村上悠です。
私は、実際に、賃貸の平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
この経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、一人暮らしに最適な平屋1LDKの間取りについて取り上げます。
なぜ、平屋が一人暮らしに向いているのか、なぜ、1KDKの間取りがいいのか、メリット・デメリットにふれながら、その理由を解説します。
独身のおひとりさまで家づくりをお考えの方であれば、きっと参考になると思います。
以下のデータは、内閣府が公表した2019年版の少子化社会対策白書です。
年齢 | 未婚率(男性) | 未婚率(女性) |
---|---|---|
25~29歳 | 72.7% | 61.3% |
30~34歳 | 47.1% | 34.6% |
35~39歳 | 35.0% | 23.9% |
ご覧の通り、今、結婚をしない人が増えており、男女にかかわらず未婚率は上昇傾向にあります。
この傾向は、若者だけではなく、年齢が上の方も同じで、例えば50歳までに一度も結婚したことがない方の割合も、上昇しています。
ここに離婚や死別も加えると、さらに、独身の方、おひとりさまは増えます。
そんな独身の方に、家づくりは、無縁のように思います。
なんとなく、家づくりは、結婚されている方に多いイメージがありますよね。
実際、家を建てようと思ったきっかけには・・
子供が成長し走りまわるようになったからとか、家族が増え今住んで家が手狭になったからといった、家族の暮らしを前提とする理由が多いです。
しかし、今、独身のおひとりさまでも、男女にかかわらず、家づくりを真剣に考える方が、今、増えています。
そんな独身のおひとりさまに、ぜひ、おすすめしたいのが、一人暮らしを満喫できる1LDKの間取りの平屋です。
本記事では、なぜ、平屋が一人暮らしに向いているのか、それも、1LDKの間取りが、一人暮らしに最適なのか、その理由を解説します。
さらに、一人暮らしに最適な平屋1LDKの間取りの事例もご紹介します。
独身のおひとりさまで、一人暮らしを楽しめる家を求めている方には、きっと参考になると思います。
ぜひ、最後まで、本記事をお読みいただければと思います。
あなたの理想の平屋を建てるために、まずは、こちらの平屋特化サービス(無料)を利用されては、いかがでしょうか。
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まず、なぜ、平屋が一人暮らしに向いているのかを解説します。
「毎月支払う家賃が無駄で、もったいないから、自分の家をつくりたいとか。」
「夫が亡くなり、子供も独立し、自分一人で暮らすには、今の家は広過ぎるとか。」
こんな理由で、独身のおひとりさまは、自分サイズに合った家、特にコンパクトな平屋を検討される方が多いです。
平屋であれば、広くて掃除が大変とか、使わない部屋があるとか・・広過ぎる家を持て余すなんてこともないので、とても人気があります。
こんな人気の平屋ですが、今後の一人暮らしを満喫するには、どんな間取りがいいのか、皆さん、あれこれ悩まれると思います。
間取りについては、後ほど、ご紹介しますが、その前に、皆さんが不安に思っている「老後」について解説しておきます。
多くの方は、将来の不安、特に、老後のおひとりさまの暮らしに不安があると思います。
老後においても、これから建てる平屋で、一人暮らしを楽しめ、おひとりさまでも快適に過ごせるのだろうか。
結論から言いますと、老後の不安は、平屋であれば、ほぼ解消されると思います。
なぜ、平屋がいいのか、その理由は、平屋ならではの良さにも関係しますが、具体的にお話していきます。
平屋は1階のワンフロアーに全ての居住空間が集約されています。
2階建ての家であれば、当然、1階と2階との行き来が発生しますので、移動距離も長くなり大変です。
その点、平屋は、全てが1階で済むので、移動距離が短くなり、1階と2階のの移動がないため家事などの生活動線がとてもいいです。
家の中での移動にかかる時間や労力を減らせるので、平屋、本当に暮らしやすいです。
本記事でおすすめする1LDKのコンパクトな間取りの平屋であれば、さらに暮らしやすいです。
必要なモノをすぐ手が届く場所に置くことができるので、ストレスなく、快適に暮らせます。
このように、老後の一人暮らしを楽しむのに、平屋は最適です。
平屋には2階がないので、当然、階段はありません。
平屋は、階段の昇り降りがないので、体力の衰えた高齢者には、とても暮らしやすい家です。
よく、階段で転倒し怪我をしたことが原因で、一気に健康が悪化したという方がいますが、平屋であれば、そういった事故も起きないので、本当に安心です。
