村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
平屋は好きで、自分でも、かなり研究しました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回は、平屋18坪の2LDKの間取りについて解説をします。
特に、LDKをできる限り広くすることに成功した間取りを厳選しご紹介します。
次の記事で、18坪の平屋3LDKについて解説をしております。
家族4人で住むための平屋であるため、18坪と狭いにもかかわらず、3つの個室がある平屋3LDKです。
ご紹介した平屋3LDKの間取りは、家族4人でとても快適に暮らしやすくなっています。
しかし・・・
できれば、18坪という広さであれば、個室を1部屋減らした平屋2LDKが、私は18坪に最適なベストな間取りと考えてます。
そこで、今回は、18坪の平屋2LDKの間取りについて解説をしたいと思います。
特に、家族皆が集うLDKを、より広々空間にすることに成功した、工夫の見られる間取りを厳選しご紹介しながら解説したいと思います。
いかにしてLDKを広々した快適な空間にするのか、注意すべきポイントもお話します。
18坪クラスの比較的コンパクトな平屋を、お考えの方には、きっと面白い内容だと思います。
ぜひ、本記事を、最後までお読みいただければと思います。
そしてあなたの平屋を成功させてください。
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まず、平屋のLDKをできる限り広々した開放的な空間にするためのポイントを、いくつか解説します。
そもそも18坪ととても限られた広さの平屋なので、普通に間取りプランを考えたのでは、LDKもそれ程、広く感じない、魅力の少ない、平凡な間取りになってしまうと思います。
そこで、どういった点に注意をすればいいのかを、いくつかポイントを解説したいと思います。
個室を多少狭くすることで、その分、パブリックなLDKを広くできます。
ただ、個室で過ごす際にも快適である必要があるので、充分な収納や、最低限の広さは必要です。
廊下は、基本的に移動するためだけの空間です。
そこで過ごすことはありませんので、ある意味、とても無駄な空間です。
その廊下という無駄な空間を、できるだけなくすことで、LDKなどの居住空間を、より広くすることが可能です。
壁を設けると、視界が遮られ、部屋が狭く感じます。
間取りを考える際には、この視界を遮る壁をできるだけ少なくすることで、空間を広く感じさせることが可能です。
次のパートで、平屋2LDKの個室の壁を、極力少なくし、LDKを広々空間にすることに成功した間取りをご紹介します。
天井を高くすることで、見渡せる範囲が広くなるので、部屋が広く感じられます。
この効果は大きく、ぜひ、試す価値が大きいと思います。
LDKの天井を高くし、縦方向の空間を設けることで、LDKがよ広々感じられる快適な空間になります。
なお、天井に外の光を取り込めるトップライトを設けると、さらにLDKが明るく快適になるので、おすすめです。
ロフトや小屋裏は、140㎝という高さ制限と、床面積の2分の1という制限がありますが、この空間があるとないとでは大きく異なります。
収納スペース、子供部屋、寝室、書斎、趣味の部屋・・様々な目的で、このロフト・小屋裏という空間を使うことができます。
特に18坪と、狭い平屋であれば、ぜひ検討されるといいです。
外の空間を、LDKの居室に取り込むことで、LDKを何倍にも広がりを感じる、開放的で快適な空間にすることが可能です。
例えば、LDKに接するように中庭を設け、さらに掃き出し窓の大開口で、LDKの居室と外とをゆるくつなげる方法です。
中庭をウッドデッキにし、居室の床面と同じ高さ、質感にすることで、まるで中庭が居室の一部のように感じさせることができます。
これにより、LDKの空間が、何倍にも広がったように感じられます。
次のパートで、具体的な間取りもご紹介しながら、詳細を解説したいと思います。
それでは、本題です。
18坪の平屋2LDKで広々として開放的なLDKにすることに成功した間取りをご紹介します。
どの間取りも、前のパートで解説したLDKを広くするためのポイントが、活用されています。
以下にご紹介する3つの間取りは、LDKを広々快適空間にするため工夫ポイントが満載です。
前のパートで解説した以下の3ポイントは、全て活用されています。
■個室を狭くする。 ■無駄な廊下をなくす。 ■外の空間を取り込む。
出典:ロジュマン工房
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 2LDK |
玄関位置 | 南玄関 |
敷地面積 | - |
延床面積 | 61.27㎡(18.53坪) |
■外の空間を取り込む。
平屋3LDKのLDKのダイニングの前面に広いウッドデッキがあります。
ウッドデッキは、5畳のダイニングと、ほぼ同じ広さであり、大きな掃き出し窓の大開口で、つながっています。
ウッドデッキを、ダイニングの床面と同じ高さにし、さらに色合いや質感を同じにすることで、まるで外のウッドデッキが居室の一部のように見せることができます。
この間取りのLDKは、完全に外のウッドデッキ空間を、取り込むことができているため、かなり広々、開放的で快適な空間になっています。
