【平屋の間取り】5LDK(30坪・35坪・40坪)で注意すべき4つのポイントとは?

【平屋の間取り】5LDK(30坪・35坪・40坪)で注意すべき4つのポイントとは?

 

【平屋の間取り】5LDK(30坪・35坪・40坪)で注意すべき4つのポイントとは?

2019/12/16  更新:

 

 

 

 

 

村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
この平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。

 

あなたは、5LDKクラスの大きな平屋を建てることを検討されているのでは?


 

 

本記事では、5LDKの間取りの平屋について、注意すべき重要なポイントを解説します。

 

5LDKの平屋となると、延床面積が30坪、35坪、40坪と、かなり広く大きな平屋になります。

 

実は、この5LDKの平屋には、広いならではのデメリットもあって、そこを、うまく解決することが重要になってきます。

 

デメリットを解消し、メリットを最大限活かすための注意すべきポイントが5つあります。

 

平屋5LDKを建てる際には、ぜひ、この5つのポイントに注意し、進めていただければと思います。

 

平屋の家づくりを成功させるためにも、ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

 

それでは、早速、解説をはじめたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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関連記事:
次の記事は、平屋5LDKでコの字の間取り、中庭を設けるケースの解説があるので、参考になります。

平屋5LDKの間取りは、かなり広いですが、本当にそこまで必要なのか、ぜひ4LDKの 間取りと比較されるといいです。

平屋5LDKの間取りで注意すべき5つのポイントについて解説

 

 

 

 

平屋5LDKの間取りは、30坪、35坪、40坪クラスのものが多く、通常の家に比べると、かなり広いです。

 

この広さゆえのデメリットもあり、そこを解消するための5つの注意点が、5LDKの間取りプランでは重要になってきます。

 

5LDKの間取りを検討される際には、ぜひ、この5つのポイントに、注意するようにしてください。

 

平屋5LDKの間取りで注意すべき4つのポイント:

建築費用が比較的高いケースが多い
生活動線(特に家事動線)に注意する
部屋の用途を明確にする
将来のライフステージを考慮する
各部屋の通風や採光を確保する

 

それぞれについて解説していきます。

 

建築費用が比較的高いケースが多い

建築費用については、2つの点で注意が必要です。

 

まず1つ目の注意点です。

 

当然ですが、平屋は、基礎や屋根の工事の面積が、2階家に比べ広くなります。

 

その結果、同じ床面積の2階建ての家に比べて費用が割高になるケースが多いです。

 

5LDKの平屋となると、かなり広い基礎と屋根が必要になります。

 

建築費用が割高になる可能性があるので、注意が必要です。

 

そして2つの注意点です。

 

平屋5LDKの規模を考えると、かなり広い土地が必要になります。

 

仮に、私の住む地域(建ぺい率40%)に、平屋5LDKの40坪クラスを建てるとなると、100坪もの広い土地が必要になります。

 

広い土地が必要になるため、その分、負担すべき費用が大きくなるので、注意が必要です。

 

このように広い敷地が必要になり、建築費が高くなる点は、平屋5LDKの間取りならではのデメリットでもあるので、予算をどうすべきか、費用削減については、専門家にも相談し、よく検討する必要があります。

 

 

 

生活動線(特に家事動線)に注意する

平屋は2階家のように、階段の昇り降りが必要ない分、生活動線はいいです。

 

しかし5LDKともなると、延床面積が、30坪、35坪、40坪又は、それ以上と、かなり広くなります。

 

5LDKの間取りは、LDKの他に5つもの部屋があるので、どうしても動線が長くなりがちです。

 

ここは、5LDKの間取りならではのデメリットでもあるのですが、家事動線が悪いと、かなりストレスになります。

 

キッチンを中心に、どういう間取りにすべきか、常に家事動線を考慮しながら、部屋の配置、間取りを決める必要があります。

 

 

部屋の用途、必要性を明確にする

平屋5LDKはLDK以外に5つもの部屋があるため、間取りの選択肢が多くかなり難しいです。

 

ここは、5LDKの間取りならではのデメリットでもあるのですが、間取りプランでは、5つの部屋の、そろぞれの部屋の用途とその必要性を明確にすることが重要です。

 

