村上悠です。
私は、実際に、平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
この平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
平屋家づくりの経験、さらには自分で研究したことをベースに記事を書こうと思います。
今回の平屋の間取り特集は、15坪とかなり狭い、小さな家の平屋の間取りを取り上げます。
ご紹介するのは、かなり小さな家の平屋ですが、15坪のロフト付きのおしゃれなログハウスです。
上の写真から、わかるように、かなりコンパクトではありますが、実にバランスよくまとまったおしゃれな平屋ログハウスです。
この15坪の平屋ログハウスは、外観だけでなく、間取りも素晴らしいんです。
15坪と小さな家の平屋にもかかわらず、居室は、驚くくらい広々空間に感じ、快適に暮らせる家になっています。
ここから、狭い小さな家を、いかに快適にすることができるか、1つのポイントがわかります。
次のパートで、具体的な間取りで、解説します。
狭い家、小さな家の平屋を建てようとされている方には、かなり参考になると思います。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
ちなみに、私が建てた、こちらの平屋ガレージハウスは、賃貸ですが、1部屋の広さが、12坪しかありません。
なので、15坪の小さな家の平屋の間取りには、すごく興味があります。
今回ご紹介する間取りは、あれこれ調べている中で、特にいい!と思った間取りです。
ぜひ、参考にしてみてください。
平屋のロフトに関しては、次の記事に解説がありますので、ぜひ、お読みください。
あなたの理想の平屋を建てるために、まずは、こちらの平屋特化サービス(無料)を利用されては、いかがでしょうか。
■見積もり依頼と間取りの作成を、ハウスメーカー、工務店に一括依頼できます。
■住宅展示場にも行かず、各社の担当と話も一切しないで、ご自宅で情報収集できます。
■気になる間取りプランを提案したところとだけ、話を進めればいいだけです。
■気に入らなければ、メールで断るだけです。(気まずい電話も不要)
■正式契約しなくても、いくら見積もり、間取りプランをとっても全て無料なので、気軽に依頼をするといいです。
関連記事:
出典:TALO
それでは、小さな15坪のロフト付き平屋ログハウスの間取りをご紹介します。
上の間取り図が、今回の間取りですが、どうでしょうか?
実に、バランスよくまとまっていて、快適に暮らせると思いますでしょうか?
私は、この間取りを見た時に、個室が2つもあり、さらに広いLDK、そして大きなテラスまであり、小さな家にもかかわらず、よく工夫された間取りだと、ぜひ、参考にしたいと思いました。
ここで、この小さな家の平屋15坪のログハウスは、参考になるポイントがたくさんありますが、ここで特筆すべきいくつかのポイントをご紹介します。
玄関まわりのテラスですが、深い軒下であり、ここの空間に、椅子やテーブルをおいて、ここでくつろぐことができます。
屋根があるので、天候に左右されず、この空間を有効活用できます。
単なる玄関アプローチとしてだけでなく、アウトドアリビングとしても使える間取りです。
玄関ホールは、土間のような形にし、その中に薪ストーブも設置しています。
玄関ホールには、結構スペースがとられ、その空間は、活用されていないというケースが多いですが、今回の間取りでは、LDKの一部として活用されています。
LDKの一部が、土間になっているのも、すごく魅力的です。
平屋は、2階がない分、屋根を高くし、広い空間がとれるのがメリットですが、この間取りは、それをうまく活用しています。
LDKの天井が、すごく高いので、部屋が、かなり広々感じます。
狭く小さな家だと、一番ストレスに感じるのは、やはり収納不足です。
この間取りは、大きなロフトを2か所に設け、その問題を解消しております。
おそらく、収納だけでなく、ここでくつろぐことも可能ですし、来客の際に泊まっていただくことも可能です。
ロフトとする場合、ロフトの天井の高さを1.4以下にする必要があります。
1.4mを超えた高さにすると、法律上、ロフトではなく、居室とみなされ、家も平屋ではなく、2階建て住宅に分類されます。
ロフトは1.4m以下と、高さ制限がありますが、このロフトの空間は、収納という面では、全く問題なく使えますし、来客用の一時的な部屋でも全く問題ないです。
あと、まるで隠れ家的な感じで、書斎や趣味の部屋にも使えます。
平屋を建てるのであれば、このロフトは、積極的に取り入れたいものです。
この他にも、この平屋の間取りは、15坪と狭く小さな家にもかかわらず、実に、快適な家になっています。
日当たり、風通し・・以下の記事で解説した、快適する間取りの12ポイントも、全てクリアされています。
なぜ、平屋の間取りが、15坪と狭い小さな家にもかかわらず、ここまで快適な空間に仕上げることができたのか?
あなたは、なぜだか、わかりますか?
