土間リビングは寒い!失敗しないための対策とは?

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験が多数あります。
平屋ガレージハウスのガレージは、まさに土間です。
その土間を実際につくり、使ってみた経験をベースに、記事を書こうと思います。
今回は、土間リビングで失敗しないための、寒さ対策について解説します。
こちらは、私が建てた、賃貸物件のガレージハウスで、自分でも週末を中心に、その一部を使っております。
このガレージの土間空間は、春から秋にかけて、すごく快適ですが、しかし、冬場は、状況が一転します。
特に、冬の朝の寒さは、かなり厳しく、土間があまりに寒いので、ほぼ使うことができません。
後で解説しますが、この寒さは、床が土間であることによるものです。
今回のテーマである土間リビングも、床が土間なので、当然、ガレージと同様、冬場はかなり寒いです。
何の寒さ対策も講じなければ、まず、寒すぎて、土間リビングを、冬に使うことができません。
実は、土間が寒いと後悔される方が多いです。
そこで、本記事では、冬でも、土間リビングを快適に使うことができる寒さ対策について解説します。
土間リビングが寒いと失敗、後悔しないために、ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
土間リビングは、とても魅力的な空間であり、新築の際に、土間の導入を希望される方が増えています。
しかし、適切な対策をとらずに土間リビングをつくると、まず間違いなく失敗します。
冬場、土間が寒いので、ほとんど使えないという失敗です。
このような失敗をしないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、土間のある家を建てや実績が多数あり、寒さ対策のノウハウもあり信頼できる業者に相談することが重要です。
きっと、冬でも快適に使える素敵な土間リビングの間取りプランを提案してくれるはずです。

季節に関係なく1年中快適に使える、素敵な土間のある家を建てたいなら、できるだけ多くの間取りプランを集め、比較検討することが重要です。
土間リビングの間取りとは?

まずは、土間リビングの間取りについて解説します。
こちらは、リビングの一部に土間がある間取りです。
通常のLDKの部屋があって、その延長線上に土間の空間があり、さらに先の外の空間につながっています。
土間の上は大きな吹き抜けで、実に開放感があり、快適な空間です。
しかし、仮に、何の寒さ対策も講じられていなかったとしたら、この快適な空間は、冬場一転します。
まず、土間空間の上は、吹き抜けにもなっているので、土間はかなり寒いはずです。
さらに、何の仕切りもなく一体となっているリビングも、土間の冷気の影響を受けて、寒くなるはずです。
このような事にならないよう、土間空間を設ける際には、寒さ対策が必要です。
こちらは、リビング全体が土間になっている、まさに土間リビングです。
土間には、ソファ等の家具が置かれ、絨毯も敷かれており、通常のリビングと全く同じです。
隣のダイニングから、少し段差があって、下に土間のリビングがあり、さらに外のウッドデッキへとつながる、実に快適な土間リビングです。
土間リビングの上は、吹き抜けになっていて、開放的で快適な空間です。
しかし、こちらの間取りでも、寒さ対策が何も講じられていなければ、冬は寒過ぎて、土間リビングは使えないはずです。
土間リビングの隣のダイニングも、その影響を受けて、寒くなるはずです。
このような事にならないよう、土間空間を設ける際には、何らかの寒さ対策が必要です。
なぜ、土間リビングは寒いのか?

それでは、なぜ土間リビングが寒いのか、その理由を解説します。
ここでお話することは、何も土間リビングに限ったことではありません。
土間の空間であれば、どの場所の土間であっても、同じ理由で寒いです。
それでは、土間が寒い理由を解説しますが、その前に、土間は、暑い夏でも比較的涼しいというメリットについてお話します。
通常、土間のコンクリートの床は、熱伝導率が高く、触るとひんやりしています。
ここは、感覚的にわかればOKです。
部屋の熱を、そのコンクリートの床(土間)が、外に逃がしてくれるため、部屋の温度も下がるということです。
土間面積が広いほど、逃がす熱量が増えるので、部屋はより涼しくなります。
そのため、暑い夏場でも、土間の空間は、涼しいです。
エアコンのように冷えすぎることもなく、適度に涼しく、快適です。
エアコンではない、自然な涼しさは、実に快適です。
また、エアコンの使用量が減るので、結果、光熱費の節減にもつながります。
ここは、床が土間であることの、大きなメリットでもあります。
一方、冬場の土間はどうなると思いますか?
当然、冬でも、夏と同じように、部屋の熱は、土間から外に逃げます。
部屋をいくら暖めても、コンクリートの土間から、熱が奪われるわけです。
部屋の熱は、壁、通常の床、天井、窓からも外に逃げるのですが、土間から逃げる熱量は、他と比べかなり多いです。
そのため、断熱など何も対策を講じない、昔ながらの土間だと、土間の床温度が、外気温度みたいな感じになります。
部屋の熱は底なしに、土間から、地面に奪われ、土間の空間は、底冷えする場所です。
土間を、リビング等の居住空間で使うとなれば、当然、次のパートで解説するような、何らかの寒さ対策が必要になります。
失敗しないための寒さ対策とは?

