2階リビングの30坪の間取りを検証!家事と子育てはしやすいか?

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、2階リビングの30坪の間取りを基に、家事と子育てのやりさすさについて解説したいと思います。
リビングを2階に設けることを検討されているなら、役立つ内容なので、ぜひ、お読み頂ければと思います。
2階リビングの間取りについては、次の記事で、快適化について解説しました。
2階リビングの家を、いかにして暮らしやすくするかを、いくつか間取りの実例をあげながら、解説しました。
今回は、2階リビングの30坪の間取りについて、特に、家事のやりやすさ、子育てのやりやすさの点にしぼり、お話したいと思います。
家事動線が悪いと、家事の負担が大きくなり、毎日行う家事が、本当にストレスになります。
どんな素晴らしい家でも、家事動線の悪い家は、それだけで失敗です。
また、子育ても、家事と同様で、家族のコミュニケーションが取りづらく、子育てのしにく家も、それだけで、失敗です。
本記事では、間取りプランで、どういった点に注意をすれば、家事、子育てがしやすくなるかを、解説したいと思います。
その際、いくつかの2階リビングの30坪の間取りの実例も紹介します。
2階リビングをお考えの方、特に子育て世代の方には、参考になると思います。
あなたの家づくりを成功させるためにも、ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
関連記事:
2階リビングの20坪・28坪・35坪・40坪の間取りが紹介されています。
家事がしやすい2階リビングの間取り(30坪)か?

まず、家事からお話します。
2階リビングを家事のしやすい家にするには、間取りをどうしたらいいのか、注意すべき点を解説します。
2つの30坪の間取りも紹介するので、わかりやすいと思います。
2階リビングの家について、家事のやりやすさ、家事動線については、次の記事で詳しく解説しました。
まだ、お読みになられていないなら、ぜひ、こちらの記事も、お読み頂ければと思います。
記事でも解説をしましたが、最大のポイントは、洗面、風呂の水回りを、どこに配置するかです。
水回りを、LDKと同じ、2階に配置するか、それとも、LDKのある2階ではなく、1階に配置するかです。
この水回りの配置場所によって、家事動線が大きく変わります。
2つの30坪の間取りを比べながら、家事動線をみたいと思います。
間取り | 2LDK |
---|---|
延床面積 | 100.50m2(30.4坪) |
敷地面積 | 100.19m2(30.3坪) |
こちらの間取りは、2階に、洗面、風呂、ランドリールームの水回りが、LDKと同じ2階にあります。
それも、キッチンのすぐ隣にあって、ほんの数歩で、キッチンから、洗面、風呂、ランドリームに移動することができます。
まさに、料理をしながら、洗濯家事を、効率良く、何のストレスもなく、行うことができる間取りです。
2階リビングの間取りで、家事動線を良くするには、こういった水回りとキッチンをできるだけ近くするために、水回りをLDKと同じ2階にすることです。
その点を、見事に、クリアした、極めて家事動線のいい間取りです。
気になる点は・・
1階に行くための、階段の位置が、キッチンから若干離れた場所にあります。
1階の玄関で接客対応するのは、キッチンから階段へ行くのに、広いLDKを横切る必要があります。
そこが多少、手間で、家事動線が悪くなっています。
ただ、階段は、ほぼ玄関に直結しているので、それ程、問題ではありませんが。
間取り | 2LDK |
---|---|
延床面積 | 98.00m2(29.6坪) |
敷地面積 | 100.02m2(30.2坪) |
こちらに間取りは、洗面、風呂といった水回りが、1階にあります。
そのため、キッチンから、水回りへ移動するには、階段を使う必要があります。
この間取りでは、料理をしながら、洗濯家事を行うのは、ほぼ無理です。
そういう点では、洗濯の家事動線が、少し、問題があるように思われます。
玄関における接客対応ですが、こちらはかなり良い動線です。
1階への階段がキッチンの近くにあり、階段を降りた先は、玄関です。
簡単にキッチンから玄関へ移動できるの、接客の動線は、とてもいい間取りです。
子育てがしやすい2階リビングの間取(30坪)か?

