家事動線のよい間取りとは?サンルームはこうすべき

家事動線のよい間取りとは?サンルームはこうすべき

 

家事動線のよい間取りとは?サンルームはこうすべき

2020/03/23

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、サンルームの間取りで、家事動線で注意すべきポイントについて解説します。


 

サンルームを希望されるほとんどの方は、サンルームの間取りについて、日当たりがいい、南側に設置すべきこと考えいます。

 

確かに、日当たりのいい場所に設置することは重要ですが、実は、それだけでは足らないです。

 

なぜだかわかりますか。

 

それは、サンルームの中には、洗濯物を干す家事動線を意識する必要がある場合があります。

 

くつろぐ空間のサンルームとは異なり、そこで洗濯物を干す等家事を行いますので、家事動線を良くすることを意識し、サンルームの間取りを考える必要があります。

 

本記事では、家事動線が重要なサンルームとな何か、なぜ家事動線が重要なのか、具体的な間取りもご紹介しながら解説します。

 

あなたが建てる家に、サンルームの導入を検討されている方は、きっと参考になると思います。

 

ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

 

 

 

 

サンルームの間取りプランでは、2つのポイントをクリアすることが重要です。
どこに配置するか、それにより家の快適性は大きく変わります。

 

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本記事は、新築で家を建てられる方向けの記事ですが・・
中には、既に家をお持ちで、リフォームでサンルームの設置をお考えの方もいらっしゃると思います。

 

そういった方には、こちらの記事が参考になると思います。
 → 2階のベランダをサンルームにリフォーム

使用目的に応じた2種類のサンルームとは?

 

 

 

 

 

そもそもサンルームは、使用目的に応じて大きく2種類あることをご存知でしょうか?

 

まずは、その辺を解説していきます。


 

サンルームとは、屋根がガラス張りで(必須の条件ではありませんが)、大きな窓の開口部もあって、太陽光をできる限り多く取り入れることができる部屋のことです。

 

部屋が広くガラス張りでおおわれているので、室内でありながら、まるで屋外のような部屋です。

 

そのサンルームには、大きく2つの使用目的があります。

 

第二のリビングとして使う
洗濯物を干す場所として使う

 

 

第二のリビングとして使う

 

 

こちらは、サンルームですが、日当たり良く、明るく、開放的で実に気持ちのいい空間です。

 

部屋に、椅子やテーブルを置いて、外の景色をみたりしながら、お茶や食事を楽しんだり、星空観察をしたり、ひなたぼっこりをしてくつろいだりもできます。

 

サンルームは、家族で、夫婦で、友人などと一緒に快適に過ごせる第二のリビングのような空間です。

 

 

洗濯物を干す場所として使う

 

 

サンルームを、くつろぎのスペースではなく、洗濯物を干すために使う場合です。

 

サンルームは、日当たりが良く、大開口部があり、洗濯物を干すには最適な空間です。

 

雨の日でも洗濯物を干せ、天候に左右されずに、干せるのでとても便利です。

 

 

このようにサンルームには、2種類のサンルームがあります。

 

それぞれのサンルームについて、家事動線をどう考えればいいのか?

 

第二のリビングとしてのサンルームは、そこで家事をするわけではないので、家事動線は、それほど意識する必要はありません。

 

仮に、雨の日に限るとか、サンルームを洗濯物を干すサブ的な、補助的な場所として使うケースもあるかもしれませんが。

 

あくまでも、サンルームはくつろぎの空間なので、リビングとのつながり等、快適性を意識し、間取りをプランすべきです。

 

一方、洗濯物を干す目的のサンルームは、次のパートで詳細を解説しますが、家事動線が極めて重要です。

 

家事動線がいい間取りにする必要があります。

どのような家事動線が重要なのか?

 

 

 

 

 

サンルームの間取りを考える際に、どのような家事動線が重要なのか?

 

注意すべき家事動線について解説します。


 

サンルームを洗濯物を干す場所として使うわけですから、当然、家事動線を良くするように間取りを決める必要があります。

 

洗濯は、家事の中でも最も重労働で大変な作業で、洗濯の一連の作業の流れは、「衣類を運ぶ→洗う→干す→取り込む→たたむ→しまう」です。

 

そのうちの、「干す→取り込む」の家事作業をサンルームで行う場合を考えてみます。

 

要するに、サンルームを洗濯物を干す場所として使う場合ですが、家事動線としては、以下の2つがポイントになります。

 

 

洗濯場からサンルームへの家事動線
サンルームから家事室までの家事動線
キッチンからサンルームへの家事動線

 

 

洗濯場からサンルームへの家事動線

洗濯機で洗濯した物を、干すためにサンルームまで運ぶ家事動線が重要です。

 

例えば、1階の洗面所に洗濯機があり、2階にサンルームがあるとします。

 

この場合、1階の洗面所から、濡れて重い洗濯物を持って、2階のサンルームまで移動しなければいけません。

 

洗濯をする度に、1階と2階の間を何度も行き来すことになり、家事が非効率で大変です。

 

水分を含んだ衣類の洗濯物はとても重いですし、家族が多くなればなるほど洗濯物も増えます。

 

できる限り移動距離は短くしたいですよね。

 

1日に何度も洗濯機を回さなければならないこともあるので、動線はできるだけシンプルにしたいです。

 

洗濯場とサンルームの間の移動距離をできる限り短くし、家事動線をよくするように、サンルームの間取りを考える必要があります。

 

