パントリーの間取りで失敗しないための7つの注意点とは?私は自宅をこうした!

パントリーの間取りで失敗しないための7つの注意点とは?私は自宅をこうした!

 

パントリーの間取りで失敗しないための7つの注意点とは?私は自宅をこうした!

2020/06/07  更新:

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験が多数あります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その家づくりの経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、私も自宅に導入したパントりーの間取りについてです。
パントリーの間取りで失敗しないための注意点と対策を、私の自宅のケースを紹介しながら、解説しようと思います。


 

 

単なる憧れでパントリーを導入したために、失敗したと後悔される方が多いです。

 

そこで本記事では、パントリーで失敗しないための注意点と対策について取り上げます。

 

私が自宅に導入したパントリーの間取りも紹介しながら、7つの重要なポイントを解説したいと思います。

 

新築にパントリーをお考えの方には、ぜひ、お読みいただければと思います。

 

 

本記事をお読みいただくことで・・

 

パントリーで失敗しないための7つの注意点と対策を理解できます。

 

さらにパントリーの理想の間取りも知ることができます。

 

その結果、あなたに最適な使い勝手のいいパントリーをつくることができます。

 

 

 

 

パントリーをつくってみたが、実際使ってみたら、問題があり、使い勝手が悪いと後悔される方が、結構います。

 

せっかくパントリーを導入したのに、とても残念なことです。

 

このような失敗をしないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、パントリーの導入実績が豊富にあり、ノウハウもあり、スキルの高い信頼できる業者に相談することが重要です。

 

きっと、あなたの家のキッチンに最適な、使い勝手のいいパントリーの間取りプランの提案してくれるはずです。

 

 

あなたに合った、使い勝手のいいパントリーを導入したければ、できるだけ多くの間取りプランを集め、比較検討することが重要です。


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この3ステップは家づくりを成功させる流れ。

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パントリーに関しては、次の記事もあわせてお読みいただければと思います。

 

そもそもパントリーが自分に必要なのか、その必要性の確認、その上で、パントリーの導入するのに必要な広さについて、次の記事で解説をしています。

 

 

さらに、このパントリーの設置で後悔する方が多い、ありがちな9つの後悔ポイントについて、次の記事で解説していますので、ぜひ参考になさってください。

 

私の自宅のパントリーの間取りをご紹介!

 

 

 

 

 

それでは、私が自宅に導入したパントリーの間取りをご紹介します。


 

 

上の画像が、パントリーの間取り図です。

 

青丸で囲った場所が、パントリー兼家事室で、広さは2畳ほどです。

 

下の画像は、リビング側からキッチン・ダイニングを撮ったもので、左端に、対面式のキッチンがあるのがわかると思います。

 

パントリーは、キッチンの、さらに奥に、家事室も兼ねたものがあります。

 

 

パントリーは、ウォークイン収納タイプで、モノの出し入れのために、中を歩行できます。

 

多数のキッチンアイテム、保存がきく食料品の収納場所だけでなく、簡単な作業ができる机をあります。

 

そこで、PCを使った、作業もできるので、ネットで情報収集し、家計簿をつけ、さらにネットで買物もでき、とても便利な空間です。

 

このパントリーについて、気づいた点、良い点と気になる悪い点です。

 

 

 

自宅のパントリーの良い点

 

まず、良い点です。

 

■キッチンのすぐ横にあるので、料理をしながら、必要なモノをすぐに取り出せるので、家事動線は、とても良い間取りです。

 

■キッチンからパントリーに行くのに、間に扉がないので、両手がふさがっている時でも、スムーズに行くことができ、モノの出し入れが可能です。

 

■収納棚の奥行や配置を、そこに収納すべきモノのサイズや大きさを考慮し、決めたので、効率よく収納でき、すごく使い勝手がいいです。

 

■パントリーには小窓が2つあり、さらにキッチンとひと続きになったオープンスペースのパントリーなので、すごく換気がいいです。

 

■パントリーに熱がこもったり、料理等のニオイが滞留することもなく、常に、快適に使えます。

 

■パントリーの中は、リビングやダイニングからも、見えない間取りになっているので、特に、来客の時には、安心です。

 

 

 

自宅のパントリーの気になる悪い点

 

そして、悪い点です。

 

実際に使ってみて、感じたデメリットは2つです。

 

■収納棚を固定式にしたので、当初、想定していなかったようなモノを収納できなかったり、収納しづらい点です。

 

■買物から帰り、購入してきた食料品をパントリーに収納する動線が悪く、玄関とパントリーが離れているため、重いモノを持ってに移動する距離が長くなり、大変です。

その間取りでわかった失敗しないための7つの注意点と対策とは?

 

 

 

 

 

次に、パントリーで失敗しないための7つの注意点と対策について解説をします。

 

ここでお話する内容は、全て、実際に、私が自宅のパントリーを使ってみた経験に基づくものです。

 

きっと、あなたが導入を考えているパントリーの参考になると思います。


 

 

パントリーで失敗しないための注意点と対策は、以下の7つです。

 

家事動線は?
パントリーの棚の奥行は?
パントリーの棚は可動式か?
パントリー内の換気は?
パントリーの扉の使い勝手は?
外からパントリー内部が丸見えか?
買物から帰った後の動線は?

