村上悠です。
現在、複数の賃貸物件を経営しており、中には、なかなか満室にならない難しい物件もあります。
こういった物件の入居者の募集を、実は、もう何年も前から(約13年)、大家自ら私は、ブログで直接募集を行っております。
実際に、ブログで入居者を決めた事も、これまでに何回もあります。
こういった経験に基づき、本記事を書きたいと思います。
今回は、キーワード選定のコツについて解説します。
記事作成において、キーワード選びは重要で、ここがいい加減だと、確実に失敗します。
ぜひ、キーワードの選定のコツ、方法を、ここでしっかり勉強してください。
ブログを立ち上げ、記事数もかなり増えてきたのに、なぜか、アクセスが集まらないと悩まれる方が、本当に多いです。
一つ一つの記事の内容も、かなり気合を入れ、内容だけでなく分量もあるのに・・
なぜか、ブログで集客できていないケースです。
こういった方に、記事作成において、どのキーワードを念頭においたのか?
何のキーワードで集客するために、記事を作成したのか?
キーワードの選定について確認すると、大きく2つのパターンにわかれます。
この2パターンに該当する場合、残念ながら、どんなに記事の内容が素晴らしくても、まず、その記事は読まれることはありません。
一定の手順に従いキーワード選定を行い、そのキーワードを意識して記事を書かないとダメで、ただ記事を作成しても、まずうまくいきません。
キーワードを選定せず、記事を作成しても、正直、時間の無駄です。
なぜなら、その記事は、検索され、読まれることがないからです。
せっかく記事を書くのであれば、検索され、多くの人に読んでもらいたいですよね。
本記事では、キーワードの選定において、どういった点に注意すれば、しっかり集客できる記事を作成できるのか、かなり詳細に解説します。
記事作成し、その記事で集客したいのでれば、本記事で解説する事項は、どれも重要であり役立つ内容です。
ぜひ、最後までお読みいただき、あなたの賃貸物件の直接募集のブログを立ち上げてください。
私も、自社で経営する賃貸物件については、不動産会社に依頼するだけでなく、自らブログ等で入居者を直接募集しています。
当然、ブログの記事を作成する際には、どのようなキーワードで集客すべきか、キーワード選定については、かなり時間をかけ、じっくり検討しています。
その結果、現在も、物件に空室が発生するとわかると、すぐにブログで直接募集を始め、短期間で満室にすることに成功しています。
キーワード選定をしっかり行ったブログであれば、ブログの直接募集は、空室対策に、かなり効果が期待できると思います。
今回の記事をお読みいただければ、賃貸経営の大きな武器になる集客ブログを、あなたも、手に入れることができます。
ぜひ、本記事を最後までお読みいただければと思います。
まず最初に、そもそもキーワードの選定が何なのかを解説します。
ブログの記事作成において、とても重要です。
ブログで記事を書く際には、まず最初に、ユーザーに検索してもらいたいキーワードを選定し決める必要があります。
そして、そのキーワードを、記事のタイトルや記事の本文に盛り込むことで、記事が、そのキーワードの検索結果で上位表示されるようになります。
大家の直接募集のブログであれば、自分の賃貸物件に入居する見込客が検索しそうなキーワードを決めますよね。
例えば、あなたが経営する賃貸物件が、吉祥寺にあり、間取りが1LDKのアパートとします。
その場合、検索して欲しいキーワードを、「吉祥寺 賃貸 アパート 1LDK」と決め、記事を書けば、その記事で入居見込客を集客できます。
わかりますよね。
キーワード選定とは、ユーザーに検索してもらいたいキーワードを選定し、決めることです。
GoogleやYahoo!等の検索結果で、記事を上位表示させたいキーワードを選ぶことが重要です。
ブログ集客で成功している、ほとんどの方は、このキーワード選定に、かなりの時間を割きます。
キーワード選定が、うまくいけば、ほぼ間違いなく、その記事で見込客を集客できるからです。
逆に、キーワード選定が失敗すれば、その記事の内容がいかに素晴らしくても、まず集客はできません。
キーワード選定の重要性を、よくご理解いただけたと思います。
