村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
この平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回は、20坪の平屋2LDKの小屋裏がついた間取りについて解説をします。
どのように小屋裏を設け、快適度をアップさせるのか、家づくりの参考になるポイントもお話します。
今回ご紹介する20坪クラスの平屋2LDKの間取りは、家族2人~3人で住むには、ちょうどいい間取りです。
ご夫婦で住むなら、主寝室に、さらにゲスト用にも使える個室があるので、余裕がある間取りです。
そして、お子さんもいる家族3名で住む場合でも、主寝室に、子供部屋1室を確保できる間取りです。
平屋2LDKは、快適に住める間取りです。
実は、そこに小屋裏を設けることで、その家の快適度を、さらに大きくアップさせることが可能です。
ご存知でしたでしょうか?
本記事では、20坪クラスの平屋2LDKに、小屋裏を設けることで、大幅に家の快適性をアップさせるポイントを、実際の間取りも紹介し、解説します。
平屋を検討されているのであれば、参考にる内容です。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
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20坪クラスの比較的狭い平屋を建てる際の注意点をまとめました。
ぜひ、次の記事もお読みいただければと思います。
まずは、小屋裏を設けることで、どう快適性をアップさせることができるのか、ポイントを解説します。
あなたは、そもそも小屋裏が何かをご存知でしょうか?
ここで簡単に説明しておきます。
小屋裏とは、住宅の屋根裏にできる空間のことです。
天井と屋根の間の空間を利用してつくったスペースのことで、ロフト、屋根裏とも呼ばれます。
平屋は、1階だけであり、2階がない分、構造上、屋根を高くすることが可能です。
であれば、屋根裏の空間も大きくすることができ、広い小屋裏を設けられると思われたのではないでしょうか?
しかし・・
ここで、小屋裏について、注意すべき点があります。
小屋裏には、以下の2つの条件をクリアする必要があります。
■小屋裏の天井の高さは1.4メートル以下であること。
■小屋裏の面積は直下階の2分の1までであること。
この2つの条件を満たした小屋裏であれば、延べ床面積や容積率に含まれず、固定資産税も課税されません。
(各自治体によって制限がある場合もありますが)
つまり、やたらと天井を高くしたり、やたらと広い小屋裏を設けることはできないということです。
以上が簡単ですが、小屋裏の説明です。
なお、平屋に設けるロフト(小屋裏と同じ意味)に関しては、次の記事でも詳細を解説していまので、ぜひ、あわせてお読みいただければと思います。
前のパートで解説しましたが、小屋裏には、建築上、高さと広さについて制限があります。
しかし、この制限内で、設けた小屋裏であっても、家の快適性を大きくアップしてくれます。
確かに、1.4mという高さの制限があるので、その空間を立って歩き回ることはできませんが、1.4mあれば、その場で、充分に過ごすことは可能です。
また、広さも直下階の2分の1という条件がありますが、この制限内でも、かなりの広さを確保できます。
もちろん、1階の居室のように、部屋の中を自由に歩きまわることはできませんが、この小屋裏は、様々な目的で、使うことが可能な空間です。
収納スぺースとして使うだけでなく、書斎、趣味の部屋、子供部屋、ゲストの部屋、ホームシアター等、いろいろな目的で使えます。
ただし、1点、注意点があります。
小屋裏は、屋根のすぐ下にある空間なので、そのままでは、特に夏は、暑くて使うことはできません。
小屋裏に窓を設けたり、換気システムを設置したり、屋根の断熱性を高めたり、エアコンを併用したり・・
このように、間取りを工夫したり、設備を備える必要があります。
詳しくは、次の記事で詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
小屋裏を設けることで、広い、快適な空間を、1階の居室以外に得ることができるのです。
次のパートで具体的な間取りをご紹介しますが、小屋裏を設けることで、本当に、暮らしが豊かになり、楽しくなります。
