村上悠です。
私は、実際に、賃貸の平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
この経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、女性一人暮らしにおすすめの平屋一戸建てについて取り上げます。
なぜ、一戸建て平屋が、独身女性の一人暮らしに向いているのか、その理由を、おすすめの間取りも紹介しながら解説します。
さらに女性の一人暮らしに適した平屋の坪数、価格についても、併せて説明していきます。
独身女性で家の購入をお考えであれば、きっと参考になると思います。
ぜひ、本記事を最後までお読み頂ければと思います。
独身女性で一人暮らしの方が家を購入するとなると、一般的には、マンションの購入をイメージすると思います。
実際、マンションを購入される独身女性が、ここ数年で増えています。
そのことは、データでも明らかで、以下は、SUUMO(スーモ)のスーモカウンターに、住宅購入相談に来られる独身女性の割合の推移です。
2014/4~2015/3 | 2015/4~2016/3 | 2016/4~2017/3 | |
---|---|---|---|
独身女性の割合 | 3.7% | 8.0% | 9.9% |
ご覧いただいたように、女性一人暮らしの、マンションの購入が、かなり増えています。
データは、2017年3月までのものですが、これ以降も、独身女性の割合は増えています。
そして、中には、マンションではなく、一戸建てを購入される女性もいて、その数も増える傾向にあります。
マンションも素晴らしいですが、一戸建てならではの良さもいっぱいあります。
ぜひ、独身の女性で、一人暮らしを楽しむ家の購入を検討されているのであれば、ぜひ、マンションだけでなく一戸建ても検討されるといいです。
家の購入は、一生に一度あるかないかの、とても高額な買い物であり、後悔することがないよう、あらゆる可能性を検討すべきです。
ぜひ、本記事を参考に、検討されたはいかがでしょうか。
本記事では、一戸建ての中でも、特に平屋が、女性の一人暮らしに向いていると、詳細を解説しております。
女性一人暮らしで一戸建てを買うなら平屋が最適である理由を、おすすめの間取りと一緒に解説します。
さらに、一人暮らしの女性皆さんが心配される、平屋を建てる際の費用、住宅ローンの借入、さらに防犯面での対策についてもお話します。
独身の女性で、一人暮らしを楽しめる家を求めている方には、参考になると思います。
ぜひ、最後まで、本記事をお読みいただければと思います。
あなたの理想の平屋を建てるために、まずは、こちらの平屋特化サービス(無料)を利用されては、いかがでしょうか。
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■住宅展示場にも行かず、各社の担当と話も一切しないで、ご自宅で情報収集できます。
■気になる間取りプランを提案したところとだけ、話を進めればいいだけです。
■気に入らなければ、メールで断るだけです。(気まずい電話も不要)
■正式契約しなくても、いくら見積もり、間取りプランをとっても全て無料なので、気軽に依頼をするといいです。
まずは、なぜ独身の女性一人暮らしの家の購入が増加しているのか、簡単にふれておきます。
先程、お話した通り、独身女性の家の購入は、すごく増えています。
今、女性の初婚年齢が上がっており、2017年のデータですが、31.0歳と30歳を超えています。
(厚生労働省が2018年1月に発表した人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」によるデータ)
さらに、離婚率もアップし、そもそも結婚を選択しない女性も増えています。
こういった事情が、独身女性の家の購入の増加につながっています。
それでは・・
そもそも、なぜ、皆さん、賃貸ではなく、家を購入されるのでしょうか。
その主な理由は、3つあります。
ちなみに、夫婦のみの世帯の場合の一番の理由が、「金利が低く買い時だから」で、お子さんのいる世帯では、「子供や家族のため」が家の購入の一番の理由です。
どちらも、「老後の安心のため」という理由は、家の購入理由には、あげていませんでした。
ここは、独身の女性ならではの理由ですね。
やはり、独身の女性ですと、老後の生活を心配する方が多いです。
実際、賃貸の更新時に「このまま家賃払い続けるのもどうなのか、この先、年をとっても、家賃を払い続けることができるのか・・」と不安になり、住宅購入を検討する独身女性が増えています。
ここで、家の購入に大きく関係する、住宅ローンについて、簡単にふれておきます。