また、仮に、老後に介護が必要になった場合でも、平屋は、もとももフラットな空間の家なので、バリアフリーのリフォームも簡単かつ安く行うことが可能です。
老後の一人暮らしを考えると、平屋は、最適なことが、おわかりいただけると思います。
まず掃除です。
平屋には、2階がありませんので、1階の部屋だけの掃除になるので楽です。
私の自宅は2階建てですが、1階と2階とを行き来しながらの掃除は、結構、大変です。
平屋であれば1階のワンフロアーのみの掃除なので、本当に楽です。
本記事でおすすめする1LDKのコンパクトな平屋であれば、掃除の面積も少ないので、さらに楽です。
体力の衰えた高齢者でも、気持ちよく掃除できるはずです。
次にメンテナンスです。
家は、建物の劣化を防ぐために、建てた後、定期的なメンテナンスが必要です。
通常、屋根や外壁のメンテナンスには、足場を組む必要があり、その費用が、かなり高いです。
平屋だと、1階の外壁と屋根のメンテナンスになるので、足場は少なく済むので、2階建てに比べ、費用はかなり安く済みます。
家のメンテナンス費用を安く抑えるには、足場を組む面積の狭い、平屋がいいです。
この家のメンテナンス費用が安いのは、老後の経済的な不安を考えると、ありがたいです。
この点でも、平屋は、老後のおひとりさまに、最適の家です。
平屋が、老後のおひとりさまでも、快適に暮らせる家であることは、以上の説明で、よくおわかりいただけたと思います。
一人暮らしを楽しむのに、平屋は最適です。
次に、平屋に一人暮らしをする際のメリットとデメリットについて解説します。
次に、なぜ、1LDKの間取りの平屋が、一人暮らしを楽しむのに最適なのか解説します。
一人暮らし向けの間取りといいますと、多くの方は、まずワンルームをイメージされると思います。
賃貸でも、ワンルームは、一人暮らしをされている方の多くが選ぶ、人気の間取りです。
ワンルームは、玄関を入ると、1つの部屋になっており、室内にドアなどの仕切りがなく、廊下など余分なスペースも最小限に抑えたとてもシンプルな間取りです。
しかし、このワンルームは、快適な暮らしを送るには、結構、問題があります。
まず、1つのワンルームという空間に、玄関もあり、キッチンもあるので、居室だけの温度調整ができず、効率が悪いです。
また、寝室の空間と他の空間(キッチンや居間等)が一緒なので、寝室とそれ以外の料理、食事、団らんの空間を分離することができず、暮らしにメリハリをつけにくといったデメリットもあります。
ワンルームは、一人暮らしをする場合の最低限の設備、環境は整っていますが、そこで快適な一人暮らしを楽しむには、無理があると思います。
ワンルームの間取りで、料理を楽しんだり、ゆったり食事をしたり、部屋で映画を楽しんだり・・
いわゆるLDK(リビング・ダイニング・キッチン)で暮らしを楽しむようなことを、ワンルームでやるのは無理です。
ワンルームという間取りは、最低限の一人暮らしを送るにはいいですが、あれこれ生活を思う存分楽しみたい方には向いていません。
1LDKの間取りは、独立した個室が1部屋あり、さらに、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)がある間取りです。
1部屋を寝室として使えるので、寝室とそれ以外のキッチンで料理、ダイニングでの食事、リビングでくつろぐ、そういった空間を分離することができます。
寝室でのプライベート空間での暮らしも楽しめますし、LDKでの暮らしも、充分に堪能できるわけです。
1LDKの間取りは、一人暮らしを一人暮らしを、老後も含め長い期間、楽しむには、最適です。
前のパートで平屋についてお話しましたが、同じ平屋の中でも、特にこの1LDKの間取りが、老後においても、とても暮らしやい間取りで、おすすめです。
次の記事をお読みいただければ、その点はご理解いただけると思います。
次のパートでは、いくつか平屋1LDKの間取りの事例をご紹介し、1LDKの間取りが、いかに一人暮らしに向いているか、解説したいと思います。
引き続き、お読みいただければと思います。
それでは、独身の方が、一人暮らしを満喫できる、平屋1LDKの間取りの事例をいくつがご紹介します。
ぜひ、あなたの家づくりの参考にしていただければと思います。
2つの平屋1LDKの間取りをご紹介しますが、そこでの一人暮らしをイメージしながらご覧ください。
以下の2つの間取りは、玄関の位置が異なりますが、ほぼ広さも同じ、間取りも似ています。
1つ目の間取りでは、そこで、どのような一人暮らしを送ることができるのかを、そして2つ目の間取りでは、広さ、間取りについてお話したいと思います。
出典:住友林業の家
こちらの間取りは、平屋1LDKの東玄関、20坪です。
