平屋は洗濯物をどこに干すべきか?おすすめの3つのプランをご紹介!

平屋は洗濯物をどこに干すべきか?おすすめの3つのプランをご紹介!

 

平屋は洗濯物をどこに干すべきか?おすすめの3つのプランをご紹介!

2020/03/13  更新:

 

 

 

 

 

村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
もともと平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、平屋では、どこに洗濯物を干すべきか、干し場について解説します。


 

 

平屋を建てる際に、皆さん、洗濯物をどこに干すべきか迷います。

 

2階家であれば、私の自宅もそうですが、2階のベランダに干すケースが多いです。

 

2階であれば、ベランダの柵を工夫することで、外から見られないようにすることは容易です。

 

平屋の場合は、2階がないので、当然、洗濯物の干し場は1階になります。

 

外に干した場合、目隠しをすることが難しく、洗濯物が外から丸見えになるわけです。

 

平屋を建てる方は、この洗濯物の干し場で、本当に迷います。

 

平屋を建てる際には、洗濯物を、どこに干すのか、間取りを決める段階で、よく検討する必要があります。

 

本記事では、平屋における洗濯物を、どこに干すべきか、3つのおすすめプランをご紹介します。

 

あなたの平屋の家づくりの参考になると思いますので、ぜひ、最後までお読みいただけると嬉しいです。

 

 

 

洗濯物をどこに干すべきか、事前によく検討しなかったために、平屋を建てた後、後悔される方が本当に多いです。

 

ハウスメーカーや工務店の中には、平屋に強く、洗濯物をどこに干すべきか、そのノウハウがあるところもあります。

 

 

平屋の家づくりを、確実に成功させるには、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。


→ 平屋の間取りプランについて相談する

 

 

平屋では洗濯物を目隠しできないのが最大の問題

 

 

 

 

 

まずは、平屋における洗濯物の干し場に関する、最大の問題点を解説します。


 

 

平屋で洗濯物を外に干す場合で、よくあるのは、外のウッドデッキであるとか、テラスに干すケースです。

 

テラスやウッドデッキを、軒下にすることで、雨にも濡れにくいので、ここに洗濯物を干す平屋が、多いです。

 

こちらの画像は、まさに、平屋で建物前面のテラスに、洗濯物を干す事例です。

 

 

実は、こちらの画像は、敷地が広く、田舎でもあるため、人通りもそれほど多くありませんし、隣の家も離れています。

 

洗濯物を干しても、外から見られる心配は、ほとんどありません。

 

とてもめぐまれたケースで、こういった場合は、平屋のテラスやウッドデッキに、干すのは、全く問題ないと思います。

 

しかし、都市部で、それほど敷地が広くない平屋の場合、外のテラスやウッドデッキに干すと、洗濯物を、完全に目隠しすることは、まず不可能です。

 

庭の垣根や植栽で外からの視線を遮るとか、ウッドデッキやテラスに目隠しの柵を設けるとか・・方法はありますが、完全に目隠しするのは、かなり難しいです。

 

外から見えないようにするために、極端に高い垣根や柵を設ける方法もありますが、平屋の建物内部が暗くなったり、防犯上の問題もあり、あまりおすすめできません。

 

では、平屋の場合、洗濯物をどこに干すべきなのか?

 

次のパートで、おすすめの3つのプランをご紹介します。

洗濯物の干し場として適している場所の4つの条件とは?