できれば、2つの部屋が隣接しているのがいいのですが、それが無理な場合でも、せめて同じフロアの近い場所にすべきです。

 

「洗う→干す」の家事動線がよくなるよう間取りを検討してください。

 

 

サンルームから家事室までの家事動線

サンルームで取り込んだ洗濯物を、家事室(洗濯物をアイロンがけしたたむ場所)まで運ぶ家事動線が重要です。

 

乾いた洗濯物を、アイロンがけしたたむために、その場所まで、サンルームから洗濯物を持って移動する必要があります。

 

サンルームと家事室が離れていると、やはり、何度もその間を行き来すことになり、家事が大変です。

 

その移動距離をできる限り短くし、家事動線をよくするように、サンルームの間取りを考えなければなりません。

 

可能であれば、2つの部屋が隣接しているのがいいのですが、それが無理な場合でも、できる限り近い場所にするのがいいです。

 

「取り込む→たたむ」の家事動線がよくなるよう間取りを考えてみてください。

 

 

キッチンからサンルームへの家事動線

家事の進め方にもよりますが、料理をしながら、洗濯家事も行う方であれば、キッチンとサンルームの間の家事動線も重要です。

 

キッチンとサンルームが離れていると、料理を行いながら洗濯家事を行うことは難しくなりますので、できる限り近いように間取りを考える必要があります。

 

 

 

 

なお、こちらの写真のように、サンルームを洗濯物を干す場所としてのみ使うのではなく、サンルームをランドリールームのように使うことも考えられると思います。

 

サンルームに、洗濯機を設置し、アイロンをかける作業スペースも設ける等し、サンルームで、「洗う→干す→取り込む→たたむ→しまう」の全ての家事を行います。

 

同じ場所で、全ての洗濯作業を行うことができるので、家事動線は極めていいです。

 

ランドリールームについては、次の記事で詳細に解説されています。

ランドリールームの間取りをどう考えればいいのかが、この記事で理解できます。
ランドリールームの間取りで重要な2ポイントとは?事例で解説!

サンルームの間取りの事例をご紹介

 

 

 

 

 

ここで家事動線のいいサンルームの間取りをご紹介します。

 

ぜひ、参考になさってください。


 

 

出典:ミコロール

 

こちらは2階の間取りで、4畳のサンルームが南側にあります。

 

南側なので、当然日当たりも良く、明るい気持ちのいい空間になっています。

 

大きな開口部もあって、風通しがよく、洗濯物もよく乾く間取りになっています。

 

このサンルームについて、家事動線について、詳細に分析したいと思います。

 

まず、サンルームが洗面脱衣室の隣なので、洗濯物を干すためにサンルームに運ぶ動線は、全く問題ないです。

 

隣接しているため、ほぼ同じ空間で、「洗う→干す」の家事を行っていることになるので、家事動線は極めていいです。

 

また、脱いだ衣類を洗濯機まで運ぶ家事動線も、同じ洗面脱衣室なので、全く問題ないです。

 

さらに、干した洗濯物を、取り込み、そしてアイロンがけし、たたむ家事も、同じサンルームで行えるので、家事効率はいいです。

 

また、寝室等の個室が、全て同じフロアにあるので、たたんだ洗濯物をしまう、収納する家事動線もいいです。

 

そして、このサンルームは、バルコニーにも隣接しているので、外干しの際にも、とても便利です。

 

以上、洗濯の家事動線は、極めていい間取りになっています。

 

ただし、1点だけ指摘をするとすれば、キッチンが1階にあるので、料理をしながら洗濯も行いたい方には、少し家事動線が悪いです。

 

料理をしながら洗濯をするとなると、1階と2階を行き来することになるので、移動が大変です。

 

私の家庭でもそうですが、そもそも料理をしながら洗濯を行わない方には、全く問題ないです。

 

また、料理をしながら洗濯機を稼働させる程度の家事であれば、一度、洗濯ボタンを押せば、後は自動で脱水まで行われるので、問題ないかもしれません。

まとめ

 

 

 

 

 

以上、サンルームの間取りについて、家事動線上、どのように考えればいいのかを解説しました。

 

ここで最後にまとめです。


 

サンルームは食事をしたり、お茶を楽しんだり、雨の日に子供を遊ばせたり、趣味を楽しんだり、昼寝をしたり、洗濯物を干したり、さまざまな目的で使える空間です。

 

まずは、あなたが、サンルームを何の目的でつくるのかを、よく考えてください。

 

より満足度の高いサンルームにするためには、何をする目的なのかを確認するのは、とても重要です。

 

大きくは、以下の2つにわけられると思います。

 

第二のリビングとして使う
洗濯物を干す場所として使う

 

1つ目の目的であれば、より快適性を高めるための間取りを考えます。

 

そして2つ目の目的であれば、家事動線をよくするための間取りを考えます。

 

以上ですが、本記事は、参考になりましたでしょうか。

 

ぜひ、本記事を参考に、あなたの家づくりを成功させてください。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

サンルームの間取りプランでは、2つのポイントをクリアすることが重要です。
どこに配置するか、それにより家の快適性は大きく変わります。

 

ハウスメーカーや工務店の中には、サンルームの導入実績、ノウハウが豊富にあるところがあります。
満足できる快適なサンルームを導入したければ、できるだけ多くの間取りプランを見比べることが重要です。
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もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。


 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報