村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、家づくり経験があります。
どちらも、外構(エクステリア)には、かなり、こだわり作り込みました。
本記事では、私のこれまでの経験をベースに、新築の際に、外構で失敗しないための6つの注意点を解説します。
外構は、新築の家にとって、とても重要です。
外構の仕上がりが良いと、家の外観も各段に良く見え、結果、家の評価も良くなります。
新築の家は、外構・エクステリアの出来上がり次第ということす。
このように、新築の家にとって、外構はとても重要だということです。
にもかかわらず、なぜか、皆さん、外構を、あまり重視しません。
その結果、新築の家で、失敗、後悔される方が、本当に多いです。
本記事では、新築の外構で失敗、後悔しないために、何に注意をしたらいいのか、〇つのポイントを解説します。
あわせて、私の体験した事例も含め、外構の失敗事例もご紹介します。
新築の家づくりで失敗、後悔したくない方には、ぜひ、本記事をお読みいただきたいと思います。
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まずは、新築の外構で失敗、後悔しないために注意すべき点を解説します。
新築の外構で失敗しないために注意すべきポイントは、以下の6つです。
それぞれについて解説を続けます。
新築の家づくりにおいて、どうしても、外構は、間取りや内装に比べると、軽視されがちです。
新築の間取りプランの打ち合わせには、何時間も時間をかけるのに、外構には、ほとんど時間をかけません。
外構については、家の間取り、内装も確定した後に、ようや考え始めるといったケースがほとんどです。
しかし、この外構は、家にとって極めて重要です。
家を訪れた方の家の印象は、最初に見るその家の外構で決まってしまうと言われています。
外構の出来がいいと、その家の外観もよく見え、結果、素晴らしい家だと評価されます。
逆に外構がイマイチだと、その家の外観も良くないと見え、結果、いくらその家の間取りや内装が良くても、家の評価は悪くなります。
外構の仕上がりに応じて、家も評価されることを、よく意識してください。
新築の家づくりで失敗、後悔しないためには、外構を間取りや内装と同じレベルで考えることが重要です。
新築の間取りプランの打合せでは、常に、外構を意識しながら進めるといいです。
以上が1つ目の、注意点です。
外構を軽んじる傾向が強く、外構にかける費用の予算を、しっかり組まない方が多いです。
結果、外構にかける費用がなくなり、仕方なく、最低限のことしか、外構にできなくなるケースです。
新築の家づくりで失敗、後悔しないためには、外構についても、しっかり予算を組むことが重要です。
家の間取りプランを考える際に、その家でどのように暮らしたいかを、検討しますよね。
その際には、将来の家族構成も考慮しながら、できる限り具体的なシーンをイメージしながら行いますよね。
外構・エクステリアも、それと全く同じです。
外構を、どのような目的で使いたいのか、家族構成も考慮し、決める必要があります。
ちなみに、私の場合の、外構の主たる使用目的は・・
ウッドデッキのある中庭で、まるで部屋にいるかのように、外の視線を気にすることなく、食事をしたり、お茶を飲んだり、昼寝等をしたいという目的でした。
あなたは、外構を、どのような目的で使いたいですか?