 

 

 

 

 

次に、洗濯物をどこに干すべきか、平屋のおすすめ3つのプランをご紹介します。
ぜひ、あなたの平屋家づくりに参考に、なさってみてください。


 

 

ここで、洗濯物の干し場として適している場所の4つの条件を確認しておきます。

 

日当たりが良く、風通しがよいこと。
洗濯物を外から見られないよう目隠しできること。
洗濯物を干すことができる充分な広さがあること。
家事(洗濯)動線がよいこと。

 

それぞれを簡単に解説します。

 

日当たりが良く、風通しがよいこと。

これは、当然の条件です。

 

日当たり良く、風通しがよいと、洗濯物が良く乾きますので、洗濯物を干す場所に適しています。

 

 

洗濯物を外から見られないよう目隠しできること。

洗濯物を外から見られる心配のない場所が、洗濯場に適しています。

 

平屋の場合、外に干すのが1階になるので、この条件を満たす洗濯物を干す場所が難しいです。

 

なので、平屋の場合は、次のパートで解説しますが、建物内部に干すのがいいと思います。

 

 

洗濯物を干すことができる充分な広さがあること。

最低限、洗濯物を干す、物干し竿を掛けることが可能な広さが必要になります。

 

 

家事(洗濯)動線がよいこと。

家事の中でも洗濯は、かなり重労働な作業です。

 

さらには、ほぼ毎日行う必要があるので、この洗濯の家事動線は、快適な住まいにとってとても重要です。

 

洗濯のプロセスは、洗う→干す→取り込む→たたむ→しまう です。

 

洗濯から干す、取り込むまでの動線だけでなく、そに後の、たたむ、しまうまでの動線も考慮して、洗濯物を干す場所を決める必要があります。

 

洗濯機の近くに、洗濯物を干す場所をもうってくるだけでなく、たたむ、しまうの動線も考慮し、干す場所を決めると、より家事(洗濯)の効率がよくなります。

 

 

 

洗濯物は、LDKから見えない場所に干すべきか?

 

LDKから見える場所だと、LDKにいる来客からは、洗濯物が丸見えになり、生活感を隠すのが極めて難しいです。

 

一方で、LDKは、日当たり良く、風通しのいい場所に配置されるので、当然、その前は、洗濯物を干すには、最適な場所です。

 

LDKからは見られたくない、一方、洗濯物を干すには条件がいい場所と、ここに大きな矛盾があります。

 

ここは、あなたの生活スタイル(来客が多いのか、LDKの使い方等)を考慮し、よく検討する必要があります。

どこに干すべきか、おすすめの3つのプランをご紹介

 

 

 

それでは、平屋の場合洗濯物をどこに干すべきか。
3つのおすすめプランを、ご紹介します。


 

 

ランドリールームを設けるプラン
サンルームを設けるプラン
浴室乾燥機を設けるプラン

 

 

それぞれについて、先程お話した、洗濯干し場に適した4つの条件にも、ふれながら解説します。

 

 

ランドリールームを設けるプラン

 

 

こちらは、ランドリールームです。

 

まず1つ目のおすすめは、ランドリールームを洗濯物の干し場にするプランです。

 

ランドリールームであれば、洗う、干す、取り込む、たたむ、しまうというという一連の洗濯の作業を、まとめて行うことができます。

 

移動することなく、同じ場所で行えるので、家事(洗濯)を短時間に効率よく行えます。

 

ランドリールームには、洗濯機、乾燥機を設置するだけでなく、さらに物干し設備、換気設備、収納スペース(洗剤やアイロン等の収納)、作業台(アイロンがけをする)、洗面台(下着やデリケートな衣類を手洗いする)等が必要になります。

 

そのため、ランドリールームには、ある程度のスペースを確保する必要がありますが、建てる平屋に設けることが可能であれば、ぜひ、おすすめです。

 

間取りプランの際に、ランドリールームについて、検討されるといいです。

 

その際に、先程お話した4つの条件を満たすように間取りを考える必要があります。

 

ランドリールームには、換気設備がありますが、できる限り風通しのよい場所にし、可能であれば、日当たりがいい場所がいいです。(絶対的な条件ではありませんが)

 

広さは、洗濯の一連の作業を効率よく行えることと、洗濯物がより乾きやすくするためにも、ある程度のスペースを確保する必要があります。

 

家族4人であれば、その洗濯物の量(約6キロ)から考え、ランドリールームは、最低でも2畳は必要です。

 

2畳あれば、2メートルほどの普通の物干し竿を2本設けることができ、家族4人分の洗濯物を干すことができますし、さらに収納棚も置けます。

 

なお、ランドリールームであれば、洗濯物を外から見られる心配はないですし、家事動線(洗う→干す)も全く問題ないです。

 

 

 

ランドリールームに関連する記事をご紹介します。


 

ランドリールームの広さについて、こちらの記事で詳細に解説しています。
ランドリールームの広さは2畳~3畳が適当!その3つの理由とは?

