村上悠です。
私は、実際に、賃貸の平屋のガレージハウスを建てた経験があり、平屋は好きで、自分でも、かなり研究をしました。
この経験に基づき記事を書こうと思います。
今、平屋が、老後住みやすいと、人気です。
本記事では、平屋2LDKの間取りを紹介し、いかに老後の暮らしが快適かを、解説します。
現在、少子化やコロナ禍の影響もあって、新築の住宅着工件数が伸び悩んでいます。
そんな住宅業界には厳しい時代ですが、そんな中、平屋の着工件数は、着実に伸びています。
なぜ、平屋が、ここまで人気なのか、あなたは、理由がわかりますか?
それは・・
コンパクトな平屋は、暮らしやすいというのが人気の理由です。
子供が独立し、使っていない部屋があって、掃除が大変とか。
階段を使って、1階と2階を行き来するのが、体力的にしんどいとか。
家が大き過ぎて、冬、寒すぎるとか。
皆さん、2階建ての家について、いろいろ不満があるようです。
こういった不満も、コンパクトな平屋であれば、全て解決できます。
特に、足腰の弱った高齢者には、平屋は住みやすいと人気です。
本記事では、平屋がいかに、老後において住みやすい家かを、解説します。
特に、2LDKの平屋がおすすめですが、なぜなのかを、具体的な間取りを紹介し、解説します。
平屋をお考えの方、特にシニア世代の方には、とても参考になる内容です。
ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
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まず、平屋は、なぜ老後住みやすい家なのか、その理由を説したいと思います。
平屋が老後、住みやすい理由は、大きく5つあります。
それでは、順々に解説していきたいと思います。
まず1つ目の理由です。
平屋は、階段がない、フラットなバリアフリーの家です。
足腰の弱った高齢者には、階段の昇り降りは、かなりしんどく、億劫なものであり、危険です。
階段がない平屋であれば、当然、昇り降りは不要なので、何をするにも本当に楽です。
また、転落、転倒事故を防ぐ意味でも、階段がない平屋は、高齢者に優しく、暮らしやすい家です。
中には、階段で転倒し、骨折した事が原因で、寝たきりになり、さらに、それがきっかけで認知症を発症するといった悲惨なケースもあります。
そんな悲惨な事故も、平屋であれば防ぐことができます。
このように、階段のないフラットなバリアフリーの平屋、老後、暮らしやすい家です。
次に、2つ目の理由です。
平屋は、1階建ての家なので、上下の移動はなく、基本的に、全て平行移動で済みます。
2階建ての家のように、階段を使って、1階と2階を行き来しながら、家事や生活をする必要もありません。
全て、平行移動だけで済む平屋を、コンパクトな間取りににすることで、さらに効率良い動線を実現できます。
キッチンと洗面の水回りを近くし、さらに部屋毎の距離も短くできるので、かなり生活動線は良いです。
例えば・・
1階の洗面所の洗濯機で洗い、濡れた重い洗濯物を持って、階段を上がり、2階のベランダに干すなんてケースもあると思いますが。
高齢者には、体力的にもかなり厳しいはずですが、平屋であれば、平行移動だけなので、本当に楽です。
生活動線の短い、コンパクトな平屋は、老後、とても暮らしやすいです。
それでは、3つ目の理由です。
平屋は1階だけの家なので、地震や火災などの緊急時に、1階の掃き出し窓から簡単に避難できます。
例えば・・
2階建ての家であれば、2階の寝室から、階段を使って、1階に降り、そこから避難するケースもあります。
これは、災害時に階段を使って降りるというのは、高齢者にとって、かなりの負担です。
平屋であれば、簡単に、避難もできるので、この点でも、老後暮らしやすい家と言えます。
さらに4つ目の理由です。
平屋は、1階の建物であるため、当然、全ての居室が、地面に近く、屋外に出やすい家です。
居室の窓を大きくする等、間取りを工夫することで、外の風や自然を、室内に取り込むことができます。
例えば・・
ウッドデッキやテラスを設けることで、庭をリビングの一部のようにできる、アウトドアリビングを設けることも可能です。
高齢者になると、家にいる時間も、より長くなります。
家に居ながら、外の風や、光や、自然を感じ、楽しめる環境は、老後の暮らしにとって、とても大切です。
平屋は、その点でも、老後住みやすい家と言えます。
そして、最後に5つ目の理由です。
平屋には2階がないため、当然ですが、1階部分に2階の重さがかかりません。
そのため、平屋は、構造的な制限を受けないため、柱や壁が少ない広々とした空間や大きな開口部をつくりやすいです。
平屋であれば、かなり開放的で明るいリビングにすることも可能です。
家に滞在する時間の長い老後においては、リビングを快適な空間にすることは、極めて重要です。
その点でも、平屋は、老後、住みやすい家と言えます。
次に、老後住みやすい平屋の間取りについて解説したいと思います。
老後、住みやすい平屋は、ズバリ!2LDKの間取りの平屋です。
2LDKの内訳は・・
この2LDKの間取りであれば、老後においても快適に暮らせるはずです。
ポイントは、必要最小限の部屋数にすることです。
部屋数が多くなると、その分掃除の負担も大きくなり、何かと暮らしにくくなります。
自分の生活スタイルにあった、必要最小限の部屋数の間取りにすることがポイントです。
あなたは、この2LDKの間取りをどう思われますか?