 

 

家事動線は?

まず、ここが一番重要なポイントです。

 

キッチンとパントリーの間の家事動線です。

 

料理をしながら、必要なキッチン用具や、食料品を、その都度スムーズに取りだせるか。

 

逆に、キッチンから、パントリーに、キッチン用具や食料品を、スムーズに収納、保管できるか。

 

その家事動線が、良い間取りである必要があります。

 

私の自宅のパントリーは、キッチンとひと続きになったオープンスペースのパントリーであり、最短で移動できるので、家事動線はいいです。

 

対策について:
家事動線は、パントリーの使い勝手にとても重要です。

 

できる限り具体的に、家事動線をイメージし、何度もシュミレーションするようにしてください。

 

 

 

 

パントリーの収納棚の奥行は?

かなり細かい話ですが、パントリーの収納棚の奥行も重要なポイントです。

 

パントリーの収納棚は通常は、30㎝~45㎝ですが、この奥行きが深過ぎるのは問題です。

 

特に、壁面収納タイプのパントリーに言えるのですが、奥に収納したモノが前面から見えにくくなります。

 

最悪の場合、そもそも収納したことを失念するリスクがあります。

 

特に賞味期限のある傷みやすい食料品には、注意が必要です。

 

多くのモノを収納しようと、パントリーの収納棚に奥行きを取り過ぎるのは、要注意です。

 

対策について:
多くの物を収納できるよう、パントリーの収納棚の奥行を深くとるケースが多いです。

 

どういった物を収納するのか、具体的に想定し、検討してみてください。

 

 

 

 

パントリーの棚は可動式か?

パントリーには、本当に様々のモノを収納することができます。

 

皆さん、間取りプランの際には、パントリーに収納したいキッチン関連のアイテムを考慮し、パントリーの広さや、棚の配置を決めます。

 

よく使うモノは目のつきやすいよう目線の高さの棚に置き、米や飲料水といった重いものを下に置く等、使い勝手の良いパントリーとなるよう、あれこれ検討します。

 

たっぷり時間をかけ、じっくり検討したにもかかわらず、長年使っていると、どうしても、全く想定しなかったようなキッチンアイテムがでてきます。

 

そういった場合に、収納棚が固定式だと、大きいモノだと棚に収納できませんし、逆に小さいと、妙に隙間が生じ、スペースを効率よく活用できないなんてことになります。

 

私の自宅のパントリーもそうですが、固定式の収納棚で失敗するケースが多いです。

 

ぜひ、収納するモノに応じて、その都度、臨機応変に、収納棚の位置を変更できる、可動式の収納棚の採用をおすすめします。

 

可動式の収納棚であれば、後から高さを、自由に変えられるので調節がしやすく使い勝手がいいです。

 

対策について:
パントリーに収納するのは、当初全く想定しなかったような物が必ずでてきます。

 

そういった場合にも、柔軟に対応できるよう、可動式の棚にするといいです。

 

 

 

 

パントリー内の換気は?

パントリーは、キッチンのすぐ近くに設けるので、どうしても、キッチンのニオイ、湿気、熱気が、パントリー内にこもります。

 

また、パントリー内に保管した食品(例えば、野菜類)などから、ニオイや湿気が発生することもあります。

 

そのために、パントリーに保管してある食料品が、傷むなんてことも充分考えられます。

 

このようなリスクを回避するためにも、パントリー内の換気対策が重要です。

 

特に、パントリーとキッチンの間に扉があり、パントリーが独立した空間には、注意が必要です。

 

その場合には、パントリー内に小窓を設けるとか、換気設備を設ける等、何らかの対策が必要です。

 

ちなみに、私の自宅のように、キッチンとひと続きになったオープンスペースのパントリーの場合には、キッチンの換気がしっかりしていれば、特にパントリー内に限った、換気は必要ないと思います。

 

対策について:
パントリー内の換気対策は、間取りによっても大きく変わってきます。

 

プロの施工業者に、よく相談するようにしてください。

 

 

 

 

パントリーの扉の使い勝手は?

パントリーに扉があることで、使い勝手が悪くなることがあります。

 

料理中で両手がふさがっている時に、パントリーを使う場合です。

 

キッチンとひと続きになったオープンスペースのパントリーであれば、、扉を開けることなく中に入れるので移動がスムーズです。

 

両手がふさがっている時でも、出入りが簡単にできるので、忙しい家事の最中でも便利です。

 

その都度、扉を開ける必要があると、一気に使い勝手が悪く、家事動線が悪くなることがあるので、ご注意ください。

 

あなたが、どのようにキッチンを使うのか、その際に、扉は必要なのか、よく検討することが重要です。

 

対策について:
パントリーに扉を設けるか否かは、あなたの家事スタイルに大きく関係してきます。

 

どのようにキッチン、パントリーを使うのがいいのか、できる限り具体的にシュミレーションしてみてください。

 

 

 

 

外からパントリー内が丸見えか?