それでは、実際、どのような点に注意をして、キーワードを選定すればいいのか解説を続けます。
次に、キーワードを選ぶ際の注意すべき3つのポイントについて解説します。
ここもとても重要なポイントです。
キーワード選定における注意点は、以下の通りです。
1つ目の注意すべき点は、検索ボリュームです。
キーワードは、ある程度、検索数の多い、検索ボリュームがあるものを選定しましょう。
いくら記事が検索結果で上位表示されても、検索数が、極端に少なく、検索ユーザーにとって需要の無いキーワードだと、そもそも検索されることがないので、全く意味がありません。
仮に、検索ボリュームが「0」だとすれば、記事が上位表示されたとしても、誰にも読まれることはありません。
記事を書くのであれば、当然、できる限り多くの人に検索し、記事を読んで欲しいわけです。。
ただし・・検索ボリュームが大きければ大きいほど、キーワードとしていいかというと、実はそんな単純な話ではありません。
次へ続きます。
先程、検索ボリュームについてお話しましたが・・
検索ボリュームの大きい、ビッグキーワードは、皆さんが、そのキーワードを狙ってきます。
大手企業は、多額の資金を使って徹底的なSEO対策をとり、そのキーワードで上位表示を狙ってきます。
そういった検索ボリュームの大きいキーワードは、競合性が極めて高いです。
まず、そのキーワードで記事を作成しても、まず上位表示させるのは無理です。
検索ボリュームがいくらあっても、上位表示されなければ、記事が読めれることはありません。
検索ボリュームが小さ過ぎてもダメで、競合性が高過ぎるのもダメです。
適度に検索され、競合性の低いキーワードを探す、ここがキーワード選定では極めて重要です。
以上が2つ目の注意すべきポイントの競合性です。
3つ目の注意点は、関連性です。
関連性のあるキーワードとは、あるキーワードで検索する人の多くが、興味があり、知りたがるであろう、検索キーワードです。
つまり、関連性のあるキーワードで記事を作成することで、より、多くの人が興味のある内容にすることができるということです。
ブログやサイトは、検索ユーザーのニーズを、より満たすものとなります。
関連性のあるキーワードで記事を作成し、増やすことで、ブログ、サイトの専門性が上がり、Google等の評価もアップし、より検索結果で上位表示されやすくなります。
ブログの記事を上位表示させるには、関連キーワードを使って記事を作成し、記事数を増やすことが重要です。
キーワードを選定する際には、他の記事のキーワードとの関連性もチェックすることがポイントです。
以上が、キーワード選定における3つのポイントです。
それでは、具体的にどのようにしてキーワードを選べばいいのか、詳細に解説します。
具体的なキーワード選定の手順は、以下の通りです。
実際に、記事を書く際に、参考にしていただければと思います。
先程、キーワード選定における3つの注意すべきポイント、検索ボリューム、競合性、関連性について解説しましたが、まずは、こういったポイントを意識することなく、自分でキーワードを考えてみてください。
この段階では、上位表示させるためのSEOについては、全く考えないでいいです。
ブログの対象である読者にとって、どんなキーワードで記事を書けばいいのか、思いつきでいいので、自分で考えてみてください。
そこが最初のステップです。
次のステップは、自分で考えたキーワードを、実際に、Googleで検索してみてください。
そうすることで、そのキーワードの検索結果を確認することで、サジェストキーワード、関連キーワードがわかるはずです。
ちなみに、検索結果に、サジェストキーワードも、関連キーワードも、何も表示されない場合です。
ほとんどそういったケースは、無いと思うのですが、万一、そうなった場合は、おそらく、そのキーワードは、検索されることがない、つまり、検索ボリュームが極端に少ないケースの可能性があります。
そういった場合は、他のキーワードを考え、検索してみてください。
検索結果のサジェストキーワード、関連キーワードを確認することで、検索ユーザーが、どんなことに興味があるのかがわかるはずです。
その作業を繰り返すことで、どんなキーワードで、どんな内容の記事を作成すればいいのか、イメージできると思います。