主寝室、子供部屋については、明確なので問題ないのですが、それ以外です。

 

例えば、趣味の部屋、ここはゲストの宿泊する部屋・・などなど。

 

大した必要性もなく、何となく個室をつくっても、そういった部屋は、まず、使われなくなります。

 

使わない、無駄な部屋があるだけで、住む人には、ストレスになります。

 

本来は、そういった使わない部屋の無駄なスペースは、家族皆が快適にくつろぐ、LDKとして、使うべきです。

 

そういった部屋にならないよう、5つの部屋の用途、必要性を、事前に確認することが重要です。

 

 

将来のライフステージを考慮する

平屋5LDKは、部屋数も多く広いので、家族構成の変化やライフスタイルの変化に対応しやすいというメリットがあります。

 

このメリットを最大限活かすためにも、5LDKの間取りは、将来のライフステージを考慮し検討することが重要です。

 

5LDKとなると、個室が5つもあるわけですが、例えば、子供部屋が3つあり、それぞれ6畳~8畳とします。

 

その子供達が皆、独立し、家を出た後の状況を考えてみてください。

 

新たに、6畳~8畳もの広い個室が、3つも生じることになります。

 

本来、その3部屋は、子供が独立した後のことも考え、間取りを考えるべきです。

 

(子供部屋の広さを狭くし、部屋を1つに戻せるとか、工夫はいろいろ考えられます。)

 

結局、使わなくなった部屋がいくつもあって、掃除が大変なだけ。

 

特に、そういった広い家は、高齢者には住みにくい家です。

 

ぜひ、将来のライフステージを考慮し、間取りを決めるようにしてください。

 

 

各部屋の通風や採光を確保する

 

平屋は低いので、周りに2階建てが多いと、どうしてもその影響を受け、日当たりや風通しが悪くなりがちというデメリットがあります。

 

特に平屋5LDKとなると、部屋数も多く広いので、狭い平屋に比べると、この日当たり、風通しがさらに悪化する可能性があります。

 

平屋5LDKの間取りプランでは、各部屋の採光、通風の確保をするよう注意することが重要です。

 

例えば、中庭を設けるとか、窓の位置や屋根の形状を工夫するとか、間取りを工夫することで、ここは解決することが可能なので、ここは専門家によく相談するようにしてください。

 

 

 

 

理想の平屋を建てるポイント→詳細

平屋5LDK(30坪・東玄関)の間取り

 

 

出典:ハートフルホーム

 

 

こちらは、平屋5LDK(30坪・東玄関)の間取りです。

 

ここに住む家族は、おそらく夫婦と子供3人の大家族です。

 

先程の注意すべきポイントの観点で確認してみましょう。

 

まず、生活動線(特に家事動線)についてです。

 

キッチンのと隣に洗濯機の置かれている水回りがあり、洗濯を干す場所(浴室乾燥機のある風呂、外のウッドデッキ )も近いです。

 

料理をしながら、洗濯の家事も行えます。

 

洗濯の一連の作業も、洗濯機と干す場所が近いので、スムーズに家事を行える間取りです。

 

また、料理も効率良く行える間取りです。

 

食材を取り出し、料理をし、目の前のテーブルにだすまでの、家事も全く問題ないです。

 

あと、キッチンからリビング・ダイニングの全体を、さらに3つの子供部屋の出入り口も全て見渡せ、家族の気配を感じながら、状況を把握しながら、家事を行えます。

 

ただ・・
玄関からキッチンまでが、少し遠いので、重いのものを買い物した後が、少し大変かもしれません。

 

それ以外は、ほぼ100%家事動線に問題がない間取りです。

 

子供部屋の広さも4.7畳と程よい広さであり、さらに6畳の和室も完全独立した部屋ではなく、LDKの一部となっています。

 

どの部屋も用途は明確であり、この後のライフステージに応じて、全ての部屋を使いこなせる間取りです。

 

参考:
平屋5LDKの間取りでは、30坪クラスも人気があり、次の記事が参考になります。

平屋5LDK(35坪・南玄関)の間取り

 

 

出典:ジャストホーム

 