まず、個室の寝室です。
寝室は10畳ありますので、広さとしては充分な広さです。
ここを寝室としてだけでなく、デスクを置いて、書斎としても使うことが可能です。
寝室は、東南の角にあるので、一日中、日当たりは最高にいいです。
朝から、東の窓から日が差し込むので、とても気持ち良く目覚めることもできます。
また、この寝室には収納も充分にあるので、暮らしやすいと思います。
次に、LDKです。
LDKは、南側の庭に面しており、前面には広いウッドデッキもあり、外の光、風を室内に取り込める、気持ちのいい空間になっています。
外のウッドデッキに対し大開口を設けることで、室内の一部のように取り込めており、LDKはかなり広く感じます。
この快適なLDKで、一人暮らしを思う存分楽しむことができます。
ここで、動線についてもお話しておきます。
キッチンの近くに、風呂、洗面の水場があり、またキッチンからLDK全体も見渡すこともでき、家事動線が良い間取りです。
出典:住友林業の家
こちらの平屋1LDK(南玄関)は、約19坪と、上の間取りより狭いです。
しかし、個室を1つとし、間取りを1LDKを、シンプルにしたことで、10畳もの広さの寝室、さらにはLDKに18畳もの広さを確保できてます。
10畳の寝室と18畳のLDKとなっており、プライベート空間とパブリック空間にメリハリをつけた間取りです。
さらに、無駄なスペースである廊下が一切ないので、さらに広さを感じる間取りになっています。
この広さの1LDKの間取りであれば、広さに、かなり余裕があるので、思う存分、一人暮らしを楽しむことができます。
友人を家に招待し、泊まっていただくもできますし、収納スペースもあるので、所有するモノが増えても、快適に暮らせます。
それでは、一人暮らしにおすすめの平屋の新築費用について解説していきます。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
まだ若い独身のおひとりさま、今後、本格的な老後を迎えるシニア世代のおひとりさま、皆さん、平屋の新築費用に強い関心があると思います。
おそらく、平屋の新築費用が高額であれば、賃貸の部屋で我慢しようとか、今の家にそのまま住み続けようとか、我慢される方が多いと思います。
でも、ご安心ください。
おひとりさまで暮らす比較的コンパクトな平屋で、延床面積が10坪程度の家であれば、500~1000万円程です。
詳細は、500万円のローコスト住宅については、次の記事で解説してますので、ぜひ、参考になさってください。
先程、ご紹介した間取りのように、20坪程度の広い平屋で、さらに大手ハウスメーカーで注文住宅となると、やはり1500万円前後と高額になってきます。
次の記事で、平屋の相場について解説していますので、ぜひ、こちらもお読み頂ければと思います。
以上、平屋1LDKの間取りが、いかに独身の一人暮らしに向いているか、メリット・デメリットも含め解説しました。
いくつか間取りの事例もご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
それでは、最後にまとめです。
最後に、1つご注意いただきたいことがあります。
それは、現在の状況だけを想定し、家の間取りを考えてはダメだということです。
ずっと先の将来になりますが、足腰の弱った自分、老後の一人暮らしを考慮し、間取りを考えるようにしてください。
家を借りるのではなく、家を建てるのであれば、ずっと将来の、その家での暮らしも想定し、家づくりを検討する必要があります。
その際には、本記事を参考にしていただければと思います。
本記事でご紹介した平屋1LDKの間取りは、とてもシンプルですが・・実は、シンプルがゆえに、間取りプランは、とても難しいです。
あなたが、その家で、どのような一人暮らしを楽しみたいのか、あらゆるケースを想定し、とことん考えてみてください。
そして、あなたの家づくりを成功させるために、できる限り多くの間取りプランを比較検討してみてください。
複数の間取りプランを比較し、よりあなたの考え、敷地に合った形の平屋に、そして、より完成度の高い間取りに、ブラシュアップしてください。
私の場合もそうですが、最低でも3社から、間取りプランをとるといいです。
その際には、相見積もりもとることも重要です。
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もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■「平屋で一人暮らしをするメリットとデメリットとは?」の記事を追加し、さらによりわかりやすくするために、修正を加えました。(2023/6/12)