理想のシューズクロークをご紹介!間取り・広さで注意すべき6つのポイントとは?

理想のシューズクロークをご紹介!間取り・広さで注意すべき6つのポイントとは?

 

理想のシューズクロークをご紹介!間取り・広さで注意すべき6つのポイントとは?

2020/02/12  更新:

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てるなど、家づくり経験があります。
さらに、経営する複数の賃貸物件のリフォームを何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、シューズクロークについて取り上げます。

 

理想のシューズクロークの間取り・広さについて、さらに6つの注意点について解説します。


 

シューズクロークを、新築の際に、ぜひ導入したいという方が、今増えています。

 

私も自宅にシューズクロークを設置しましたが、本当に使い勝手がよく、快適です。

 

設計士と何度も打ち合わせをし、かなりこだわったシューズクロークで、後程ご紹介しますが、すごく満足しています。

 

実は、この人気のシューズクロークで、失敗する方が多いです。

 

単なる靴を収納する場所としか考えず、そのため、中途半端なシューズクロークをつくってしまい、後悔するパターンです。

 

シューズクロークは、靴を収納するだけでなく、様々な用途に使え、それにより、暮らしが何倍にも快適にすることが可能です。

 

本記事では、暮らしを快適にする理想のシューズクロークについて解説します。

 

間取りをどうしたらいいのか、広さはどれだけ必要なのか、注意すべき点はどこか、詳細に解説します。

 

あなたも、快適なシューズクロークを導入するために、ぜひ、本記事をお読みいただければと思います。

 

 

本記事の内容:

  • 理想のシューズクロークの間取り・広さ
  • シューズクロークを設置する際の注意点

※ 理想のシューズクロークを導入するために、何をどう注意したらいいのかが、わかります。

 

 

 

 

↑  ↑

最初に何から始めたらよいか、わからない方!

まずはこちらをクリック!

 

 

 

この3ステップは家づくりを成功させる流れ。

そのために、私もフル活用したサービス⇒ 詳細はこちら

そもそも、なぜシューズクロークが必要なのか?

 

 

 

 

 

理想のシューズクロークの話の前に、まず、そもそも、なぜシューズクロークが必要なのかをお話します。

 

シューズクロークがなぜ人気なのかも、わかると思いますよ。


 

 

シューズクロークを導入すべき理由は、以下の通りです。

 

靴を収納できるから

シューズクロークを導入すべき1つ目の理由は、多くの靴を収納できるからです。

 

あるデータによると、平均で、成人女性は15~18足、成人男性は10足~12足の靴を持っているそうです。

 

夫婦で30足、さらに大きな子供が2人いるとすれば、家族4人で60足もの靴を持つことになります。

 

これだけ多くの靴を収納するのに、シューズクロークは最適です。

 

通常の下駄箱では、収納力に欠けますが、シューズクロークであれば、すっきり収納できるわけです。

 

 

靴以外の様々なモノを収納できるから

2つ目の理由は、靴以外の、様々なモノを収納できるからです。

 

例えば、趣味のアウトドア用品(サッカーボール、テニスラケット、スキーの板、キャンプ用品等)、家庭用の工具箱、家の中で使う脚立、外出時に着るコート類、傘、ベビーカー、自転車等。

 

靴以外にも、本当に様々なモノが、それも結構多くあり、それらを、全てスッキリ、シューズクロークに収納できます。

 

 

一時的な保管場所として使えるから

3つ目の理由です。

 

収納とは違いますが・・

 

資源のゴミ(段ボール箱など)、新聞紙、宅配サービスの一時置き場としても、シューズクロークが使えます。

 

 

常に玄関をすっきり奇麗な状態にしておけるから

大量の靴、靴以外のモノの収納場所として、さらに、新聞紙等の一時的な保管場所として、シューズクロークを使えます。

 

その結果、玄関に、そういった靴やモノを置かなくなるので、常に玄関を、スッキリ奇麗な状態に保てます。

 

また、シューズクロークから、そのまま居室内に行ける、ウォークスルーのシューズクロークにすることで、その場所を家族専用の玄関にすることができます。

 

結果、玄関に、家族の靴を置くことがなくなるので、お客様用の玄関として、常にスッキリ奇麗にしておけます。

 

 

 

仮に、シューズクロークがなかったとしたら、充分な収納がなくなるので、靴やモノが、玄関を中心に散らかる可能性があります。

 

また、シューズクロークがないと一か所にまとめて収納できず、収納が分散されるので、収納物の出し入れを考えると、すごく不便に感じられると思います。

 

シューズクロークがあれば、一か所にまとめて収納でき、一保管できるので、本当に便利です。

 

シューズクロークは、快適な暮らしに欠かせないものです。

自宅のシューズクロークの間取りが理想?

