平屋は洗濯物をどこに干すべきか?おすすめの3つのプランをご紹介!

村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
もともと平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回は、平屋では、どこに洗濯物を干すべきか、干し場について解説します。
平屋を建てる際に、皆さん、洗濯物をどこに干すべきか、迷います。
2階家であれば、私の自宅もそうですが、2階のベランダに干すケースが多いです。
2階であれば、ベランダの柵を工夫することで、外から見られないようにすることは容易です。
平屋の場合は、2階がないので、当然、洗濯物の干し場は1階になります。
外に干した場合、目隠しをすることが難しく、洗濯物が外から丸見えになるわけです。
平屋を建てる方は、この洗濯物の干し場で、本当に迷います。
平屋を建てる際には、洗濯物を、どこに干すのか、間取りを決める段階で、よく検討する必要があります。
本記事では、平屋における洗濯物を、どこに干すべきか、3つのおすすめプランをご紹介します。
あなたの平屋の家づくりの参考になると思いますので、ぜひ、最後までお読みいただけると嬉しいです。
洗濯物をどこに干すべきか、事前によく検討しなかったために、平屋を建てた後、後悔される方が本当に多いです。
ハウスメーカーや工務店の中には、平屋に強く、洗濯物をどこに干すべきか、そのノウハウがあるところもあります。

平屋の家づくりを、確実に成功させるには、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。
平屋では洗濯物を目隠しできないのが最大の問題

まずは、平屋における洗濯物の干し場に関する、最大の問題点を解説します。
平屋で洗濯物を外に干す場合で、よくあるのは、外のウッドデッキであるとか、テラスに干すケースです。
テラスやウッドデッキを、軒下にすることで、雨にも濡れにくいので、ここに洗濯物を干す平屋が、多いです。
こちらの画像は、まさに、平屋で建物前面のテラスに、洗濯物を干す事例です。
実は、こちらの画像は、敷地が広く、田舎でもあるため、人通りもそれほど多くありませんし、隣の家も離れています。
洗濯物を干しても、外から見られる心配は、ほとんどありません。
とてもめぐまれたケースで、こういった場合は、平屋のテラスやウッドデッキに、干すのは、全く問題ないと思います。
しかし、都市部で、それほど敷地が広くない平屋の場合、外のテラスやウッドデッキに干すと、洗濯物を、完全に目隠しすることは、まず不可能です。
庭の垣根や植栽で外からの視線を遮るとか、ウッドデッキやテラスに目隠しの柵を設けるとか・・方法はありますが、完全に目隠しするのは、かなり難しいです。
外から見えないようにするために、極端に高い垣根や柵を設ける方法もありますが、平屋の建物内部が暗くなったり、防犯上の問題もあり、あまりおすすめできません。
では、平屋の場合、洗濯物をどこに干すべきなのか?
次のパートで、おすすめの3つのプランをご紹介します。
洗濯物の干し場として適している場所の4つの条件とは?

次に、洗濯物をどこに干すべきか、平屋のおすすめ3つのプランをご紹介します。
ぜひ、あなたの平屋家づくりに参考に、なさってみてください。
ここで、洗濯物の干し場として適している場所の4つの条件を確認しておきます。
それぞれを簡単に解説します。
日当たりが良く、風通しがよいこと。
これは、当然の条件です。
日当たり良く、風通しがよいと、洗濯物が良く乾きますので、洗濯物を干す場所に適しています。
洗濯物を外から見られないよう目隠しできること。
洗濯物を外から見られる心配のない場所が、洗濯場に適しています。
平屋の場合、外に干すのが1階になるので、この条件を満たす洗濯物を干す場所が難しいです。
なので、平屋の場合は、次のパートで解説しますが、建物内部に干すのがいいと思います。
洗濯物を干すことができる充分な広さがあること。
最低限、洗濯物を干す、物干し竿を掛けることが可能な広さが必要になります。
家事(洗濯)動線がよいこと。
家事の中でも洗濯は、かなり重労働な作業です。
さらには、ほぼ毎日行う必要があるので、この洗濯の家事動線は、快適な住まいにとってとても重要です。
洗濯のプロセスは、洗う→干す→取り込む→たたむ→しまう です。
洗濯から干す、取り込むまでの動線だけでなく、そに後の、たたむ、しまうまでの動線も考慮して、洗濯物を干す場所を決める必要があります。
洗濯機の近くに、洗濯物を干す場所をもうってくるだけでなく、たたむ、しまうの動線も考慮し、干す場所を決めると、より家事(洗濯)の効率がよくなります。
それでは、平屋の場合、具体的にどういうった洗濯干し場が考えられるのかを、次のパートで解説します。
どこに干すべきか、おすすめの3つのプランをご紹介