次のパートで、具体的な平屋2LDKの間取りを紹介し、老後の暮らしやすさについて、さらに解説したいと思います。
それでは、実際の平屋2LDKの間取りで、老後の住みやすさを検証したいと思います。
出典:住友林業の家
こちらの平屋2LDKは、延床面積が79.49㎡(24.04坪)です。
老後に夫婦二人で住むには、ちょうどいい広さの、コンパクトな平屋です。
間取りは、建物の中央に、20畳のLDKがあり、それを挟むように8畳の寝室、6畳の和室がある2LDKです。
6畳の和室は、趣味の部屋として、またゲストの宿泊場所としても使え、様々な目的で使えます。
さらに、仲の良い夫婦でも、一人になりたい事があると思いますが、そんな時に、この和室を使うことも可能です。
まず、キッチンの隣に、洗濯機のある洗面所があり、料理をしながら洗濯もできます。
洗濯、料理等の家事動線がよく、高齢者でも、何のストレスもなく、暮らせます。
この2LDKの平屋は、リビングを中心にして、廊下が全くない間取りであるため、どの部屋に行くにも、移動距離が短く、生活動線が極めていいです。
洗面、風呂が廊下の先にある場合、冬場は、かなり寒くなります。
暖かいLDKや寝室と寒い洗面、風呂との温度差によって、血圧が激しく変動するヒートショックを起こす危険性もあります。
この2LDKの間取りでは、キッチンの隣に、洗面、風呂があり、引き戸を開けておくだけで、LDKの暖房を、そのまま利用することができます。
この間取りであれば、洗面、風呂は、冬場でも暖かく、ヒートショックの危険性は少ないです。
LDKは南側にあり、大きな開口部から、外の日差し、風も入り、とても明るく快適です。
また、LDKの前面には、大きなウッドデッキもあり、そこをアウトドアリビングとして使うことも可能です。
外の空気を感じながら、過ごせる、快適なLDKは、本当に快適はなずです。
寝室で寝ていても、南側の掃き出し窓からウッドデッキの外に逃げることができます。
また、LDKにいても、和室にいても、どこにいても、南側の大開口の掃き出し窓から、簡単に避難することができます。
出典:ミサワホーム
こちらの平屋は、延床面積が73.35m²(22坪)です。
先程ご紹介した平屋と同様、コンパクトな平屋であり、老後の夫婦で快適に過ごせる広さです。
南側の玄関、玄関ホールを挟むように、18畳のLDKがあり、反対側に、8.5畳の寝室、6畳の和室があります。
6畳の和室は、南東の角にあり、前面には、ウッドテラスもあって、とても明るく快適な部屋です。
そこで趣味を楽しんだり、客間として使ったり、様々な目的で使えます。
キッチンの裏に、接するように洗面、風呂があります。
料理をしながら洗濯もでき、家事動線は極めて良い間取りです。
高齢者にとって、洗濯は体力的にも負担ですが、移動距離が短いこの間取りであれば、負担も軽いはずです。
LDKから、寝室、和室への移動距離も短く、生活動線がとても良い、間取りです。
高齢者でも、快適に過ごせる間取りです。
洗面、風呂が、キッチンのすぐ隣にあるため、引き戸を開けておくだけで、LDKの暖房を活用し、洗面、風呂を暖かくすることができます。
高齢者に多い、血圧が激しく変動するヒートショックの危険性は小さいです。
LDKは南西の角にあり、南側にも大開口の窓があり、西側にも、大きな掃き出し窓があります。
明るく快適なLDKで、居室にいながらにして、外の光、風の自然を感じることができます。
このLDKであれば、老後も、快適に過ごせるはずです。
寝室で寝ている時でも、和室にいる時でも、LDKで過ごしている時でも、各部屋の大きな開口部から、外に、簡単に避難できます。
地震や火災の時、高齢者でも、最短の移動距離で避難できます。
以上、平屋が、いかに老後住みやすい家であるかを解説しました。
実際の平屋2LDKの間取りも紹介したので、よくおわかり頂けたと思います。
参考になりましたでしょうか?
それでは、最後にまとめです。
ここで、簡単に復習しておきます。
まず、平屋は、老後、とても住みやすい家です。
理由は、大きく5つありましたよね。
そんな平屋ですが、1点注意すべきことがあります。
それは・・
自分の生活スタイルに適した、必要最小限の部屋数で、程よい広さのコンパクトな平屋にすることです。
部屋の数が多く、家も広くなると、動線が悪くなり、暮らしにくい家になるので、注意が必要です。
本記事では、平屋2LDKの間取りで、延べ床面積も22坪~24坪と、比較的コンパクトな平屋をご紹介しました。
ぜひ、あなたの老後の暮らし方に適した、素敵な平屋を建ててください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。