 

 

 

 

 

 

 

それでは、私が建てた自宅の3畳のシューズクロークについて、お話します。


 

 

上の間取り図は、右側が3畳の玄関で、その左側が、3畳のシューズクロークになります。

 

玄関に関しては、以下の記事で詳細を解説していますので、ぜひ、お読みいただければと思います。

 

 

玄関を入って、すぐ左が3畳のシューズクロークになっています。

 

設計士と何度も打合せを行い、かなりこだわった、自慢のシューズクロークです。

 

以下、箇条書きで、いかに、このシューズクロークが理想に近いのかを解説します。

 

参考にしていただければ、幸いです。

 

  • シューズクロークは、家族専用の玄関でもあり、玄関側からは、中がほぼ見えません。
    これにより、常に玄関を、スッキリ奇麗な状態にしておけます。
  • シューズクロークは、ウォークスルーになっており、1階のトイレと洗面所に行くことができます。
    帰宅後すぐに手洗いができますし、また、外出する際にトイレに行き、そもまま外出できます。
    洗面の鏡で、外出する直前に、身だしなみをチェックできます。
    外出する際、外出から帰ってきた際の動線が、かなりいいです。
  • 外出の際に着るコートを収納できるラックがシューズクロークに備わっており、すごく便利です。
    外出時にコートを着たり、帰宅後、コートを脱ぎ、収納でき、動線がすごくいいです。
  • 靴(メンテナンス用品も)の収納は、向かって右側の棚になり、全ての靴を収納できます。
  • 靴以外のモノ(家の中で使う脚立のような大きなモノも)の収納は、向かって左側の棚になり、全てのモノがスッキリ収納できます。
  • シューズクローク内には、傘を収納できる場所もあり、すごく便利です。
  • 資源系のゴミ(段ボール箱、新聞、雑誌など)を一時的に保管できる場所も、シューズクローク内にあり、これもすごく便利です。
  • シューズクローク内の通路の幅に余裕があるので、複数の人が、靴を脱いだり履く際にも、スムーズに動けます。
  • シューズクローク内には、土間のスペースもあり、自転車を2台を保管できます。
  • シューズクローク内には、小さな窓もあるので、湿気対策にもいいですし、換気もでき快適です。

シューズクロークの間取りの注意点とは?

 

 

 

次に、シューズクロークの間取りで注意すべき点を解説します。


 

 

先程、ご紹介した私の自宅のシューズクロークですが、快適な暮らしに欠かせないもので、とても満足しています。

 

なぜ、ここまで完成度の高い、シューズクロークをつくることができたのか、あなたは、わかりますか?

 

とても簡単なことです。

 

それは・・シューズクロークに収納したい、靴、それ以外のモノを、全て洗い出し、その分量、大きさ、形状などに合わせて、収納スペースを、一つ一つ決めっていったからです。

 

かなり面倒で手間がかかる作業ですが、ぜひ、ここは手を抜かず、あなたも、この作業を行った方がいいです。

 

 

それでは、シューズクロークの間取り、広さに関する注意点を解説します。

 

収納する靴に応じて収納スペースを決める
収納するモノに応じて収納スペースを決める
玄関から丸見えにならないようにする
シューズクロークにドアの扉をつけない
充分な広さを確保する
その他の注意点

 

 

収納する靴に応じて収納スペースを決める

現状、家族で何足の靴があるのか、今後どれくらい増えるのかを考慮して、シューズクロークの靴の収納スペースを考える必要があります。

 

その際には、靴の大きさ、靴の形状(ブーツなど)、靴のメンテナンスグッズの大きさも考慮し、収納スペースを決めるようにしましょう。

 

 

収納するモノに応じて収納スペースを決める

靴以外のモノの、本当にいろいろあります。

 

そのモノの量はどれくらいあるのか、さらには、そのモノの形状や大きさはどうなのかを考慮して、モノの収納スペースを決める必要があります。

 

