村上悠です。
私は、実際に、賃貸の平屋のガレージハウスを建てた経験があり、平屋は好きで、自分でも、かなり研究し、現在も続けております。
こういった経験に基づき記事を書こうと思います。
本記事は、30坪の平屋を、いくらで建てることができるのか、その価格について、3つの実例を紹介しながら解説します。
今回のテーマは、30坪の平屋の価格ですが、その前に、まず、そもそも30坪の平屋は、広さの点でどうなのかを解説します。
中には、30坪では狭すぎて、暮らしにくいと思われた方もいると思いますが、本当にそうなのか、この後、詳しくお話します。
そして、次に、30坪の平屋の間取りで留意すべき点、快適な暮らしのためには、どういうことに留意すればいいのか、2つのポイントを解説します。
その上で、30坪の平屋を、いくらで建てることができるのか、価格について、3つの間取りの実例を紹介しながら解説したいと思います。
本記事をお読み頂ければ、30坪の平屋の価格だけでなく、実際の間取りプランで注意すべき点も、おわかり頂けると思います。
平屋の新築をお考えの方には、とても参考になる内容なので、ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
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まず、最初に、30坪の平屋の広さについて解説します。
30坪の平屋が、快適に暮らせる家なのか、広さの点でお話したいと思います。
あなたは、30坪の平屋が狭いと思いますか?
それとも、ちょうどいい広さだと思いますか?
中には、広過ぎると思われた方もいると思います。
実は、正解はなく、その平屋で暮らす世帯人数によって決まります。
次の記事では、30坪クラスの平屋が子育て世代に、とても暮らしやすい家だと解説しています。
30坪程度の広さがあれば、家族の共有スペースであるLDKを広く確保でき、家族の個室も充実できると、間取りの実例も紹介し解説しています。
まだお読みでない方は、ぜひ、こちらの記事も、併せてお読み頂ければ、なおいっそう理解が深まると思います。
また、国土交通省の資料「住生活基本計画における居住面積水準」も参考になると思います。
資料の中で、「誘導居住面積水準」が、3人の世帯人数だと100㎡(30.3坪)、4人だと125㎡(37.8坪)とあります。
少し専門的なワードでわかりにくいと思いますが、「誘導居住面積水準」について説明しておきます。
「誘導居住面積水準」とは、世帯人数に応じて豊かな住生活を実現でき、多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準です。
この国土交通省の資料から、世帯人数が3人の子育て世代には、30坪の平屋が、暮らしやすく、最適な広さであることがわかります。
以上、先程、ご紹介した記事、そして国土交通省の資料から、世帯人数が3人には、30坪の平屋は、とてもちょうどよい広さだとおわかり頂けたと思います。
つまり、世帯人数が1人の単身であるとか、2人の夫婦であれば、30坪の平屋は、少し広過ぎ、逆に、世帯人数が4人、5人と多くなる程、狭いということになります。
あなたが建てる平屋は、どのような世帯人数でお住まいになりますでしょうか?
