快適なウォークインクローゼットに必要な広さは?

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、快適なウォークインクローゼットの広さについて解説します。
さらに快適な空間にするための3つの注意点についてもお話します。

ウォークインクローゼットを使い勝手のいいもにしたいと思います。
それには、何畳にすればいいのか、その広さについて迷っています。
ウォークインクローゼットはどのくらいの広さが、最低限、必要でしょうか?
多くの方は、いきなり適切な広さについて質問されますが、実は、それが大きな間違いです。
まずは、ウォークインクローゼットを誰(家族構成)が使うのか、そして、その人のライフスタイルはどうなのかを確認します。
ウォークインクローゼットは、使う方により、その方のライフスタイルにより、大きく変わります。
例えば、ご夫婦でウォークインクローゼットを使うとします。
そして、奥様は、すごくオシャレを楽しむ方で、バッグや衣服がたくさんお持ちだとします。
当然、収納すべき衣類、モノが増えるので、それに合わせ、ウォークインクローゼットを広くする必要がありますよね。
逆に、ご主人は、ファッションに全く興味がないということであれば、当然、収納すべき衣類は少なくなりますよね。
このようにウォークインクローゼットは、誰が使うのか、そして、その方のライフスタイルに合わせて、広さ、間取りを検討する必要があります。

本記事では、ウォークインクロゼットを、使い勝手がいい、快適なものにするためには、広さや間取りをどうすればいいのかを解説します。
これから家を新築される方、又は、既に家はあって、リフォームでウォークインクローゼットをつくることを検討されている方は、今回の記事は、参考になると思います。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
本記事の内容:
- 快適なウォークインクローゼットの広さ、間取りについて
※本記事をお読みいただくことで、使い勝手が良く、快適なウォークインクローゼットをつくるために、必要な事ことを理解することができます。
ウォークインクローゼットの広さで悩まれる方が、本当に多いです。
毎日使う場なので、少しでも使い勝手のいい空間にしたいですよね。
ウォークインクローゼットは、暮らしの快適性にも大きく影響します。
ぜひ、相談するハウスメーカーや工務店は、ウォークインクローゼットの施工実績が豊富でノウハウがあるところを選びましょう。

家づくりで、使い勝手のいいウォークインクローゼットをつくるには、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
3タイプのウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットには、大きく3パターンあります。
あなたは、どちらを希望しますか、よく考えてみてください。
ハンガー収納タイプ
こちらは、衣服をハンガーにかけて収納するタイプのウォークインクローゼットです。
上は衣類が、ハンガーにかけられ収納されていますよね。
下は、衣類が収納される前のウォークインクローゼットで、内部の構造が、よくわかると思います。
このハンガーで収納するタイプは、ジャケット、コート、シャツ等、衣服をメインに、収納したい方に適しています。
収納スペースが大きいので、コートのように丈の長いものも、問題なく収納できます。
ただ・・丈の短い洋服をかけたときに時にできる、下のスペースをどう活用すべきかも、ぜひ検討するといいです。
ハンガーをつるすのを2段にするのも、いい方法だと思いますし、下に収納ボックスを設置してもいいですね。
あと、このタイプは、衣服をハンガーでつるし収納するだけなので、ウォークインクローゼットを、それ程広くする必要がありません。
ハンガー収納+収納棚タイプ
こちらは、ハンガーにつるし収納するだけでなく、収納棚(一部を引き出し付も)もあるタイプです。
イメージがわかない方は、下の2つの画像をご覧ください。
ウォークインクローゼット内が、衣類をハンガーで収納できるスペースと、収納棚になっているタイプです。
収納棚には、たたんだセーターやシャツ等の衣類も収納できますし、他にも帽子やアクセサリーも収納できます。
できれば収納棚の棚は、固定ではなく、収納するモノに合わせて、移動できるようにすると、後々便利です。
収納するモノの様々なサイズに合わせることができると、本当に便利ですし、スッキリ収納でき、実に気持ちがいいです。
ちなみに収納棚は、大工さんにつくってもらうこともできますが、ユニットキャビネットを使用して、壁に収納棚を造作することもできます。
ユニットキャビネットは、無印良品や、IKEAにも、比較的安いものもあり、こちらを使った方が、費用が安くなるケースが多いです。
こちらのタイプのウォークインクローゼットは、衣類以外にも収納したいモノが多くある方に、適していると思います。
収納棚タイプ
あまり見かけませんが、ハンガーの収納はなく、収納棚がメインのウォークインクローゼットもあります。
ハンガーの収納がないのは、衣類を収納するのに、やはり、どうしても使い勝手が悪いように思います。
私、個人的には、あまりおすすめしません。
ウォークインクローゼットに必要な広さ