次に、子育てについてです。
2階リビングを子育てのしやすい家にするには、間取りプランで、どういった点に注意をすればいいのかを解説します。
具体的に、30坪の間取りをベースにお話しますので、わかりやすいと思います。
それでは、子育てしやすい間取りか否かを、先程と同じく、2つの2階リビングの30坪の間取りを比較し、検討したいと思います。
間取り | 2LDK |
---|---|
延床面積 | 100.50m2(30.4坪) |
敷地面積 | 100.19m2(30.3坪) |
主寝室と洋室の子供部屋の個室が、ともに1階にあります。
帰宅し、玄関から入ると、そのまま、個室へと直行することが可能です。
また、その逆に、個室から玄関を通って、自由に外出も行けます。
1階には、トイレも、小さな洗面もあので、特別な用事がない限り、2階に行く必要はありません。
2階へ行くのは、風呂に入る時、ダイニングで食事をする時、リビングでくつろぐ時くらいです。
それ以外は、特に2階に行く必要がない、この間取りでは、特に子供が、小学校の高学年、中学、高校と、大きくなった際に、親子のコミュニケーションが少なくなりそうです。
2階リビングの間取りでは、家族の個室を全て1階に集約するパターンが多く、どうしても、この子育て問題は生じます。
この子育て問題の改善策としては・・
この間取りでは、2階にLDK以外の部屋は、全くありません。
そこで、おすすめなのが、この広いLDK内に、スタディールームを設けるプランです。
以下の2つの画像は、リビング内に、スタディールームを設けたものです。
ご覧頂ければ、スタディールームについて、イメージがわくと思います。
こういったコーナーがあれば、子供は、自然と、ここで勉強し、まだ小さければ、ここで遊ぶはずです。
親は、子供の勉強や遊びの様子を見ながら、料理等の家事を行うことができます。
こういったコーナーを設けることで、子育て環境は、一気に改善することができます。
間取り | 2LDK |
---|---|
延床面積 | 98.00m2(29.6坪) |
敷地面積 | 100.02m2(30.2坪) |
こちらの間取りも、家族の個室の全てが、同じ1階に集約されております。
そのため、子供は、2階のリビングを通らず、玄関と個室の間を行き来できます。
さらに、洗面、風呂、トイレも全て1階にあるため、ほとんど2階で行く必要がありません。
2階へ行くのは、ダイニングで食事をとる時と、リビングで過ごす時くらいです。
こちらの間取りも、子供の年齢にもよりますが、親子のコミュニケーションが少し取りづらい間取りです。
ただ、こちらの間取りでは、LDKの上に、趣味の部屋として使う小屋裏収納があり、さらに、LDKの横に、4畳半の和室もあります。
そこを、例えば、スタディールームとして使うとか、子供が小さい時の遊び場にすることで、子育てはかなり、やりやすくなります。
料理等の家事をしながら、常に子供の気配を感じなら、勉強や遊びの様子を見守ることができます。
子供部屋へは、玄関から直行できず、必ずLDKを通る必要があるようにする間取りがあります。
子供は、自室を出入りする際に、リビングを通るので、その際に、自然と、親子のコミュニケーションがとれるというメリットがあります。
しかし、今回ご紹介した広さの間取りでは、2階リビングと同じフロアに子供部屋を設けてしまうと、その分、リビングが、極端に狭くなってしまいます。
そのため、もっと広くないと、この間取りは、2階リビングには、難しいと思います。
まとめ

以上、2階リビング30坪の間取りについて、家事と子育ての観点で、検証してみました。
参考になりましたでしょうか。
それでは、最後です。
今回、取り上げた、家事のしやすさと、子育てのしやすさは、とても重要です。
どちらか一つでもうまくいかなければ、その家づくりは失敗です。
ぜひ、本記事を参考に、あなたに合った、家事、子育てのしやすいように間取りを考えてみてください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。