村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
この平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回は、平屋のロフトについて取り上げます。
平屋にロフトを設けるメリット、デメリット、設置する際の注意点、さらにロフトの階段についても解説します。
平屋の建築を検討されている方の多くは、このロフトにかなり興味があるようです。
しかし、平屋にロフトが本当に必要なのか、そのロフトを、具体的にどのように使えばいいのかまでは、全く考えていません。
あなたも、他の方と同じではありませんか?
本記事では、平屋にロフトは必要なのか、そのメリット、デメリット、設ける際の注意点、階段について実際の間取りもご紹介しながら、解説していきます。
実際に私が建てた平屋の賃貸ガレージハウスの経験をもとに、平屋におけるロフトの必要性、ロフトの間取り、ロフトの活用の仕方などを、詳細にお話します。
平屋の家づくりを成功させるためのヒントが満載です。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
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こちらの間取りは、私が実際に建てた平屋のものです。
1つの区画を切り取った間取りですが、とてもシンプルで、単純なものです。
間取りをご覧にいあただければ、おわかりの通り、この平屋にはロフトはありません。
この建てた平屋は、一部、自分でも週末住宅として使っていますが、他は全て賃貸しているものです。
もともと賃貸物件の平屋ということで、できるだけ初期費用を抑えたいと建てたものです。
当時、コストを最優先したため、ロフトをつくりませんでしたし、現在も、まだありません。
しかし、このロフトは、調べれば調べるほど、設けるメリットは大きく、今、真剣に、平屋にロフトを増築(リフォーム)できないかを真剣に検討しています。
ちなみに、この平屋の建築当初に、もっとロフトについて勉強し、ロフトの魅力を知っていれば、間違いなく、ロフトは、最初につくっていました。
私が、この平屋にロフトを設けたい理由は、大きく2つあります。
それぞれ解説します。
もともと、この平屋は、非日常を楽しむために、週末を中心に、サーフィンやバイクを楽しむための、大人の隠れ家的な賃貸物件です。
そこで、もっと非日常感をだすために、ロフトの導入を検討しています。
はしごを昇り降りするロフトは、まるで、「秘密基地」、「隠れ家」のような印象があります。
(スペースの関係で、固定式の階段ではなく、梯子を検討中)
ロフトは、大人も、子供と同じく、とてもワクワクする空間です。
いかがでしょうか?
2つ目の理由は、ロフトを設けることで、平屋のスペースを広げ、より快適な空間にしたいという理由です。
後で、詳しくお話しますが、ロフトは、床から天井まで1.4mと高さ制限があり、使うのに多少不便です。
しかし、このロフトは、平屋の収納力アップのために使ったり、子供部屋や寝室として使うこともできます。
ぜひ、平屋にロフトを設け、使えるスペースを広げ、快適な空間にしたいです。
そもそも、屋根裏に巨大な空間がありますので、これを使わないというのは、もったいないですよね。
平屋のロフの増築を真剣に検討するに際し、ロフトについて、いろいろ調べました。
そもそも平屋にロフトをつくるメリットは何か、逆にデメリットは?
ロフトをつくるにあたり、何か制限はないのか?
ロフトは、どんなことに使えるのか、活用の仕方は?
平屋のロフトについて、詳細に解説していこうと思います。
平屋にロフトを設けるメリットは、次の2つです。
それぞれ解説します。
平屋は、1階のみの建物で、2階家に比べると、どうしてもスペースに制限があり、多くの方が、収納不足に不満があるようです。
そこで、おすすめなのが、ロフトの導入です。
ロフトは、1階の床面積の2分の1まで、最大、設けることができます。
もともと使っていない空間の有効活用であるし、導入コストも、通常の2階家の場合に比べると、6~7割ほどと建築費も抑えることができます。
安いコストで、広いスペースの収納を確保できることは、ロフトの大きなメリットです。
ロフトを子供部屋として使えるのも、ロフトのメリットです。
このロフトを子供部屋として使うことをお考えの方は、結構、多いです。
まるで秘密基地のようだと、喜ばれるお子さんが多いということで、ロフトの子供部屋は人気です。
屋根裏のロフトは子供にとって、特別な場所です。
思う存分想像や妄想をグルグル巡らすことができる、想像力を育むには最高の場所です。
そんな素晴らしい空間を、ぜひ、子供に提供したいとろですが・・
子供部屋として使う際に、いくつか注意すべき点があります。
■ロフトの高さが、最大で1.4mということで、子供が小さい頃は問題ないかもしれませんが、大きくなると、当然、ロフトの使い勝手は悪くなります。
■ロフトに設置する、ベッドや机のサイズ、特に高さについては、よく検討する必要があります。
■ロフトは屋根に一番近い場所にあるので、特に夏場、照りつける太陽の熱をまともに受け、室温が高くなります。
屋根の断熱対策であるとか、冷暖房の設置が必要になってきます。
また、ロフトを寝室としても使うことができます。
高さが1.4mと低いですが、寝るだけであれば、多少、使い勝手は悪いかもしれませんが、充分、ロフトで寝ることは可能です。
