新築の家づくりの流れで一番の注意点とは?

新築の家づくりの流れで一番の注意点とは?

 

新築の家づくりの流れで一番の注意点とは?

2019/11/13

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、新築の家づくりの流れで一番の注意点について解説します。

 

なお、インスタでも家づくりに関する情報を発信中!
フォローよろしくお願いします。→「家と暮らし方


 

 

新築が完成するまでの家づくりの流れは、いろいろやるべきことがあって大変です。

 

特に何度も行われるハウスメーカーの担当者との打ち合わせが、最初はいいのですが、正直、だんだんきつくなります。

 

私も自宅を建てる際に、経験しましたが、心身ともに疲れ、大変でした。

 

この記事を読まれている、あなたは、家づくりの流れを乗り切れるのか不安なのでは?

 

家づくりを成功させるために、何を最も注意すべきなのか、そこを知りたいのでは?

 

本記事は、新築完成に至るまでの家づくりの流れにおける最大の注意点を徹底解説します。

 

私の自宅を建てる際の経験も踏まえて、わかりやすく具体的にお話したいと思います。

 

新築の家づくりを成功させるためにも、ぜひ、本記事を、最後までお読みいただければと思います。

 

 

本記事は、ハウスメーカーについて書きますが、工務店の場合もほぼ同じです。
家づくりを、工務店でお考えの方も、本記事を参考にしていただけると、嬉しいです。

 

家づくりの失敗から学ぶ!後悔しないための3ステップとは?
あなたの家づくりを、確実に成功させるためにも、ぜひ、こちらの記事もお読みください。

 

 

ズバリ!新築家づくりの流れの最大の注意点とは?

 

 

家づくりの流れは、新築が完成するまでに、様々なことを行う必要があります。

 

ざっと思いつくものを列挙してみますと・・

 

■モデルハウスの見学
■ハウスメーカーの担当との打ち合わせ
■間取りプラン、建築建材、住宅設備の検討。
■総予算・内訳の計算、住宅ローンといった資金計画。
■敷地調査、周辺の環境調査。
■ローンの申し込み。
■建築確認の申請。

 

などなど、やるべきことは多数あります。

 

しかし、実は、ここに重要なやるべき作業項目が抜けています。

 

 

 

 

家づくりの流れで最も注意すべきこととは?そしてなぜ?

 

本記事のメインテーマである、家づくりの流れにおける一番の注意点にも関係します。

 

それが何だかわかりますか?

 

新築を成功させるために、家づくりの流れで最も重要な作業とは、ズバリ!「情報収集と理想の住まいのイメージづくり」です。

 

情報収集し、理想の住まいのイメージづくりをすることが、家づくりの流れで一番重要です。

 

この理想の住まいのイメージが曖昧なまま、家づくりを進めると・・

 

例えば、ハウスメーカーの担当から、ああでもないこうでもないと、様々なアドバイス、指摘を受けます。

 

あなたに理想の家のイメージがないと、アドバイスや指摘を受けるたびに、あっちに行ったり、こっちに行ったり、迷走することに。

 

最後は、何が何だかわからなくなり、どうでもよくなり、妥協するなんてことに。

 

これでは、まず、理想の家を建てることは難しいです。

 

それに、自分が理想とする住まいのイメージが曖昧ということは、ゴールがどこか、全く見えないことと同じです。

 

そんな中で家づくりを進めることになるので、まず途中で投げ出したくなります。

 

他の記事でお話しますが、家づくりの流れ、特に、ハウスメーカー担当者との打合せは、過酷です。

 

長時間にわたる打ち合わせを、何度何度も行う必要があります。

 

私も、自宅を建てる際、三井ホームとの打ち合わせで、心身ともに疲労困憊という感じでした。

 

このような過酷な家づくりの流れを、建てたい理想の家のイメージを持たないでは、絶対に乗り切れません。

 

モチベーションが維持されません。

 

 

 

 

理想の住まいのイメージづくりとは?

 

家族皆で、どんな家に暮らしたいのか、理想の住まいについて話し合います。

 

その際に、現在の暮らしの不平、不満、改善したいポイントを洗い出すのもいいかもしれません。

 

そういった問題を解決することは、より理想の住まいに近づくことになるので。

 

このイメージづくりのタイミングでは、予算、敷地の広さとか・・余計なことは考えずに、夢に近いものでもいいので、楽しみながらやるといいです。

 

ある程度イメージや方向性が固まってきたタイミングで、予算、敷地の広さ・・を考慮すればいいです。

 

あなたに、理想の住まいのイメージづくりができそうですか?

