村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
この家づくりもリフォームは、色の選定がポイントです。
今回は、新築の外壁を黒にする場合の失敗しないための3つのポイントを解説します。
新築を建てる際に、黒の外壁を希望されるケースが多いです。
その多くは、黒の外壁が、洗練され高級感や重厚感があり、おしゃれだというのが、主な理由です。
それだけの理由で、安易に新築の外壁を黒にしたため、失敗したと後悔される方が多いです。
せっかく新築を建てたのに、とても残念なことです。
あなたは、黒の外壁で、そのような失敗をしないよう気をつけてください。
確かに、黒の外壁は、すごくおしゃれで、新築の外壁には、おすすめです。
しかし、黒の外壁のデメリットをよく理解しないまま進めたり、誤った色を選定をしてしまうと、まず失敗します。
本記事では、新築を建てる際に、黒の外壁で失敗しないために注意すべき3つのポイントを解説します。
ぜひ、新築の外壁を黒にすることを検討されている方には、お読みいただければと思います。
早速、本題です。
新築の外壁を黒にする際に、注意をすべき3つのポイントを解説します。
失敗しないために、ぜひ、黒の外壁でご注意いただきたいポイントは次の3つです。
それぞれについて解説していきます。
あなたも街で見かけることがあると思いますが、黒の外壁の家は、個性的で、かっこよく、おしゃれです。
家の外観を、個性的でおしゃれに演出しやすいのが、黒の外壁です。
ここが、外壁を黒にする大きなメリットなわけですが、ここだけで判断し、外壁を黒にするのは絶対にやめましょう。
ぜひ、メリットだけでなく、デメリットもよく理解する必要があります。
例えば、外壁を黒にすると室内が暑くなるとか、外壁が熱くなといったデメリットがあります。
見た目のメリットだけで判断せず、デメリットもよく理解した上で、外壁の色を黒に決めるようにしてください。
なお、外壁を黒にするメリット、デメリットについては、後のパートで、解説します。
同じ黒でも、濃い真っ黒な黒、少し薄めの黒と、いろいろあります。
その場で比べてみると、色の違いが、よくわかります。
濃い色の黒の方が、家がより引き締まって見えるということで、こちらを選ばれる方もいます。
しかし、ズバリ!おすすめするのは、少し薄い黒色です。
黒い外壁の家で、成功したければ、ぜひ、少し薄めの黒を採用すべきです。
濃い黒色は、色褪せが目立ち、汚れも目立ちます。
また、周囲の家並みとのバランスも悪く、妙に目立ってしまう事が多いので注意が必要です。
少し薄めの黒で、落ち着いた感じの黒であれば、色褪せや汚れも目立ちませんし、周りとのバランスもいいです。
さらに、艶(ツヤ)のない、おさえられた黒色を選ぶことも重要です。
これは、他の色の外壁にも言えますが、落ち着いた印象の外壁にするために、ぜひ、ツヤなし、ツヤのおさえられた色にしてください。
ツヤがあると、外壁は、妙にテカテカ光っているような、下品な感じになるので注意が必要です。
おしゃれな外壁にするには、少し薄めで、艶(ツヤ)のない、ツヤのおさえられた黒色を選択することがポイントです。
黒の外壁をおしゃれに仕上げるかは、他の色、配色がとても重要です。
黒に何色を合わせるのかは、本当に重要です。
例えば、玄関、ベランダ、雨どい、サッシの枠、換気扇のフード・・・・の色を、何色にするかがとても大切です。
黒に茶色を合わせて、高級感ある家にするとか、黒に白を合わせて、都会的でスタイリッシュな家にするとか、黒に赤を合わせて、インパクトある個性的な家にするとか。
家の細かい部分に、黒に合う配色をすることで、家を何倍にもおしゃれにできます。
具体的な、おしゃれで、センスのいい、黒の外壁の家の施行例は、後のパートでご紹介します。
それでは、まず、外壁を黒にするメリットについてお話します。
外壁を黒にするメリットは、家の外観を演出しやすい点です。
おしゃれで、センスのいい、個性的な家を建てるには、黒の外壁は、最適です。
モダンで落ち着いた印象の外観にもできますし、クールで洗練された都会的な印象の家にもできます。
ウッドな茶を合わせて、高級感ある大人の雰囲気の家にもできます。
このように、家の外観を、いかようにも演出できるのが、黒の外壁のメリットです。
ここで注意すべき点があります。
黒の外壁は、どの黒色にするか、さらに黒に合わせる配色をどうするのか、色彩の選定が極めて重要です。