ただし、先ほどの、子供部屋として使う際の注意点と同じで、設置するベッドのサイズは、問題なく使えるか、注意が必要です。
また、屋根に一番近いロフトの温度対策も、重要になってきます。
このように、ロフトを子供部屋、寝室等、その他、趣味の部屋とか・・様々なことに使うことができます。
もともと使っていない場所を有効活用でき、さらには費用も安いということで、これらは、ロフトの大きなメリットです。
こちらの写真をご覧いただければおわかりの通り、ロフトを設けた部屋は、かなり広々した開放的な空間になります。
ロフトを設けることで、室内の天井が高くなり、奥行きが感じられるように「なるからです。
平屋のLDKにロフトを設けるケースが多いのですが、どれも、開放的で快適な空間のLDKになっています。
次に、ロフトのデメリットについて解説します。
高さ制限が1.4mであることから、どうしてもロフトの使い勝手が悪いです。
ロフトは屋根に近い場所ということで熱がこもりやすく、特に夏場がひどいですが、何の対策もなしでは、暑くて使えません。
間取りの都合で、ロフトに大きな窓を設けることができないケースがあります。
そういった場合、ロフト内の風通しが悪かったり、暗くなったりする場合があります。
平屋にロフトを設ける際には、こういったデメリットを解消するよう、特に以下の4つの点に注意し、間取りを検討する必要があります。
ロフトをできる限り広くできるようにすべきですが、一般的には、広いLDKの空間にロフトを設ける間取りが多いです。
ロフトをどのように使うのか、その使う頻度に応じて、ロフトの昇り降りに、可動式の梯子を使うのか、固定式の階段を使うのか。
ちなみに、よく質問があるのですが、ロフトの階段についてです。
以前、固定式の階段は認められていなかったため、皆さん、疑問に思われるようです。
法律が改正され、現在は、ロフトは、梯子でも、固定式の階段でも問題ありません。
ロフトを頻繁に使うのであれば、費用はより高くなりますが、固定式の階段にすべきです。
参考までに、以下は、ロフトの梯子と、固定式の階段の画像です。
ロフトへの昇り降りのための階段をどうすべきか、固定階段、収納式の階段、移動式の梯子にするのか、いくつか選択肢があります。
どの階段にするかによって、ロフトの使い勝手、快適性に大きく影響しますので、ここは重要な問題なポイントです。
ロフトは、収納スペースとして活用される場合が多く、皆さん、布団や季節限定で使うような電化製品等を収納される方が多いです。
比較的大きく重いものを両手で持って、階段を昇り降りすることもあると思いますが、ロフトの階段が固定階段でない場合、とても危険です。
階段がしっかり固定されていないと不安定で、最悪の場合、階段から、荷物を持ったまま転落する危険だってあります。
また、ロフトの昇り降りを、高齢者や小さなお子さんが行う場合も、固定階段でない場合、転落等の危険性が高まり、かなり危ないです。
さらに、ロフトの階段を収納式の階段、移動式の梯子にすると、ロフトへの昇り降りのたびに、階段を設置する必要があり、徐々に昇り降りが億劫になり、結果、ロフトを使わなくなってしまうケースも多かったりします。
こういった理由から、ロフトには、ぜひ、固定階段を設置することを、おすすめします。
ただ、自治体によってはロフトに固定階段を設置を認めてないケースがあるので、注意が必要です。
最近は、多くの自治体で、固定階段を認めているようですが、平屋を建てる際には、事前に固定階段の設置が可能かを、自治体の建築指導課に確認をするようにしてください。
出典:SUUMO
間取り | 平屋3LDK(南玄関) |
---|---|
面積(土地/建物) | 土地面積:203.64㎡/建物面積:97.2㎡ |
価格 | 1880万円 |
こちらの間取り図は、広い20畳ものLDKの上に6.2畳のロフトを設けた間取りです。
このロフトは、かなり広いので、子供部屋、収納スペース、家族の図書館・・・様々な目的で使うことができます。
ロフトへは、固定式の階段で行けるため、頻繁に使い、昇り降りをしても安心です。
また、ロフトの重い荷物の出し入れも、固定式階段なので便利です。
さらに、高齢になっても、問題なく、安心して使えます。
ダイニングの上にロフトを設けたことで、リビングの上に大きな空間ができ、とても開放的で快適な空間に仕上がっています。
この間取り、実にうまく間取りを設けています。
参考になれば、幸いです。
参考:
ロフトのある平屋の間取りの参考になる記事をご紹介します。
平屋18坪にロフトを設け、スペースを有効活用する旨の説明があります。
今回は、平屋に設けるロフトについて、メリット、デメリット、注意点について間取りの事例もご紹介しながら、解説しました。
ロフトを設けるメリットは、以下の通り、本当に大きいです。
私が建てた平屋のガレージハウスにも、ぜひ、ロフトを導入したいと思います。
あなたも、平屋を建てる際には、ぜひ、ロフトを検討されては、いかがでしょうか?
その際には、メリットだけでなく、デメリットも参考にしながら、検討されるといいです。
この記事が、あなたの平屋の家づくりに参考になれば幸いです。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■ロフトを設ける際の重要なポイントとして、「ロフトの階段は固定にした方がいいのか?」の記事を加えました。(2023/4/14)