 

ただ・・何も情報や資料がない中では、難しいかもしれません。

 

より踏み込んだ、もっと具体的な理想の住まいのイメージづくりには、ある程度具体的な情報(特に画像がいいです)があるといいです。

 

そこで、私も自宅を建てる時に、実践しましたが、イメージづくりに役立つ効果的な情報収集の方法をご紹介します。

理想の住まいのイメージづくりに役立つ情報収集とは?

 

 

家づくりの流れにおいて、最初に行うべき、イメージづくりのための情報収集は、極めて重要です。

 

いくつか、おすすめの情報収集の方法をご紹介します。

 

 

ウェブサイト

まずは、各ハウスメーカーのウェブサイトを見てみるといいです。
各社、ウェブサイトには、かなり力を入れているので、そのサイトも見応えがあります。

 

奇麗なカラーの画像がいっぱいあり、そこでの理想の暮らしがイメージできると思います。
建築実例を紹介しているものもあるので、それを見るのもいいと思います。

 

楽しみながら、いろいろなウェブサイトを見てみてください。

 

 

新築が完成するまでの家づくりの流れについては、各ハウスメーカーも自社のHPで取り上げています。
「家づくり + 流れ + ハウスメーカーの名称」で検索してみてください。

 

ただ・・
ハウスメーカーの中には、情報収集やイメージづくりのことに一切触れず、いきなり、担当者との打ち合わせ、契約に向けての流れの記載のみというのがあります。
こういったウェブサイトのハウスメーカーは要注意かもしれません。

 

ちなみに、三井ホームとか住友林業のウェブサイトは、このイメージづくりのための情報収集を重視しています。
こういうハウスメーカーはいいですね。

 

 

カタログ

 

 

カタログも、各ハウスメーカーは強烈に費用をかけ、作り込んでいますので、どれも本当に立派です。
こちらの画像は、私が三井ホームで自宅を建てる際に、参考にした「Laisonte」のカタログです。
カタログといっても、40頁近くあって、まるでインテリア雑誌のようで、見ているだけで楽しくなります。
各ハウスメーカーで販売している商品ごとのカタログもありますし、さらに、外観実例集、インテリア実例集など、あるテーマで特集したパンフレットもあります。

 

ちなみに、外観画像、インテリア画像といった画像は、インスタグラムも確認するといいです。
#各ハウスメーカーの名称で検索すると、かなりの数の画像を見ることができるはずです。

 

 

モデルハウス

住宅展示場のモデルハウスに行き、実物を見るのもイメージづくりには効果的です。

 

モデルハウスはおすすめですが、注意すべきことが2点あります。

 

1つ目の注意点

住宅展示場に行かれる際には、気になるお目当ての住宅が建っているか否かを事前確認してから行きましょう。
●●ハウスメーカーの〇〇住宅を見るという、明確な目的を持って行きます。

 

無目的で行くより、はるかに有益かつ大量の情報収集が可能です。
そしてお目当ての住宅を見学した後に、せっかくですから他の住宅も見て回ると面白いと思います。
ここは、あくまでも楽しみながら情報収集してください。

 

 

2つ目の注意点

まだイメージづくりの段階なので、モデルハウスは、パンフレットを見るような感覚で気軽に行くといいです。
モデルハウスに来られたお客は、ハウスメーカーから見れば、完全な見込客です。

 

おそらく担当者が、あなたに近づき、家の好み、予算とか・・様々な事を質問してくるはずです。
いわゆる、反響営業です。

 

この担当者の質問に、いちいち回答するのも、時間はかかるし、面倒です。
さらに、回答した後の営業対応も面倒です。

 

なので、ここは、パンフレットをもらいに軽い気持ちで来たと、営業には伝えるといいです。
あくまでもイメージづくりが目的なのですから。

 

 

ショールーム

キッチン、洗面、トイレ、浴室・・などの住宅設備メーカーのショールームもイメージづくりには、おすすめです。

 