愛車のためにカーポートを設けたいとか、庭の一部で家庭菜園もやってみたいとか、休みの日にBBQをしたいとか、子供達を、そこで遊ばせたいとか。
こういった目的を達成するには、どういう外構をつくればいいのかを考えればいいのです。
外構の使用目的を明確にすることは、新築の家づくりで失敗、後悔しないために、とても重要です。
外構は、見た目や流行によるよりは、まずは、使い勝手を優先することが重要です。
多少見栄えが悪くても、使い勝手のいい方を選ぶことが重要です。
例えば・・
本来であれば、植栽に水やりをする際に、近くて便利な場所に立水栓を設置すべきなのに、見栄えを気にし、水道の立水栓を他の場所に移したケースです。
植栽に水やりをする際に、長いホースが必要になり、とても不便とか。
また、本来、門から玄関までのアプローチは、どのような天気でも安全に歩けるようにすべきです。
しかし、見栄えの良い、お洒落な材質でつくったために、雨が降ると滑りやすくなり、危険になるケースです。
こういったことにならないよう、外構は、使い勝手を優先することが重要です。
外構は、つくって終わりでなく、その後に、メンテナンスが必要です。
例えば、苔で滑りやすくなった床面を、デッキブラシで掃除をするとか、ウッドデッキを長持ちさせるために、定期的にオイルステンを表面に塗るとか。
こういったメンテナンスを行わないと、外構の状態は、日に日に悪化し、見栄えも使い勝手も悪くなります。
こういったメンテナンスを減らすことも、外構を考える重要なポイントです。
先程の事例で言えば、できる限り、汚れないもの、耐久性の高いものを選ぶことで、メンテナンスの負担も減らすことができます。
植栽のメンテナンスは、かなり大変なので、特に注意が必要です。
定期的に剪定を行わないと、枝葉が伸び放題になり、かなり見栄えが悪くなります。
さらに、水やり、外注対策・・植栽の種類にもよりますが、メンテナンスは結構、大変です。
ガーデニングに興味の無い方は、植栽の植え過ぎにはご注意ください。
外構の水はけは、極めて注意が必要です。
外構の排水対策をしっかり行わないと、水はけが悪く、いつまでもジメジメした外構になり最悪です。
水はけが良いか否かは、実際に、雨が降らないと、正直、わかりません。
事前に、はっきりと確認することが難しいので、これで失敗したと後悔するケースが本当に多いです。
雨が降った後、いつまでも水たまりがあるような外構は、本当に最悪です。
こういったことにならないよう、くれぐれも、依頼をする業者の選定は、慎重に行ってください。
外構工事の排水対策のスキルがあり、実績豊富な業者に依頼をすることが重要です。
ここで、新築の外構で失敗した後悔されることが多い、よくある失敗事例をご紹介します。
外構の場所 | 失敗事例 |
---|---|
門から玄関のアプローチ |
■雨が降ると、アプローチの表面が滑りやすくなり経験である。 |
駐車場 |
■駐車スペースが狭過ぎて、使い勝手が悪い。 |
駐輪場 | ■駐輪スペースがなく、自転車を停める場所がない。 |
ウッドデッキ |
■奥行きが狭過ぎて、使い勝手が悪すぎる。 |
外用の水道・コンセント | ■外で使う水道の設備、コンセントがないので、とても不便である。 |
植栽・芝生 |
■植栽の剪定を行わないために、枝葉が生い茂りジャングルのようになったしまい、室内が暗い。 |
ちなみに、私の外構における失敗例は、ほとんどありません。
もともと、外構を居室の一部のようにしたいという強い希望があったので、間取りプランの打ち合わせの際にも、外構について、最初から随分と担当者と協議しました。
数は、少ないですが、失敗例は、照明が多過ぎる点くらいです。
一度使ったきり、もう何年も使っていない照明が数か所あります。
それ以外には、特にありません。
最後に、新築の外構について、まとめます。
外構の出来が悪いと、せっかく新築で建てる家も、評価が悪くなるということは、よくおわかりいただけたと思います。
家の間取りを決める時と、同じくらい、外構も慎重に検討されるといいです。
その際には、以下の6つのポイントに注意をする必要があります。
新築の外構工事の費用面で、重要な補足です。
既にこちらの記事で解説しておりますが、新築の際の外構は、通常、住宅メーカーが外構業者を紹介してくれます。
しかし、ここで注意が必要です。
他の、信頼できるスキルの高い外構業者を2~3社、見つけ、相見積もりをとるようにしてください。
相見積もりをとることで、確実に価格は安くなりますし、仕上げも、間違いなく良くなります。
注意)確実に、外構業者から住宅メーカーに支払われる紹介手数料分は、絶対に安くなります。
ただし、信頼できる外構業者を見つけるのは、普通の方には、まず無理です。
そこで、私もよく使いますが、以下の2つのサービスは、かなり役に立ちました。
できる限り安い費用で
信頼できる外構業者に依頼をしたい方へ
安く、外構工事を確実に成功させたい方には、ぜひご検討頂ければと思います。私も複数回利用しましたが、外構工事は成功し大満足です。
こちらの2つの「比較サイト」(画像の上から順)
■タウンライフリフォーム(外構)の詳細
■
それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画する外構工事に、最適な地元優良の外構業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。
本記事は、参考になりましたでしょうか。
ぜひ、素晴らしい外構をつくってみてください。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。