それでは、平屋の場合洗濯物をどこに干すべきか。
3つのおすすめプランを、ご紹介します。
それぞれについて、先程お話した、洗濯干し場に適した4つの条件にも、ふれながら解説します。
ランドリールームを設けるプラン
こちらは、ランドリールームです。
まず1つ目のおすすめは、ランドリールームを洗濯物の干し場にするプランです。
ランドリールームであれば、洗う、干す、取り込む、たたむ、しまうというという一連の洗濯の作業を、まとめて行うことができます。
移動することなく、同じ場所で行えるので、家事(洗濯)を短時間に効率よく行えます。
ランドリールームには、洗濯機、乾燥機を設置するだけでなく、さらに物干し設備、換気設備、収納スペース(洗剤やアイロン等の収納)、作業台(アイロンがけをする)、洗面台(下着やデリケートな衣類を手洗いする)等が必要になります。
そのため、ランドリールームには、ある程度のスペースを確保する必要がありますが、建てる平屋に設けることが可能であれば、ぜひ、おすすめです。
間取りプランの際に、ランドリールームについて、検討されるといいです。
その際に、先程お話した4つの条件を満たすように間取りを考える必要があります。
ランドリールームには、換気設備がありますが、できる限り風通しのよい場所にし、可能であれば、日当たりがいい場所がいいです。(絶対的な条件ではありませんが)
広さは、洗濯の一連の作業を効率よく行えることと、洗濯物がより乾きやすくするためにも、ある程度のスペースを確保する必要があります。
家族4人であれば、その洗濯物の量(約6キロ)から考え、ランドリールームは、最低でも2畳は必要です。
2畳あれば、2メートルほどの普通の物干し竿を2本設けることができ、家族4人分の洗濯物を干すことができますし、さらに収納棚も置けます。
なお、ランドリールームであれば、洗濯物を外から見られる心配はないですし、家事動線(洗う→干す)も全く問題ないです。

ランドリールームに関連する記事をご紹介します。
サンルームを設けるプラン
こちらはサンルームです。
2つ目のおすすめは、サンルームに洗濯物を干すプランです。
サンルームは、部屋をガラス張りにし、室内により多くの日光を取り込むことができる部屋です。
日光により多くさらすことができるので、洗濯物もよく乾きます。
先程お話したランドリールームも南面に設け、サンルームのようにするケースもありますが、このサンルームは、ランドリールームとは違います。
あくまでも、ランドリールームは洗濯という家事を行うための専用の部屋ですが、サンルームは違います。
洗濯物を干す以外に、そこで植物を育てたり、くつろいだりする部屋です。
このサンルームを洗濯の干し場とする場合にも、先程お話した4つの条件は、クリアするよう、間取りを考える必要があります。
まず、サンルームなので、日当たり面では問題にと思いますが、さらに風通しの良いものにする必要があります。
広さについては、洗濯物を干す作業を行えるであれば問題ないです。
家事動線については、サンルームを、洗濯機置場に近くすることで、洗濯し、干すという動線は良くすることができます。
さらに、できれば、洗濯物を取り込み、その後の、たたむ → しまう の家事動線も考慮して、サンルームの間取りを考えるとよりいいです。
なお、サンルームに洗濯物を干すのであれば、外から見られるリスクはありません。
浴室乾燥機を設けるプラン
3つ目のおすすめは、平屋に特別な部屋を設けるのではなく、浴室に乾燥機能を設けるプランです。
浴室乾燥機は、浴室に乾燥機能を設けるだけで、それ専用の部屋が必要ありません。
LDK等の他の部屋の広さを削る必要がなにので、限られた広さの平屋には、適しています。
ランドリールームやサンルームは、それ専用のスペースが必要になるので、その点が異なります。
私の自宅(平屋ではなく2階家ですが)では、浴室乾燥機を設け、洗濯物に応じて、洗濯機乾燥、浴室乾燥機を使い分けています。
たまにですが、大量に洗濯物がある場合に限り、2階のベランダに干すようにしています。
浴室乾燥機の場合、洗濯物を限られたスペースの浴室に干すことになるので、洗濯物が大量の場合には、スペースが不足する可能性があります。
そういった場合には、他の場所に干す必要があります。
浴室乾燥機には、このように干すスペースに限りがあるというデメリットもありますが、おすすめです。
ランドリールームやサンルームを設けるほど、広さ的にも、また費用的にも、余裕がない場合には、浴室乾燥機は、おすすめです。
ちなみに、浴室乾燥機の設置費用は10万円ほどです。
ここで、先程お話した4つの条件についてもふれておきます。
まず、日当たり、風通しの条件ですが、そもそも浴室乾燥機なので、その条件をクリアする必要がありません。
また、洗濯物を浴室に干すので、外から見られるリスクがありません。
家事動線は、洗濯機の設置場所と、浴室が近ければ、洗う→干すの動線は、問題ありません。
広さは、どうしても浴室という限られた場所に干すことになるので、そのスペース内で収まる量の洗濯しか干せません。
ぜひ、浴室乾燥機の導入をご検討いただければと思います。
あまりおすすめできない洗濯物の干し場とは?