女性の中には、そもそも住宅ローンを組むことができるのか、独身、シングルであることが審査に不利になるのではないか不安になる方が、結構います。
住宅ローンが通らなければ、家を購入することはできませんので、こういった心配は、当然のことです。
でも、ご安心ください。
独身の女性だからといって、住宅ローンの審査が厳しくなることは、ほぼありません。
例えば・・
フラット35には年収・勤務形態・勤続年数に基準が一切なく、パート、非正規雇用、個人事業主の方でも、比較的、審査が通りやすい住宅ローンです。
ここは、住宅ローンを含めたローンの借入総額が一定の基準を超えていなければ、まず問題ありません。
毎月、家賃を払い続けるくらいなら、それと同じ金額の住宅ローンで、家を購入したいという希望が、叶えられます。
今、独身女性をターゲットにした分譲マンション、一戸建て(間取り)も販売されており、これからますます需要が増えていくと思います。
それでは、一戸建てならではの良さについて解説します。
もちろん、マンションも素晴らしいと思いますが、ぜひ、これを機に、一戸建ても検討されてはいかがでしょうか。
一戸建ての良さについて、解説します。
一番の良さは、何と言っても、一戸建ては、マンションと違い、家の中、家を建てる敷地、全てが、あなたの所有するものであるということです。
あなたのライフスタイルに合わせて、自由に家をつくり、後でリフォームしたり、増改築することもできます。
マンションのように、外観や共用部の変更は、まずできませんし、専有部であっても、あなたが自由にリフォームはできません。
リフォームを行う場合には、事前に、管理組合などの許諾を得る必要もあります。
マンションでは、購入した後に、家をいじることは、まず無理なので注意が必要です。
独身生活、一人暮らしを思う存分楽しみたい方、ペットを飼ったり、ガーデニングや、庭でのBBQとかアウトドアもやってみたい・・
自由に、あれこれトライしてみたい、アクティブな女性には、マンションのような制限がない一戸建てが、おすすめです。
また、マンションのように、上下階、左右の隣人に対しての、生活音、騒音や振動等への配慮は、一戸建てには必要ありません。
当然、一戸建てでも、最低限の隣家や周辺に対する配慮は必要ですが、マンションに比べると、かなり自由です。
以上が、一戸建てならではの良さ、メリットです。
その逆の一戸建てのデメリットですが、次のパートでお話します。
それでは、一戸建ての中でも特に平屋がおすすめな理由について解説します。
一戸建ての中でも、特に平屋をおすすめする一つの理由は、これからお話する一戸建てのデメリットを解消できるからです。
それでは、一戸建てのデメリットについて解説します。
一戸建てのデメリットもいくつかありますが、最大のデメリットは、家の補修やメンテナンスを、自ら行う必要があるということです。
(マンションの場合は、管理組合等が対応し、費用についても、その都度でなく、修繕積立金や管理費で支払われます。)
例えば、経年劣化による外壁や屋根の補修やメンテナンス、台風、大雪、地震等の自然災害による家の破損の補修等は、一戸建ての場合、マンションと異なり、全て自費で、自ら対応する必要があります。
補修やメンテナンスを専門業者に依頼をしたり、見積もりをとったり・・結構、大変です。
ただ、同じ一戸建てでも、平屋の場合は、こういった補修やメンテナンスの負担が軽くすむ傾向が強いです。
平屋の場合、外壁や屋根の修理やメンテナンスを行う場合の足場が小さく済むので、二階建てに比べると、費用がかなり安いです。
また、そもそも、平屋の場合、二階建てよりも、自然災害に強いです。
平屋なので、風の影響を受けにくいので、台風に強く、構造的に耐震性に優れており、地震にも強いです。
家の補修やメンテナンスの手間、費用のデメリットを最小限にするには、平屋は、おすすめです。
家の補修やメンテナンスは、費用は高額ですし、手間もかかるので、その負担が軽減される平屋は、おすすめです。
また、この平屋は、以下の記事で解説してますが、老後においても、とても快適に暮らせる家です。
この老後の暮らしに優しい家である点が、平屋をおすすめする2つ目の理由です。
先程もお話した通り、家を購入する独身女性の多くは、老後の暮らしを心配されています。
そういう意味でも、平屋は、女性の一人暮らしをされる方に、向いていると思います。
それでは、女性が一人暮らしするのに適した平屋の坪数について解説します。
広過ぎても、狭すぎても、快適に暮らすことはできません。
ぜひ、あなたの家づくりの参考にして頂ければと思います。
あなたは、女性が一人暮らしする平屋は、どれくらいの坪数が快適に暮らせると思いますか?