ダイニングでは、外の光や、風を感じなが、さらには外の庭の風景もみながら、実に気持ち良く食事ができると思います。
天気の良い日は、外のウッドデッキで食事やお茶ものめ、第2のアウトドアリビングとしても使うことができます。
■個室を狭くする。
また、間取り全体でみると、北側の洋室が4畳半と多少狭くなっています。
ただ、大きなクローゼットもあり、収納面で困ることはなく、使い勝手もいいです。
また角部屋で二面に窓もあるので、風通しも問題ないですし、東の窓からは、朝陽を楽しむこともできます。
■無駄な廊下をなくす。
さらに、玄関ホールから中に入ると、いきなりLDKであり、一切廊下はありません。
無駄な廊下のスペースをなくし、その分、LDKを広くすることができてます。
出典:ロジュマン工房
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 2LDK |
玄関位置 | 南玄関 |
敷地面積 | - |
延床面積 | 62.93㎡(19.03坪) |
■外の空間を取り込む。
平屋3LDKの中央に8畳のウッドデッキの中庭があります。
中庭を取り囲むように、L字型のLDK、2部屋の洋室が配されております。
LDKだけでなく、2つの洋室も、中央のウッドデッキの中庭と、つながっており、居室に広がりを感じるようになっています。
中庭のウッドデッキは、外からの視線を完全に遮断したプラーベート空間であるため、ここでは、居室にいるような感覚で、くつろぐことができます。
天気の良い日は、ここで食事をしたり、お茶を飲んだり、BBQしたり、本を読んだり、昼寝したり・・・様々な使い方ができます。
また、玄関から入ると、玄関ホールから、中庭越しにLDKが見えたり、とても表情の豊かな間取りです。
さらに、中庭を見ながら、玄関ホールからLDK、洋室、そして洋室へと回遊ができるのも、この間取りの良さです。
以上、この平屋3LDKは、中庭という外の空間を居室内取り込むことで、LDKだけでなく、2部屋の個室、さらには玄関ホールまで、広がりを感じる間取りとなってます。
■個室を狭くする。
2部屋の個室を、5.26畳、6.01畳と、少し狭くすることで、その分、LDKの空間を広くなってます。
各個室は、クローゼットがあり、充分な収納スペースが確保されており、使い勝手のいい空間です。
各個室は、ウッドデッキの中庭を介し、LDKとゆるくつながっており、常に家族の気配を感じることができる、ぬくもりを感じる間取りです。
■無駄な廊下をなくす。
この平屋3LDKの間取りにも、一切、廊下がありません。
無駄なスペースの廊下をなくすことで、LDKを広くすることができた間取りです。
出典:ロジュマン工房
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 2LDK |
玄関位置 | 南玄関 |
敷地面積 | - |
延床面積 | 62.10㎡(18.78坪) |
■外の空間を取り込む。
平屋3LDKの17畳の広いLDK、4畳半の和室、さらには6畳の主寝室の全てが、広いL字型のウッドデッキに接しています。
LDK、和室、洋室の全ての居住空間が、この広いウッドデッキを介し、外とゆるくつながっており、外の空間を取り込むことで、広がりを感じることができます。
このウッドデッキは、床面の高さを居室内と同じにしたり、色合いや材質を似せることで、LDKの居室との一体感を、さらに出すことが可能です。
またウッドデッキと居室を、掃き出し窓の大開口でつなぐことも、よりウッドデッキと居室の一体感を増すのに効果的です。
■個室を狭くする。
個室の1室の和室を4畳半と狭くすることで、その分、LDKを広くしています。
また、和室を壁を設け完全な個室にするのではなく、極力壁をなくし、LDKの中にコーナーとして取り込むことで、LDKをより広々した快適な空間になってます。
■無駄な廊下をなくす。
この平屋3LDKの間取りにも、廊下はありません。
移動するための歩行スペースの無駄な空間を、完全になくすことで、LDKをより広くすることができています。
以上、18坪クラスの平屋2LDKの間取りについて解説をしました。
最後に、まとめと、重要な補足説明をしたいと思います。
18坪と狭い平屋にもかかわらず、いかにして快適にするか、よくおわかりいただけたと思います。
家族皆が過ごすLDKを、できる限り広くすることで、家の快適性をアップさせます。
そのために、どうすればいいのか、間取りで工夫できるポイントも解説しました。
ぜひ、あなたの建てる平屋にも、このポイントを参考にし、ぜひ、快適な平屋2LDKを建ててください。
以下は、あなたの平屋の家づくりを確実に成功させるために、とても重要なことです。
最後に、あなたの平屋の家づくりを確実に成功させるポイントを解説します。
今回、解説したような平屋を建てた実績がない住宅会社に依頼をすると、まず快適な家にはなりません。
やはり、18坪の狭い平屋2LDKを、快適な空間にするには、それなりのノウハウと実績が必要ということです。
まず、平屋を依頼する住宅会社が、同じような平屋を建てたことがある実績豊富で、スキルが高いところを選びます。
そして、あなたに合った間取りプランを提案できる、信頼できる住宅会社に依頼します。
さらに、相場からみてリーズナブルで妥当な金額で、発注することも大切です。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。