 

ランドリールームを配置する位置(方角)についての記事です。
ランドリールームは北側の方角でも問題ない!その理由とは?

 

ランドリールームの間取りをどう考えればいいのかが、この記事で理解できます。
ランドリールームの間取り図を決める際の2つのポイントとは?

 

 

サンルームを設けるプラン

 

 

こちらはサンルームです。

 

2つ目のおすすめは、サンルームに洗濯物を干すプランです。

 

サンルームは、部屋をガラス張りにし、室内により多くの日光を取り込むことができる部屋です。

 

日光により多くさらすことができるので、洗濯物もよく乾きます。

 

先程お話したランドリールームも南面に設け、サンルームのようにするケースもありますが、このサンルームは、ランドリールームとは違います。

 

あくまでも、ランドリールームは洗濯という家事を行うための専用の部屋ですが、サンルームは違います。

 

洗濯物を干す以外に、そこで植物を育てたり、くつろいだりする部屋です。

 

このサンルームを洗濯の干し場とする場合にも、先程お話した4つの条件は、クリアするよう、間取りを考える必要があります。

 

まず、サンルームなので、日当たり面では問題にと思いますが、さらに風通しの良いものにする必要があります。

 

広さについては、洗濯物を干す作業を行えるであれば問題ないです。

 

家事動線については、サンルームを、洗濯機置場に近くすることで、洗濯し、干すという動線は良くすることができます。

 

さらに、できれば、洗濯物を取り込み、その後の、たたむ → しまう の家事動線も考慮して、サンルームの間取りを考えるとよりいいです。

 

なお、サンルームに洗濯物を干すのであれば、外から見られるリスクはありません。

 

 

 

浴室乾燥機を設けるプラン

 

 

3つ目のおすすめは、平屋に特別な部屋を設けるのではなく、浴室に乾燥機能を設けるプランです。

 

浴室乾燥機は、浴室に乾燥機能を設けるだけで、それ専用の部屋が必要ありません。

 

LDK等の他の部屋の広さを削る必要がないので、限られた広さの平屋には、適しています。

 

ランドリールームやサンルームは、それ専用のスペースが必要になるので、その点が異なります。

 

私の自宅(平屋ではなく2階家ですが)では、浴室乾燥機を設け、洗濯物に応じて、洗濯機乾燥、浴室乾燥機を使い分けています。

 

たまにですが、大量に洗濯物がある場合に限り、2階のベランダに干すようにしています。

 

浴室乾燥機の場合、洗濯物を限られたスペースの浴室に干すことになるので、洗濯物が大量の場合には、スペースが不足する可能性があります。

 

そういった場合には、他の場所に干す必要があります。

 

浴室乾燥機には、このように干すスペースに限りがあるというデメリットもありますが、おすすめです。

 

ランドリールームやサンルームを設けるほど、広さ的にも、また費用的にも、余裕がない場合には、浴室乾燥機は、おすすめです。

 

ちなみに、浴室乾燥機の設置費用は10万円ほどです。

 

ここで、先程お話した4つの条件についてもふれておきます。

 

まず、日当たり、風通しの条件ですが、そもそも浴室乾燥機なので、その条件をクリアする必要がありません。

 

また、洗濯物を浴室に干すので、外から見られるリスクがありません。

 

家事動線は、洗濯機の設置場所と、浴室が近ければ、洗う→干すの動線は、問題ありません。

 

広さは、どうしても浴室という限られた場所に干すことになるので、そのスペース内で収まる量の洗濯しか干せません。

 

ぜひ、浴室乾燥機の導入をご検討いただければと思います。

あまりおすすめできない2つの洗濯物の干し場とは?