傘の形状に合わせて、傘を収納する場所を決めるとか、コートを収納する場所も、コートの丈に合わせて決めるとか。

 

脚立等の大きなモノは、それに合わせて収納場所を確保するとか。

 

 

玄関から丸見えにならないようにする

シューズクローク内は、普通に使っても、靴や、様々なモノを収納したり、一時的に保管しますので、結構、散らかります。

 

その散らかった状況が、玄関から、多少は仕方ないですが、丸見えにならないように間取りを工夫する必要があります。

 

家族の脱ぎ散らかした靴が、玄関にいる来客に丸見えでは、わざわざ家族専用の玄関を設けた意味がありません。

 

 

こういった暖簾を設けるのも、いいかもしれませんね。

 

 

シューズクロークにドアの扉をつけない

私、個人的には、シューズクロークには、扉を設けない方がいいと思います。

 

なぜなら、扉を設けると、それだけ手間がかかり、使いづらくなるからです。

 

 

ただ、どうしても、シューズクローク内を見られたくない等の理由で、扉を設けるのであれば、こちらの画像のように、引き戸にするのがいいです。

 

引き戸以外には、ロールスクリーンとか、暖簾とか。

 

ドアをつけてしまうと、ドアを開けたい際に、すごく邪魔になるので、注意が必要です。

 

 

充分な広さを確保する

靴の収納棚、靴以外のモノの収納棚の十分なスペースを確保することが重要です。

 

ここが、いい加減だと、せっかくシューズクロークを設けたのに、すぐに収納できない靴やモノがでてきて、結局、散らかるなんてこになるので注意が必要です。

 

また、シューズクローク内の通路についても、充分な広さを確保するようにしましょう。

 

シューズクロークの通路が狭いと、その中で作業がしづらく、結局、あまり使わくなるなんてこともあるので、注意が必要です。

 

詳細は、次のパートで解説します。

 

 

その他の注意点

シューズクロークについて、その他の注意すべき点を解説します。

 

1つ目は、広さに余裕があるのであれば、ぜひウォークスルーのシューズクロークの間取りを検討されるといいです。

 

2つ目は、シューズクロークに窓を設けるか否かも、ぜひ、検討されるといいです。

 

ただし、この2つとも、必ず、そうすべきであるという注意点ではありません。

 

あなたの建てる家の状況に応じて、検討してみてください。

快適に使えるシューズクロークの広さは?

 

 

 

シューズクロークの広さについて解説します。


 

 

シューズクロークの広さですが、靴の収納棚の奥行きが30㎝、モノの収納棚の奥行きが40㎝~45㎝は必要になります。

 

そして通路ですが、最低でも60㎝は必要です。

 

ただ、できれば、さらに広いと、シューズクローク内での作業が、ストレスなくスムーズに行えます。

 

私の自宅のシューズクロークは、通路の幅が100㎝ありますので、一度に複数の者で、シューズクロークを使うことが可能です。

 

特に、家族皆で出かける際には、とても便利です。

 

このシューズクロークの広さについては、収納スペース、通路の広さ、ともに、とても重要です。

 

シューズクロークの間取りをプランされる際には、慎重に検討されるといいですよ。

 

 

 

関連記事:
玄関に設ける手洗い場に関する記事です。

シューズクロークは3畳より狭い1畳、2畳でも設置は可能か?

 

 

 

 

 

私の自宅の3畳のシューズクロークについて解説してきましたが、それより狭い2畳、1畳の広さでは設置は不可能なのか?

 

ここでは、1畳、2畳の広さのシューズクロークについて解説したいと思います。

 

ぜひ、あなたの家づくりに参考にして頂ければと思います。


 

 

通常、家づくりでは、家族の滞在時間が一番長い、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)を最優先に考えます。

 

間取りプランでも、LDKをいかに広く、快適な空間にすべきかを重視します。

 

その結果、シューズクロークを設けたいけど、間取りの関係で、3畳のスペースは無理で、1畳や2畳であれば、何とかシューズクロークを設けられるといったケースが多いです。

 

そこで、1畳、2畳の広さのシューズクロークについて解説したいと思います。

 

最初に結論からお話しますと、シューズクロークは、設置するなら2畳の広さは欲しいところです。

 

なぜなら、1畳のシューズクロークでは、広さに大きな問題があるからです。

 

