村上悠です。
私は、実際に、賃貸の平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
この経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、L字の平屋4LDK(30坪)の間取りを紹介し、廊下の必要性について解説します。
平屋をお考えの方であれば、きっと参考になると思います。
今回は、あなたも、よくご存知の「廊下」について取り上げます。
廊下は、基本的に通るためのものです。
その瞬間、移動するためのスペースなので、ある意味、無駄なスペースです。
廊下の面積が多くなると、その分、LDK等の他の居住空間の面積が減ってしまいます。
今は、そういった無駄な廊下を、できる限り減らしたいという方が多いです。
しかし・・本当に廊下は無駄なスペースなのでしょうか?
そんな廊下ですが、L字の平屋では、プライベートゾーンを設けるために、必要な場合があります。
本記事では、L字の平屋に、廊下は必要なのか、その必要性を、具体的にL字の平屋4LDK(30坪)の間取りをベースに解説したいと思います。
平屋をお考えであれば、きっと参考になると思います。
ぜひ、あなたの平屋家づくりを成功させるためにも、最後までお読みいただければと思います。
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早速ですが、L字の平屋における廊下の必要性について解説します。
まず、結論から申し上げますと、L字の平屋には、廊下が必要な場合と、不要な場合の両方があります。
その違いは、プライベートゾーンにおける各部屋(寝室、子供部屋等の個室)におけるプライバシー確保の度合いによります。
よりプライバシーが守られた部屋にしたいのであれば、廊下は必要だということです。
ここで、廊下というものについて、簡単にお話しておきます。
廊下は、通るだけのスペースなので、ある意味、無駄なスペースとも言えます。
しかし、廊下を設けることで、より確実にプライバシーを守ることができたりもします。
(もちろん、廊下を設けなくても、間取りを工夫することで、プライバシー確保は可能ですが)
廊下は、部屋どうしの音や振動を軽減する緩衝帯の役割もあって、プライバシーの確保に役立つのです。
平屋の間取りで考えたみると・・
一般的に、ワンフロアに全ての居住空間がある平屋は、家族間の距離が近く、プライバシー確保が難しいと言われます。
しかし、L字型の平屋は、この廊下を活用することで、比較的、家族間のプライバシーを確保しやすい間取りと言えます。
具体的には、家族皆が過ごすLDK等のパブリックゾーンと、家族がプラーベートな時間を過ごす個室のあるプライベートゾーンの間に、廊下を設けるのです。
廊下を設けることで、パブリックゾーンとプライベートゾーンを、距離を離すことができます。
距離を離すことで、よりプライバシーが守られた部屋にすることができるわけです。
この説明だけでは、具体的に、L字型の平屋の間取りがどうなるのか、ほとんどの方が、よくわからないと思います。
次のパートで、具体的な間取りで解説したいと思います。
それでは、具体的なL字の平屋4LDK(30坪)の間取りで廊下の必要性を確認していきます。
出典:住友林業の家
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 4LDK |
玄関位置 | 東玄関 |
敷地面積 | ― |
延床面積 | 103.51㎡(31.31坪) |
こちらの平屋4LDKには、全く廊下がありません。
廊下がないので、その分、他の居住空間が広くなっています。
プライベートゾーンの8畳の寝室、2部屋の6畳の洋室は、それぞれ、パブリックゾーンのLDKに隣接しています。
部屋が隣接しているので、ドアを開けると、そこは、パブリックゾーンのLDKということになります。
確かに、個室のドアを閉めれば、その空間は、完全に、プライバシーが守られた空間です。
壁もしっかり作り込むことで、隣の部屋の音が漏れることも防げるはずです。
しかし・・
壁1枚によって、パブリックゾーンとプライベートゾーンに仕切られているので、家族間の距離は近いです。
気持ち的には、完全にプライバシーが守られた空間とは、言えないかもしれません。
こちらの平屋4lDKの間取りについて、私なりにまとめると、以下の通りです。
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 4LDK |
玄関位置 | 西玄関 |
敷地面積 | 973.20m2(294.3坪) |
延床面積 | 126.28m2(38.1坪) |
こちらの平屋4LDkの間取りには、L字の、かなりしっかりした廊下があります。
パブリックゾーンの広いLDK以外の、全ての居住空間が、廊下でつながっています。
洗面やバス等の水回り、物干しスペースが、LDK側にあって、その奥に、玄関、和室があり、さらに先に、寝室などの個室が3部屋、配置されています。
プライベートゾーンの各個室は、パブリックゾーンのLDKには、隣接もしていませんし、距離も、かなり離れており、完全にプライバシーが確保されています。
この廊下は、プライバシー確保に役立つだけでなく、廊下があることで、平屋全体の空間が、奥行と、広さが感じられます。
さらに、廊下という空間があることで、ゆとりも感じられます。
こちらの平屋4lDKの間取りについて、私なりにまとめると、以下の通りです。
以上、L字の平屋における廊下の必要性について解説しました。
参考になりましたでしょうか?
それでは、最後にまとめです。
あなたは、L字の平屋を建てるのに、廊下をどうされますか?
多くの方は、廊下を設けるべきか否か、よくわからないと思います。
ここで、迷われている方にアドバイスです。
あなたは、以下のどちらのお考えでしょうか?
(1)の家族のプライバシーを最も重視する方は、廊下も設け、パブリックゾーンとプライベートゾーンを、しっかり仕切る間取りがおすすめです。
(2)の家族のコミュニケーションを最も重視する方は、できるだけ廊下を設けないで、パブリックゾーンとプライベートゾーンを、ゆるく仕切る間取りがおすすめです。
L字の平屋の間取りでは、廊下の扱いが、とても重要なポイントです。
まず、あなたと家族の考え方、そして敷地の状況に合った平屋にする必要があります。
今回、お話したことは、とても重要です。
あなたの平屋家づくりを成功させるためにも、ぜひ、早めに専門家である住宅会社に相談するのがいいと思います。
本記事を参考に、ぜひ、素晴らしい平屋を建ててください。
ちなみに、家づくりを成功させるには、できる限り多くの間取りプランを比較検討することが、極めて重要です。
ぜひ、複数の間取りプランを比較し、よりあなたの考え、敷地に合った形の平屋に、そして、より完成度の高い間取りに、ブラシュアップしてください。
私の場合もそうですが、最低でも3社程度から、間取りプランをとるといいです。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。