よくリフォームをされる際に、利用するケースがありますが、新築のケースもいいです。
特に、理想の住まいに、キッチンや浴室にこだわりをもたれている方には、いいです。

 

参考までに、ショールームのデータをのせておきます。
あわせてメーカー各社のカタログも素晴らしいのでのせておきます。
よろしければご活用ください。

 

 

 

キッチンメーカーのショールームとカタログ

メーカー カタログ ショールーム
クリナップ 7種類のカタログ 全国にあります
LIXIL 27種類のカタログ 全国にあります
パナソニック 29種類のカタログ 全国にあります
TOTO 6種類のカタログ 全国にあります
タカラスタンダード 9種類のカタログ 全国にあります
トクラス 3種類のカタログ 全国にあります
トーヨーキッチン 5種類のカタログ 全国にあります
ハウステック 4種類のカタログ 全国にあります
ノーリツ 4種類のカタログ 北海道を除くほぼ全てにあります
ナスラック 7種類のカタログ 全国12か所にあります
サンワカンパニー 3種類のカタログ 東京・大阪・仙台・名古屋・福岡にあります
ウッドワン 20種類のカタログ 全国にあります
永大産業 17種類のカタログ 全国にあります
長府製作所 1種類のカタログ 全国にあります
クチーナ 2種類のカタログ 東京にあります
キッチンハウス 7種類のカタログ 数か所あります

 

 

 

お風呂メーカーのショールームとカタログ

メーカー カタログ ショールーム

TOTO

14種類のカタログ 全国にあります
LIXIL 18種類のカタログ 全国にあります
パナソニック 24種類のカタログ 全国にあります
タカラスタンダード 5種類のカタログ 全国にあります
クリナップ 3種類のカタログ 全国にあります
ノーリツ 6種類のカタログ 北海道を除くほぼ全てにあります
トクラス 5種類のカタログ 全国にあります
積水ホームテクノ 5種類のカタログ 全国の営業所で見れます
ハウステック 5種類のカタログ 全国にあります

 

 

 

洗面メーカーのショールームとカタログ

メーカー カタログ ショールーム

TOTO

9種類のカタログ 全国にあります
LIXIL 24種類のカタログ 全国にあります
パナソニック 15種類のカタログ 全国にあります
タカラスタンダード 2種類のカタログ 全国にあります
クリナップ 1種類のカタログ 全国にあります
ノーリツ 2種類のカタログ 北海道を除くほぼ全てにあります
トクラス 1種類のカタログ 全国にあります
ハウステック 1種類のカタログ 全国にあります
ウッドワン 3種類のカタログ 全国にあります

 

 

 

トイレメーカのショールームとカタログ

メーカー カタログ ショールーム
TOTO 13種類のカタログ 全国にあります
LIXIL 24種類のカタログ 全国にあります
パナソニック 15種類のカタログ 全国にあります

 

 

 

入居宅見学会・構造現場見学会

各ハウスメーカーでは、実際にお住まいのお宅を訪問し、そこに居住する方の生の声を聞くことができる見学会を開催することがあります。
豪華なモデルハウスとは異なる、現実的なお宅を、実物で見ることができるのは、家づくりの参考になります。

 

また、建築中の現場を訪問する見学会もあります。
耐震や断熱などの構造面で気になる方は、実物を確認できます。

 

入居宅見学会・構造現場見学会も、有益な情報を得ることができ、イメージづくりにもいいと思います。
ただ、この見学会に出席するということは、かなり興味があると見られ、強烈な営業を受ける可能性もあります。

 

興味が全くないハウスメーカーであれば、こういった見学会には出席しない方が無難です。

家づくりに関する面白い動画をご紹介!

