村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
この平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回は、平屋の中でも、比較的狭い20坪の平屋、3LDKの間取りについて解説をします。
20坪クラスの平屋を建てる方には、参考になると思います。
20坪という広さの平屋を、あなたはどう思いますか?
おそらく、少々狭く、コンパクトな平屋だと思われたのではないでしょうか。
一般的には、20坪クラスの平屋だと、2LDKないし1LDKの間取りが普通です。
そして、そこに夫婦2人か、夫婦と子供1人の家族で住むイメージです。
ただ、中には、家族が多いため、最低でも、個室が3つ必要なケースもあると思います。
家族4人、夫婦と子供2人で住む場合の、3LDKです。
今回は、比較的狭い20坪の平屋3LDKの間取りについて、いかにして快適な空間にするのか、解説したいと思います。
あなたが、20坪クラスの平屋を検討されているのであれば、本記事は、きっと役立つはずです。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
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20坪クラスの比較的狭い平屋を建てる際の注意点をまとめましたので、ぜひ、次の記事もお読みいただければと思います。
早速ですが、20坪の平屋3LDKを建てる場合に一番注意をすべきポイントを解説します。
ここを誤ると、まず、間違いなく中途半端な間取りになり、快適な家でなくなるので、ご注意ください。
まずは、以下の間取りをご覧ください。
ほぼ20坪の平屋で、間取りは3LDKです。
まさに、今回のテーマである、比較的狭い平屋の間取りですが、よくご覧ください。
10畳のLDKが平屋の中央にあり、その両端に、6畳の個室が3部屋ある間取りです。
各個室には、充分な収納もあり、広さも6畳と広いので、快適に過ごせると思います。
また、各個室への出入りも、全てLDKを通る間取りになっているため、家族(親子間の)のコミュニケーションがとりやすい間取りです。
さらに、極力、無駄なスペースとなる廊下もないため、居室空間を広くするために工夫をなされた間取りです。
しかし・・
この間取りで、快適にくつろげるかと言ったら、少し疑問があります。
あなたも、そうではありませんか?
なぜ、この間取りだと、少し中途半端な間取りで、快適性に問題があるのだと思いますか?
それは、LDKの広さに問題があるからです。
各個室が6畳もあるのに、家族皆が一番長く、過ごすであろうLDKが10畳と、少し狭いという点です。
以下の記事は、快適なLDKの広さについて解説した記事です。
この記事でも解説していますが、LDKは最低でも12畳の広さは欲しいところです。
家を快適にするには、家族皆が一番過ごすであろう居室のLDKを、できる限り広くするこが重要です。
その点が、この間取りには問題があるため、その結果、快適性が少し損なわれています。
比較的狭い平屋3LDK(20坪)の家を快適にするポイントは・・
個室を少し狭くすることで、できる限り家族皆が一番長く過ごすLDKを広くすることが重要です。
個室とLDKの広さにメリハリを付け、間取りプランを考えるといいです。
次に、20坪の平屋3LDKの快適な間取りをご紹介します。
このクラスを建てる方には、ぜひ、参考にされるといいと思います。
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 3LDK |
玄関位置 | 北玄関 |
敷地面積 | - |
延床面積 | 71.21㎡(21.54坪) |
こちらの平屋3LDKの間取りは、約20坪と比較的狭いにもかかわらず、LDKの広さが16.5畳もあります。
一方、個室は、多少狭い間取りです。
2つの子供部屋の個室を各5.1畳、主寝室を6畳にすることで、LDKを広くすることができた間取りです。
個室とLDKの広さにメリハリが感じられます。
また、この間取りは、ご覧の通り、全く廊下がありません。
洗面脱衣室の水回り、3つの個室、全てが廊下でなく、LDKから直接出入りできるようになっています。
無駄な廊下がないので、その分、よりLDKを広くすることができています。
その結果・・
LDKは、16.5畳と広く、キッチンテーブルやソファー等の家具を配置しても、広さに余裕があります。
南面であり、とても日当たりが良く、北側の窓を開けると、風通しもかなりいい空間で、快適に過ごせます。
そして個室は・・
個室は多少狭いのですが、各部屋には充分なクローゼットがあり、収納面でも全く問題ありません。
個室においても、プラーベートな時間を、快適に楽しめる部屋になっています。
この間取りの平屋3LDKは、実に快適な家になっています。
住居タイプ | 平屋 |
---|---|
間取り | 3LDK |
玄関位置 | 南玄関 |
敷地面積 | - |
延床面積 | 72.04㎡(21.79坪) |
こちらの平屋3LDKも、約20坪と狭いのに、LDKは14畳もあります。
北側の2つの洋室ABを5.1畳にし、主寝室を6.3畳と、少し狭くするのと、ほぼ廊下が、この間取りにはありません。
こういった工夫で、LDKを14畳と広くできたわけです。
ただし、南側に玄関があるため、その分、上の間取りよりも、LDKが狭くなっています。
この間取りの快適性ですが・・
LDKは、14畳と広いので、必要な家具を配置しても、広さには余裕があります。
南面であり、日当たりは抜群に良く、さらに西側にも窓があるため、風通しもかなり良く、このLDKの空間は、実に快適です。
2つの洋室ABにはクローゼットがり、寝室にも、約2畳のかなり大きなクローゼットがあり、収納面は充分です。
玄関を入って左が、家族皆が過ごすプライベートゾーンのLDKで、右側がプライベートゾーンの3つの個室です。
各個室が、LDKと少し離れているので、よりプライベート感が高いと思います。
充実したプライベートな時間も堪能できる間取りです。
以上、平屋3LDK(20坪)の間取りについて解説をしました。
最後にまとめです。
20坪の平屋の3LDKの間取りは、狭い平屋にもかかわらず、個室が3つと部屋数が多いです。
この場合、間取りプランを誤ると、何となく、全体が中途半端となり、快適な家でなくなる危険性が高いです。
今回の平屋のように、狭いにもかかわらず、個室の数を多くする場合は、ズバリ!できる限りパブリックゾーンのLDKを広くし、プラーベートゾーンの個室をコンパクトにするのがポイントです。
ぜひ、本記事を参考に、あなたの平屋家づくりを成功させてください。
本記事で解説した通り、LDKと個室の広さにメリハリをつけることが重要です。
狭い家にもかかわらず、部屋数を多くし、快適な家にするには、間取りプランに工夫が必要です。
当然、こういった平屋の施工実績のない住宅会社では対応できません。
誤って、そういった住宅会社に依頼をすると、まず間違いなく、あなたの家づくりは失敗します。
そうならないようにするには・・
まず、家づくりを依頼する住宅会社は、同じような平屋を建てたことがある実績豊富で、スキルが高いところを選びます。
そして、あなたに合った間取りプランを提案できる、信頼できる住宅会社に依頼します。
さらに、相場からみてリーズナブルで妥当な金額で、発注することも大切です。
そのためには、ぜひ、複数の住宅会社から間取りプランの提案と、相見積もりをとるようにしてください。
ただ、理屈でわかっても、具体的にどうしたらいいのか、よくわからないのではないでしょうか?
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もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
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■気に入らなければ、メールで断るだけです。(気まずい電話も不要)
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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ぜひ、本記事を参考に、家づくりを成功させてください。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■よりスムーズに家づくりを進められるよう、具体的な進め方について修正を加えました。ぜひ、参考になさってください。(2023/8/10)