あまりおすすめできない洗濯物の干し場について、少し解説しておきます。
おすすめできない干し場の一つは、部屋干しです。
洗濯物をどこに干すべきか迷った結果、部屋干しにするケースが、平屋では多いです。
以下にご紹介するように、部屋干し用の便利グッズは多数あり、洗濯物を部屋に干すことは可能です。
しかし、私は、この部屋干しを、あまりおすすめしません。
一番の理由は、部屋に洗濯物が干されていると、その部屋での快適性が大きく損なわれるからです。
また、部屋干しだと、洗濯物が乾きにくいとか、洗濯物が生乾きになり、臭いが発生する可能性があるとか、来客に洗濯物を見られるリスクがあるなど、デメリットがあるからです。
そして、もう一つのおすすめできない干し場は、平屋の前面にあるウッドデッキやテラスです。
なぜなら、ウッドデッキやテラスの場合、洗濯物を目隠しするのが難しく、通りを歩く者から見られるリスクが高いからです。
ただし、何らかの方法で洗濯物を目隠しできるのであれば、話は別です。
垣根や植栽を設けたり、ウッドデッキやテラスに柵を設けることで、外から洗濯物が見られるリスクを回避できるのであれば、ウッドデッキやテラスに干すのもいいかもしれません。
まとめ

最後に、平屋における洗濯物の干し場についてのまとめです。
何度も申し上げますが、平屋を建てる際に、洗濯物をどこに干せばいいのか、あまりよく検討しなかったために、後悔されるケースが多いです。
外から、どう見えるのかを、よく検討せずに、安易に、ウッドデッキやテラスに干し場を設けた場合です。
家が建った後に、実際に洗濯物を干してみたら、外から丸見えということで、結局、部屋干しにせざるを得ない場合です。
後で後悔しないよう、平屋の間取りプランを決める際には、洗濯物を、どこに干すべきか、よく検討する必要があります。
本記事では、以下の3つのおすすめプランをご紹介しました。
これは、あくまでも参考です。
実際にあなたが建てる平屋の建物、敷地の状況に応じて、最適な洗濯の干し場をご検討ください。
今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
ぜひ、本記事を参考に、あなたの平屋の家づくりを成功させてください。
洗濯物をどこに干すべきか、事前によく検討しなかったために、平屋を建てた後、後悔される方が本当に多いです。
ハウスメーカーや工務店の中には、平屋に強く、洗濯物をどこに干すべきか、そのノウハウがあるところもあります。

平屋の家づくりを、確実に成功させるには、できるだけ多くの間取りプランをもらうことが重要です。

もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
- 平屋の家づくりを何からスタートしていいのか、よくわからない。
- 住宅展示場に行きたいが、その後の営業が面倒で、まだ行けてない。
- そもそも、どこの住宅展示場に行けば、平屋を見ることができるのか、よくわからない。
- 住宅展示場に行ってみたが、特に役に立ちそうな情報は得られなかった。
- 今は、わざわざ住宅展示場に行かなくても、平屋の家づくりに必要な情報を集めることができます。
- 当然ですが、住宅展示場に行けば、住宅メーカーから強烈な営業を受けることになります。
- どこの住宅メーカーに平屋の建築を依頼するか何も決まっていない、単なる情報収集の段階で、営業を受けるのは、かなり面倒です。
あなたの理想の平屋を建てるために、まずは、こちらの平屋特化サービス(無料)を利用されては、いかがでしょうか。
■見積もり依頼と間取りの作成を、ハウスメーカー、工務店に一括依頼できます。
■住宅展示場にも行かず、各社の担当と話も一切しないで、ご自宅で情報収集できます。
■気になる間取りプランを提案したところとだけ、話を進めればいいだけです。
■気に入らなければ、メールで断るだけです。(気まずい電話も不要)
■正式契約しなくても、いくら見積もり、間取りプランをとっても全て無料なので、気軽に依頼をするといいです。
理想の平屋を建てるポイント→詳細
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。