 

 

 

家づくりに関する面白い動画をご紹介します。

 

この動画は、家づくりを成功させる2つの鉄則について解説するものです。
(ご興味あれば、ぜひ、ご視聴ください。)

 

1つ目の鉄則として家づくりの流れについて解説するのですが、私は、正直、かなり驚きました。

 

通常、家づくりの流れは・・

 

まずは、住宅会社に家づくりの相談をし、こちらの希望を伝え、その後、住宅会社から、間取りプランの提案を受けます。

 

そして、その提案されたプランを気に入った場合に、今度は、業者と打ち合わせを行い、仕様の詳細をつめ、見積もりの提案を受けます。

 

最終的に、住宅の間取り、仕様、金額・・全てが確定した後に、はじめて契約しお金を支払うのが、家づくりの流れです。
(すごくざっくりしていますが)

 

動画ですごいのは、間取り、仕様が確定する前に、契約してお金を払う方が、結構いるそうです。

 

よくあるケースは・・住宅業者の巧みな営業話術です。

 

「今月、契約をしていただけるなら、豪華なダイニングテーブルがおつけします。

 

どうせ契約するのであれば、少し早く、今月、契約をするのが、絶対にお得です。

 

まずは、規格の住宅があるので、それで契約をし、後で気に入らなければ、いくらでも修正ができます。

 

金額に差額が出生じれば、精算すればいいだけのことなので、まずは、契約をしましょう。」

 

これで、契約をされる方が、結構、いるそうです。

 

こういった家づくりの流れを壊す方の家づくりは、まず、失敗します。

 

こういった方は、自分で建てたい理想の住まいのイメージも何もないまま、契約したわけだから、当然です。

 

こんなはずではなかった、価格も、ドンドン高くなるし・・最悪な状態に。

 

もう完全に、家づくりは失敗です。

 

本記事では、「情報収集と理想の住まいのイメージづくり」が重要だと申し上げました。

 

この動画を見て、ますます、その重要性を実感しました。

 

家づくりを成功させる2つ目の鉄則も、なかなか興味深い内容でした。

 

ぜひ、動画をご覧ください。

 

勉強になりますよ。

私スタイルのイメージづくり(まとめ)

 

 

 

最後に・・
理想の住まいのイメージづくりを、家づくりの流れの中で、どう進めるのが効果的でいいのか、まとめます。

 

 

 

まずは、ハウスメーカーのホームページを見ます。

少しでも気になる外観、部屋、インテリア・・があれば、後でまた確認できるようチェックしておきます。

 

その気になる住宅のカタログを取寄せます。

各社のウェブサイトで取寄せできますが、多くの場合は、予算、希望の間取り・・かなり具体的な記入を要求されます。
そういったことが面倒であれば、住宅展示場に行くのも一つの方法です。

 

モデルハウスに行き、実物を見学します。

実物も見れますし、気になることもハウスメーカーの担当に確認できます。
さらに、カタログも入手できます。
何よりも実物を見ると、ワクワクしますし、イメージづくりには最高です。

 

 

 

私は、自宅を建てる際に、三井ホームのウェブサイトで、気になる住宅を見つけ、すぐに、そのカタログを入手しました。
自分のイメージする理想の住まいに近く、カラー刷りのカタログを、何度も何度も見返し、イメージを膨らませました。
家づくりの流れで、実は、この時点が一番楽しいかったかもしれません。

 

早いタイミングで、このようなカタログを入手できたのは、、かなりラッキーです。
普通は、何社ものハウスメーカーのカタログを確認し、ようやく、見つけられます。

 

できる限り多くのカタログを見る方がいいということで、先程ご紹介したサービスは、かなり使えます。
なんといっても、一度の入力で複数のハウスメーカーのカタログや間取りプランを入手できるのですから。

 

 

カタログは欲しいが・・
もっと簡単な方法で入手できないか。
そんな方には・・

 

 

 

タウンライフ家づくり(ハウスメーカー)

カタログは欲しいが・・

 

ネットで取寄せるにしても、ハウスメーカー各社の異なるフォームに、いちいち入力するのが面倒である。

 

ましてや、モデルハウスに行くのは、時間もかかるし、まだどうなるかもわからない状況で、営業担当に会うのは、もっと面倒である。

 

こんな方には、一括で、大手ハウスメーカ各社のパンフレット、間取りプランを取寄せることができるサービス(全て無料です)がおすすめです。

 

まずは、詳細をご覧ください。 → 各社のパンフレットを一括で請求できます

 

※新たにへーベルハウスや輸入住宅のスウェーデンハウスも加わり、現在(2021/7/20)、27社から3社増えて合計30社のハウスメーカーからパンフレット、間取りプランを一括で取寄せることができます。

 

 

 

この3ステップは家づくりを成功させる流れ。

そのために、私もフル活用したサービス⇒ 詳細はこちら

 

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報