅は、通常より価格が、かなり安く抑えられています。
当然ですが、価格が極端に安い、ローコストならではの特徴があります。
それは、ローコスト住宅のほとんどが、規格住宅であるということです。
規格住宅であれば、ある程度規格を決めてしまうので、その分、費用や工期を抑えることができます。
規格住宅にすることで、ローコスト住宅の平屋を可能にしているのです。
規格住宅は、予め坪数や間取り、さらには、外装材・内装材・設備の仕様も、ほぼ決まっています。
その結果、間取りや外観も、とてもシンプルな家が多いです。
規格住宅でも、いくつかの選択肢から、好みに応じて設備やデザインを選べるケースもありますが・・
注文住宅で家を建てる時のような自由な家づくりは、まず無理です。
そもそも、規格住宅は、間取りの自由度や設備にこだわるものではなく、価格の安さを優先するものです。
ローコストで建てる平屋は、このような特徴があります。
ローコスト住宅を建てる上で、最も注意すべき点とは?

それでは本題です。
20坪の平屋をローコストで建てる際の最も注意すべき点を解説します。
家を建て後悔しないよう、よく理解するようお願いします。
前のパートで、ローコスト住宅の特徴について解説をしました。
予め坪数や間取り、外装材・内装材・設備の仕様も、ほぼ決まっているケースがほとんどです。
- 外壁にこだわって、外観を凝ったものにしたいとか、
- 間取りを、自由に決めたいとか、
- キッチンの設備を、自分の好きなメーカーのものにしたいとか・・
こういった自由な家づくりをしたい方には、ローコスト住宅は向いていません。
平屋をローコストで建てるとなると、おそらく、あなたが、家に対し、あれこれ希望があったとしても、まず無理です。
できない間取りや選べない設備が、ほとんどなので、自分の好みに応じて、家づくりは不可能です。
住宅メーカー側で決めた範囲内で、外壁、水回りの設備、間取り・・全てを決める必要があります。
平屋をローコストで建てる場合には、自分はそれでも問題ないのかを、よく考える必要があります。
その点をよく考えず、ただ費用を安く抑えたいからと、家づくりを進めてしまうと、おそらく後悔します。
そのような事にならないよう、家という暮らしの空間を、どうしたいのか、よく考えてみてください。
平屋をローコストで建てる方に向いているのは、次のような方だと思います。
- 間取りや外観にこだわりはなく、シンプルなものでも問題ないとか、
- 住宅性能よりも、むしろ価格の安さを重視したいとか、
- 家はそこそこ快適に暮らせれば問題なく、もっと趣味や他の事にお金を使いたいとか、
もし、あなたが、家に対し、こういった考えをお持ちであれば、ぜひ、平屋をローコストで建てるべきです。
関連記事:
平屋の新築費用に関する記事です。
まとめ

以上、平屋をローコストで建てる場合の注意点について解説をしました。
最後にまとめ(注意点)です。
20坪の小さな平屋は、特にご夫婦で住むには、広さも適当で、快適に暮らせる、素晴らしい家です。
ただ・・建築費用を安く抑え、ローコストで家を建てることに関しては、よく考える必要があると思います。
ローコスト住宅の家ならではの特徴を、先程解説しましたが、本当に、あなたは、それで問題なにのか、よく考えるべきです。
せっかく、高いお金をかけて、家を新築するわけですから、絶対に後悔は、したくないですよね。
そして、仮に・・
あなたが、平屋をローコストで建てたいと決心されたとします。
その場合には、絶対に妥協せず、できる限り多くの住宅会社の平屋を比較することを、強くおすすめします。
ローコスト住宅であれば、なおさらです。
本記事でも3つのローコストの実例をご紹介しましたが、もっと多く、できる限り多くの平屋プランを検討すべきです。
その際に、ぜひ、以下にご紹介するサービスを使うと、効率よく、各社の家を比較しながら、進めることができると思います。
ぜひ、本記事を参考にして、あなたの平屋の家作りを成功させてください。

もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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理想の平屋を建てるポイント→詳細
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。