 

こちらは、平屋5LDK(35坪・南玄関)の間取りです。

 

今回も、ここに住む家族を夫婦と子供3人の大家族と仮定します。

 

先程の注意すべきポイントの観点で確認してみましょう。

 

家事動線もみてみます。

 

まず、キッチンのすぐ裏には、水回りがあり、料理をしながら洗濯機で洗濯も問題ないです。

 

浴室乾燥機があるので、洗濯機から取り出した洗濯ものを、すぐ干せ、洗濯の動線も問題ないです。

 

また勝手口がキッチンにあるので、買い物から帰った後も、スムーズに食品庫などに収納でき、買物動線も問題ないです。

 

料理も、食品庫や冷蔵庫から食材を取り出し、料理し、隣のダイニングテーブルにならべるといった料理の導線も完璧です。

 

キッチンからリビングダイニング、和室をよく見渡せるのですが、各個室は、全く見えないので、多少、見守り動線という点では、不便かもしれません。

 

ほぼ家事動線は、問題ない間取りです。

 

この平屋5LDKの間取りで気になるのは、3つの子供部屋が、かなり広いのと、それぞれの部屋が、完全独立している点です。

 

子供が独立し、使わなくなった場合のことを想定し、間取りを考えておるのであれば、この間取りも全く問題ないです。

 

 

この間取りの注目ポイント!

 

和室が素晴らしいです。

 

まずLDK側に大きな開口があるので、使わない時は、その開口を全て開けることで、LDKの一部として使えます。

 

和室をゲストが使っている場合は、LDK側の開口を閉めることで、独立したゲスト用の部屋にできます。

 

その場合、ゲストは、玄関側のもう一つの出入口を使い、LDKを通らずトイレにも行けます。

 

和室を、パブリックな空間のLDKの一部として、さらに、ゲスト用のプラーベート空間として使え、この和室の間取りは、本当に素晴らしいです。

平屋5LDK(40坪・南玄関)の間取り

 

 

出典:つくば市の平屋、無垢・自然素材の注文住宅、リフォームならヒダモクへ

 

 

こちらは、平屋5LDK(40坪・南玄関)の間取りです。

 

今回も、ここに住む家族を夫婦と子供3人の大家族と仮定します。

 

先程の注意すべきポイントの観点で確認してみましょう。

 

まず、家事動線です。

 

キッチンの隣には、洗濯機のある水回りがあり、料理をしながら洗濯も、効率よく家事ができます。

 

浴室乾燥機があれば、洗濯の一連の作業もスムーズに行えそうです。

 

料理の作業も効率よく行えそうですし、さらにキッチンに勝手口があるので、買物動線も問題ないです。

 

また、キッチンからリビング・ダイニング全体を、さらに、個室のほぼ全てを、見渡すことがでるので、家族の気配を感じながら家事を行える間取りです。

 

各個室の用途、必要性も問題なく、家族のライフステージに応じて全ての部屋を使いこなせるのであれば、問題ない間取りです。

 

ただ・・
各個室がかなり広いので、今後、子供達が独立した後、これらの部屋を使いこなせるかが、多少心配です。

まとめ

 

 

 

 

平屋5LDKの間取りで注意すべき5つのポイントについて解説しました。

 

平屋5LDKの間取りで注意すべき4つのポイント:

建築費用が比較的高いケースが多い
生活動線(特に家事動線)に注意する
部屋の用途を明確にする
将来のライフステージを考慮する必要がある
各部屋の通風や採光を確保する

 

快適な5LDKの平屋を建てるのであれば、どのポイントも、全て重要です。

 

ぜひ、この5つのポイントに注意し、理想の5LDKの平屋を建ててください。

 

あなたの平屋の家づくりを応援しております。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。


  • 平屋の家づくりを何からスタートしていいのか、よくわからない。
  • 住宅展示場に行きたいが、その後の営業が面倒で、まだ行けてない。
  • そもそも、どこの住宅展示場に行けば、平屋を見ることができるのか、よくわからない。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために、「平屋5LDKの間取りで注意すべき5つのポイントについて解説」の記事を中心に修正を加えました。(2023/3/28)