例えば、次の間取りをご覧ください。
こちらは、12畳のLDKに6.5畳の洋室の1LDKの間取りの賃貸物件で、延床面積は37.2㎡(約11坪)です。
よくある賃貸物件の間取りですが、一人暮らしであれば、これで充分な広さだと思いますか、それとも狭いと思いますか?
私は、この広さでは狭すぎると考えます。
当然、一人暮らしなので、浴室・洗面・トイレの水回り、寝室の広さは、さほど広いスペースは必要ないはずです。
ただ、11坪の広さでは、快適に暮らすことはできません。
余裕をもって快適に暮らすには、やはり最低でも、20坪(66㎡)は必要だと思います。
20坪(66㎡)あれば、LDKをもっと広くできますし、さらに充分な収納スペースも確保することができます。
1日のうち多くの時間を過ごすであろうLDKを、広くすることで、より快適な暮らしができます。
そして、充分な収納スペースがあれば、生活空間にモノが散乱することもなく、スッキリ快適に暮らせます。
逆に、これより広くなると、掃除が大変になったり、使わない部屋が生じたり、冷暖房の効率が悪くなったりと、快適に暮らせません。
そういったことから、女性が一人暮らしする平屋の坪数は、20坪(66㎡)程度が最適です。
この後、具体的な間取りをご紹介しますので、ぜひ、参考になさってください。
それでは、女性一人暮らしにおすすめな、具体的な間取りについて解説します。
女性の一人暮らしに最適な平屋の間取りは1LDKです。
次の2つの間取りをご覧ください。
1つ目は、平屋1LDK(東玄関)20坪の間取りです。
出典:住友林業の家
2つ目は、平屋1LDK(南玄関)19坪の間取りです。
出典:住友林業の家
どちらの間取りも、個室の寝室を、10畳と少し広めにすることで、寝室に書斎(ワークスペース)のコーナーを設けることもでき、さらにLDKを18畳と広くすることで、友人知人を招いても、楽しい時間を過ごせます。
LDKを中心に、洗面・浴室・トイレの水回り、寝室へ直接アクセスでき、無駄のないスムーズな家事動線・生活動線が確保され、コンパクトで暮らしやすい間取りです。
中には、来客が多く、その宿泊スペースも必要とか、書斎を独立した部屋にしたい方もいらっしゃると思います。
そういった場合は、もう一部屋設ける2LDKの間取りでも、いいと思います。
なお、1LDKが、いかに一人暮らしに快適かは、次の記事でも詳細に解説しています。
一人暮らしにおすすめの1LDKの間取りも、詳しく紹介してますので、ぜひ参考になさってください。
ただ、来客が多く、その部屋が欲しいとか、ワークスペースを寝室とは別に1室欲しいような場合は、もう一部屋増やし、2LDKでも問題ないと思います。
できるだけ、建築費用を安く抑えるためには、無駄に広い間取りは避けるべきです。
必要最小限の間取りで、快適に暮らすという点でも、1LDK、2LDKの間取りは、とてもいいです。
あと、部屋数が増えると、部屋の掃除やメンテナンスの作業負担が増えます。
特に足腰の弱った老後を考えれば、そういった負担をできるだけ軽減するべきです。
その点でも、1LDK、2LDKの間取りは、女性一人暮らしに最適な間取りです。
それでは、平屋で一人暮らしする女性の皆さんが最も心配する2つのポイントについて解説します。
平屋で一人暮らしをされる女性が、最も心配する2つの点について解説します。
どちらも、とても重要なことなので、快適な女性の一人暮らしを実現するためにも、ここはしっかり理解するようお願いします。
平屋を建てるのにいくらかかるのか、住宅ローンは借りられるのか、ここは、平屋での一人暮らしをお考えの女性の多くが、皆さん、気になる点です。
まず平屋を建てる際の費用ですが、当然ですが、金額は建てる平屋の坪数によって変わってきます。
一人暮らしであれば大きな家は必要なく、1LDK~2LDKので比較的コンパクトなものでも、十分快適に暮らせます。
かなりコンパクトな平屋であれば、延床面積が10坪程度の平屋もあり、このクラスだと500~1000万円程で、かなりローコストです。
詳細は、次の記事で解説してますので、ぜひ、参考になさってください。
一方、もっと広い20坪程度の平屋であれば、費用は高くなり、さらに大手ハウスメーカーで注文住宅となると、やはり1500万円前後と高額になってきます。
次の記事で、平屋の相場について解説していますので、ぜひ、こちらもお読み頂ければと思います。
そして、気になる住宅ローンについてお話します。
マイホームを購入する際、一般的に男性が住宅ローンを組むケースが多く、独身の女性では借入審査をパスするのは難しいのでは??
