村上悠です。
実際に、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、平屋の家づくり経験があります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回、平屋4LDKの北玄関の間取りについて、そのメリットを間取り事例とともに解説します。
一般的には、南道路に面した土地が人気で、価格も高いです。
ちなみに、私の自宅(2階家ですが)も、南道路に面した土地です。
一方、北道路に面した土地は、あまり人気がなく、価格も安いです。
確かに人気はないのですが、中には、できる限り安く土地を購入したいという理由で、わざわざ北道路の土地を希望する方もいます。
実は、この平屋4LDKの北玄関の間取りには、意外と思うかもしれませんが、3つもメリットがあります。
何だかご存知でしょうか?
今回は、この北道路に面した土地に建てる、平屋4LDK・北玄関の間取りのメリットについて解説します。
北面道路の土地に平屋4LDKを建てたい方には、きっと参考になると思います。
ぜひ、お読みいただければと思います。
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関連記事:
平屋の外観に関する記事で、いかにおしゃれでセンス良くするか解説します。
早速ですが、平屋4LDKの北玄関の間取りのメリットを解説します。
平屋4LDKの北玄関の間取りのメリットは、大きく3つあります。
それぞれについて解説していきます。
プライバシーもいろいろありますが、ここで言うプライバシーとは、洗濯物からわかることです。
洗濯物は、何が干されているのかを見るだけで、家族状況がわかりますよね。
家族が何人くらいで、子供がいるのか・・かなり詳しくわかります。
また、洗濯物の干し方を見ても、その家族の生活スタイルが、わかります。
例えば、平日、午前中に洗濯物が干されると、その時間帯から、おそらく専業主婦かなとか。
このように、洗濯物から、その家に住む者のプライバシーが、かなりわかります。
通常は、そういった洗濯物を、南側の日当たりが良い場所に干すことが多く、平屋の場合ですと、南側の庭やテラスに、洗濯物を干します。
今回の北道路の敷地の平屋4LDKの北玄関の間取りで、洗濯物について考えてみます。
まず、この間取りは玄関が北側にあるので、玄関に来られた方には、南面に干す洗濯物を、見られることはありません。
また、通りを歩く方から、洗濯物を見られるリスクも、当然、ありません。
その理由は、わかりますよね。
よくわからない方は、次のパートで解説する平屋4LDK(北玄関)の間取りをご覧ください。
北側から、南面に干された洗濯物を見られるリスクがないことが、わかると思います。
以上が、平屋4LDK(北玄関)の間取りの1つ目のメリットです。
参考:
平屋4LDKの間取りのどこに洗濯場(ランドリールーム)も配置すべきか、参考になる記事です。
一般的に、家の中で一番長く滞在するのは、LDKです。
LDKの電気がついているとか、テレビの音がするとか、人影が見えるとか・・こういった事から、在宅なのか、留守なのかが、わかります。
おそらく侵入者も、その点をチェックしているはずです。
今回の平屋4LDK(北玄関)の間取りで見た場合、LDKは、南面に配されているため、北側からは、LDKの様子が、よくわかりません。
北側からは、その家の在宅状況を、はっきり確認できないため、警戒せざるを得ないです。
その結果、侵入リスクが減るという防犯効果が期待できます。
以上が、平屋4LDK(北玄関)の2つ目のメリットです。
玄関は、結構な広さを要します。
おおよそ、玄関には、2畳~3畳の広さは必要です。
さらにシューズクローク等の収納を設けたり、玄関へと続く廊下のスペースを考慮すると、さらに広いスペースが玄関には必要になります。
詳しくは、以下の記事にまとめてありますので、ぜひお読みいただければと思います。
→ 「新築に最適な玄関の広さは?」
こういったある程度の広さを要する玄関を北側に配置することには、間取り上、大きなメリットがあります。
まず、南側に玄関がないので、その分、南面のLDKを広くすることができます。
南面を、フルにLDKの間取りに充てることができ、より充実した空間のLDKにすることが可能です。
より広く、日当たりがいい、快適なLDKをつくることができます。
以上が、平屋4LDK(北玄関)の間取りの3つ目のメリットです。
それでは、平屋4LDKの北玄関の間取りを2つご紹介します。
ここでは、先程解説した3つのメリットを中心に、実際に、この間取りではどうなのかを検証したいと思います。
出典:ミサワホーム
まず1つ目のメリットですが、北側からは、南の庭に干した洗濯物を見られるリスクはありません。
プライバシーは確保された間取りです。
2つ目の防犯面ですが、この間取りだと、南面のLDKが、北側から離れた場所に配置されていますので、LDKの状況は、まずわかりません。
LDKと北側の間には、和室や洗面・風呂もあるので、まず、北側からLDKの気配を感じることは不可能です。
防犯面の効果はあると思います。
3つ目のメリットですが、広いLDKが南面に配置されており、さらに、2部屋の個室も南面に配置されています。
玄関が北側にあるため、南面をフルに活用できております。
南面のLDKを広くできる間取りです。
この間取りで、もう一つ言えるのは、廊下がないことです。
廊下はある意味、歩行する場所なので、基本的には無駄なスペースです。
こちたの平屋4LDK(北玄関)の間取りには、ほとんど廊下がなく、限られたスペースがフルに活用されています。
1つ目のメリット、プライバシーの確保についてです。
こちらの間取りでは、洗濯物は、南面のデッキに干します。
デッキに干した洗濯物を、北側から見られるリスクがないのは、間取りから、おわかりいただけると思います。
ちなみに、デッキのすぐ横は、洗濯機のある洗面所であり、洗ったものをすぐ干せるので、家事動線も抜群にいいです。
また、デッキからすぐに4.5畳の和室にも行けるので、乾いた洗濯物を、たたむのにも便利です。
洗う→干す→取り込む→たたむの一連の選択作業の家事動線がよく考えられた間取りです。
2つ目のメリット、防犯についてです。
こちらは、1つ目の間取りに比べると、多少、問題がありそうです。
なぜなら、LDKの一部であるキッチンが、北側に面しているからです。
これだと、LDKの気配が、北側からも、多少、感じることができますので、防犯面の効果は、あまり期待できません。LDK
3つ目のメリット、南面の広いLDKですが、こちらは、間取りからよくわかると思いますが、かなり広いです。
LDKは南面に大きく面しており、前面には、大きなデッキもあり、広く快適な空間になっています。
こちらのデッキは、外の視線が遮断された中庭となっており、いろいろな事に使え、楽しめる空間になっています。
関連記事:
平屋4LDKの北玄関の間取りをお考えの方に参考になる記事をご紹介します。
同じ間取りで、玄関の位置が異なる場合の記事です。
平屋間取り 4LDKの間取りについて、 廊下の必要性について解説します。
L字で廊下なしの間取りの紹介もあります。
平屋4LDKのコの字の間取りの説明もあります。
平屋4LDKで延べ床面積が30坪の間取りに関する記事です。
以上、平屋4LDK(北玄関)の間取りについて解説をしました。
最後にまとめです。
一般的に、北道路の土地、そして北玄関の間取りは、あまり人気がありません。
しかし、以下の通り、メリットもあることが、おわかりいただけたと思います。
ぜひ、平屋4LDKの北玄関で家づくりをされる方は、本記事を参考にしていただけると嬉しいです。
もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。