そのポイント、狭い家を快適なもにするポイントは、たった1つです。
次のパートで、詳細を解説します。
15坪とかなり狭い小さな家の平屋を、広々感じる快適な家にする、間取りのポイントは、たった1つです。
それは・・
プライベート空間とパブリック空間にメリハリをつけた間取り
今回ご紹介した小さな平屋15坪の間取りでは、このメリハリが実に感じられます。
まず、個室の2部屋を、かなり狭くしています。
その狭さは、ロフトを設けることで一部解消はしていますが。
その分、LDKを最大限に広くしています。
LDKに玄関ホールも取り込んで、さらに広く感じます。
プライベート空間、パブリック空間に、メリハリが本当に感じられます。
本当に、参考になる間取りです。
ここで、メリハリの感じられない、間取りを1つご紹介しますので、ぜひ、今回の間取りと比較してみてください。
こちらの間取りは、よくある感じのものです。
独立した玄関ホール、広めの個室が2つ、そして納戸、キッチン、水回りも広いです。
ただし、リビング・ダイニングは、間取りでは、はっきりしません。
おそらく、2つの個室の1つをリビング・ダイニング的な部屋として使い、残りの1つを寝室に使うと思われます。
私は、この間取りから、広々、快適な家を感じません。
なぜなら、間取りにメリハリがなく、まんべんなく、それぞれの空間を広くした結果だと思います。
プライベート空間とパブリック空間にメリハリをつけた間取り
ここは、狭い小さな家であれば、あるほど、重要な間取りのポイントです。
ぜひ、参考にしてください。
参考:
平屋20坪の2LDK・小屋裏(ロフト)付きの間取りに関する記事です。
平屋30坪のロフト付きの間取りに関する記事です。
土間とロフト付きの平屋の間取りに関する記事です。
平屋15坪のように、かなり狭く小さな家を建てる際の注意すべき点を、ここでお話しておきます。
おそらく、このクラスの家を希望される方は、例えば、独身で一戸建てを建てたいとか、老後ゆったりと夫婦で暮らせる小さな家を建てたいとか・・そういった方ではないでしょうか。
いずれにしても、コンパクトな小さな家を建てる際に、注意すべき点があります。
当然ですが、狭い家であれば、その分、建築費用は安く抑えることが可能で、そこは大きなメリットです。
しかし、この費用が安いという理由だけで、安易にコンパクトな家を建てるのは危険です。
後で、こんなはずではなかった、もっと広い家にすればよかった失敗したいと後悔することになるので、本当に注意してください。
そうならないためには、まず、そこに住む家族構成で、どのような生活が出来るのかを、しっかりイメージすることが重要です。
15坪の平屋であれば、30畳の広さであり、かなり狭いです。
その小さな家で、どんな暮らしを送りたいのか、なるべく具体的にイメージしてください。
快適な暮らしができると自信があるのであれば、ぜひ、小さな家づくりを進められるといいと思います。
しかし、少しでも疑問を感じた方は、まずは、専門家に相談されるのがいいと思います。
以上、狭い平屋を、いかにして、広く感じる快適な家にできるのか、間取りのポイントを解説しました。
今回、取り上げた小さな家の平屋15坪のロフト付きログハウスは、どちらかと、週末住宅的な家ですが、普通の住宅にも、全く同じことが言えます。
狭い家でも、間取りにメリハリをつけることで、何倍にも快適な家にすることができます。
ちなみに、今回のようなログハウスを、都市部に建てるのも全く問題ないとは思います。
多少、薪ストーブの煙の問題は、あるかもしれませんが。
1人~2人で暮らすなら、15坪は、快適に暮らせる広さです。
本記事でご紹介した家のように、間取りを工夫することで、より快適な家にすることができます。
ぜひ、本記事を参考に、あなたの平屋家づくりを成功させてください。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
もし、あなたが、以下の4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、続けてお読みください。。
あなたの理想の平屋を建てるために、まずは、こちらの平屋特化サービス(無料)を利用されては、いかがでしょうか。
■見積もり依頼と間取りの作成を、ハウスメーカー、工務店に一括依頼できます。
■住宅展示場にも行かず、各社の担当と話も一切しないで、ご自宅で情報収集できます。
■気になる間取りプランを提案したところとだけ、話を進めればいいだけです。
■気に入らなければ、メールで断るだけです。(気まずい電話も不要)
■正式契約しなくても、いくら見積もり、間取りプランをとっても全て無料なので、気軽に依頼をするといいです。
理想の平屋を建てるポイント→詳細
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■「このクラスの小さな家を建てる際の注意点とは?」の記事を追加しました。狭く小さな家を建てる際の注意点なので、ぜひ参考にして頂ければと思います。(2022/8/22)