まずは、世帯人数から、広さを検討されるのがいいと思います。
ちなみに、後程、平屋30坪の間取りの実例を3つご紹介しますが、それをご覧頂いても、子育世代の3~4人の家族であれば、30坪クラスの平屋が最適な広さであることが、よくおわかり頂けると思います。
それでは、次に30坪の平屋の間取りプランで、留意すべき2つのポイントについて解説します。
30坪の広さならではの点に限定し、お話したいと思います。
次の記事は、30坪クラスの平屋の間取りについて、注意すべき点を解説しています。
まだ、お読み頂いていない場合には、ぜひ、こちらの記事も併せてお読み頂ければと思います。
この記事は、平屋の間取りプランにおいて、どういった点に注意しながら進めるべきかを解説しています。
特に30坪の広さに限ったことではなく、平屋の間取りプラン全般に言えることですが、快適な平屋家づくりでは、とても重要です。
それでは、30坪の広さならではの、間取りプランで留意すべき2つのポイントについて解説します。
30坪の広さは、家族3~4人で住むには、最適なサイズです。
さらに、居住空間が全てが1階にあるワンフロアーの平屋であれば、本当に住みやすい家が可能です。
間取りプランの際には、ぜひ、動線のいい間取りを意識するといいです。
水回りを、ある程度1ヶ所にまとめ、広いLDKを中心に家族の個室を、バランスよく配置することで、動線のいい間取りが可能です。
また、30坪の広さであれば、各エリアの採光、風通しのいい間取りプランが、比較的簡単にできます。
さらに、平屋のメリットに、家族の気配を常に感じられ、家族のコミュニケーションがとりやすい点がありますが、その点でも、30坪という広さはいいです。
具体的には、3LDK~4LDKのシンプルな間取りが、おすすめです。
これに比べ、30坪より広い家になると、全てのエリアで、動線が良く、採光、風通しも良くし、家族のコミュニケーションを良くするとなると、かなり間取りの工夫が必要です。
当然、その分、費用も割高となるので、コスト面でも、この30坪の広さの家は、おすすめだと思います。
費用に関しては、次のパートの価格で、詳しく解説したいと思います。
30坪の広さは、ライフステージの変化に対応しやすい間取りが可能です。
子供が成長し、結婚し、独立し、その後、夫婦2人で住み続けるといったライフステージの変化に対応できるように、間取りプランを意識するといいです。
子育て時期、子供の独立、そして老後においても、暮らしやすい間取りが、30坪というほどよい広さの家だと、比較的間取りがしやすいです。
それでは本題です。
30坪の平屋をいくらで建てることができるのか、その気になる価格について解説します。
30坪の平屋は、家族3~4人で住むには、最適な広さです。
30坪というのは、無駄に広くなく、本当にちょうどいい広さ、サイズ感で、費用の割高感も比較的少ないと思います。
坪単価の割高感も少なく、総工事費も抑えやすいのが、平屋30坪の家だと思います。
そんな30坪の平屋ですが、新築の平屋の価格は、1800万円~2000万円が相場であり、坪単価では、60万円~70万円です。
ただし、この金額は、あくまでも目安とお考え下さい。
建築する地域、敷地の状況、間取り、デザイン、設備のグレード・・・様々な状況に応じて、金額はかなり違ってきます。
さらには、施行を依頼する業者によっても、価格は大きく異なってきます。
大手のハウスメーカーに依頼するのか、それとも地域の工務店に依頼するのか、その中にはローコスト住宅会社もあったりします。
例えば、大手ハウスメーカーであれば、70万円~80万円と比較的高く、地域の工務店であれば、坪単価は50万円~80万円、ローコスト住宅であれば、中には50万円を下回る場合もあったりします。
このように、状況に応じて、価格は大きく変わってきます。
そのため、できる限り多くの施工会社から、間取りプラン、見積を取ることが極めて重要です。
その際には、私も利用したことがありますが、以下のサービスを活用されるもおすすめです。
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それでは、30坪の平屋の実例を間取り付きでご紹介します。
各実例の価格もご紹介しますので、参考になさってください。
延床面積 | 100.21m2(30.3坪) |
---|---|
間取り | 2LDK |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
本体価格(坪単価) | 1,850万円(61.1万円/坪) |
1つ目の平屋30坪の実例です。
中央に広いLDKがあり、北側に家族の個室が2部屋ある間取りです。
LDKは南面にあり、日当たりよく、風通しも良く、さらに畳コーナーもあり、とても快適な空間になっております。
各個室にはLDKを通って、入室するような間取りになっており、家族のコミュニケーションの取りやすいようになっています。