パントリーは、キッチン周辺のあらゆるモノ、食器、キッチン用品、食料品等、全てを、素早く、簡単に収納できます。

 

パントリーを設けることで、キッチンを、常にスッキリ、清潔で、生活感のない状態にしておけます。

 

そこが、パントリーを設けるメリットでもありますが、それなのに、パントリーが外から丸見えでは、全く意味がありません。

 

パントリーの中は、外から、特に来客からは見えないようにする必要があります。

 

そのために、中が見えないよう間取りを工夫したり、パントリーに扉を設けたりします。

 

また、パントリーがオープン空間の場合には、ロールカーテンを取り付けるという方法もあります。

 

普段は、オープン空間のパントリーにしておいて、来客の際には、ロールカーテンを下げるだけで、簡単に視線を遮断できます。

 

いずれにしても、パントリー内が丸見えにならないよう、よく検討してください。

 

対策について:
パントリー内が外から見えないよう、間取りを工夫することが重要です。

 

プロの施工業者に、よく相談してください。

 

 

 

 

買物から帰った後の動線は?

パントリーがあれば、買物から帰ってきたら、当然、購入してきた食品類を、パントリーに収納します。

 

例えば、お米や飲料水等、重いモノを買物した場合を考えてみてください。

 

買物から帰宅し、重い買物を持って、パントリーまで移動するのは、本当に大変です。

 

ここは、移動距離を、できる限り短くし、動線をよくしたいところです。

 

できれば、パントリーは、この買物動線のいいように、するのがいいです。

 

ちなみに、私の自宅のパントリーでも、間取りプランで、あれこれ検討しましたが、ここだけはクリアできませんでした。

 

結局、現在は、重い米、大量買いの飲料水や果物類(みかん等)は、いったん、シューズクロークに保管をします。

 

そして、小分けにし、数日で使う予定のモノだけを、パントリーに収納することで対応しています。

 

対策について:
買物動線を軽視し、後で失敗したと後悔されるケースが多いです。

 

動線を、できる限り具体的にイメージし、何度もシュミレーションしてみてください。

 

 

 

 

 

以上が、パントリーで失敗しないための7つの注意点と対策です。

 

次のパートでは、ここで解説した全てのポイントがクリアされた、理想の間取りをご紹介します。


理想のパントリーの間取りとは?

 

 

 

 

 

それでは、パントリーの理想の間取りをご紹介します。


 

 

このパントリーの間取りは、まず、玄関から入ってすぐ右側にシューズクロークがあります。

 

そして、シューズクロークの真横にパントリーがあり、さらにキッチンへとつながっています。

 

パントリーが、キッチンとシューズクロークの間に位置する、完全なウォークスルータイプのパントリーです。

 

買物から帰ってきた際には、玄関からシューズクロークを通って、一瞬で、パントリーに行くことができます。

 

当然、重い買物を持っての移動距離は、最短です。

 

買物から帰った後の、パントリーまでの動線が、抜群にいい間取りとなっています。

 

さらに、家事動線も抜群にいい間取りです。

 

キッチンのすぐ横に、パントリーがあるので、キッチンとパントリーの間を、最短で、スムーズに移動することができます。

 

キッチンで料理を行っていても、パントリーに、必要な食材や食器を取りにいったり、しまったり、とにかく使い勝手はいいです。

 

ここでご紹介した間取りは、前のパートで解説した、失敗しないためのポイントは全てクリアしております。

 

ぜひ、この理想の間取りを、参考になさってみてくだい。

まとめ

 

 

 

 

 

以上、パントリーで失敗しないための重要ポイント(注意点と対策)、その全てをクリアした理想の間取りについて解説をしました。

 

最後にまとめです。


 

 

ここ重要なので、再度申し上げます。

 

あなたが、新築のパントリーを検討される際には、次の7つの事項を、よ~くチェックされるといいです。

 

中には、少々細かい点もありますが、パントリーを使い勝手のいいもにするには、どれも重要なポイントばかりです。

 

家事動線は?
パントリーの棚の奥行は?
パントリーの棚は可動式か?
パントリー内の換気は?
パントリーの扉の使い勝手は?
外からパントリー内部が丸見えか?
買物から帰った後の動線は?

 

本記事を参考に、ぜひ、あなたに最適な、使い勝手のいいパントリーをつくってみてください。

 

パントリーを、確実に成功させるのに、とても重要なことを、さらに解説します。

 

ぜひ、最後まで、引き続きお読みいただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

パントリーをつくってみたが、実際使ってみたら、問題があり、使い勝手が悪いと後悔される方が、結構います。

 

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このような失敗をしないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、パントリーの導入実績が豊富にあり、ノウハウもあり、スキルの高い信頼できる業者に相談することが重要です。

 

きっと、あなたの家のキッチンに最適な、使い勝手のいいパントリーの間取りプランの提案してくれるはずです。

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために、パントリーで失敗しないための注意点に、「対策」を加えました。(2023/9/28)