ぜひ、外壁の施工実績が豊富で、提案力の高い、施工業者に依頼するようにしてください。
特に、黒の外壁にするのであれば、デザインの美的センスも、施工業者には必要です。
どこの業者に依頼するかは、慎重に決める必要があります。
次に、外壁を黒にするデメリットを解説します。
ぜひ、このデメリットをよく理解した上で、外壁を黒にするか否かを決めてください。
失敗しないためにも、ここは重要です。
外壁を黒にするデメリットは、大きく3つあります。
それぞれについて解説します。
外壁を黒にするデメリットの1つ目は、室内温度が高くなる点です。
ご存知の通り、黒という色は、熱を吸収しやすいです。
外壁を黒にすると、外壁が熱をより吸収することになり、室内温度が高くなるということです。
ただし、外壁の素材の選定、家の構造(断熱性など)において、きちんと対策をとれば、室内温度が高くなることはありません。
ぜひ、外壁を黒にする際には、施工業者に、この点をよく相談するようにしてください。
外壁を黒にするデメリットの2つ目は、黒は、色が褪せやすく、汚れが目立つという点です。
白系の外壁と比べると、黒の外壁は、明らかに色が褪せやすいです。
黒色は、熱を吸収しやすく、紫外線を浴びやすく、劣化が、他の色に比べると少し早いのです。
あなたも見たことがあると思いますが、黒の外壁が、白っぽくなったケースです。
これは、劣化して起きるチョーキング現象によるものです。
この点は、定期的にメンテをしていく必要があります。
外壁を黒にするデメリットの3つ目は、外壁自体が熱くなる点です。
黒色は、熱の吸収率が高いので、結果、黒の外壁は、かなり熱くなります。
夏場は、黒の外壁の表面温度は、かなり高いので、小さなお子さんがいる場合には、注意が必要です。
ただ、最近は、表面温度を下げる遮熱塗装という方法もあるので、施工業者に相談されるといいです。
次に、外壁を黒にしたことによる後悔・失敗事例をいくつかご紹介します。
失敗しないためにも、ぜひ、参考にして頂ければと思います。
外壁を黒にしたことによる後悔、失敗事例を、いくつかご紹介します。
ほとんどの事例が、先程解説した外壁を黒にするデメリットに関連するものです。
ここで、ご注意頂きたいのが、ほとんどのケースが、事前に対策することで、ほぼ防げるということです。
ぜひ、外壁を黒にされる場合は、事前に、専門の施工業者に、いかにして黒の外壁のデメリットを解消すべきか、よく相談することが重要です。
それでは、黒の外壁の家のおしゃれな施工例をいくつかご紹介します。
ぜひ、参考になさるといいです。
こちらの施工例は、黒にウッドの茶色を合わせたものです。
玄関部分と、壁の一部を茶色を合わせることで、高級感あふれる大人の雰囲気のある家に仕上がっています。
こちらも、黒の外壁に茶色を合わせたおしゃれな施工例です。
玄関ドアと窓枠を茶色にしていますが、アクセントになっており、黒の外壁とよく合っています。
こちらは、黒の外壁に、窓枠の白を合わせた施工例です。
黒の外壁に白を合わせるケースは多いです。
どちらも「無彩色なので、相性抜群です。
この施工例も、実にシンプルですが、モダンでスタイリッシュな家に仕上がっています。
こちらは、黒の外壁に、白の外壁、赤の外壁を穴わせた、かなり個性的な家です。
赤は、黒との相性が良く、赤を合わせるだけで、個性的で、存在感がある家になります。
ご紹介した施工例は、赤を壁一面に使っていますが、雨どいや玄関ドア等、一部を赤にするのも、アクセントになり、家がすごくおしゃれになります。
以上、外壁を黒にする際の失敗しないためのポイントを解説しました。
ぜひ、新築を建てる際に参考にしていただくと嬉しいです。
最後にまとめです。
新築の外壁に黒を採用される場合には、ぜひ、以下の3つのポイントにご注意ください。
こういった事に気を付けたいただければ、きっと、おしゃれな黒の外壁を家になるはずです。
黒の外壁の家を、センスが良く、おしゃれで、個性的な家を建てるには、施工業者の選定がとても重要です。
施工実績が豊富で、スキルも高く、さらには、デザインセンス、美的なセンスもあり、提案力の高い必要があります。
さらには、複数の施工業者から、いくつかプランの提案を受けるべきです。
ぜひ、以下のサービスを利用されるといいと思います。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■よりわかりやすくするために、「黒い外壁の後悔・失敗事例とは?」の記事を加えました。(2023/7/17)