あなたも、平屋に、小屋裏を設けることを検討されるといいと思います。
それでは、20坪クラスの平屋2LDK・小屋裏付きの間取りをご紹介します。
あなたの平屋家づくりに参考になるポイントが多数ありますので、じっくりご覧ください。
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 2LDK |
玄関位置 | 南玄関 |
敷地面積 | 191.76m2(58.0坪) |
延床面積 | 76.18m2(23.0坪) |
こちらの間取りは、主寝室があり、さらに洋室もある平屋2LDKです。
主寝室には、広いウォークインクローゼットもあり、洋室にも、クローゼットがあり、収納面では全く問題なく、快適に過ごせます。
さらに、家のほぼ中央には、広いLDKがあり、南面なので日当たり良く、明るい空間になってます。
LDKの北側の窓をあければ、かなり風通しもいいはずです。
収納面では、さらに、玄関に土間収納もあり、靴以外に、外で使うようなアウトドア用品も収納できます。
この平屋2LDKは、仮に小屋裏がないとしても、1階の居室だけでも、充分、快適な間取りです。
しかし、ここに、小屋裏を設けると、さらに、快適性がアップします。
間取りをご覧の通り、広さは、かなり広いです。
小屋裏の一部を完全な個室しして、趣味室にしてます。
窓もあり、ドアのあり、ここは、まるで隠れ家のようで、男性なら皆さん、憧れる空間です。
本当にうらやましいですね。
ここに籠って、好きな趣味に没頭するのもいいですし、仕事をしてもいいと思います。
テレワーク、在宅勤務の際にも、このような個室空間があれば、完璧です。
そして、広い小屋裏は、様々なモノを収納することができます。
この平屋2LDKには、1階の居室空間にも、収納はありますが、長年暮らしていると、どうしてもモノは増えます。
季節用品や普段使わないモノ等・・あれこれ増えますよね。
そういった場合でも、これだけの広い空間の小屋裏があれば、何でもここに収納することができます。
結果、家中、いつでもスッキリ、必要なモノだけに囲まれながら過ごすことができます。
さらに、この小屋裏の良い点は、小屋裏との上り下りが固定階段である点です。
かさばる、大きなモノ、重いモノでも、安全に、運ぶことができます。
以上が、小屋裏を設けることで、家の快適生を大きくアップさせることができた間取りです。
今回の平屋2LDKの間取りですが、いかがでしたでしょうか?
ぜひ、あなたの平屋家づくりの参考にされるといいと思います。
以上、20坪クラスの平屋2LDK・小屋裏付きの間取りについて解説をしました。
最後に、まとめと、重要な補足説明をしたいと思いますので、最後までお読みください。
床面積の限られた平屋にとって、小屋裏を設けることの重要性が、よくおわかりいただけたと思います。
ぜひ、あなたの建てる平屋にも、小屋裏を設けることを検討されては、いかがでしょうか?
その小屋裏は、ぜひ、単なる収納だけではなく、趣味の部屋としても使える、そこで快適に過ごせる空間にしてください。
小屋裏があることで、その平屋の住み心地、快適性が格段にアップします。
本記事を参考に、ぜひ、快適度の高い、満足度100%の平屋を建ててください。
成功をお祈りしております。
以下は、重要な補足説明です。
あなたの平屋家づくりを成功させる重要なポイントです。
最後に、あなたの平屋の家づくりを確実に成功させるポイントを解説します。
小屋裏を設け、そこを収納だけでなく、趣味部屋等、その空間を楽しみたい。
そのためには、必要な設備や、間取りが重要です。
経験のない住宅会社に依頼をすると、せっかく小屋裏をつくっても、収納以外に、全く使えず、失敗なんてことも。
そうならないようにするには・・
まず、平屋を依頼する住宅会社は、同じような小屋裏のある平屋を建てたことがある実績豊富で、スキルが高いところを選びます。
そして、あなたに合った間取りプランを提案できる、信頼できる住宅会社に依頼します。
さらに、相場からみてリーズナブルで妥当な金額で、発注することも大切です。
そのためには、ぜひ、複数の住宅会社から間取りプランの提案と、相見積もりをとるようにしてください。
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もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。