1畳の広さは 約182cm×91cmですが、実は、このスペースをフルに使ってシューズクロークを設けることはできません。

 

壁や柱のを考慮する必要があり、シューズクロークに使える広さは、75㎝程度に制限されます。

 

そうなると、先程、靴の収納棚の奥行きに30㎝、通路に60㎝は必要とお話しましたが、75㎝では全く足りません。

 

ましてや、靴以外のモノの収納棚であれば40㎝~45㎝も必要になるので、靴以外のモノも収納できるシューズクロークは、1畳ではまず無理です。

 

それに比べ、2畳は広さが182㎝×182㎝ありますので、広さ的には問題なく、シューズクロークを設けることは可能です。

 

それでも1畳のシューズクロークを設けたいとなると、通路か棚の幅を狭くするとか、収納すべきものを限定するとか、シューズクロークの高さを高くし収納力をアップさせるとか、どこからも棚に手が届くように間取りを区数するとか、様々な対策が必要になってきます。

 

1畳のように、かなり狭いスペースにシューズクロークを設けたいという方は、ぜひ、シューズクロークの実績豊富な専門業者に、よく相談されるといいです。

 

まとめ

 

 

 

 

最後に、シューズクロークについてまとめです。


 

 

シューズクロークは、快適な家を建てるためにも、ぜひ、導入を検討すべきです。

 

シューズクロークは、決して単なる靴を収納する場所ではありません。

 

靴だけでなく、様々なモノを収納することができ、間取りや広さを工夫することで、快適な暮らしに欠かせない理想のシューズクロークをつくることができます。

 

以下の6つのポイントに注意し、ぜひ、あなたの家に合った理想のシューズクロークを作ってみてください。

 

収納する靴に応じて収納スペースを決める
収納するモノに応じて収納スペースを決める
玄関から丸見えにならないようにする
シューズクロークにドアの扉をつけない
充分な広さを確保する
その他の注意点

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、あなたが、4つの内一つでも該当するのであれば、ぜひ、最後までお読みください。


  • 家づくりを何からスタートしていいのか、よくわからない。
  • 住宅展示場に行きたいが、その後の営業が面倒で、まだ行けてない。
  • そもそも、どこの住宅展示場に行けばいいのか、よくわからない。
  • 住宅展示場に行ってみたが、特に役に立ちそうな情報は得られなかった。

  • 今は、わざわざ住宅展示場に行かなくても、家づくりに必要な情報を集めることができます。
  • 当然ですが、住宅展示場に行けば、住宅メーカーから強烈な営業を受けることになります。
  • どこの住宅メーカーに依頼するか何も決まっていない、単なる情報収集の段階で、営業を受けるのは、かなり面倒です。

 

そこで、あなたにご紹介したいサービスがあります。
面倒な営業を受けることなく、家づくりに役立つ情報を、短時間に効率良く、集めることができる「タウンライフ家づくり」です。


 

タウンライフ家づくり

「タウンライフ家づくり」の一括依頼サービス:

  1. あなたが希望する複数の住宅メーカー(ハウスメーカー・工務店)から、あなたに合ったオリジナルの「間取りプラン・見積り」を無料で送ってもらうことができます。
  2. 様々な大手ハウスメーカーのカタログも、無料で送ってもらうことができます。(住宅展示場に行く必要がありません。)
  3. 約3分で、全て無料でネットで一括申請できます。

↓ ↓

 

住宅展示場に行かず、まずは「タウンライフ家づくり」のサービスで情報収集するのが賢い選択です。


  1. あなたは、ご自分の要望を取り入れたオリジナルの間取りプランを無料で入手できます。
  2. 住宅メーカー各社の間取りプラン、見積もりを比較できるので、結果、あなたは、大幅に安く家を建てることが可能です。
  3. あなたが希望するのであれば、エリアの優良土地を提案してもらえます。
  4. あなたは、今すぐに、家づくりをスタートできます。

 

 

 

 

 

この3ステップは家づくりを成功させる流れ。

そのために、私もフル活用したサービス⇒ 詳細はこちら

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験があります。
さらに、複数の賃貸物件についても、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
そういった家づくり、リフォーム経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

家づくり、リフォーム等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報

 

 

記事更新:
■よりわかりやすくするために、「シューズクロークは3畳より狭い1畳、2畳でも設置は可能か?」の記事を加えました。(2022/11/29)