ウォークインクローゼットの3つのタイプをお話しましたが。
次に、必要な広さについて解説します。
ウォークインクローゼットを夫婦2人で使う場合です。
この場合、ギリギリ、2畳でもいいと思います。
左側と右側に、夫婦それぞれの衣類やモノを分けて収納するのがおすすめです。
スッキリ見やすく、整理がしやすいので、いいです。
この2畳の広さですが、正直、やはりもう少し広い方がよく、私は、3畳がベストだと思います。
ご夫婦のどちらかが、例えばおしゃれ好きで、所有する衣服、モノが多いとかいった場合には、2畳では収納が足らないと思います。
また、今後、衣服やモノが増える可能性を考慮すると、できれば3畳の広さを確保したいところです。
さらに、ご夫婦以外のお子さんの衣服やモノ等、そこに少しでも収納するとなると、最低でも3畳は必要になります。
ちなみに、次のパートで解説しますが、私の自宅のウォークインクローゼットは、3畳の広さです。
ここで、ウォークインクローゼットの広さについて、注意すべき点です。
クローゼットの中で着替える場合ですが、通路の幅は、80pは欲しいです。
収納スペースの奥行を多少削ってでも、確保したいです。
ハンガーの収納、収納棚の奥行を60pにし、中央の通路の幅を60pにするケースが多いです。
しかし、そこで着替えることを考えると、60pは、かなり狭く、動きにくいと思います。
自宅のウォークインクローゼットをご紹介

ここで、私が建てた自宅のウォークインクローゼットをご紹介します。
イメージは、上の画像のような感じで、中央の通路の両端が、収納になったいます。
ウォークインクローゼットは、7畳の寝室の隣にあり、広さは3畳です。
一番奥が窓になっていて、両端がハンガー収納と、収納棚になっています。
中央の通路の幅が、約80pあり、ハンガー収納、収納棚の奥行きは、約50pあります。
当初、ハンガー収納、収納棚の奥行きを、60pとすることも考えました。
しかし、それだと通路の幅が60pになり、ウォークインクローゼット内で、服を着たり脱いだりするのに狭すぎると、収納の奥行きを現在の50pに変更しました。
収納の奥行きを少し狭くし、通路の幅を広くしたので、ウォークインクローゼット内で、スムーズに動けるので、すごく快適です。
このウォークインクローゼットの気に入っている点は、以下の通りです。
- 衣類、モノを収納するのに充分なスペースが確保されていること。
- 通路の幅が広く、ウォークインクローゼット内でスムーズに動けること。
- 一番奥に、開閉できる窓があり、換気もでき、明るいこと。
- ウォークインクローゼット内に大きな鏡があり、出かける際に身だしなみを確認でき便利であること。
- 寝室の隣にウォークインクローゼットがあり、起床して、そのまま着替えることができ、動線的にいいこと。
ウォークインクローゼットを快適にするための3つの注意点

ウォークインクローゼットを、使い勝手が良く、快適な空間にするために、注意すべき3つのポイントを解説します。
それぞれについて、解説します。
充分な収納スペース
ウォークインクローゼットは、それを使う人数、その人のライフスタイルに合わせて、収納(スペースの広さ、タイプ)を検討する必要があります。
収納すべき衣類、モノがどれくらいあるのか、今後の予定も含め、充分な収納スペースを確保するために、事前によく確認することが重要です。
作業がしやすい広さ
ウェークインクローゼット内での作業が、ストレスなくスムーズに動ける広さを確保することが重要です。
衣類やモノを収納したり、そこから取り出す作業、衣類を脱いだり、着たりする作業が、気持ちよくできることが、快適なウォークインクローゼットの条件です。
使いやすい間取り
ウォークインクローゼットは、使いやすい動線を考慮した、間取りが重要です。
私の自宅のウォークインクローゼットのように、寝室の隣に設置するのは、使いやすく、動線的にいいです。
朝起きてすぐに着替えられるので、すごく便利で、特に、忙しい平日の朝は、動線の良さを実感できます。
また、中には、洗面所の隣に配置するケースもあります。
特に、女性に多いのですが、外出の前に着替えるのに、洗面の隣は、動線的にいいという方もいます。
さらに、夫婦だけでなく、子供も一緒に使うのであれば、共有の廊下に面した、独立のウォークインクローゼットが便利というケースもあります。
ウォークインクローゼットを使う家族構成、その家族のライフスタイルによって、使いやすい間取りを考えることが、快適なウォークインクローゼットにとって重要です。
まとめ

最後に、快適なウォークインクローゼットについてのまとめです。
ウォークインクローゼットは、そこを使う家族構成、その家族のライフスタイルに合わせて、つくることが重要です。
その広さ、収納パターン、どこに配置するか(間取り)を、一つ一つ確認しながら、進めるといいです。
その際に、本記事で、お話した以下の3つのポイントは、特に重要です。
本記事を参考に、ぜひ、快適なウォークインクローゼットをつくってください。
ちなみに・・
あなたは、どちらに該当しますでしょうか?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ウォークインクローゼットの広さで悩まれる方が、本当に多いです。
毎日使う場なので、少しでも使い勝手のいい空間にしたいですよね。
ウォークインクローゼットは、暮らしの快適性にも大きく影響します。
ぜひ、相談するハウスメーカーや工務店は、ウォークインクローゼットの施工実績が豊富でノウハウがあるところを選びましょう。

家づくりで、使い勝手のいいウォークインクローゼットをつくるには、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。

もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。