確かに昔は、共働き世帯の数は少なく、女性が職を持たない世帯が多かったため、住宅ローンを組むのは男性が一般的でしたが、今は違います。
「年収・勤続年数・勤務先の規模」などで審査され、条件さえクリアすれば、男性女性関係なく、ローンの借入は可能です。
ここは、女あまり心配する必要はないと思います。
女性の一人暮らしとなると、当然ですが、皆さん、防犯面が一番心配です。
ここは、当然ですが、女性の一人暮らしでも安心・安全に暮らせるよう、しっかりとした防犯対策をご自分でとる必要があります。
例えば、来客者の顔を先にチェックできるTV付きインターホンにするとか。
人が通った時に感知してライトが付く人感センサーや、暗くなるとライトが付く照度センサーや防犯カメラを設置するとか。
セコム等のように24時間対応してくれるセキュリティーシステムを導入するとか。
防犯対策は、この他にもいろいろありますが、特に1階のみのフラットな平屋では、外部から気配を伺われやすいので、その点の防犯対策も必要になってきます。
例えば、外からの視線を遮るように塀や柵を設置するのも一つの方法です。
ここは、ぜひ、専門家である施工業者に、よく相談されるといいです。
以上、女性一人暮らしに最適な、一戸建ての平屋について解説しました。
参考になりましたでしょうか?
それでは、最後にまとめです。
独身女性で、家の購入を検討されているあなたに、ご注意いただきたいことがあります。
それは、マンションの購入に、極端に固執しないで欲しいということです。
確かに、独身女性の家の購入は、マンションが多いですし、マンションも素晴らしい物件が多数あります。
しかし、マンションにはない、一戸建てならではの良さも多くあります。
ぜひ、マンションだけでなく、一戸建て、特に平屋についても、よく検討してみてください。
あなたのライフスタイル、どんな生活を送りたいのか、それを実現するには、マンション、一戸建ての平屋、どちらがいいのか。
どのような一人暮らしを送るか、あらゆるケースを想定し、とことん考えてみてください。
家の購入は、一生に一度あるかないかの高額な買い物であり、絶対に失敗できません。
ぜひ、マンション、一戸建て、あらゆる可能性を、探ってみてください。
その際には、本記事を参考にしていただければと思います。
家づくりを成功させるために、できる限り多くの間取りプランを比較検討してみてください。
複数の間取りプランを比較し、よりあなたの考え、敷地に合った形の平屋に、そして、より完成度の高い間取りに、ブラシュアップしてください。
私の場合もそうですが、最低でも3社から、間取りプランをとるといいです。
その際には、相見積もりもとることも重要です。
相見積もりにより、相場に合ったリーズナブルな価格を知ることができ、結果、安く発注することが可能です。
実際に、私も使ったことがありますが、ぜひ、以下のサービスを利用されては、いかがでしょうか。
もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
あなたの理想の平屋を建てるために、まずは、こちらの平屋特化サービス(無料)を利用されては、いかがでしょうか。
■見積もり依頼と間取りの作成を、ハウスメーカー、工務店に一括依頼できます。
■住宅展示場にも行かず、各社の担当と話も一切しないで、ご自宅で情報収集できます。
■気になる間取りプランを提案したところとだけ、話を進めればいいだけです。
■気に入らなければ、メールで断るだけです。(気まずい電話も不要)
■正式契約しなくても、いくら見積もり、間取りプランをとっても全て無料なので、気軽に依頼をするといいです。
理想の平屋を建てるポイント→詳細
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■よりわかりやすくするために、「女性一人暮らしに適した平屋の坪数とは?」の記事を加え、さらに、具体的な間取りも2つ加えました。(2023/6/13)