いよいよ本題です。
土間リビングで失敗しないための寒さ対策について解説します。
床断熱の導入
床下に断熱材を施工することで、床下からの冷気を止め、足もとの冷えを防ぎます。
現場の状況と予算に応じて、断熱材の種類も施工方法も異なり複雑です。
ここは、プロの住宅会社に相談するのがいいです。
床暖房の設置
土間に床暖房はおすすめです。
実際、私も、温水循環式の床暖房が施工された土間で過ごしたことがありますが、とても快適でした。
土間の床面は、手で触ってもほんのり温かく、素足でも快適です。
足元からほんわり温かいのは、実に気持ちがいいです。
ちなみに、温水循環式の床暖房は、土間の床下に配水管を設置し、ボイラーで温めたお湯を配水管に通すことで、部屋を暖めます。
薪ストーブの設置
薪ストーブの設置も、寒さ対策にいいです。
こちらの土間リビングには、土間の上に薪ストーブが設置されています。
実は、私も自宅のリビングに、薪ストーブを設置しているので、よくわかるのですが、薪ストーブの暖房効果は抜群です。
たった1つの薪ストーブで、家全体を、効率よく暖めることが可能です。
この画像の事例のように、天井の高い開放的な土間リビングでも、薪ストーブで部屋全体を暖めることは可能です。
天井が高かったり、吹き抜けがある場合でも、薪ストーブであれば、空間全体を、暖房することができます。
カーテンやロールスクリーンの設置
土間空間と、室内の空間を区切ることができる、カーテンやロールスクリーンを設置します。
空間を仕切ることで、暖房効率をアップさせることができます。
二重窓などの導入
土間リビングには、大きな掃き出し窓の大開口を設け、外の庭などの空間とつなげる間取りがよくあります。
大きな窓だと、ここから、かなりの熱が外に逃げます。
そういった事を防ぐには、窓を二重窓にするのがおすすめです。
部屋の熱は、土間程ではありませんが、窓からも、多くの熱が逃げます。
断熱性を高める二重窓は、おすすめです。

いくつか土間の寒さ対策について、ご紹介しましたが・・
私としては、床断熱、床暖房は必須だと思います。
床暖房と、他の暖房器具(エアコン、ストーブ等)の併用で、寒い冬でも問題ないです。
ただ、もし可能であれば、ぜひ、薪ストーブの導入を検討されるといいです。
薪ストーブは、暖房効率が良く、温かさも身体に心地よく、さらには、薪ストーブそのものが、土間空間のアクセントになります。
土間リビングの空間が、薪ストーブにより、よりおしゃれで、センスのいい空間になります。
まとめ

最後に、土間リビングで失敗しないための寒さ対策についてまとめです。
新築で土間リビングをお考えの方は、必ず、冬場の土間空間の寒さ対策を考える必要があります。
寒い冬の、特に早朝の土間リビングは、底冷えのする空間です。
ぜひ、信頼できる専門の住宅会社に、どうしたらいいのか、対応策を相談してみてください。
本記事を参考に、ぜひ、理想の土間のある家を建ててください。
土間リビングは、とても魅力的な空間であり、新築の際に、土間の導入を希望される方が増えています。
しかし、適切な対策をとらずに土間リビングをつくると、まず間違いなく失敗します。
冬場、土間が寒いので、ほとんど使えないという失敗です。
このような失敗をしないためには、まず、ハウスメーカーや工務店で、土間のある家を建てや実績が多数あり、寒さ対策のノウハウもあり信頼できる業者に相談することが重要です。
きっと、冬でも快適に使える素敵な土間リビングの間取りプランを提案してくれるはずです。

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村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。