各個室には広いクローゼット収納があり、LDKにも収納棚があり、さらに玄関にも、土間収納があります。
収納もたっぷりあり、とても暮らしやすい家です。
浴室と洗面、キッチンとトイレと、水回りも、うまくまとまっており、シンプルな間取りですが、とても快適に暮らせる家です。
本体価格は、1,850万円(61.1万円/坪)と、比較的安いです。
延床面積 | 101.23m2(30.6坪) |
---|---|
間取り | 3LDK+WIC |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
本体価格(坪単価) | 2,000万円~2,499万円 (65.4万円~81.7万円/坪) |
家の中央に、広いLDKがあり、北側に家族の個室が3部屋ある間取りです。
キッチンのすぐ横に、洗面、脱衣室、風呂がり、とても家事動線のいい間取りです。
キチンでの作業を行いながら、洗濯なども効率良く行える、とても動線のいい間取りです。
さらに、キッチンから各個室にも、直ぐ行けるので、さらに家事を行うには、最高の動線です。
LDKには、広いウッドデッキがあり、とても開放的で快適な空間になっております。
収納面でも充実しており、広いWICがあり、玄関にはシューズクロークもあり、とても暮らしやすい家です。
本体価格は、2,000万円~2,499万円 (65.4万円~81.7万円/坪)です。
延床面積 | 101.49m2(30.7坪) |
---|---|
間取り | 3LDK+WIC+土間収納 |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
本体価格(坪単価) | 2,000万円~2,499万円(65.2万円~81.4万円/坪) |
中央の中庭を挟むように、家族の個室が3部屋、広いLDKが配された間取りです。
家族のプライベートゾーンとパブリックゾーンを、中庭で分けており、常に家族の気配を感じることができる間取りです。
南と東側に家が建つ敷地ですが、中庭を囲むコの字の平屋にすることで、居室内に日光を取り込み、風通しの良い家になっています。
各個室にはクローゼット収納、キッチンにはパントリー、玄関には土間収納があって、収納もたっぷりあり、とても暮らしやすい家です。
LDKのキチンを中心とした家なので、どこに行くにも最短で行けるので、とても家事動線がいいです。
この平屋の本体価格が、2,000万円~2,499万円(65.2万円~81.4万円/坪)となっています。
以上、30坪の平屋の実例を3つご紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
それでは、最後にまとめです。
30坪の広さは、家族3人~4人で住むには、ちょうどいい広さで、動線のいい暮らしやすい間取りが可能です。
そのことは、先程ご紹介した30坪の平屋の間取りからも、おわかり頂けると思います。
どの家も、ちょうど良い30坪の広さを、上手に間取りプランし、実に暮らしやすい家です。
家族の個室をまとめ、水回りも上手に配することで、広くて快適なLDKになっています。
常に家族の気配を感じることができる温かみのある家にもなっています。
さらに、子育て世代、子供が独立した後の夫婦の老後、ライフステージの変化にも対応できる、間取りです。
やはり、広くも狭くもない30坪のサイズ感が、いいのだと思います。
各実例の価格もご紹介しましたので、ぜひ、参考になさってください。
先程も申し上げましたが、30坪の平屋を、いくらで建てることができるかは、平屋の価格は、住宅会社によって、大きな差があります。
どこの住宅会社に施行を依頼するか、その選定が本当に重要です。
できるだけ多くの間取りプランを見積も含め、集めることが重要です。
各社の間取りプランを、コストも含め徹底的に比較することが重要です。
家づくりを成功させるために、できる限り多くの間取りプランを比較検討してみてください。
アイディア次第で、何倍にも素敵な家になります。
複数の間取りプランを比較し、よりあなたの暮らしに合った平屋に、そして、より完成度の高い間取りに、ブラシュアップしてください。
私の場合もそうですが、最低でも3社から、間取りプランをとるといいです。
その際には、相見積もりもとることも重要です。
相見積もりにより、相場に合ったリーズナブルな価格を知ることができ、結果、安く発注することが可能です。
実際に、私も使ったことがありますが、ぜひ、以下のサービスを利用されては、いかがでしょうか。
もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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理想の平屋を建てるポイント→詳細
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。