 

 

あまりおすすめできない洗濯物の干し場について、少し解説しておきます。


 

 

部屋

 

おすすめできない干し場の一つは、部屋干しです。

 

洗濯物をどこに干すべきか迷った結果、部屋干しにするケースが、平屋では多いです。

 

以下にご紹介するように、部屋干し用の便利グッズは多数あり、洗濯物を部屋に干すことは可能です。

 

        

 

しかし、私は、この部屋干しを、あまりおすすめしません。

 

一番の理由は、部屋に洗濯物が干されていると、その部屋での快適性が大きく損なわれるからです。

 

また、部屋干しだと、洗濯物が乾きにくいとか、洗濯物が生乾きになり、臭いが発生する可能性があるとか、来客に洗濯物を見られる、生活感が出てしまうリスクがあるなど、デメリットがあるからです。

 

 

 

ウッドデッキやテラス

 

そして、もう一つのおすすめできない干し場は、平屋の前面にあるウッドデッキやテラスです。

 

なぜなら、ウッドデッキやテラスの場合、洗濯物を目隠しするのが難しく、通りを歩く者から見られるリスクが高いからです。

 

ただし、何らかの方法で洗濯物を目隠しできるのであれば、話は別です。

 

垣根や植栽を設けたり、ウッドデッキやテラスに柵を設けることで、外から洗濯物が見られるリスクを回避できるのであれば、ウッドデッキやテラスに干すのもいいかもしれません。

 

また、コの字・ロの字型の平屋の中庭であれば、外からの視線は遮ることが可能なので、中庭のウッドデッキ、テラスであれば問題ないと思います。

まとめ

 

 

 

 

 

最後に、平屋における洗濯物の干し場についてのまとめです。


 

 

平屋で洗濯物を干すおすすめの3つのプラン

 

何度も申し上げますが、平屋を建てる際に、洗濯物をどこに干せばいいのか、あまりよく検討しなかったために、後悔されるケースが多いです。

 

外から、どう見えるのかを、よく検討せずに、安易に、ウッドデッキやテラスに干し場を設けた場合です。

 

家が建った後に、実際に洗濯物を干してみたら、外から丸見えということで、結局、部屋干しにせざるを得ない場合です。

 

後で後悔しないよう、平屋の間取りプランを決める際には、洗濯物を、どこに干すべきか、よく検討する必要があります。

 

本記事では、以下の3つのおすすめプランをご紹介しました。

 

ランドリールームを設けるプラン
サンルームを設けるプラン
浴室乾燥機を設けるプラン

 

これは、あくまでも参考です。

 

実際にあなたが建てる平屋の建物、敷地の状況に応じて、最適な洗濯の干し場をご検討ください。

 

 

家づくりを成功させるための進め方

 

平屋を建てる際には、洗濯物をどこに干すべきかは大きな問題であることは、よくご理解頂けたと思います。

 

この問題をクリアし、ぜひ、理想の平屋を建てて頂きたいのですが、実は、この後、具体的にどう進めていいのか、わからない方も多いと思います。

 

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実際、私も利用したことがありますが、家づくりの情報収集には、本当に役にたちました。

 

まずは、このままお読み頂ければと思います。

 

洗濯物をどこに干すべきか、事前によく検討しなかったために、平屋を建てた後、後悔される方が本当に多いです。
ハウスメーカーや工務店の中には、平屋に強く、洗濯物をどこに干すべきか、そのノウハウがあるところもあります。

 

 

平屋の家づくりを、確実に成功させるには、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。


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もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。


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今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。

 

ぜひ、本記事を参考に、あなたの平屋の家づくりを成功させてください。

 

 

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために、記事の構成も含め、大幅に修正を加えました。(2023/8/30)