村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回もよろしくお願いします。
家を新築するのに、あこがれの対面式のキッチンにしたいです。
家がそんなに大きくないので、キッチンに、どれくらいの広さが何畳必要なのか気になります。
このようなご質問が、結構、多いです。
皆さん、あこがれの対面式キッチンのペニンシュラキッチン、アイランドキッチンだと、結構、広さが必要だと思われているからだと思います。
今回は、こういったご質問に回答する形で、記事を書きたいと思います。
こちらは、対面式キッチンのペニンシュラキッチンです。
いいですよね。
実は、私の自宅もペニンシュラキッチンです。
自宅を建てる際には、キッチンにどれくらいのスペースをとるか、LDK全体のバランスをどうするか等、キッチンの広さについて、いろいろ検討しました。
関連記事:
キッチンの広さは、LDKの広さと大きく関係します。
そして、こちらは、アイランドキッチンです。
皆で料理するにはいいですよね。それにお洒落です。
本記事では、こういった皆さん、あこがれのキッチンである、ペニンシュラキッチンと、アイランドキッチンについて、どれくらいの広さ、何畳必要なのかを解説します。
対面式キッチンを検討されている方は、ぜひ、お読みいただければと思います。
本記事の内容:
※本記事を読みなることで、人気のペニンシュラキッチン、アイランドキッチンについて、最低限どれくらいの広さが何畳必要かがわかります。
誰もが、おしゃれで快適なキッチンに憧れます。
私も自宅の家づくりで、キッチンにかなりこだわりました。
しかし、予算の都合や間取りの都合で、要望通り行かない場合もあります。
ただ・・ここであきらめるのは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、キッチンの施工実績が豊富でノウハウがあるところもあります。
家づくりで、理想のキッチンをつくりたければ、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
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壁付けキッチンにに関する記事です。
まず、ペニンシュラキッチン、アイランドキッチンの一般的なサイズについて解説します。
システムキッチンのサイズは、いろいろです。
キチンメーカーも部屋の状況に合わせて、かなり細かく対応できるようです。
ここでは、ペニンシュラキッチン、アイランドキッチンの一般的なサイズについてお話します。
基本的には、両方とも同じです。
キッチンの配置の仕方が全く異なるので、よくキッチン自体のサイズも違うのでは・・と思われる方もいるのですが、基本的には同じです。
上の画像を使い解説します。
まず間口(横幅)ですが、240㎝~270㎝が一般的です。
そして奥行で、75㎝~100㎝が一般的です。
小さいキッチンだと、75㎝~80㎝のものもありますが、普通は100㎝が多いです。
要するに、こうなります。
この奥行ですが、個人的には長いものがおすすめです。
特に、キッチンカウンターでも、食事をされるのであれば、なおさら奥行きはある方がいいです。
理由は2つあり、一つは、テーブルとして、ある程度広い方がいいのと、もう1つは、水の跳ね返りを防ぐためです。
奥行きが短いと、洗い物の水しぶきが、カウンターの方に飛んでくるってこともあるので、それを防ぐためにも、奥行きはある方がいいです。
食事中に、洗い物の水しぶきが飛んで来たら嫌ですよね。
ちなみに、私の自宅のペニンシュラキッチンは、クッチーナのものですが、サイズは、かなりこれとは異なります。
間口(横幅)が183㎝で、奥行105㎝あり、間口(横幅)が、極端に短いのです。
実は、IHは、背面のL字型のカウンター(収納もあり)の一部についていて、かなり、変形のペニンシュラキッチンになっています。
要するに、L字型のキッチンと、ペニンシュラキッチンのセットのようなキッチンです。
こちらの要望に対し、最大限、対応してくれたキッチンで、すごく満足しています。
あなたも、希望することは、遠慮せず、設計士やキッチンメーカーの担当に、とりあえず、全て言ってみた方がいいですよ。
わかりやすい解説で、キッチン自体の大きさは、よくわかりました。
それでは・・キッチン収納をいれると、どれくらいの広さになるのでしょうか?