サジェストキーワード、関連キーワードが何か、よくわからない方は、次の記事に解説がありますので、ぜひお読みいただければと思います。
検索意図は、キーワードの選定と同様、SEO上とても重要です。この検索意図とズレた記事は、どんなに素晴らしい内容でも、まず検索で上位表示されることはありません。本記事では、検索意図の調べ方についても解説します。→「検索意図とは?5つの調べ方と記事作成における重要性を解説!」
先程、キーワード選定で注意すべき3つのポイントを解説しましたが、この3つのポイントをクリアした、上位表示させやすいキーワードを、全て自分で考え、検索した結果で、判断するのは、正直、不可能です。
ここは断言できますが、ツールを活用しなければ、効果的なキーワードの選定は無理です。
キーワード選定で役に立つツールは、結構、いろいろあります。
例えば、検索数を調べるには、aramakijake.jp が有名です。
また、競合性を調べるには、キーワード難易度チェックツールがあります。
そして、関連キーワードを調べるには、ラッコキーワードが有名です。
どのツールも無料で、実際に私も使ったことがり、素晴らしいツールですが、ただ、3つのポイントを一度に調べることはできません。
それぞれのポイントに特化したツールなので、3つのポイントを全て調べるには、時間もかかり、効率が悪いです。
できる限り、効率よくキーワード選定を行いたいので、ぜひ、3つのポイントを一度に確認できる方法がおすすめです。
私は、以下の3つのツールがおすすめだと思います。
それぞれ素晴らしいツールですが、問題もあるので、注意が必要です。
まず、Googleキーワードプランナーですが、Google広告に課金しないと、検索ボリュームの正確な数値を把握できない点です。
ただ、私は使ったことがありませんが、月200円ほどの課金で詳しい検索ボリュームを知ることができるそうです。
まずは無料でスタートしたいという方には、このGoogleキーワードプランナーがおすすめです。
次に、キーワードファインダーですが、こちら本当に素晴らしいツールですが、月額の利用料金がかなり高額です。
そして3つ目のUbersuggestですが、こちらもキーワードファインダーと同様、有料である点が問題です。
ただし、月額利用料金は数千円と安く、お得な買取制度もあります。
この2つのツールは有料ですが、使い勝手はかなり良く、わかりやすいです。
ちなみに、私は、Ubersuggestを使って、キーワード選定を行っています。
「パーソナル」という月額2,999円の一番安いプランを利用しています。
Ubersuggestについては、別の記事で詳細を解説したいと思います。
いずれにしても、こういったツールを活用しなければ、効果的なキーワード選定は、まずできません。
ツールを使うことで、検索ボリューム、競合性、関連性を、効率よく確認することができます。
さらに、キーワード選定について、重要なポイントがあります。
記事作成までにやるべき3つの事について解説します。
これまでキーワード選定について、かなり詳細に解説してきましたが、記事作成までに、まだやるべきことが3つあります。
まず、1つ目は、検索意図との関係です。
キーワードが、検索意図と関係あるか否かで分類し、検索意図と全く関係ないものを、この段階で除外します。
検索意図について、よくわからない方は、次の記事で解説していますので、ぜひお読みいただければと思います。
検索意図は、キーワードの選定と同様、SEO上とても重要です。この検索意図とズレた記事は、どんなに素晴らしい内容でも、まず検索で上位表示されることはありません。本記事では、検索意図の調べ方についても解説します。→「検索意図とは?5つの調べ方と記事作成における重要性を解説!」
どのキーワードで検索するかによって、ユーザーが欲する情報のニーズ(検索意図)は異なります。
ここでご注意いただきたい点があります。
それは、検索するキーワードが違っても、検索意図が同じケースが多々あるということです。
ただ、検索意図に関係するキーワードだからと言って、それだけで、記事を作成してしまうと、同じ内容の記事、重複コンテンツが発生してしまいます。