はい。
それでは、ペニンシュラキッチンの場合、キッチン収納もいれて、どれくらいの広さが何畳必要かを解説しますね。
下手な絵で恐縮ですが、まずは、次の絵をご覧ください。
まず、結論ですが、ペニンシュラキッチンに必要な広さは、約5畳です。
詳しくみていきます。
■このペニンシュラキッチンは、間口(横幅)250㎝、奥行100㎝としています。
■キッチンの片側の通路の幅に80㎝とっています。
(片方が壁に接しているペニンシュラキッチンなので、通路は片方です。)
■キッチン作業スペースの奥行に100㎝と、通常より広く確保しています。
通常は75㎝~90㎝でいいと言われたいますが、より家事を効率良く行えるように、広くしました。
■キッチン収納の場所には、冷蔵庫や食器棚等を置くことになります。
奥行は60㎝、間口(横幅)は、キッチンの横幅に通路分をプラスした330㎝にしています。
■以上から、全体の広さは・・
最大の間口(横幅)が、330㎝、奥行が260㎝(キッチンの奥行+キッチン作業の奥行+キッチン収納の奥行)になります。
よって、330㎝×260㎝=8.58㎡になり、約5.2畳になります。
この広さは、あくまでも参考とお考え下さい。
通路の幅をもっと狭くしたり、キッチンのサイズを小さいものにすることもでき、多少、さらに狭くても可能です。
あなたの希望する家には、どうするのか?
個別具体的に、キッチンの広さ、何畳かを検討してみてください。
関連記事:
対面キッチンに何畳必要になるか、16畳、12畳のLDKで解説しています。
なるほど、ペニンシュラについては、よくわかりました。
では・・キッチン収納をいれると、アイランドキッチンの広さは、どうなりますか?
はい。
それでは、アイランドキッチンの場合の広さが何畳必要かを解説しますね。
こちらも下手な絵で恐縮ですが、まずは、次の絵をご覧ください。
結論から申し上げます。
アイランドキッチンの場合は、最低でもキッチンに6畳~6畳半くらいの広さが必要です。
(ペニンシュラキッチンと違い、アイランドキッチンは、キッチンの両サイドに通路が必要になるので、その分、広さが必要です)
詳しく解説していきます。
■まず、この場合のアイランドキッチンは、間口(横幅)を250㎝、奥行きを100㎝としてます。
■そして、キッチンの両サイドに80㎝の幅の通路を確保しています。
■キッチンの作業スペースの幅を、100㎝と少し広めにしてます。(通常、75~90cmと言われていますが)
ちなみに我が家の自宅のキッチンは、90㎝です。
■キッチン収納の場所ですが、ここに、冷蔵庫や食器棚等を置くことになります。
キッチンの収納場所の奥行を60㎝、間口(横幅)を、キッチンの大きさに、両サイドの通路分をプラスし410㎝としています。
■結局全体の広さは・・
キッチンの奥行100㎝に、キッチン作業スペースの100㎝、さらにキッチン収納の奥行60㎝をプラスし、合計260㎝になります。
それで、横幅の410㎝に奥行の260㎝を掛けると10.66㎡の広さになり、約6.5畳程度必要になります。
この広さは、あくまでも参考にお考え下さい。
通路の幅をもっと狭くしたり、キッチンのサイズを小さいものにすることもでき、6畳より、多少狭くても可能です。
あなたの希望する家には、どうするのか?
個別具体的に、キッチンの広さ、何畳かを検討してみてください。
関連記事:
次の記事では、アイランドキッチンを設置するには、16畳のLDKでは広さが足りないと解説しています。
以上が、対面キッチンのペニンシュラキッチン、アイランドキッチンに関する必要な広さの解説です。
最後に、まとめです。
ペニンシュラキッチン | アイランドキッチン |
---|---|
必要な広さは約5畳 | 必要な広さは約6畳~6畳半 |
この広さは、あくめでも目安、参考とお考え下さい。
キッチンのサイズや、通路の幅のとり方を変えることで、この最低限必要な広さは変わりますので、ご注意ください。
あこがれの対面式キッチンに、必要な広さ、だいたい何畳くらい必要なのか、だいぶイメージできるようになりました。
これをベースに、家の間取りプランを考えてみたいと思います。
それは、よかったです。
最後に、キッチンの間取りプランをされる際の、アドバイスです。
キッチンの広さは、家事の効率性をアップさせることを、常に考えるといいです。
それと、今回、キッチンの広さについてお話しましたが、LDK全体の広さとのバランスもあるので、その点も考慮するといいです。
ぜひ、今回の記事を参考に、あなたの家づくりを成功させてください。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
誰もが、おしゃれで快適なキッチンに憧れます。
私も自宅の家づくりで、キッチンにかなりこだわりました。
しかし、予算の都合や間取りの都合で、要望通り行かない場合もあります。
ただ・・ここであきらめるのは早過ぎます。
ハウスメーカーや工務店の中には、キッチンの施工実績が豊富でノウハウがあるところもあります。
家づくりで、理想のキッチンをつくりたければ、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。