同じブログやサイトの中で、重複する内容の記事を作成するのは、Googleの評価が悪くなり、結果、検索で上位表示されなくなります。
そこで、検索意図と関係するキーワードを、さらに、検索意図に従い細かく分類することが、とても重要になってきます。
同じ検索意図で、同じ内容の記事になりそうなキーワードを、同じカテゴリーで分類をします。
できれば、わかりやすいように、キーワードの一覧を作成するといいです。
同じ検索意図で分類したキーワードの中から、どのキーワードで、最終的に記事を作成するかを決めます。
その際に、検索ボリューム、競合性、関連性をチェックし、最終的に記事を書く際に使う、キーワードを決めます。
これでキーワードの選定作業は、終わりです。
本記事に従い、キーワード選定し、記事を書いても、それで終わりではありません。
ここでは、記事作成後にやるべきことについて解説します。
ここまでキーワードの選定について、注意点など詳細に解説してきました。
このキーワードの選定ですが、うまくいけば、そのキーワードは、検索結果で徐々にランクは上がり、上位表示されます。
しかし、中には、全くダメなケースもあり、いくら経っても、全く上位表示されず、検索されない記事です。
そういった場合は、なぜ、そのキーワードが上位表示されないのか原因を解明し、何らかの対応をする必要があります。
それには、そもそも、どのキーワードがうまくいったのか否かを把握しなければなりません。
記事を書いた後に、キーワードのランキングをチェックする必要があります。
そこで、私も使っているのですが、検索順位チェックツールGRC です。
このGRCは、ボタン一つで全ての検索キーワードの順位を調査してくれます。
操作方法はとても簡単で、ブログやサイトと、チェックしたいキーワードを登録し、その後は、「順位チェック実行」をクリックするだけです。
実際に、私も複数のサイトと3000近いキーワードを登録しており、毎朝起きると、まず、GRCを起動し、「順位チェック実行」のボタンをクリックします。
運営しているブログやサイトが増え、キーワードが増えても、このGRCを使えば、簡単にキーワードのランクを確認することができます。
このGRCですが、お試しで無料で使えますのので、まずは、使い勝手を確認されるといいです。
長くなりましたが、以上がキーワードの選定に関する解説です。
参考になりましたでしょうか?
最後にまとめ、終わりたいと思います。
まず、キーワード選定で重要なポイントが3つありました。
どれも検索結果で上位表示させるには、とても重要なポイントです。
そして、実際のキーワード選定の流れを解説しました。
さらに、記事作成までにやるべき3つの点も解説しました。
そして、キーワード選定し、そのキーワードで記事を作成した後に、やるべきこと。
つまり、キーワードの順位をツールを使ってチェックすることもお話しました。
本記事で解説したことは、どれもとても重要です。
少しでも不安であれば、記事の作成に着手する前に、再度、本記事をお読みいただき、完璧に理解するようにしてください。
以上です。
今後、大家を取り巻く環境は、ますます厳しくなる一方です。
大家自ら行うブログによる直接募集は、あなたにとって大きな武器になります。
本記事を参考に、しっかり、キーワード選定を行い、ブログで直接募集の仕組みを構築してください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうござました。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営する賃貸物件について、何年も前から、大家自ら入居者を直接募集しております。
基本的には、不動産管理会社に任せているのですが・・
なかなか、満室にならない物件に関しては、以前から自ら直接募集をしています。
満室経営が難しい高級バイクガレージ、個性の強いコンセプト賃貸のガレージハウスも、これまで何度も、大家である私が入居を決めています。
このネット(ブログ)を使う入居者募集のノウハウは、いわゆるネットマーケティングなので、入居者募集以外にも応用ができ、汎用性があります。
こういった経験をベースに、記事を書きたいと思います。